ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

赤ちゃんが母乳を苦しそうに飲んでいたらやるべき4つの対処法

      2016/04/10

母乳を飲んで激しくむせ込む赤ちゃん。どうしたらいいのでしょうか?

一生懸命母乳を飲む赤ちゃん。上手に飲んでいるな…と思ったら、急に激しくむせこむことがあります。時に、キキキーッ!とひきつけのような状態になるまで激しくむせ、上体をそらして苦しがることがあります。

ママはとても心配になることでしょう。また、飲んだ後にしばらく苦しそうにうなったりしていることもあります。でも、「こうやって飲むんだよ」と教えることもできず、苦しそうな赤ちゃんを目の前に悩んでいるママも多いかと思います。

ここでは、赤ちゃんが苦しそうに母乳を飲んでいたら、また、飲んだ後に苦しそうにしていたらどのように対処すればよいかを解説します。

赤ちゃんが母乳を飲みながら苦しそうにしている時の原因と対処法2つ

原因1:母乳を上手に飲み込むことができない

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ上手に母乳を飲み込むことができません。

物を飲み込む時は、「嚥下反射」と言って様々な筋肉や神経が働いているのです。

離乳食や、高齢者の食事で「とろみ」をつけているのを見たことがありますか?

水分の多いものをとるときは、私たちが普通に飲んでいるお茶などのようなサラサラとした液体より、少しとろみがついているもののほうが飲み込む力が弱い人にとっては飲み込みやすいのです。

母乳にはとろみはついていませんよね。

とってもサラサラしています。

液体としては決して飲み込みやすい形状とはいえず、むせこみやすい液体といえます。

でも、母乳にとろみをつけて飲ませるわけにもいきません。赤ちゃんがむせこまないようにするには、少し姿勢を変えてあげましょう。

対処法:授乳姿勢を変える

赤ちゃんがむせこまないようにと、上体を起こして飲ませたりすることはありませんか?実はこれは逆効果。上体を起こすと、余計にむせやすくなってしまいます。

人間は気管が前方に、食道はその後ろにあるので、体をなるべく寝かせたほうが、気管に入りにくく、むせこみにくくなるのです。横抱っこでなるべく赤ちゃんの体が平らになるようにして授乳してみてください。むせこむことが少なくなると思います。試してみてください。

原因2:鼻が詰まっている

生まれたばかりの赤ちゃんは、口呼吸をすることができないので、鼻が詰まっているととっても苦しくなってしまいます。しかも、赤ちゃんの鼻の中は大人よりも狭く、そもそも詰まりやすい構造をしているのです。

鼻が詰まって苦しいと、母乳の飲みが悪くなる場合もあるので、しっかり治してあげましょう。

対処法:鼻詰まりを治してあげる

お風呂に入ると鼻くそがふやけて取りやすくなります。ふやけてからベビー綿棒やこよりでやさしく取り除いてあげましょう。赤ちゃんは鼻をいじられるのが大嫌いなので、泣いて嫌がると思いますが、くじけず取ってあげましょう。

母乳を飲んだ後に苦しそうな時の原因と対処法2つ

原因1:母乳と一緒に空気を飲み込んで苦しい

赤ちゃんは母乳と一緒に空気も飲んでしまっているので、母乳を飲んだ後はお腹が苦しくなります。ですが自力でげっぷを出すことができません。

自分でげっぷを出すことができるようになるのは、大体生後6カ月前後です。それまでは、母乳を飲んだ後はげっぷを出してあげましょう。

対処法:げっぷを出してあげる

授乳後、赤ちゃんを縦に抱っこし、ママの肩の上に顔を乗せて背中をゆっくり下から上にさすってあげましょう。げっぷがでるまで5分くらい続けます。トントンするように教えられる場合もあると思いますが、強くたたいてはいけません。そっとさするだけでも、十分げっぷを出すことができます。

縦抱っこが難しい場合は、沐浴で背中を洗うときの姿勢にして背中をさすってあげる方法でもげっぷを出すことができます。

原因2:母乳を飲みすぎている

生後3カ月頃になると、赤ちゃんも徐々に満腹感というものがわかってきて、お腹がいっぱいになると自分でおっぱいから離れるようになりますが、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ満腹感がわかりません。

生まれたばかりの赤ちゃんの胃はとても小さく、なんとビー玉ぐらいしかありません。でもおっぱいをくわえている限りは、満腹感がわからないので飲み続けてしまうのです。

対処法:時間を測って適度な量を飲ませてあげる

授乳の時は、面倒でも時間を計り、片側10分程度あげるようにしましょう。母乳が出すぎる体質の人は、出が良すぎることで赤ちゃんが飲みすぎ、苦しくなっている場合もあります。その場合は少し時間を短くするとよいでしょう。

苦しそうな赤ちゃん。深刻な症状になることはある?

母乳をうまく飲めないことで起こる深刻な症状としては「誤嚥性肺炎」があります。

「気管」はうまくできていて、異物を体の外に出す働きがある(それでむせる)のですが、その働きが作用しなかった場合母乳が肺に入って、誤嚥性肺炎になることもあります。

誤嚥性肺炎の初期症状は発熱、咳、喉がぜろぜろいうなどの症状です。

重症化したらどうなる?

抵抗力のない赤ちゃんは重症化し、呼吸困難やチアノーゼを起こすこともあります。ぐったりとして元気がなかったら夜間でも至急病院を受診しましょう。

誤嚥性肺炎と診断された場合は、抗菌薬を投与し治療することになります。重症化した場合や、薬を飲み込むのが難しい場合は点滴治療が必要なため入院となります。

赤ちゃんがむせこまないように、姿勢や飲ませる量に注意して母乳をあげてくださいね。

 - 育児 ,