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チョコレートを食べ過ぎると母乳にどんな影響が?

      2016/03/29

母乳育児をしていると疲れたり眠くなったりしてつい甘いものに手が伸びることがありますよね。

疲れている時にチョコレートはとってもおいしいもの。

でも授乳中にチョコレートは食べても大丈夫か気になることはありませんか?

特に私たちのお母さん世代の方からは、「おっぱいをあげている時はあまり甘いお菓子を食べないほうがいいわよ!」なんて言われることもしばしば。

ここでは、チョコレートが実際母乳にどのような影響を与えるのか解説します。



チョコレートの成分と分類は?

チョコレートの原材料

食品の「原材料名」は、含まれている量が多い順に記載されています。

お手持ちのチョコレートの裏面はどのようなものがどのような順番で書かれていますか?

ほとんどのチョコレートは、一番初めに「砂糖」の表記がありますね。

続いて、カカオマスやココアバター、全粉乳、植物性油脂、乳化剤などが表記されていると思います。

よく聞く「カカオマス」とか「ココアバター」って何?

  • カカオマス:カカオ豆から抽出される、チョコレートの風味を決める成分
  • ココアバター:カカオ豆から抽出される油分
  • 全粉乳:牛乳を乾燥させたもの
  • 乳化剤(レシチン):水分と油分を混ざりやすくする添加物

つまり、チョコレートのほとんどは「砂糖と油分」でできているんですね!

チョコレートの分類

チョコレートの裏面に、「チョコレート」「準チョコレート」などと書いてあるのを見たことがありますか?

これは、チョコレートの風味を決める「カカオ分(カカオマス+ココアバター)」の配合割合によって分類されています。

「チョコレート」の定義は国によってさまざまだといわれていますが、日本ではカカオマスとココアバターの合計が、全体の重量のうち35%以上であればチョコレートと表記しています。(チョコレートの本場ではカカオ分100%でないと「チョコレートとは呼ばない!」という国もあるようですよ)

チョコレートが母乳に影響するといわれる理由

ずばり、その理由は2つあります。

一つは、先ほど説明したとおり、チョコレートのほとんどは砂糖と油分なので、母乳が良く出る方は特に、おっぱいが詰まり乳腺炎を引き起こす可能性があるためです。

もう一つは、チョコレートの風味を決める「カカオマス」にはカフェインが含まれているためです。

カカオマスはカカオ豆を焙煎して作られているので、その製造方法はコーヒー豆からコーヒーができるのと近いものがあります。

「チョコレートを食べたいけれど、乳腺炎が心配だからカカオ99%の甘さ控えめのチョコレートはどうかしら?」とお考えのあなた!

カカオ99%のチョコレートには、100グラムあたり120ミリグラムものカフェインが含まれているのです。

インスタントコーヒー1杯のカフェインがおよそ60ミリグラムですから、カカオ99%のチョコレート100グラムにはなんとコーヒー2杯分ものカフェインが含まれています。

チョコレートをどうしても食べたい場合は…

以上のことをふまえ、それでもどうしてもチョコレートが食べたい!という場合は、次のような食べ方をしてみましょう。

授乳中でも安心なチョコレートの食べ方

  • おっぱいがたくさん出て詰まりやすい「溜まり乳」の人は、食べるならごくごく少量にしましょう。後で紹介する、チョコレート以外の甘いもので我慢しましょう。
  • カフェインは摂取後1時間程度で母乳に移行するので、チョコレートを食べるなら授乳を済ませてからにしましょう。
  • チョコレートの中でも、カカオマスの含有量が少ない「準チョコレート」と記載のあるものを選びましょう。準チョコレートであれば、100グラム食べてもカフェイン量は18ミリグラム程度(玄米茶1杯程度)です。

やっぱり甘いものが食べたい!

授乳中には、砂糖や油分が少なく、栄養豊富なおやつを食べて良い母乳を出しましょう。

母乳育児は疲れが出ますから、甘いものを我慢しすぎるのではなく、母乳にも良いおやつを食べて元気に過ごすほうがおすすめです。

授乳中におすすめなおやつ

  • 干しイモ:根菜類は母乳に良く、干しイモは砂糖も油分も含まれていない天然おやつなので授乳中にぴったりです。
  • ドライフルーツ:プルーンやレーズンは鉄分も含まれており、鉄分不足になりがちな母乳育児のママにとってもおすすめ。授乳中は、水分不足により便秘にもなりやすいですが、プルーンは便秘にも効果ありです。
  • ごはん団子:白いご飯は良い母乳を出すのに最適な食材。だったらご飯をおやつにしちゃいましょう!残りご飯をお茶碗1杯分チンしたら、片栗粉を大さじ1~2杯混ぜてすりこぎでつぶしながら混ぜ、沸騰したお湯で3分程度ゆでれば、お団子の出来上がりです!砂糖醤油をかければみたらし風に。
  • ぜんざい:市販のものではなく、小豆を自分で煮てみましょう。インターネット上にレシピもたくさん公開されています。自分で作れば糖分も控えめにできますね。お漬物と一緒に食べれば、砂糖少な目でも充分甘味を感じますよ。
  • 豆乳プリン:こちらも簡単なので手作りしてみましょう。50ミリリットルの水にふやかした粉ゼラチン5グラムと温めた豆乳150ミリリットル、少量のお砂糖を混ぜて冷蔵庫で2時間程度冷やし固めます。プルプルおいしいプリンができますよ。

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