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おっぱいが痛い!母乳育児で知っておくべき乳腺炎の症状とケアの方法

      2016/04/05

母乳育児をしていると、その悩みは1つや2つではないと思います。その中でもおっぱいの痛みはママを苦しめるつらいトラブル。早い段階で適切に対処しないと、痛みはますますひどくなるばかりです。

そこで今回は、おっぱいの痛みをもたらす乳腺炎についてご紹介します。

その原因や症状をよく知り、どういった対策をすると痛みを和らげられるのか、未然に防げるのかを一緒に学んでいきましょう。



乳腺炎とは?原因・症状ってどんなもの?

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乳腺炎とは、乳房の乳腺内に母乳が溜まり、パンパンに張ったりしこりになったりして痛みや発熱などの症状が出ることを言います

原因は、本来赤ちゃんに飲んでもらうべき母乳がいつまでも残ることで、乳腺に炎症が起こるため。母乳が溜まるのは、赤ちゃんが飲む以上に母乳が生成されてしまったり途中で詰まって出口が塞がってしまったりするからです。

特に母乳の分泌が良い人や乳腺が細い人はかかりやすいという傾向があります

乳腺炎の症状

  • おっぱいの全体または一部が痛い
  • おっぱいの全体または一部に赤みがさして熱い
  • おっぱいがカチカチに張って授乳しても改善しない
  • おっぱいにしこりができる
  • 乳首に白い塊が見られる
  • 発熱

乳腺炎は、軽い症状から手術などの医療措置が必要な状態まで様々な段階があり、症状もその程度により異なります。

赤ちゃんを抱いたり腕を回したりするとなんとなく痛いと思う場合は、乳腺炎になりかけている、または初期の乳腺炎です。おっぱいを観察すると、固かったり赤みが指してい熱くなっている部分があるかもしれません。

症状がひどくなると、おっぱいの痛みとともに発熱を伴います。さらに悪化すると乳腺付近に膿がたまり切開して取り除く必要が生じます

赤ちゃんのお世話で手一杯の授乳期。おっぱいのつらいトラブルは避けたいですよね。ましてや、切開手術はしないに越したことはありません。

痛みを感じたらできるだけ早く症状を解消できるよう、対処法を知っておきましょう。

乳腺炎になったらやってほしい3つの対処法

 

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授乳期、「おっぱいに違和感がある」と思ったら乳腺炎になりかけているかも知れません。すぐに対策をしましょう。

対策1 授乳をする

乳腺炎は母乳が詰まっているために起こるのですから、赤ちゃんに飲んでもらうのが一番です

大事なポイントは、できるだけ赤ちゃんに大きなお口を開けてもらいおっぱいを深く咥えてもらうこと。そうすることでおっぱいの奥に溜まった母乳を吸い出してくれます。

またいつも同じ抱き方で飲ませていると、同じ線ばかりから母乳を飲んでしまう可能性があるので、時々赤ちゃんの抱き方や角度を変えて乳房全体からまんべんなく飲んでもらうようにしましょう

そして頻回授乳。間隔をあけると母乳が溜まってしまいます。症状が落ち着くまでは授乳間隔をあけないように心がけましょう

対策2 痛みや熱をもった部分を冷やす

母乳は体を冷やすことで分泌を抑えることができます。赤みや熱が出ているところを冷やすと、母乳分泌が抑えられ症状を和らげることができます。ママ自身も気持ちよく感じると思います。

方法は、ハンカチなどでくるんだ保冷剤や市販の冷却シートを患部に当てます。母乳外来ではキャベツ湿布やイモ湿布などを指導されることもあります。

注意するべき点は、体を冷やし過ぎないこと。体が冷えると血行が悪くなり、溜まった母乳の流れが余計に悪くなる結果を招きます。

特に産後間もない時期の乳腺炎は、赤ちゃんの哺乳量が少ないために起こることが多く、この時期におっぱいを冷やしすぎるとその後母乳分泌が足りなくなることがあるかもしれません

症状が落ち着いたら、冷やすのはすぐに中断してくださいね。

対策3 搾乳する

授乳してもまだ痛みや赤みが引かない、おっぱいが軽くならないという場合は搾乳しましょう。授乳後に溜まった母乳を残らず出すことで乳腺炎の症状を緩和するとともに、次の授乳時に赤ちゃんに新鮮な母乳を与えることができます。

ただし、搾乳している間にも母乳が溢れ出る感覚がある時には、搾乳は逆効果いうこともあります

母乳過多のママは、搾乳しても母乳を残らず出すどころか次の母乳生成を促してしまうことになり、生成量を減らすことができません。そのような場合は自己判断で搾乳するのは難しいので、医師や助産師に相談することをおすすめします。



乳腺炎にならないようにする4つの予防法

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つらい乳腺炎、できれば症状が出る前に防ぎたいですよね。

予防法はあるのでしょうか。

母乳の飲ませ方を見直す

乳腺炎の1番の予防法は赤ちゃんに母乳をしっかり飲んでもらうことです。

ママの授乳の姿勢や赤ちゃんのおっぱいの含み方が適切でないと、おっぱい内の一部に飲み残しがたまり乳腺炎を起こしてしまいます。

正しい授乳のしかたは、出産での入院中に助産師さんに指導してもらうのが理想です。

適切な授乳間隔か

授乳間隔があきすぎるのは乳腺炎の原因。また母乳分泌が減ってしまいその後の母乳育児に影響が出てしまいます。

できるだけ頻回授乳を心がけ、おっぱい内の母乳をたくさん飲んでもらいましょう

食生活を見直す

母乳分泌は食事に大きく左右されると言われています。油物や肉、糖分を多く含んだ食品を多く摂ると自然と高カロリーになり、おっぱいにはよくありません。ドロドロした黃色がかった母乳になり、詰まりやすくなってしまいます。

母乳の質を高めるために、授乳中は和食を中心した食事にして水分をこまめに取るようにしましょう

ストレスを溜めない

乳腺炎の原因の一つはストレスとも言われています。疲れが貯まると肩こりなどの血行不良が生じて母乳の流れにも影響が出ます。

小さな赤ちゃんのお世話をしながらでは難しいかもしれませんが、周りの協力も得ながら、体の力を抜く時間を持つようにしましょう

病院受診の目安は?

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乳腺炎といっても程度はさまざま。発熱といった全身症状がある場合はすぐに病院へ行って診察を受けましょう。痛みや赤みなど乳房そのものに症状が出た場合、まずは自宅で様子を見てもよいと思います。

ただ、数回授乳をしてみても改善されない、または症状がひどくなったという場合には母乳外来のある産科や助産院で診てもらうことをおすすめします

自己流のマッサージや自己判断での対処は症状を悪化させてしまうこともあります。できれば、かかりつけの母乳外来や助産院をもちましょう

心配事があったときにいつでも相談できる環境を作っておけば、安心して母乳育児を行えるでしょう。



発熱があっても授乳はOK?

乳腺炎の一番の対処法は、授乳です発熱時でもこまめに授乳を行いましょう。授乳することで症状が緩和され熱も引いてくることと思います。

ただし、病院でお薬を処方されている場合は、医師の診断に従いましょう。

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