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母乳を嫌がる原因、生後1ヶ月以降の対策法

      2017/04/04

母乳は赤ちゃんが産まれて初めて口にするものであり、大好きなイメージですよね。

しかし、実際には嫌がって全く飲んでくれなかったり仰け反って泣き出してしまう赤ちゃんも結構いるのです。

毎日育児を頑張っているお母さんにしてみると大変ショックかもしれませんが、これにはいくつかの原因と対処法があります。

それぞれの原因とそれに見合った対処法を見ていきましょう。



どんな風に嫌がるの?

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赤ちゃんによって反応は違うかもしれませんが、おっぱいを口に近づけると顔を横に背けたり、仰け反って泣き出してしまう子もいるようです。

また、このような明らかに嫌がっている反応はしませんが、寝たふりをしてみたり乳首を噛んだり、咥えているだけの遊び飲みの状態が長く続き、実際には飲んでくれていない場合もあります。

午前中は機嫌よく飲んでくれていたのに午後になって急に嫌がる子もいますし、片方は飲むのにもう一方は全くダメという子もいるでしょう。

お母さんにとってはどれも落ち込んでしまう反応ですよね。

母乳を嫌がる原因は主に5つ!

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お母さんとしても我が子が泣いて嫌がっている姿を見るのは辛いですよね。

赤ちゃんはまだ話すことが出来ませんので、お母さんが原因を見つけて対処法を考える必要があります。

1. 母乳の味がいつもと違う

母乳はお母さんが食べた物が血液を通して、赤ちゃんの口に入ります。

つまりお母さんの食べた物により母乳の味も左右されるのです。あまり普段食べていない物を沢山食べたりすると赤ちゃんも敏感に感じ取り、飲まなくなってしまう子もいるようです。

また、脂っこい物や甘い物、刺激の強い食べ物を食べた後の母乳も嫌がる子が多いようです。

対処法としては、なるべく和食中心の栄養価の高い食事を心がけると良いでしょう。母乳は思っている以上のエネルギーを消費します。

なのでお母さんの栄養面でもしっかり補給できて尚且つ赤ちゃんにも美味しい母乳を飲ませてあげられるように、毎日の食事内容にも気をつけると良いですね。

2. 乳頭混乱を起こしている

乳頭混乱は母乳とミルクの混合で育てている場合に多く見られます。

生後間もない赤ちゃんはおっぱいを吸う力も弱く中々上手に飲めません。逆に哺乳瓶は少し吸っただけで簡単に飲めるような仕組みになっています。

母乳のみでの体重増加が著しくない場合はミルクを足して調節しますが、その時に飲みやすい哺乳瓶を気に入ってしまい母乳を飲んでくれなくなる場合があるようです。

このような場合にはまずミルクを飲ませる前に少しでもおっぱいを咥えさせてみましょう。乳首の先っぽだけでは母乳は出てきませんので、しっかり乳輪が隠れるくらいまで咥えさせることがポイントです。

ただし、あまりにも泣き喚いて咥えてくれないようであれば、落ち着かせる為に少しだけミルクをあげてから母乳を飲ませてみるのも良いかもしれません。

3. 上手くおっぱいに吸い付けない

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お母さんの乳頭はその人によって形が異なり、陥没や扁平、巨大なものから小さすぎたり硬かったりと赤ちゃんの口に上手く合わない場合があります。

赤ちゃんも頑張って吸おうとしますが、中々飲めない場合には疲れてしまい嫌がる場合があります。

陥没や扁平の方は出産前からおっぱいマッサージをする時に乳頭もマッサージをしなるべく赤ちゃんが吸いやすいように長さを出しておく必要があります。

しかし、マッサージだけでは中々改善しない場合には「乳頭吸引機」「ブレストシールド」または「乳頭保護器」を試してみると良いでしょう。

これらは乳頭を外側に引っ張り出した状態で保ち、そのまま形状記憶させることで赤ちゃんが吸いやすい乳首にすることが出来ます。ベビー用品店や薬局でも売られていますので試してみる価値はあるのではないでしょうか。

4. 赤ちゃんの口の中に問題があるかも

口内炎が出来ている場合は滲みて痛いので飲まなくなりますし、歯の生え始めは歯茎がムズムズして気になり飲んでくれない場合があります。

口内炎の場合には母乳やミルク以外のイオン飲料や麦茶などでしたら滲みにくく飲んでくれることがありますので、そういった物を哺乳瓶やスプーンで飲ませてあげると良いでしょう。

あまりにも泣きすぎて飲めない場合には脱水症状になる可能性があるので、早めに病院を受診することをお勧めします。

また、歯の生え始めには飲んでくれない上に乳首を噛んでしまうこともあります。こういった時には痛いということを優しく伝えたり、歯固めでムズムズした状態を少しでも解消できるようにしてあげると、飲んでくれるようになるでしょう。

5. お腹が張っている、便秘気味

ゲップが上手に出せない子はオナラとして出すのですが、それも上手に出せない場合にはお腹にガスがたまった状態になります。また便秘気味になると消化が追いつかず常に満腹の状態になっていることがあります。

授乳をした後はなるべくゲップをさせてあげますが、特に母乳の場合はあまり空気を吸い込んでおらずゲップが出ない場合もあります。あまり神経質に考えすぎることはありませんが、万が一吐いてしまった場合のために右側が下になるようにタオルなどを敷いて寝かせてあげると自然と出やすくなるそうです。

また便秘が長く続くようでしたら綿棒で肛門を刺激してあげ、便の通りを良くしてあげると良いでしょう。

母乳を嫌がる時期にもちゃんとした理由が!

