出産準備、入院準備はいつから?必要ないもの、あると便利なものは?パパへのお願いって
初めてのお子さんを妊娠されたママ。赤ちゃんのためのものをそろえる出産準備や入院準備は、いつからすればいいか知っていますか?出産準備については、赤ちゃん用品を扱っているお店に行けば、どんなものが必要かリストが置いてあることがあります。それを見れば何が必要かわかります。
ですが、始めから全部そろえすぎるのも考えものです。中には使わないものも書かれていることがあります。そこで、今日は、出産準備にすぐには必要ないものをご紹介します。
また、入院準備の持ち物は、病院から詳しく教えてもらえますが、その他にもあると便利なものをご紹介します。準備が必要なのはママだけではありません。パパにも協力してもらいたいこともあるんです。入院前にパパに忘れずにお願いすることもお教えします。
このページの目次
出産準備はいつから?
画像出典元:https://hapila.jp/from-when-childbirth-preparations
赤ちゃん用品をそろえる出産準備はいつ頃からすればいいでしょうか?おすすめは妊娠5,6ヶ月頃の「安定期」です。
安定期に出産準備がおすすめなのはなぜ?
- つわりが落ち着いて比較的体調が良い頃だから
- お腹の大きさが妊娠後期ほど大きくないので、動きやすいから
- 万が一早産になっても、慌てなくて済むから
妊娠後期はお腹が大きくて、作業が億劫になります。安定期に必要なものを買いそろえておいて、赤ちゃんの服に水通しをしたり、少しずつ部屋を片付けて整えるようにしましょう。遅くても8ヶ月までには全てそろえて部屋の片付けも終えておきましょう。
出産準備に必要ないものって?
病院や赤ちゃん用品のお店、マタニティ雑誌等を見れば、必要な赤ちゃん用品が書かれています。基本的にはそれを参考にして、そろえていくようにしましょう。ここでは、準備しておかなくてもいいものをご紹介します。
1.哺乳瓶、粉ミルク
おっぱいがどれぐらい出るかはママによって違います。赤ちゃんが産まれてからでないとわかりません。おっぱいだけで十分で、粉ミルクは全く必要ないという赤ちゃんもいます。使うかどうかはわかりませんので、出産準備の期間には用意する必要はありません。産まれてから購入を考えましょう。
その際、出産した病院で哺乳瓶や粉ミルクは買うことができる場合があります。病院に確認してみましょう。
2.枕
画像出典元:https://mamari.jp/8761
赤ちゃん用の枕、通称「ドーナツ枕」を見かけたことはないでしょうか?赤ちゃんの頭の形を整えるのにいいと言われています。ですが、こちらはなくても大丈夫です。赤ちゃんは左右片方だけずっと向きっぱなしの「向き癖」があり、確かに頭の形は変形しやすいです。
ですが、ママが自分で赤ちゃんの顔の向きを変えて、向き癖がつかないようにしてあげることが多いです。また、赤ちゃんはしょっちゅうおっぱいやミルクを吐きます。その際、洗濯が追いつかなかったり、ドーナツ枕だと吐いたことに気がつかなかったりすることがあります。
ドーナツ枕ではなく、フェイスタオルで十分です。素材の一番のおすすめはガーゼです。肌触りがよく、汗も吸収してくれるので、赤ちゃんにとても優しい素材です。なければ家にある一般的なフェイスタオルで構いません。ただし、未使用のものを用意してあげて下さいね。
フェイスタオルを枕代わりにするといいのはなぜ?
- 吐き戻しや汚れに気がつきやすい
- 洗濯が簡単
- 枚数をそろえておけば頻繁に交換できるし、枕の他にも使い回しできる
3.ベビーカー
最近のベビーカーは作りが丈夫で振動が少ないので、「A型ベビーカー」であれば、生後1,2ヶ月から使用することができます。ですが、産まれて間もない赤ちゃんは、そんなに頻繁に外出できません。1ヶ月健診を終えたら、近所を10分程度散歩するくらいです。
首すわり前から使える抱っこ紐やスリング、おくるみがあれば、ママの抱っこで十分です。A型ベビーカーを使用できる時期になっていざ赤ちゃんを乗せてみると、泣いてベビーカーを嫌がることもあります。すぐには使わないので、購入は保留にしておきましょう。
ただし、必要なときにすぐに買えるように、どのベビーカーを買いたいか候補は挙げておきましょう。
入院準備はいつから?
