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「実家に帰りたい」と言われた既婚男性必見!女性が抱えているストレスや発言の真意を読み解きます

      2018/02/16

妻が「実家に帰りたい」と言ったら、男性はびっくりしますよね。 結婚している女性にとって実家は心安らぐ特別な場所です。結婚している女性が、家庭を離れて実家に帰りたいということは、女性が何らかのストレスや不満を抱えていることが想定されます。

女性がストレスや不満を抱えすぎないようにするのが理想ですが、結婚生活が長くなればなるほど、夫婦間のコミュニケーションが減少し、妻の気持ちに気づくのは難しいのではないでしょうか。

今回は、結婚している女性はどんなストレスや不満を抱えているのか、「実家に帰りたい」と言われたら男性はどうすればよいのか、実家に帰りたいと考えるほど女性がストレスを抱えるのを未然に防ぐにはどうすべきか、幅広く解説します。



実家は既婚女性にとってどんなところ?

結婚している女性にとっての実家とは

結婚している女性は、苗字も変わりいわば「お嫁に行った」状態です。しかし実家は、愛情を受け生まれ育った場所であり、特別なところです。もちろん中には実家との関係性が思わしくない方もいますが、「実家に帰りたい」と発言する女性は実家との関係性が良好なケースがほとんどです。

そのような女性にとって実家はどのような場所なのでしょうか。

実家とはどんなところ?

  • 心が落ち着くところ
  • 甘えられるところ
  • 家事や育児をお休みできるところ

言葉ではあらわせない実家独特のにおいや、実家の布団で眠るときの何とも言えない安心感を感じる女性は多いです。大好きな母親の手料理をたくさん食べることもできます。実家は、普段抱えているストレスを癒してくれる場所であるといえます。

「実家に帰りたい」と発言する女性の抱えるストレス

結婚している女性はストレスがいっぱい!

結婚している女性で、全くストレスがないという方はいないでしょう。「実家に帰りたい」という発言は、ストレスがたまりにたまった結果であるといえます。では、結婚している女性はどんなストレスを抱えているのでしょうか。専業主婦の女性と働いている女性、二つの切り口でご紹介します。

専業主婦が抱えているストレス

  • 夫は仕事の休みがあるのに、主婦業には休みがない
  • 家事をこなすことが当たり前だととらえられていて、感謝はされない
  • 外で働かないので、社会とのつながりがうすくなる
  • 自分で自由にお金を使えない

主婦業は24時間365日休みがありません。おいしい料理を作り、部屋を綺麗に保ち、汚れた衣服を洗濯する。どれも毎日行うのは大変なことです。「女性は中、男性は外」という昔ながらの考え方を抱いている男性ほど、女性は家事を完璧にこなして当たり前という考えを持っています。

そのような男性は、例えば奥さんの体調が悪く、部屋が少し散らかっていた場合、奥さんの体調を気遣う言葉ではなく、部屋が散らかっていることをとがめる言葉を投げかけるのです。このようなことの積み重ねが女性のストレスのもとになっています。

また、主婦業は家の中で過ごすことになり、社会とのつながりが薄くなります。キャリアを積み重ねる女友達や夫の姿が輝いて見えて、社会とのつながりが持てないさみしさや焦り、うらやましさを感じることもあります。

更に、専業主婦家庭は夫の収入で生活をすることになります。主婦業には給与は発生しませんお金を自由に使えないことへのストレスを感じる主婦は多く存在します。

働く女性が抱えているストレス

働く女性は、家事・育児負担の重さがストレスになっています。以下のようなデータがあります。

育児期にある夫の育児及び家事時間(以下,「家事関連時間という。」)についてみると,日本は2001年において0.8時間で,スウェーデンの1991年における3.7時間,ドイツの1992年における3.5時間と比較して短い。(中略)個別具体的な役割分担の実施状況をみると,食事の支度については,日本では妻が89.7%,夫が1.4%,家族全員が6.0%である

出典:内閣府男女共同参画局 家庭生活における男女の共同参画

上の調査を取った1990年代~2000年代初めに比べ、女性の社会進出は進んでいます。中には夫と同じくらい働き、同じくらい稼いでいる女性も多くいます。夫と同じくらい働き、同じくらい稼いでいるのに、なぜか毎日の炊事・洗濯は妻の仕事、となっている家庭は多いです。

男性が眠っている時間に起きて、朝食とお弁当を作っている、という女性は数多く存在します。

近年女性の社会進出が進んだこともあり、男性も家事・育児にもっと参画しようと「イクメン」等という言葉を耳にするようになりました。しかし実態は、女性の就労の有無に関わらず、女性の家事・育児負担のほうが圧倒的に重くなっているのです。

「実家に帰りたい」発言の真意

「実家に帰りたい」発言の本気度を見極めよう

結婚している女性が実家に帰るというのはなかなかインパクトのあることです。夫婦だけでなく、両家を巻き込んだ問題になる可能性があります。「実家に帰りたい」と発言する女性で、実際に実家に帰る女性はそう多くありません。