  • 生後〜1ヶ月  お母さんも赤ちゃんもまだまだ初心者です。上手く吸えるまでは根気良く頑張りましょう。
  • 2ヶ月〜4ヶ月 子育てにもそろそろ慣れてくる頃で、お母さんの食事内容が疎かになりがちです。今一度見直してみましょう。
  • 5ヶ月〜7ヶ月 離乳食を開始すると母乳の味が物足りなく感じてしまうようです。離乳食はなるべく薄味にしてあげましょう。
  • 8ヶ月から1年 離乳食が順調に進んでいるのであればそろそろ卒乳の時期なのかもしれませんね。

母乳も嫌!ミルクも嫌!原因は赤ちゃんにあるかも!?

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母乳をあまり飲まないのでミルクを足して混合にしていたのに、ミルクまであまり飲まなくなってしまったと心配しているお母さんも結構いらっしゃるようです。

まず最初に確認して欲しいのが赤ちゃんの状態です。急に飲まなくなるとお母さんもショックでしょうし、どうしてとついつい自分ばかりを責めてしまいがちです。

しかし赤ちゃんに原因がある場合も考えられますのでまずは普段と違うことはないかチェックしてみましょう。

母乳もミルクも飲まない赤ちゃんに普段と違う症状出てない!?6つのチェック項目

  • ウンチやおしっこの回数はいつもと同じくらいか
  • ウンチの状態は?
  • 熱はないか
  • 赤ちゃんの機嫌は?
  • 口内炎などお口のトラブルはないか
  • 体重が急激に減っていないか

いつもとあまり変わりもなく、機嫌も良いようであれば少し様子を見てみましょう。あまりお腹が空いていないだけかもしれませんし、気分的に飲みたくないだけかもしれません。

しかし、あまりあまり長く続きしかも体重も減ってしまうようであれば、一度病院に相談してみるもの良いと思います。

片方のおっぱいだけ嫌がる場合、吸ってくれる方のおっぱいだけでいい?

右側はいつも美味しそうに飲んでくれるのに左側に替えると急に泣き出したり嫌がってしまうことはありませんか。

確かに美味しそうに飲んでくれているなら嫌がっている方のおっぱいをあげるのは躊躇してしまいますよね。しかし本当にそれで大丈夫なのでしょうか。主な原因とその対策をまとめてみました。

乳腺の発達による分泌量の違いがある場合

母乳はおっぱいの中に張り巡らされた乳腺を通って乳首から出るのですが、左右の乳腺の発達の違いによって分泌量が異なります。

また乳腺のつまりや乳頭のつまりによっても分泌量は異なります。もちろん赤ちゃんはたくさん出る飲みやすい方のおっぱいを好んで飲むようになるでしょう。

しかし、母乳は赤ちゃんが吸うことによって分泌されますので嫌がっている方もきちんと吸わせてから、もう片方を飲ませるようにしないと悪循環になり、より一層出が悪くなってしまいます。

片方だけでお腹が満腹になってしまう場合

沢山分泌されている方のおっぱいを先に飲ませてしまうと、それだけで十分にお腹が満たされてしまいそのまま寝てしまう子もいます。沢山出ているのは良いことなのですが、お母さん自身も自分のおっぱいの特徴を把握する必要があります。

そして、あまり出ていない方のおっぱいを飲ませてからもう片方を飲ませるとバランス良く飲んでくれるでしょう。

体制や乳頭の形に好みがある場合

両方のおっぱいとも十分な母乳が出ているにも関わらず嫌がる場合には、授乳体制や乳頭の形が原因だと考えられます。

赤ちゃんにも好みはありますので、赤ちゃんが飲みやすい体制になるように工夫してあげたり乳頭マッサージをして飲みやすい柔らかい乳首にしてあげると飲んでくれるかもしれませんね。

嫌がるからといって片方だけしか飲ませていないと、乳腺が詰まってしまい乳腺炎などのトラブルの原因になります。また母乳は赤ちゃんが吸うことが刺激となり分泌量も増えますので、左右とも同じように飲ませるようにしましょう。

精神的に落ち込んでしまった時の気持ちの切り替え方、考え方

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育児で毎日疲れ切っているのにおっぱいまで拒否されてしまってはお母さんも精神的にまいってしまいますよね。

しかしお母さんがストレスを溜めてしまっては悪循環で母乳はますます出なくなり、赤ちゃんも飲んでくれなくなるでしょう。そうならない為にもあまり神経質に考えすぎないことです。

赤ちゃんにだって感情はありますし、飲みたくない時だってあるはずです。

明らかな体重の減少が見受けられる場合には改善や病院での受診が必要ですが、赤ちゃんの機嫌がよかったり成長具合も平均線の中に収まっているようであれば問題ありません。

確かに母乳は赤ちゃんにとってもお母さんにとっても良いことばかりですが、赤ちゃんが嫌がって飲んでくれない場合にはミルクを足しながら様子を見て、母乳も上手く飲めているようであればミルクの量を少しづつ減らしていき母乳に戻すと良いでしょう。

お母さんが神経質になりどうにかして飲まさなければと思っていると赤ちゃんは敏感に感じ取ってしまい、美味しくおっぱいが飲めなくなってしまいます。お互いにストレスにならないように楽しく母乳育児が出来ると良いですよね。

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