画像出典元:https://310rich.net/310rich/post-6719/
入院するときの持ち物の準備は、妊娠7ヶ月頃からしておきましょう。妊娠中は何が起こるか予測できません。体調不良や早産のおそれで、臨月を待たずに入院することもあります。
7ヶ月頃から必要なものをそろえてバッグに入れておき、臨月にはもう一度バッグの中身を確認しておきましょう。
入院準備にあると便利なものは?
入院に必要なものは病院側から説明があると思います。その他にもあると便利なものをご紹介します。
1.レッグウォーマー、レギンスなど
病院内が寒いことがあります。病院によってはパジャマを貸し出してくれますが、ワンピースタイプのものは特に足元が冷えます。レッグウォーマーやレギンスを履いて調整しましょう。
2.CD、音楽プレイヤー
出産の際、音楽を聴きながら出産したいという希望を叶えてくれる病院もあります。リラックスしてお産に臨むのに音楽は効果的です。病院に確認してみましょう。
3.ペットボトル用ストロー
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出産のときは時間も掛かりますし、体力も使います。のどが渇くことがあるので飲み物を持ってくるように病院側から言われます。ペットボトルで持って行く人が多いです。ですが、分娩台に上がって横になって飲むには、ペットボトルだけですとこぼれてうまく飲めません。
ペットボトルの口に付けて飲めるストローがあります。こちらを準備しておくと横になりながらでも飲むことができます。
4.テニスボール
お産の真っ最中に使えます。赤ちゃんが産まれそうになっても、まだいきんではいけないときがあります。その際、おしりの穴をテニスボールでグッと押してもらって「いきみ逃し」をすることができます。病院によっては用意されているところもあります。確認してみましょう。
パパにお願いすること
画像出典元:http://www.beautedieu.net/striae-gravidarum-husband
出産準備や入院準備は、ママ一人ではなくパパにも協力してもらいましょう。特に赤ちゃん用品の買い物には付き合ってもらいましょう。重いものを持ってもらうという役割だけでなく、「おむつはこの店のこの場所にある」など覚えてもらいます。
そうすると、産後足りなくなったときに、パパに買い物に行ってきてもらうことができます。ママは赤ちゃんのお世話で、なかなか買い物に行けないことがあるからです。
また、今はいちいちお店に行かなくてもネットでお買い物もできます。「お得に買えるネットショッピングサイト」「商品の検索の仕方」「購入の仕方」をチェックしておいて、パパにも確認してもらうようにしましょう。
また、パパには出産後の手続き関連をお願いすることもあります。例えばこんなことです。
産後にパパにお願いする手続きは?
- 出生届
- 赤ちゃんの保険証・乳児医療証
- 出産育児一時金など
出生届はママでも出せますが、やはり赤ちゃんのお世話で忙しいのでパパにお願いするのがおすすめです。パパの扶養に赤ちゃんが入るのなら、保険証などの手続きも必要です。
また、ママがパパの扶養に入っているのなら、「出産育児一時金」という手当がパパの健康保険組合からもらえます。これで出産費用の大半をまかなうことができますので、忘れずに申請してもらうようにしましょう。
まとめ
まとめると、
- 赤ちゃん用品をそろえる出産準備は安定期から
- ママの入院準備は7ヶ月頃から
始めればいいことがわかりました。哺乳瓶、ベビーカーはひとまず準備は必要ありません。候補だけ絞っておきましょう。病院内での冷え対策にレッグウォーマー、CD、ペットボトルに専用のストローなどを用意しておくと、お産をリラックスして迎えることができます。
また、パパには
- お買い物に付き合ってもらって、商品の売り場の場所を覚える
- ネットショッピングサイトをチェックして、商品の買い方を確認する
- 産後に「出生届」「保険証」「乳児医療証」の手続きをしてもらう
- ママがパパの扶養に入っているのなら「出産育児一時金」を申請してもらう
以上のことをお願いしましょう。初めての赤ちゃんを迎える準備を、慌てずにじっくりと取り組みましょう。