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1歳のお子さんのそのグズりは癇癪かも?癇癪の原因は?ママはどう対応すべき?放置しても大丈夫?

      2017/04/16

お子さんが産まれてから1年。子育てにも最初の頃より慣れてきて余裕が出てきたところ?いえいえ、毎日言うことを聞かず、ひどいと床に寝っ転がって泣きわめいて、全然楽になっていない!そんな悩みをお持ちではないですか?

今までのグズグズよりパワーアップしたそのグズり、1歳頃からみられる「癇癪」かもしれません。癇癪を起こす理由は一体何なのでしょうか?もし癇癪を起こされたら、叱って大丈夫?それとも放っておく?

放置したら、子どもの心が深く傷つかないかと心配するママもいます。癇癪に対してきちんと対応して子どもとの信頼関係を築きたいですよね。なかなか思い通りにならない子育てへのヒントをお教えします。

癇癪を起こしたときの子どもの様子って?

画像出典元:https://www.amoma.jp/column/child/childcare/28129.html

ただグズグズ泣いているのと、癇癪を起こしているときの様子は違います。癇癪を起こしている子どもは、以下のような反応をしていることが多いです。

こんなときが癇癪

  • 大声で泣き叫ぶ
  • 床にひっくり返って泣く
  • 物を投げる
  • 噛む
  • 叩く

家にいるときなどは、ママも時間をかけて対応できることも多いですが、外出中は周りの目が気になって焦ってしまいますよね。特に、「物を投げる」「噛む」「叩く」という行為は、他人にけがをさせてしまう可能性があります。

周りの人に危害が及ばないように、静かな場所へいったん移動することも重要です。

1歳児の癇癪はいつまで続く?

画像出典元:http://mamawazabook.com/rebellious-2-year-old.html

では、この1歳児の癇癪はいつまで続くのでしょうか?人によりますが、1歳前後から始まり、5歳頃には治まっていきます。ピークは2~3歳です。この時期は、「イヤイヤ期」と呼ばれ、何でも自分でしたい!何でもいやだ!と、自我がとても発達する時期なのです。

子どもは、思い通りに物事が進まないとイライラし、自我を押し通そうとして癇癪を起こします。1歳の子どもはまだ言葉が未発達です。自分の気持ちをうまくおしゃべりで伝えることができません。なので、泣いたり暴れたりして自分の気持ちを表現しようとします。

おしゃべりが上手になってくると、少しずつ癇癪は治まってくることが多いです。

1歳児の癇癪の原因は3つ

画像出典元:http://girlschannel.net/topics/425805/

では、癇癪を起こしてしまう原因は何なのでしょうか?原因がわかれば、癇癪に対してうまく対応できますね。癇癪の原因には、以下の3つが考えられます。

1.自我の発達

自分でやりたかった、あっちではなくこっちをやりたかったなど、1歳になると子どもにも自我が芽生えてくる時期です。自分の思い通りにさせてくれないことに対して、不満や怒りが生まれ、癇癪を起こします。

2.疲れた、眠い、お腹がすいたなどの体調

疲れすぎているときや眠いとき、お腹がすいたときも、不機嫌になり、ささいなことで癇癪を起こすことがあります。十分に睡眠や食事を取らせると、癇癪を予防することもできます。

3.その子自身の性格

こだわりが強い、神経質などその子自身の性格によって、癇癪を起こしている場合があります。決して悪いことではありません。一度決めたことは最後までやり抜くねばり強い性格ともいえます。「個性」と受け止めてあげましょう。

癇癪を起こされたら・・・ママの対応まとめ

画像出典元:https://192abc.com/55167

それでは、癇癪を起こされてしまったら、どのように対応していけばいいでしょうか?ここで注意なのが、「頭ごなしに怒鳴らないこと」です。大人でも同じですが、相手からカーッとなって怒鳴られると、なかなか素直に謝ったり、言うことをきくことはできません。

まずは、ママが冷静になること。癇癪が続くとイライラすることもありますが、一呼吸置いて気持ちを落ち着けましょう。その後、子どもに対して以下のように接してみて下さい。

ママが冷静になったあとの対応は?

  1. 外出中の場合は、人の迷惑にならない場所まで移動する
  2. 子どもが落ち着くまで見守る
  3. 抱きしめる、手を握るなどスキンシップを取る
  4. 気持ちを代弁する
  5. 目を見て話をする

癇癪を起こしている最中の子どもには、何を言っても耳に届かないことが多いです。まずは、子どもが話を聞ける状態になるまで待ちましょう。それからスキンシップを取ります。スキンシップには以下のような効果があります。

スキンシップを取るのはなぜ?

