超便利アイテム!授乳クッションの正しい使い方とは?
2019/03/12
「授乳クッションって本当に必要なの?」と購入を悩んでいる方は多いのではないのでしょうか。実際、授乳が始まると約3~4時間に1回長くて30分ほど授乳をしないといけなくなります。
1日に何度もある授乳を楽にしてくれるお助けアイテムの授乳クッションがあるとかなり便利です。筆者は正しい授乳クッションの使い方を現役助産師さん主催のおっぱいセミナーで学びました。
今回はそこで学んだ授乳クッションの必要性や正しい使い方などについてご紹介していきます。
このページの目次
授乳クッションはなぜ必要なの?
- 乳腺炎対策
- 肩凝り、腰痛、腱鞘炎防止
授乳クッションはなぜ必要なのかピンとこない方も多いのではないでしょうか?
なぜ授乳クッションが必要なのか説明していきます。
1.乳腺炎対策
授乳をする際、おっぱいトラブル防止の為にも赤ちゃんをお母さんのおっぱいに平行に保たなければなりません。
正しい姿勢をとれていないと、赤ちゃんが上手くおっぱいを飲むことが出来ず母乳が詰ってしまい乳腺炎の原因となってしまいます。
そうならない為にも授乳クッションを使って正しい姿勢で授乳をする必要があります。
2.肩凝り、腰痛、腱鞘炎予防
重さのある赤ちゃんを同じ姿勢で抱き続けるにはお母さんの肩や腕にかなりの負担がかかってきます。
赤ちゃんの重さに耐えられなくて前かがみになってしまうと腰痛の原因にもなってしまいます。
そんな辛い姿勢をサポートしてくれる授乳クッションはお母さんにとってかなり便利なアイテムと言えます。
授乳クッション選びのポイント!
- 自分の胸の高さに合うもの
- 赤ちゃんに合った素材のもの
- いろんな用途のあるものだと◎
便利な授乳クッションですがどんなものがいいのか悩みますよね。
授乳クッションの選び方について見ていきましょう。
1.自分の胸の高さに合うもの
せっかく購入した授乳クッションも、低すぎたら結局赤ちゃんを持ち上げる事になりますし高すぎたらおっぱいをあげづらくなってしまいます。
そうなると、サポートアイテムのはずがかえって使いづらくなってしまい台無しです。
自分の胸の高さに合ったものを選ぶ様にしましょう。
2.赤ちゃんに合った素材のもの
赤ちゃんの肌はとってもナイーブです。
そんな赤ちゃんの為にも肌に優しい素材のものを選びましょう。
吐き戻しやおむつ漏れで汚れたり、汚れで肌荒れを起こしたりする可能性もあるので簡単に洗う事が出来るものだと尚良いです。
3.いろんな用途があるものだと◎
授乳クッションを使うのは授乳期間中だけだともったいない気がしますよね。
最近は妊娠中の抱き枕として使えたり、赤ちゃんのお座りサポートとしての使い方も出来る授乳クッションも販売されています。
あれもこれも買わなくて済みますし、長い期間使えるのでお得に感じます。
正しい授乳クッションの使い方
- 横抱き
- 斜め抱き
- フットボール抱き
授乳姿勢は様々ありますが、授乳クッションを使う主な授乳姿勢は上記の通りです。
それぞれの授乳姿勢と授乳クッションの使い方について説明します。
授乳クッションは大きく分けてU型と3way型のものの2つがあります。
写真は3way型のものを使用していますが、もちろんU型のものでも使用可能です。
1.横抱き
- 授乳クッションを身体の前に持ってきて太ももの上に置き、赤ちゃんを乗せる
- 左のおっぱいをあげる場合は左手で赤ちゃんの頭を支え、右手でおっぱいをつかむ
- 逆も同じ様にしておっぱいをあげる
2.斜め抱き
- 授乳クッションは身体の前に持ってきて太ももの上に置き、赤ちゃんを乗せる
- 左のおっぱいをあげる場合は赤ちゃんの頭を右手で持ち、左手でおっぱいをつかみ赤ちゃんの頭をおっぱいに持っていく
- 逆も同じ様にしておっぱいをあげる
3.フットボール抱き
- 太ももの高さに合わせたクッションを授乳する側のおっぱいの横に置き授乳クッションをその横に乗せる
- 授乳クッションの上に赤ちゃんを乗せたら、左のおっぱいをあげる場合は左で赤ちゃんの頭を持ち、右手でおっぱいをつかみ赤ちゃんの頭をおっぱいに持っていく
- 逆も同じ様にしておっぱいをあげる
授乳クッションでおっぱいを上手にあげるコツ
授乳クッションを使って高さを合わせているはずなのに、なぜか肩が凝ったり腰が痛くなったりする事があります。
そんな時は自分が無意識に赤ちゃんに合わせて前かがみになっている可能性があります。
改善するためには下記の2つのことを試してみてください。
授乳姿勢の改善策
- ソファーや壁ににもたれる
- 赤ちゃんの下にタオルをいれてみる
ソファーや壁にもたれる事によって自分の姿勢を簡単に真っ直ぐに保つ事が出来ます。
また赤ちゃんの下にタオルを入れる事で自分が前かがみになる必要がなくなるので自然と良い姿勢で授乳が出来る様になります。
授乳クッションを正しく使って楽しい授乳時間を過ごそう!
授乳は赤ちゃんとお母さんの良いスキンシップの時間ですが、睡眠不足や腰痛、肩凝り、腱鞘炎などの症状に悩まされ授乳時間が苦痛というお母さんも多くいる事が現実です。
授乳クッションを正しく使えば、姿勢が悪くなっておこる身体の痛みの元は改善されるので授乳時間がかなり楽になります。
また、姿勢良く上手く授乳が出来ると母乳を多く出すことが出来るので赤ちゃんも満足して自然と授乳間隔があいていきます。
授乳が出来る期間はあっと言う間に過ぎていってしまいます。
少しでも幸せな気持ちで授乳が出来る様に、是非正しく授乳クッションを使ってみましょう。