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授乳中も飲める葛根湯を常備しよう!風邪や乳腺炎に使える?赤ちゃんへの影響や注意点は?

      2017/09/23

赤ちゃんが産まれてお世話に大忙しのママ。ついついママ自身の体調管理はおざなりになりがちです。疲れがたまって、免疫力が落ち、風邪を引きやすくなります。そんなとき、すぐに病院に行くことができればいいのですが、赤ちゃんがいると病院に連れて行くのは大変です。

パパやおじいちゃん、おばあちゃんにすぐに預けることができればいいのですが、仕事だったり遠方だったりとなかなか難しいママもいます。そんなとき、家にある常備薬でしのぐことができればいいですよね。ママは授乳中の場合、飲むことができる薬は限られてしまいます。

でも安心して下さい。「葛根湯」なら、授乳中でも服用することができます。すぐに病院へ行けない場合に大活躍してくれます。これを機に常備しておきましょう。「葛根湯はこんなときに服用する」「副作用」「赤ちゃんへの影響」「葛根湯を買うときの注意点」をご紹介します。

授乳中の葛根湯はママの風邪にいい?

葛根湯は「風邪の引き始め」に有効とされています。「あれ?体調がおかしい」と思ったら、すぐにでも飲みましょう。症状が出てから48時間以内に服用すると、症状が緩和するとされています。

私が葛根湯を飲むときの症状

  • 鼻水が垂れる、鼻が詰まる
  • だるい

上の症状が出たときにすぐに飲むと、1日~2日で症状が緩和されることが多かったです。症状が出始めて3日以上経っている場合、葛根湯を飲んでも症状が緩和されないことが多いので、その場合は病院に行きましょう。

乳腺炎のときも葛根湯を飲めばいい?

画像出典元:http://hot-mammy.com/article/2914

乳腺炎のときにも葛根湯は有効とされています。

乳腺炎の症状

  • おっぱいが熱を持っている
  • おっぱいにしこりがある
  • おっぱいがカチカチになっている
  • 寒気がする
  • 高熱が出る
  • 関節痛

私は次男出産後、生後3ヶ月までは2週間に一度は乳腺炎の症状が出ていました。おっぱいにしこりができて寒気がし、38度以上の熱が出ました。関節も痛くなりました。そのため、おっぱいに違和感を感じたり、ちょっとでも寒気がするようなら、葛根湯を服用するようにしました。

葛根湯を服用しながら、頻回に授乳したり搾乳したりすれば、私の場合は乳腺炎の症状は1日で落ち着きました。葛根湯を飲まずにいると、頻回に授乳や搾乳してもなかなか良くならず、3,4日苦しんだこともあります。

人によって効果が出るまでの期間は異なりますので、注意して下さい。

副作用はある?

葛根湯の中には「麻黄」「甘草」という成分が含まれています。それぞれの成分には以下の副作用を引き起こす恐れがあります。

「麻黄」による副作用とは?

  • ママの交感神経を刺激して、心臓や血管に負担をかける
  • ママの血圧が上がって、ほてりを感じる
  • 母乳を介して赤ちゃんが頻脈になったり、ほてったりする

「甘草」による副作用とは?

  • 浮腫む
  • 血圧が上がる

「麻黄」も「甘草」も重い副作用を引き起こすことは少ないですが、服用中は体調管理に念のため気をつけるようにしましょう。動悸がしないか、体にほてりやむくみがないか、意識して生活するようにして下さい。

母乳に移行して赤ちゃんの体調は大丈夫?

画像出典元:http://www.tsumura-kampo.com/tsumura0001.html

ママが服用した葛根湯が母乳に移行するのは、ごくごく微量です。

赤ちゃん自身が風邪にかかったときに小児科で処方される薬の量に比べて、母乳に出る薬の量は非常に少なく、赤ちゃんに影響が出る可能性は非常に低いと考えられます。

引用元:妊娠・授乳と薬相談Q&A集 - あいち小児保健医療総合センター

なので、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。ですが、「少しの量でも、赤ちゃんへの影響はやっぱり心配」という方は、服用のタイミングに気をつけるようにしましょう。

母乳に影響しないために、葛根湯はいつ飲めばいい?

  • 授乳直後に服用
  • 成分が最も働くのは、服用してから30分~2時間
  • 次の授乳までに4時間空けると、成分はおしっこなどで体外へ排出され、母乳には移行しない

「葛根湯配合」の風邪薬に注意!

画像出典元:http://tingweik3.pixnet.net/album/photo/16459348

市販の葛根湯を買うときは、必ず「葛根湯」とスタンダードに書いてあるものを選びましょう。「満量処方」のものは、病院で処方されたものと成分が同じですので、そちらを選ぶようにしましょう。

満量処方とは?

  • 漢方薬には、様々な生薬が混ざって入っている
  • 1つ1つの生薬には、使用するにあたって基準量が決まっている
  • その基準量の通りに生薬が配合されたのが、「満量処方」

満量処方の葛根湯は、ドラッグストアで購入することができます。製薬会社によって差はありますが、700円程度から購入可能です。

注意したいのが、「葛根湯配合」の風邪薬です。こちらは純粋な葛根湯ではありません。授乳中に服用を避けたい成分が含まれていることがあります。添付文書を見ると、「授乳中の人は服用しないか、授乳を避けるようにして下さい」という注意書きがあります。なので、葛根湯配合の風邪薬は、授乳中は飲むことができません。

「葛根湯」と「葛根湯配合の風邪薬」は、包装が似ているので、買うときに間違えないように注意しましょう。

まとめ

まとめると、授乳中の葛根湯は

  • 鼻水、だるいなどの風邪の引き始め
  • 乳腺炎

に効果があることがわかりました。風邪の症状に気づいてから48時間以内に服用することが推奨されています。乳腺炎の場合も、早めに飲んで頻回授乳、搾乳などの対策をとるようにしましょう。

葛根湯の成分中の

  • 麻黄:ママの交感神経を刺激して、心臓・血管に負担をかけ、血圧を上げたりほてったりする。母乳を介して、赤ちゃん自身がほてることもある
  • 甘草:ママが浮腫んだり、血圧が上がったりする

という副作用が起こることもありますので気をつけましょう。成分が母乳に移行するのは、ごくごく微量なので赤ちゃんへの影響は少ないです。ですが、気になる場合は

  • 服用を授乳直後にする
  • 次の授乳まで4時間空けて、おしっこなどで葛根湯の成分が排出されるのを待つ

ようにしてみましょう。市販の葛根湯を購入するときは、「満量処方」の葛根湯を選び、「葛根湯配合」の風邪薬は買わないように気をつけて下さい。

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