1歳の子どもに服を贈りたい!サイズはいくつ?どんなものを選ぶといい?
2017/01/24
親戚や仲の良い友人の子どもの1歳のお誕生日に、洋服を贈りたいなと考えている人も多いことでしょう。1歳ごろだとまだ日中に汚して着替えることも多々ありますし、洋服は毎日使うもの。ママにとっても、もらってうれしいアイテムです。
けれど、いざ服を買おうと思っても、サイズが分からず困っていませんか?もちろん、その子のママやパパに聞くのが一番ですが、サプライズを考えているならそうも言っていられません。1歳児の服のサイズって、だいたいいくつなのでしょうか。
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1歳児の身長・体重はどのくらい?
画像出典元:http://baby-present.jp/20151221
当たり前のことですが、服のサイズを考えるには、体の大きさが目安になります。50cmほどで生まれた赤ちゃんは、1歳になるとどのくらいまでに成長するのでしょうか。男女別に平均値を見てみましょう。
1歳児の体の大きさ
平均身長 | 平均体重 | |
男児 | 69.4~78.5cm | 7.51~10.82kg |
女児 | 67.4~76.7cm | 7.02~10.27kg |
これは、平成22年度の厚生労働省の調査結果です。個人差・男女差はありますが、1歳の誕生日を迎えるころにだいたい70cm~80cmくらいになることが分かります。ちなみに、2歳の平均身長は男の子で79.7~90.7cm、女の子だと78.3~89.4cmとなっています。
1歳から2歳までの1年間で、10cmほど背が伸びる計算になります。翌年も着られるように大き目の服を贈りたくなりますが、特に小さいうちは成長が著しく、子どもによっては数ヶ月で服のサイズが変わることもあります。
また、1歳と2歳では似合う服のデザインも異なります。長く着てもらえるのは嬉しいことですが、あまり翌年のことまでを考えない方がいいでしょう。
1歳の服のサイズは?
画像出典元:https://www.aliexpress.com/popular/princess-dress-1year.html
1歳になりたてのころ
平均身長からも分かるように、1歳になったばかりのころは80cmの服を着ている子どもが多いようです。肌着はピッタリの70cmを着せて、Tシャツやズボンは80cmとしている人もいます。大柄な子ならば、90cmを選ぶこともあるでしょう。
1歳になったばかりのころに歩き始める子もいますが、まだ一人で歩くことはおぼつかなく、移動手段は伝い歩きかハイハイという子がほとんどです。大きすぎるズボンをはかせると、裾を踏んで転んだり、滑ったりして危険です。
もちろん、袖や裾を折り返せば平均的な身長の子どもに90cmの服を着せることもできますが、折り返してばかりでは着ぶくれて動きにくくもなります。お誕生日の季節に着る服ならば、80cmを選ぶと良いでしょう。
2歳前のころ
先ほども述べたように、1歳から2歳にかけて、子どもの身長は平均して10cmほども伸びます。1歳になったばかりのころに着ていた服は、翌シーズンには着られなくなっていることがままあります。
ですから、お誕生日のころではなくもう少し先の季節の服を贈りたい場合は、90cmの服を選んだ方が着てもらえる可能性が高まります。小さすぎる服は使い道がありませんが、大きすぎる場合は重ね着をさせたり、着るのを1シーズン遅らせたりすればいいだけですから親としても助かります。
子どものママ・パパに相談して
平均身長を元に話を進めていますが、子どもの成長には本当に個人差があります。服を選ぶ際には、子どものママやパパに相談した方が無難です。子どもが今どのくらいのサイズの服を着ているのか、子どもが大きめか小さめかなど、事前に聞いておきましょう。
出生時の身長・体重が大きい子どもは、成長が早い傾向があるという報告もあります。そちらも併せて聞いておくといいでしょう。ちなみに、私の娘はずっと小さめで育ってきて、3歳手前まで80cmの服が着れていました。
しかし友人の子どもは、2歳になるよりも前から90cmの服を着せていたそうです。
ブランドによっても異なります
子どもの服の大きさは、売っているブランドによっても少々差があります。一般的には、海外ブランドの服は細身の作りになっている傾向があるようです。世間で小さめ・大きめと言われているブランドを以下に挙げておきます。
小さめのブランド
- ミキハウス
- BEBE
- GAP
- Mezzo piano
- PETIT BATEAU
大きめのブランド
- 無印良品
- BABYDOLL
- familiar
- Kimura Tan
ただし、同じブランドでもアウターは大きめの作りになっているなど、物によって大きさが異なることも考えられます。服を買うときには、ショップの店員さんに相談してみるのも一つの手です。
喜ばれるのはどんなタイプの服?
