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授乳の後はなんでゲップをさせるの?なかなかでない時はどうする?ゲップをさせるコツってあるの?ゲップをしても吐いちゃう場合はどうしたらいい?

      2017/11/22

生まれたばかりの赤ちゃんへ授乳しているときってとても幸せな時間ですよね。しかし授乳の後のゲップはどうやってさせたらいいのか、出ないときはどうしたらいいのか、またいつまでゲップをさせてあげることが必要なのか、そんな不安があり悩むママも少なくありません。

ゲップを出させるコツや出ないときの対処法、やめ時などをまとめてみました!

授乳の後にゲップはなぜ必要?

そもそもどうして授乳の後にゲップをさせる必要があるのでしょうか?

それはまだミルクを上手に飲むことができない赤ちゃんが、授乳の際に空気も一緒に飲み込んでしまっているからです。その空気を出してあげるために、ゲップを出すことが必要なのです。ではなぜその空気を出さなければいけないのか、その理由を3つ説明します。

1.飲んだミルクを吐かないようにするため

ミルクと一緒に飲み込んでしまった空気がずっと胃の中にあると逆流してしまい、その空気とともにミルクを吐いてしまうことがあります。ミルクを吐き戻してしまうと体へ十分な栄養が行き届きません。

2.ミルクをきちんと消化させるため

空気が胃の中にあるとミルクの消化がしづらいのです。ゲップを出して消化しやすくしてあげましょう。

3.空気でおなかを圧迫させないため

お腹に空気がたまってしまうと大人でも苦しくて不快に感じてしまいますよね。赤ちゃんにそんな思いをさせないためにもゲップが必要なのです。

どうやって出させる?

ではどのようにゲップをださせればいいのでしょうか?2つのパターンと注意点を説明します。

パターン1:縦抱き

①授乳後すぐに赤ちゃんの首を支えながら縦抱きにし、ママの肩に頭をもたれさせます。

②そのまま少し赤ちゃんを持ち上げ、赤ちゃんの胸がママの肩のへんに来るようにします。赤ちゃんの体は背中が少し丸くなります。

③背中を下から上にさすります。手のひらで軽くトントンたたいても良いでしょう。

パターン2:うつぶせ抱き

①授乳後すぐにママの膝の上に赤ちゃんを横向きで座らせるようなかたちで乗せます。

②赤ちゃんの胸のあたりにママの腕を回し、少し前傾姿勢にしてあげます。

③空いている方の手で背中と下から上にさすります。軽くトントンたたいても良いでしょう。

画像出典元:http://japaneseclass.jp/trends/about/ゲップ

注意点

・赤ちゃんの鼻と口がふさがっていないか確認しましょう!

・出ないからと言って力まかせにたたくのはやめましょう!強くたたいたからと言って出るわけではありません。

・ゲップとともにミルクを吐く場合があるので、ガーゼなどを用意しておきましょう!

・ママと赤ちゃんのストレスにならないよう、5分くらい経っても出ない場合は諦めましょう!

出なかった場合は?

5分間程やってみて出なかった場合は潔く諦めましょう!でないのにいつまでも赤ちゃんをさすり続ける、またはトントンし続けるのはママにとっても赤ちゃんにとってもストレスになってしまいます。赤ちゃんが上手にミルクを飲めていて空気を飲んでいない場合もありますし、気づかないうちに出ていることもありえます。ゲップを出させるのをやめて少し様子をみてみましょう。

このとき、赤ちゃんをすぐ上向きに寝かせるのではなく、赤ちゃんが横向きになるようにタオルや枕などを背中と布団の間に挟み、右向きに寝かせてあげましょう。胃の出口は体の右側にあるのでその方がミルクを消化しやすいです。またゲップが出ない分、体の中の空気がおならとして出てくることも多いので、いつもよりおならがたくさん出ているようであれば心配ありません。

しかしゲップが出なくて苦しそうにしているような場合はトントンしながら少し赤ちゃんの角度を変えてみたりして、赤ちゃんのゲップの出やすい角度を見つけてあげましょう。

ゲップした後にミルクを吐く場合は?

ちゃんとゲップを出しているはずなのにミルクを吐くのはどうしてなのでしょう。少し吐いてしまうくらいなら心配のない場合が多いですが、赤ちゃんの様子をみて病院を受診するか、家で様子をみるかを冷静に判断しましょう。

受診の必要がないパターン

ミルクを飲みすぎてしまっている

赤ちゃんの満腹中枢はまだまだ未熟です。お腹がいっぱいであることに気が付かずに飲みすぎてしまい、飲み終わったあとに吐いてしまうことがあります。生まれてからしばらくは胃が縦型なので吐き戻ししやすいのです。少し飲ませる量を減らしてみましょう。

ゲップが出きっていない

1回ゲップが出てもまだ完全に空気が出きっていない場合もあるでしょう。心配なときはすぐに寝かせるのではなく、少し縦抱きで様子を見てみましょう。

受診の必要があるパターン

小腸閉鎖症

おう吐物が黄色や緑色をしている場合、小腸閉鎖症の疑いがあります。これは生まれつき腸が閉鎖していたり、狭くなっていたりして、飲み込んだものが腸まで行かずに吐いてしまう病気です。すぐに病院を受診しましょう。

幽門狭窄症

ミルクを飲んでから5分以内に勢いよく吐いてしまう場合は、幽門狭窄症の疑いがあります。これは胃の出口が狭くなっていることにより飲み込んだものが胃にたまってしまうため、胃がいっぱいになったときに吐いてしまう病気です。おう吐物が口や鼻に入ってしまわないように顔を横向きにしてあげ、症状が落ち着いたら病院を受診しましょう。

赤ちゃんが度々ミルクを吐いてしまってぐったりしていたり、元気であっても体重が減っているようであれば病院を受診しましょう。

参考資料:特定非営利活動法人 日本小児外科学会

ゲップはいつまで必要?

飲み方が上手になる3~4ヶ月頃

毎日何回もミルクを飲んでいる赤ちゃんは、このころになると飲み方が上手になってくるため空気を飲む量も減ってきます。ゲップを出させようとしても出にくくなり、赤ちゃんも苦しそうではないようでしたらゲップをさせるのをやめても大丈夫でしょう。

お座りができるようになる5~6ヶ月頃

まだ安定はしていないものの少しずつお座りができるようになるころには自分で上手にゲップを出せるようになる子も多いです。この頃にゲップを出させるのをやめるママが多いようです。

お座りが安定する8ヶ月頃

体がしっかり安定してくるころには、飲み方も上手になりゲップも自分で上手に出せるようになります。やめても大丈夫でしょう。

まとめ

いかがでしたか?何回も繰り返しゲップをさせていくうちにゲップの出やすい体勢や角度をみつけることができると思います。ゲップの出にくい体質の子もいるので、気負わずに様子を見ながら優しくトントンしてあげましょう。ママも赤ちゃんも幸せな授乳の時間を楽しんでくださいね。

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