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陣痛の痛みもなくす!痛くないお産、無痛分娩とは

      2016/03/29

出産を経験した女性にその痛みの感想を聞くとよく「スイカを鼻から出した様な痛み」ですとか「腰をバットで何回も殴られた様な感じ」といった感想を言われると思います。

これから出産を控えている人からすると、そんな痛みに耐えられるのかなと不安になってしまいますよね。そこで痛みに弱く、そういった不安を抱えている人には「無痛分娩」がお勧めです。

出産には大きく分けて3つの方法があるのはご存知でしょうか。

普通分娩無痛分娩帝王切開の3種類になります。日本で一番多いタイプは「普通分娩」ですが、その他の国々では「無痛分娩」が一般的とされています。

海外では実に妊婦さんの約8割以上が無痛分娩で出産していると言われています。

日本ではまだあまり普及していない「無痛分娩」ですが、一体「普通分娩」と何が違うのでしょうか。また誰にでも無痛分娩を選択することは出来るのでしょうか。

まずは無痛分娩で行う出産の流れやメリット、デメリットなどを見てみましょう。

普通分娩とこんな違いが!?無痛分娩とは

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無痛分娩」とは背中からカテーテルを通して行う「硬膜外麻酔」によって下半身に麻酔が効き、出産時の痛みを緩和してくれる出産方法です。

無痛と聞くと痛みが全くないのかなと思われがちですが、実は多少の痛みは感じますし、きちんと出産の瞬間も分かります。痛みは生理痛くらいだと言えば分かりやすいでしょうか。

無痛分娩の場合、病院によって多少方針に違いがあり、計画分娩で行う場合と自然分娩で行う場合があります。どちらも入院後は出産の流れは同じですので病院で事前に確認しておくと良いですね。

ではどの様にして出産になるのでしょうか。簡単に手巡を説明しますね。

無痛分娩での出産の流れ

1、まず背中のカテーテルを入れる部分に表皮麻酔を行います。硬膜外麻酔用の針は普通の注射針に比べて多少太いですが、麻酔をするので痛みは殆どありません。ただし個人差がありますので、中には痛いと感じる人もいるでしょう。

2、麻酔を少しづつ投与していきます。ここで重要なのが、子宮口の開き具合です。陣痛が始まってからすぐに投与するのではなく子宮口が3センチ以上開いてからになります。

3、子宮口が全開の10センチになりましたら、子宮の収縮に合わせていきみます。タイミングがよく分からない場合には助産師さんに伝えて教えてもらいましょう。

4、いよいよ出産です。数回大きくいきんだ後、あまり痛みを感じることなく産めるでしょう。

5、出産後、分娩台の上で2時間程様子を見て問題なければカテーテルを抜いて病室に戻ります。

無痛分娩はお勧めなの?メリットとデメリットは?

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日本ではあまり普及していない無痛分娩ですが、メリットやデメリットは無いのでしょうか。

これから無痛分娩にしようか普通分娩にしようかと考えている妊婦さんにとっては大変気になるところだと思います。

メリットとデメリットをまとめましたので参考にしてみてください。ただこれらは一般的なものであって、人によってはお産の時間や痛みの感じ方などが変わってきますので一概に全てが当てはまるとは限りません。

無痛分娩のメリット

痛みをあまり感じない・・・無痛分娩のメリットと言えばこのポイントが一番魅力的ですよね。しかも全く痛みがないわけではありませんので、無痛分娩にしたからといって出産の感動を感じられないわけではありません。

産後の回復が早い・・・子宮口が開く迄は陣痛の痛みがありますが、それ以降は痛みを殆ど感じなくなりますので、体力を温存することが出来ます。ですので、出産全体で考えても体力をあまり消耗することなく終えることが出来ますので産後の回復が早いと言われています。

リラックスしてお産に臨める・・・痛みが無いぶん心にも余裕が出来リラックスした状態で出産できます。出産の痛みは想像以上ですので、その痛みに耐えられず泣き叫んだり呼吸が上手く出来ない場合もありますので、そう言ったリスクを避けることができます。

無痛分娩のデメリット

お産が長引く場合がある・・・ 下半身に麻酔が効きますので、陣痛の波が感じられない人もいます。その場合には子宮の収縮に合わせて上手くいきむ事が出来ませんので、時間がかかってしまいます。また、あまりにも時間が長くなってしまう様な場合には赤ちゃんの心拍低下や母体の危険なども考慮した上で、麻酔を中断したり促進剤を投与したりする他、場合によっては帝王切開になる場合もあります。

麻酔の副作用やリスクがある・・・硬膜外麻酔が脊髄や血管に入ってしまい上半身に痺れが起こったり呼吸困難になる場合があります。これらは起こる確率は低いですが少なからずリスクは伴います。また副作用としては体温が上昇したり低血圧になる可能性があります。

料金が高い・・・産院により値段は違いますが、大体10万円程の金額を追加で支払わなくてはなりません。日本での無痛分娩は保険が適用されませんので、高い金額になってしまいます。

私でも大丈夫!?どんな人でも無痛分娩にできるのか?