  • ママのぬくもりで安心し、落ち着くことができる
  • 暴れているのを抑えることができる

暴れているときは、手足をぎゅっと押さえるように抱きしめてあげると効果的です。落ち着いたら、子どもの気持ちを察して代弁してあげます。言葉が未発達なので、子どもは自分の気持ちをうまく伝えられません。

気持ちを代弁するときの声かけの例え

  • 「あっちがやりたかったんだね」
  • 「自分でできなくて悔しいね」

気持ちを代弁してあげることで、「ママは自分のことをわかっていてくれている」と子どもは安心することができます。そのあと、子どもの目を見て「いけないことはいけない」ときちんと伝えてあげましょう。

子どもへの言い聞かせのポイント

  1. 短い言葉で簡潔に
  2. ケガにつながったり命に関わるような危険なことをしているときは、絶対に譲らない
  3. 度を過ぎたわがままには、毅然と接する(ご飯の時間におやつを食べたい、買い物に行くたびにおもちゃを買ってほしい、など)

長く説明しても子どもの頭には入りません。また、受け入れられる要求なら応えてあげても大丈夫ですが、それ以外は絶対に譲らないことが必要です。「泣けば許してもらえる」と子どもが学習してしまうからです。

見守る=放置?子どもの心への影響って?

画像出典元:http://quiizu.com/archives/53625

子どもが落ち着くまで何もせずに見守る、ということは、子どもを放置しているのではないか?と心配するママもいます。「ママに放っておかれた」「無視された」と子どもが傷つくのではないか?そんな不安がありますよね。

「もう知らない!勝手にしなさい!」と放っておくのは確かに子どもは傷つきます。ですが、見守った後に子どもが落ち着いたら、スキンシップや言い聞かせなどきちんとフォローをすること。これがママと子どもの信頼関係を築くのに重要になります。

子どもは、放置されっぱなしになると、ママに怒られた、無視されて悲しい、という気持ちだけ残ります。怒られる回数がどんどん増えて、「自分は悪い子なんだ」と自分を否定するようになってしまいます。

ですが、見守りの後にママがちゃんと子どもに向き合うと、「ママは自分の気持ちを理解してくれた」「自分にも悪いところがあった」と少しずつ理解できるようになります。ですので、癇癪が落ち着いたら、親子できちんと話をするようにしましょう。

癇癪が頻繁・・・病院へ行くべき?

毎日続く癇癪に、ママもへとへとになってしまうときがありますよね。また、あまりに頻繁で、長時間大暴れしているようなときは、発達障害などの病気も考えられます。専門家に相談してみましょう。

癇癪について相談できるところは?

  • 役所の子育て支援をしている課
  • 自治体の療育センター
  • 児童センター、保育園
  • 小児科

気軽に相談できる場所として、役所、自治体の療育センター、児童センター、保育園があります。役所に相談するときは、子育て相談の電話専門ダイヤルが設置されているところもあります。お住まいの地域の役所に確認してみましょう。

療育センターは、発達障害や体の障害などを抱えた子どもが、将来的に社会で自立して生きていけるようにサポートしてくれる施設です。育児相談も受け付けてくれます。

児童センターや保育園は、自由に遊べるように開放されている日があるはずです。その日に遊びに行って、先生に相談してみましょう。

より詳しく診てもらいたいときは、小児科を受診してみましょう。発達障害を診断し、治療してくれるのは「小児精神科」です。身近には「小児精神科」を掲げている病院はないかもしれません。ですが、まずは小児科を受診すれば、お医者さんが小児精神科の病院を紹介してくれます。

小児科へ行く目安は?

  • 健診で発達の遅れを指摘されたことがある
  • 話しているときに目を合わそうとしない
  • 癇癪が1日に何回もある
  • 1回の癇癪が15分以上続く
  • 自分や周りにケガをさせてしまうくらい暴れる

上記の症状がある場合、発達障害が疑われることがあります。ですが、1歳で診断が下るのは稀です。「様子見」という結論になるかもしれませんが、第三者から診てもらうことで、ママも客観的になれます。

まとめ

1歳児の癇癪の原因は

  • 自我の発達
  • 眠気、疲労、空腹
  • 個性

ということがわかりました。癇癪を起こされたら、まずは安全な場所まで移動し、

  • 子どもが落ち着くまで見守る
  • スキンシップをとって、目を見て言い聞かせる

と対応することで、子どもと信頼関係を築き、癇癪を落ち着かせることができます。毎回付き合うママは大変ですが、癇癪は少しずつ治まってきます。「成長の証」と受け止めてあげましょう。

少しでも心配なことがあれば、迷わず専門家に相談してみて下さい。子育てのヒントが見つかるはずです。

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