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そろそろ入園の時期だけど、認定こども園と保育園や幼稚園の違いはなに?

      2017/05/27

認定こども園という名前をよく耳にするようになりました。そろそろ子どもを入園させようと考えている人にとっては、どこに入れるべきか悩みますよね。今までは「働くから保育園」「働かないもしくは働くのは短時間だから幼稚園」と思っていましたが、認定こども園に入れた場合はどうなのでしょうか。

また、保育園と幼稚園との違いはどうなのかなど、知りたいことは沢山あると思います。子どもの大切な時期を預ける園ですので、家庭の状況にあった園をじっくり選びたいものです。ここでは、こども園がどういったところなのか、誰を対象にしているのかを説明します。

認定こども園ってなに?

認定こども園というのは、簡単にいうと保育園と幼稚園が一つになった園なのです。保育園は厚生労働省が管轄する保育を目的とした園、幼稚園は文科省が管轄する教育を目的とし、その両方を一体化したのがこども園です。認定こども園は、幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型と分かれていて、それぞれに国が定めた基準があります。

幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型とは

  • 幼保連携型:幼稚園と保育園の機能が一体になっている
  • 幼稚園型:幼稚園で保育が必要な子どもを受け入れ、保育時間を確保している
  • 保育所型:保育園で保育が必要な子どもをを以外の子どもを受け入れ、幼稚園としての機能を備えている
  • 地域裁量型:認可のない幼稚園や保育園が、認定こども園としての機能を備えている
  • 幼保連携型:幼稚園的機能と保育所的機能の両方の機能をあわせ持つ、単一の施設として認定こども園としての機能を果たすタイプ
  • 幼稚園型:認可幼稚園が保育が必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育的な機能を備えて認定こども園として機能を果たすタイプ
  • 保育所型:保育が必要なこども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすタイプ
  • 地方裁量型:幼稚園、保育園いずれの認可もない地域の教育・保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすタイプ

引用元:http://www8.cao.go.jp/shoushi/kodomoen/gaiyou.html

「認定」の意味はなに?

認可保育園というのは、国の最低基準をクリアした自治体が認可した保育園で、認定こども園は都道府県が認定した施設です。認定=認可ではなく、認定こども園は都道府県に申請して認定された園ですので、自治体によって基準が異なってきます。

今まで無認可の保育園だったところが、認可基準に達していなくても認定基準をクリアして認定されることもあります。認定だからと安心せず、入園申請前に設備などを確認しましょう

保育園や幼稚園とこども園の違いはなに?

実際にどの園を選べばよいかは、生活スタイルが大きく影響します。それぞれの園について考えてみましょう。園を選ぶときは、家庭の生活スタイルや方針にあった園を探しましょう

保育園の場合

0歳~5歳までの子どもが入園できます。保護者が就労などの理由で保育できないなど、保育を必要とする事由がある場合に入園できるのです。管轄は厚生労働省で保育士資格をもった先生がいます。

保育を必要とする事由には、親が働いているということ以外にもあります。詳しくは次の「保育を必要とする事由ってなに?」に記載していますので、確認してください。

園によって前後しますが、7時~19時の間で基本的には8時間など、長時間預けることができます。夏休みや冬休みは短く、一般的な企業が休みの間だけに設定している園が多いようです。その休みの間も別料金がかかりますが、事前に依頼しておくことで登園できるところもあります。

幼稚園の場合

3歳~5歳の子どもが入園できます。管轄は文科省で、幼児期の教育を行う園です。幼稚園教諭免許を持った先生がいる園です。預かり時間は、8時半~14時頃までなど保育園と比べると短く、入園は幼稚園に直接申し込んで入園します。夏休みや冬休み、春休みがありますが、希望者に対してはその間の預かりを行う園もあります。

認定こども園の場合

預かるこどもは0歳~5歳です。保育園に入園する要件を満たしている子どもも、幼稚園に入園する要件を満たしている子どもも両方が入園できる園です。認定こども園の保育料は、国が定めた基準によって各市区町村で決められています。親の所得によって決まるのです。お住いの市区町村で確認してみましょう。

認定こども園とは

  • 幼稚園と保育園両方の機能を兼ね備えている
  • 管轄は内閣府である(つまり、文科省と厚生労働省がかかわっている)
  • 0歳~2歳の場合は保育士資格、3歳~5歳児は保育士と幼稚園教諭の両資格保有者がふさわしい
  • こども園に入園する場合は、保育か幼稚園かを選ぶ必要がある

※↑表や箇条書きなどを活用するとより分かりやすく・読みやすいです。

幼稚園や保育園での教育について

保育園は厚生労働省管轄で保育目的、幼稚園は文科省管轄で教育目的と説明しましたが、実際の園の内容を確認するとちょっとイメージが違うかなと感じることもあります。保育園によっては、英語や算数や国語などの時間を設けている園があります。幼稚園は教育といってもそう感じるカリキュラムが組まれていない場合もあります。

では、カリキュラムが無い園は間違っているのでしょうか?そうではありません。幼稚園においての教育というのは、小学校でする勉強を先にすすめることではなく、小学校に行くにあたっての基盤を作ることです。生活習慣やマナーをといった大切なことを学ぶことなのです。国語や算数についての教育はそこにプラスされたものなのです。

現状としては、園を実際に見て内容をきちんと確認し、自分の考えに近い園に入園させることが大切ではないでしょうか

保育を必要とする事由ってなに?

誰も利用できるということにはなっていますが「保育を必要とする」人が優先になります。現実的にはその優先になる人で定員になってしまい、誰でもというところまで至っていない園が多いかもしれません。

保育を必要とする事由

  • 共働きや一人親世帯で、保護者が就労中である
  • 求職活動中である
  • 保護者が職業訓練を含む就学中である
  • 産前産後期間である
  • 育児休業中の継続利用を希望する
  • 保護者の疾病や障害が理由である
  • 同居親族等の介護や看護中である
  • 虐待やDVの恐れがある
  • 火災などの災害復旧中
  • その他市長が認める場合

地域子育て支援の拠点

地域の子育て支援を行う機能を設けることが、こども園の認定を受ける必須要件なのです。そのため、その園に通う子どもやその親だけではなく、誰でも利用できます。育児に悩んだり不安があった場合に相談できたり、発達を支援する役割もあります。その園に通う子どもだけでなく、地域全体の子どもたちやその親をサポートしてくれますので、利用してみましょう。

子育て支援というのはどういうものでしょう

子育ての支援事業の中で地域で必要とする事業を週3回以上開設したり、保護者が希望すればその利用が可能な体制を整えておかなければなりません。

親子の集いの広場開設

3歳未満の子どもやその保護者が交流をする場所を開設し、養育に関しての問題や相談に応じて助言し、情報の提供を行う事業です。

教育や保育相談

子どもの養育や問題について職員が相談に応じ、必要な情報の提供やアドバイスを行います。

育児支援家庭訪問

子どもの養育に対して、援助が必要と思われる家庭に職員が出向き、育児の相談やアドバイスを行います。

元気に楽しく通える園を選びましょう

どの園に通うにしても、子どもが笑顔で元気に通ってくれることで親も安心できますよね。認定こども園か、保育園か幼稚園か、それはその制度そのものではなく、園自体の質でも大きく変わっていくのではないでしょうか。地域の情報を収集し、家庭の事情や教育方針にあった園を探してみてください。

そして設備など実際に目で見て確認して決めましょう。入園後、子どもにしわ寄せがいくことが何よりも怖いことなのです。

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