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デメリットもあるかもしれないけど、痛みがない方が絶対に良いと思っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。

しかし全ての人が無痛分娩をお願いして出来ると言うわけではありません。

妊娠後期に入る頃にはバースプランを提出し、どういったお産にしたいのかというのを決めるでしょう。その時に担当医の先生に相談してみると良いですね。

では具体的にはどのような方が無痛分娩に出来ないのでしょうか。またその場合には他に方法はないのでしょうか。

無痛分娩を受けられない可能性も

この様な体質の人は無痛分娩を受けられない可能性がありますので事前に確認しておくと良いでしょう。

こんな体質の人は難しいかも!?

  • 背骨や脊椎に何らかの問題がある人
  • 出血が止まりにくい、血が固まりにくい体質の人
  • お産当日に高熱がある人
  • 局部麻酔薬に対してアレルギーのある人

以上の人は無痛分娩を断られる場合があります。

硬膜外麻酔は背中からカテーテルを入れますので、背骨や脊椎に問題がある人は上手く硬膜外にチューブが入らない可能性がありますし、血液が固まりにくい人は針を刺した時の出血の心配や硬膜外血腫になる場合があります。

また高熱がある場合には針を刺すことによって細菌感染のリスクが高まりますので、普通分娩や帝王切開に切り替わる可能性があります。

この方法なら大丈夫!?無痛分娩には2種類あった!

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無痛分娩と言っても2種類の方法があります。

一つ目は先ほどから説明をしている硬膜外麻酔による無痛分娩です。もう一つは「和痛分娩」と呼ばれている方法です。

どちらも痛みを最小限に抑えて出産することが出来るのですが、どこが違うのでしょうか。

和痛分娩について少し説明していきますね。

和痛分娩とは?

実はこの「和痛分娩」というものには明確な定義はないようで医療機関によって、その捉え方は様々なようです。

1、麻酔ガスや点滴による麻酔薬の投薬によって痛みを和らげる方法

2、リラクゼーション効果のあるラマーズ法や瞑想などを陣痛から分娩迄の間に行い痛みを和らげる方法

つまり何らかの方法でお産時の痛みを和らげる事が出来る方法を無痛分娩や和痛分娩と呼び、どちらもほぼ同じ意味で使われているようです。

ただ、硬膜外麻酔が出来ない為に無痛分娩を諦める場合には和痛分娩の麻酔ガスでの方法を検討してみると良いですね。

どこがお勧め?無痛分娩実施の有名病院

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まだまだ普及はされていませんが、最近ではだいぶ無痛分娩で出産できる病院が増えてきたと思います。でもリスクや副作用を考えると安心できる病院を選びたいですよね。

東京都内で無痛分娩で有名な病院をいくつか紹介しますので、もし気になっている方はご自身でも調べてみると良いですね。

東京衛生病院(杉並区、荻窪)

こちらの病院は24時間365日体制で無痛分娩を行っています。ですので、計画分娩だけでなく急な出産にも対応してもらえます。

また、普通分娩で頑張ってみたものの痛みに耐えられない様であれば途中からでも無痛分娩に切り替えてもらえます。

こちらで経腟分娩された方のおよそ96%の人が無痛分娩で出産されており、その実績による信頼性も十分にあるでしょう。

田中ウィメンズクリニック(世田谷区、自由が丘)

日本で初めて硬膜外麻酔による無痛分娩を取り入れた産院として有名です。東京で無痛分娩といえばここと言われている程の人気です。これまでに1万人以上の分娩を行っておりその腕は確かです。

ただしかなりの人気の産院ですので早めに予約が必要です。

山王病院(港区、青山一丁目)

都内でも有名な高級産婦人科です。芸能人の方もこちらで出産された方が多くいらっしゃいます。

陣痛室・分娩室・回復室が同じ部屋ですので移動する必要がなく、他の人に会うこともない為、終始リラックスした状態でお産に望めます。

部屋もホテルのようにゴージャスで料理もフランス料理のフルコースが出てくるなど至れり尽くせりです。しかし、その分費用も高く200万円を超えるとも言われています。

 

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