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痛い?陣痛促進剤っていったいなに?使用状況とメリットをお教えします!

   

「陣痛促進剤」という言葉を聞いた事はあるけれど、どの様な薬でどの様な時に使用するのかは知らないという方も多いのではないでしょうか。

初産の場合には知らない事や不安になる事も多いと思います。これは恥ずかしい事ではなく皆さん通る道ですので、分からない事があれば事前に確認しておくと良いですね。

では今日はこの「陣痛促進剤」について詳しくお話していきます。

約10ヶ月もの間、大事に育ててきたのですから無事に出産したいですよね。もしかすると今この記事を読んでいるあなたも使う可能性がありますので、予備知識として頭に入れておくと心強いのではないでしょうか。

よく耳にするけど、陣痛促進剤って何??

Female nurse giving pill to patient on hospital bed

実はこの薬には3つの名前が付いており使うタイミングや用途、そして薬の種類によって名前が変わります。

少し紛らわしいのですが、根本的な作用は同じです。この3種類について説明しますね。

名前は似てるけど何が違うの?使うタイミングは?

子宮収縮剤

この呼び名が基本になりますが漢字の通り、薬の作用によって子宮を収縮させる働きがあり陣痛を起こさせる事が出来ます。

分娩誘発剤

分娩を誘発する時に使用します。

例えば破水が先に起こってしまったけれど陣痛が起こらない場合には、胎児の感染症などの危険性がありますので陣痛を起こさせる為に使われます。

また予定日が2週間過ぎているにも関わらずお産の傾向がない場合、それ以上待つと胎盤の機能が低下してしまうので誘発剤を使って陣痛を起こします。

しかし最近では出産する日を決め、その日に誘発剤で陣痛を起こし出産する「計画分娩」を行っている病院も増えている様です。

陣痛促進剤

陣痛を進めたり強める為に使用します。

こちらは既に陣痛が始まっており子宮口も開きかかってはいるのですが、陣痛が弱い「微弱陣痛」の為にそれ以上子宮口が中々開かなかったり、超時間が経過し胎児や母体の体力が落ちてしまっている場合に陣痛を強めお産を進めます。

使うとどれくらいで生まれる?通常よりも痛い!?

ではこの陣痛促進剤を使うとどのくらいの時間で赤ちゃんは生まれるのでしょうか。

また自然に起こる陣痛よりもこう言った薬で起こす陣痛は痛いと言われていますが、本当なのでしょうか。

薬の投与から出産までの時間は?

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お産は人それぞれと言われていますが、促進剤を使った場合も同じです。

薬がすぐに効く方もいれば中々効かずに10時間後にやっと陣痛が始まったという方もいらっしゃいます。初産の方ですと、特に長引く方が多いようで出産までに20時間以上要する方も多いようです。

促進剤を使った時の痛みは?すごく痛いって本当!?

実は痛みは普通の陣痛と変わりありません。

薬の効きが良い方ですと急に陣痛が強くなってしまうことがあり、徐々に強くなった場合に比べると痛く感じてしまう方もいるようです。

しかし実際の痛みは変わりありませんので、あまり怖がる必要もないでしょう。

薬の力を借りることでリスクはないの?

妊娠中には胎児に影響するからと色々制限があったり我慢したりしてきたはずです。それなのに、出産時には薬を使っても大丈夫なのかと不安になるでしょう。

もちろんお産がスムーズになる代わりにリスクはあります。こう言ったリスクもしっかりと把握した上で使用を検討してみてはいかがでしょうか。

危険!使用前にきちんとリスクも把握しておこう!

最近ではこの「陣痛促進剤」という名前も当たり前になってきていますし、使ったという経産婦さんも多いのではないでしょうか。

しかし使用する際にはリスクが大きいにも関わらず、あまりその危険性について知られていません。使用自体がダメなのではなく、きちんと正しい知識を持って使用して欲しいですね。

陣痛促進剤にはこんなリスクが!?

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陣痛促進剤の使用方法を間違えると「過強陣痛」が起こり様々な危険を伴います。

この過強陣痛というのは、胎児がまだ高い位置にいたり子宮口が充分に開いていないにも関わらず、陣痛が1、2分間隔で起こり娩出が出来ない状態のことです。

つまり、子宮はかなりのスピードで収縮しているにも関わらずお産が進んでいない状態になってしまうのです。ではこの様な状態になった場合にはどの様な危険が迫っているのでしょうか。

過強陣痛によって引き起こされる危険性
  • 子宮破裂
  • 子宮頚管の裂傷
  • 胎児死亡
  • 胎児仮死
  • 胎児脳性麻痺

これらの危険性は細心の注意を払い、きちんとした条件の監視下での使用であれば起こる可能性は低いとされています。ただし、こう言ったリスクも潜んでいるということをきちんと把握しておくことも大切です。