ベビー服には、上下が繋がっているカバーオールタイプと、Tシャツとズボンのように上下で別々の服を着せるセパレートタイプがあります。1歳の子どもには、どちらが便利なのでしょうか。
カバーオールタイプ
画像出典元:http://www.buyma.com/item/14409744/
上下が繋がったカバーオールタイプは生まれてすぐから着せるため、どちらかというと赤ちゃん向きと考えられます。また、ボタンが多くついているので着替えに時間がかかったり、着るときに寝かせられるのを嫌がる子どもがいたりもします。
そのため、腰がしっかりすわった生後8ヶ月ごろからはセパレートタイプの服を着せることがおおくなります。しかし、カバーオールタイプの服の中でも、ベビー用のジャンプスーツは冬の防寒着でとても重宝する一品です。
ジャンプスーツの便利なところ
- 一枚着のため、隙間から風が入ることがなく温かい
- 思いっきり遊んでもずれない
- 防水仕様のものなら、雪遊びもできる
冬でも公園などで思いっきり遊ぶことが多い子ども、上に姉弟がいて幼稚園の送り迎えなどで毎日外に出る子どもなら、1枚あると助かるでしょう。他には、パジャマとしてカバーオールタイプのものを愛用している家庭もあります。
1歳だと、まだ夜中にオムツを替えることもあります。そんなとき、セパレートタイプでは暗い中でズボンを脱がせてはかせるという行為をしなくてはなりませんが、カバーオールタイプなら必要な部分のボタンをはずして留めなおすだけなので、明かりのない寝室でも比較的簡単です。
寝相の悪い子どもは多いものですが、カバーオールタイプなら寝ている間にお腹が出る心配もありません。
カバーオールタイプのおすすめ
- ジャンプスーツなどのアウター
- パジャマ
セパレートタイプ
画像出典元:https://akasugu.fcart.jp/l23/m092/s0349/
普段着として着てもらいたいならば、使い勝手のいいセパレートタイプが喜ばれるでしょう。1歳から2歳になるにかけて、子どもは一人歩きができるようになります。すると外出の機会も増えますし、子ども自身もますます活発に動き回るようになります。
服を選ぶ際は、可愛らしさとともに動きやすさも重視しましょう。ズボンであれば、コーデュロイやデニムなどよりもスウェットなどのコットンのほうがいいでしょう。レギンスのようにストレッチがきいていると脱ぎ履きも楽です。
ウエストをボタンで留めるデザインはオシャレですが、子どもはごわごわして嫌がることもありますので注意が必要です。また、肌寒い時期の温度調節に役立つカーディガンやレッグウォーマーなども、喜ばれるアイテムの一つです。
セパレートタイプのおすすめ
- 動きやすい綿素材のものが◎
- ストレッチがきいているものだと着替えも楽
- カーディガンやレッグウォーマーなど、体温調節ができるもの
まとめ
いかがでしたでしょうか。贈る服のイメージは湧いてきましたか?1歳になってすぐに着られるものなら80cm、1歳半以降に着る服ならば90cmを選ぶといいですね。ハイハイしたり歩いたりするときに邪魔にならないよう、特にボトムスはピッタリサイズがおすすめです。
子どものママと話ができるなら今着ている服のサイズを聞いておくと失敗も少ないですね。しかしどうしてもサプライズで選ぶ場合は大きめを購入しましょう。もらったのに着られなかった、では贈り手ももらい手もさみしいですから。