夫に、妻の抱えているストレスを理解してほしい、現状を変える努力をしてほしいと考えてそのような発言をするのです。

筆者も、家事と育児に疲れてしまい、夫に「実家に帰りたい」と言ったことがあります。筆者自身働いていましたし、実家は遠方なので、実際に実家に帰ることは不可能です。そう発言することで、夫がどれくらい筆者と真剣に向き合い、現状を変える努力をするのかを見たかったのです。

筆者の「実家に帰りたい」という発言がきっかけとして、夫婦の家事・育児分担を話し合い、結果として夫の家事・育児量の増加につながりました。夫の協力もあり、「実家に帰りたい」と思うほどストレスを抱えることはなくなりました。

もちろん、本当に心身ともに限界に達し、しばらく実家に帰って休みたいという方もいます。妻がどれくらいの本気度で実家に帰りたいと言っているのか、慎重に見極める必要があります。

妻に「実家に帰りたい」と言われたらどうすればいいの?

まずは話を聞くこと・不満やストレスを受け止めることが大切!

妻に「実家に帰りたい」と言われたらどのように対応すればよいのでしょうか。最も大切なのは、妻の話を聞くことです。話を聞いていると、反論したくなる部分もあるかもしれません。しかしまずは反論せずに耳を傾けることをおすすめします。

このように受け止める姿勢を見せることで、女性の不満やストレスは大分軽減されます

話を聞いた後のステップは?

では、話を聞いた後はどうすればよいのでしょうか。次にとるべき対応策は、妻の抱えているストレスの内容やストレスの大きさによって変わってきます。例えば、家事育児負担が重すぎるようであれば分担を見直しましょう。

また、感謝の気持ちを表さない男性側の態度に問題があると感じれば、改めて普段の感謝を伝えるようにしましょう。「これまで家のことを任せっきりで疲れさせてしまってごめんね。普段はなかなか口にできていないけど、感謝しています。いつもありがとう」等と伝えましょう。

一度感謝を改めて伝えても、その後何も変わらなければ意味がありません。日頃、感謝の気持ちを伝えているかどうかも振り返ってみましょう。例えば食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」、飲み物を出してもらったときに「ありがとう」と言えていますか?

食事に限らず、妻が行う家事を当たり前だと思わずに、都度口に出して感謝を伝えるようにしましょう。一度家事や育児をお休みし、ゆっくり過ごすことが必要であると感じた場合は、妻を実家に帰らせるようにしましょう。

その場合は妻側の実家に、男性側から妻の状況等を伝えるようにしましょう。妻側の実家は、なぜ妻がそうなったのか、今後妻がストレスを抱えないようにどのような対策を取ろうとしているのかを聞かないと不安です。

妻の心身の状態だけでなく、その原因、今後夫としてどう妻と向き合い、支えるかをあわせて伝えるようにしましょう。

「実家に帰りたい」発言の予防策

専業主婦に自由を!

働きに出ていると、オン・オフの切り替えはしやすいですが、主婦業はオン・オフの切り替えが難しいため、意識して自由時間を設けることが必要です。例えば夫が仕事が休みの日は妻も主婦業をお休みする、とするのも一つの方法です。

その日は家族で外食したり、掃除はお休みする等と決めて過ごしてみるのはいかがでしょうか。

また、専業主婦の女性の中には、社会とのつながりを持ちたい・自由に使えるお金を確保したい等の理由で、働きに出たいと考えてる人もいる可能性があります。そのような考えを持っていたら、是非応援するようにしましょう。

共働き世帯は家事・育児分担の見直しを

共働き世帯は家事や育児の分担を今一度見直しましょう。「これからはなるべく妻の作業をサポートしよう」等と曖昧に考えていたら状況は変わりません。そもそも家事や育児は「夫が妻をサポートする」ものではなく、「夫婦で協力して行う」ものです。

夫婦でそれぞれどのような家事や育児をしているのかを紙に書きだして見える可視化し、改めて役割分担を話し合ってみましょう。

これまでやってこなかった家事をいきなり男性が一人で実施するのは難しいです。効率的に行う方法やうまくやるコツについてアドバイスをもらいながら少しずつ慣れていきましょう

会話をする時間を設けよう

ストレスや不満が爆発することを防ぐためには話し合いの時間を持つことが一番です。お互いに思ったことを言い合うには日頃のコミュニケーションが大切になります。

食事の際はテレビを消して会話をする、週末は一緒に散歩をしながら話をすることを日課にするなど、夫婦で会話をする機会を意識して設けるようにしましょう。

まとめ

妻が「実家に帰りたい」というのは、ストレスや不満がたまっている証拠です。家事や育児に休みがないことや、感謝をされないこと、家事や育児負担の重さがストレスや不満のもとになっています。

実際に実家に帰ってお休みしたほうが良いケースもありますし、話を聞くことで実家に帰らずとも解決する場合があります。妻がストレスや不満を蓄積しすぎないように、日頃から夫婦でコミュニケーションを取るようにこころがけましょう

 - 生活, 産後