絶対に使用しないとダメ!?先生に勧められた場合には

病院の方針によって様々ですが、基本的には母子の状態を一番に考え最適な方法として陣痛促進剤を進められる事もあるでしょう。

では使用を勧められる状況で使用しないとどうなるのでしょうか。出来れば促進剤は使わないで自然に産みたいと思っている場合には断れるのでしょうか。

その時の状況にもよりますが、もしどうしても使いたくないと考えているのであれば事前に先生と相談し、回避出来る方法を考えておかなければなりません。

断る事は出来ますが、状況によっては難しい事も

使用を勧められたからといって必ず使用しなければならない訳ではありません。事前に提出するバースプランに記載しておくと良いですね。

ただし、破水があったにも関わらず陣痛が起きない場合や予定日を2週間以上過ぎている場合などの母子の危険に関わる場合には、使用せざるを得ないこともあります。

陣痛促進剤を使わない為に出来る事4つ!

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1、ウォーキングやマタニティーヨガなどの運動

産道を柔らかくしお産がスムーズに進む様にしましょう。

2、食事制限

産道に脂肪が付きすぎたり胎児が大きくなりすぎると難産になりやすいですので気を付けましょう。

3、沐浴などで身体を温める

身体が冷えていると中々陣痛が強くならない場合があります。また子宮口も開きにくくなりますので、身体を温めてあげると良いでしょう。

4、ストレッチやスクワットをする

股関節が硬いと中々お産が進まず時間がかかってしまい、陣痛が遠のいてしまう可能性がありますので、ある程度柔らかくしておく必要があります。

促進剤のおかげで出産できた!使用することで産まれた体験談

こういった薬を使う場合にはリスクがつきものですが、きちんとした管理の中で使えばもちろん安全ですし促進剤のおかげで無事に出産出来たという方もいらっしゃいます。

初めてのことで使うことに不安が大きい方はしっかりと先生と相談し、陣痛促進剤のメリット、デメリットをきちんと理解した上で決めると良いでしょう。

促進剤を使ったことにより出産出来たという方の体験を幾つか紹介しますので、こちらも参考になさって下さい。

陣痛から10時間、その後促進剤投与!

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私は無痛分娩で出産しました。子宮口が3センチまで開いた段階で麻酔薬を投与し、それまで痛かった陣痛が嘘の様になくなりました。もちろん多少の痛みは感じていました。

そして陣痛が始まって10時間ほどで子宮口が7センチまで開きお産まであと少しというところまできました。しかし、ここで問題が発生します。

麻酔薬のおかげで楽だったのですが、せっかく来ていた陣痛が遠のいてしまったのです。そして子宮口もその後開く気配はありませんでした。

このままでは母体も胎児も疲れてしまいますし、すでに破水もしてしまっていたので、「陣痛促進剤」を投与しました。

そのおかげで陣痛が強まり、2時間後には無事出産することが出来ました。あの時促進剤を打っていなかったら、あのまま何時間も耐え続けなければいけなかったと思います。

促進剤投与中も助産師さんが常にNSTをチェックしてくださり、不安も特にありませんでしたので、促進剤を使うことで無事出産出来良かったです。

このままでは大きくなりすぎて帝王切開になってしまう

元々赤ちゃんが大き目で育っていたのですが、中々赤ちゃんが降りてきてくれず予定日を過ぎてしまいました。

内診で子宮口をチェックしても1センチ程しか開いておらず、もしこのままお産の兆候がない様であれば促進剤を使って陣痛を起こしましょうと言われました。

インターネットでリスクのことなどを色々と調べていたので出来れば使いたくないなと思っていました。ですので、その日から毎日2時間ウォーキングをしたりスクワットを30回したりと頑張ってみましたが、全く生まれる気配はありませんでした。

予定日超過から1週間後の健診で赤ちゃんが推定3900グラムになっていましたので、このまま赤ちゃんのタイミングを待っていると4000グラムを超えてしまい母子共に危険になる可能性があるということで、促進剤を打つことにしました。

私は勿論使いたくなったのですが、赤ちゃんの命の方が大切ですのでそんなことは言っていられませんでした。そして次の日入院し、促進剤の投与が開始されました。

開始から3時間ほどで陣痛が始まり、その後2時間という初産にしてはかなりの安産で出産することが出来ました。全く生まれる気配がなかったのが嘘の様でした。

促進剤を使う事によってこうして無事に、しかも安産で産む事が出来使って良かったと思います。

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