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赤ちゃんの筆とは?どうやって作ればいいの?徹底紹介!

      2018/04/02

大変な出産を終えて育児をしていると、赤ちゃんの成長の速さを感じる人は多いのではないでしょうか。子どもはあっという間に大きくなっていきます。そんなとき、記念にいろいろと残しておきたいと思いますよね。写真をとったり手形や足形をとって残したり、方法は様々です。その中のひとつ、胎毛筆というものをご存知でしょうか。赤ちゃんの髪の毛を筆にして残しておくものです。胎毛筆を作る時期や、どこに頼めばいいか、値段まで紹介します。



胎毛筆とは

胎毛筆とは、生まれてから一度もまだ髪の毛を切っていない赤ちゃんの髪の毛(胎毛・産毛)で作る筆のことです。

筆を作る理由

赤ちゃんの髪の毛で筆を作るのはもちろん記念のためですが、髪の毛なんて次から次へと生えてくるのに本当にいるの?と思う人もいるでしょう。しかし、そうではない理由があるのです。

胎毛は一生に一度

生まれてから一度も髪の毛を切ったことのない赤ちゃんの髪の毛は、さらさらでツヤツヤではありませんか?胎毛は毛先に向かって髪が細くなっていっています。一度でもハサミを入れてしまうと、この髪の毛は失われてしまいます。その子の髪質にもよりますが、我が家の子は髪の毛を切ったあとは見事に親に似た太めのしっかりした髪になりました。

胎毛筆は、一度チャンスを逃してしまうと一生作ることができないものなのです。

昔からの言い伝え

胎毛筆を作るのは、昔からその子が健康に育つように、また頭がよくなりますようにという願いがこめられています。単なる記念ではなく、こういった願掛けの意味もあるのです。

いつ作ればいいの?

赤ちゃんの髪は一人一人生え方が違います。生まれてすぐにもう髪の毛がたくさんある子もいれば、1歳になってもまだ少なめの子もいます。どれくらい髪の毛があれば筆は作ることができるのでしょうか。

長さ

長さは最低でも5センチ以上あるのが望ましいです。短いとしっかりとした筆にできないので、まだそんなに伸びていないという人はもう少し待ってくださいね。伸び方は人それぞれですが、必ず髪は伸びるものなので、焦りすぎないでください。

太さ

髪の毛を束ねて直径8ミリ以上必要です。どれくらいかというと、鉛筆の太さくらいです。ただ、立派な筆を作ったり、合わせて紅筆を作ったりしたいという場合は、もっと必要です。立派な筆を作りたいときは、だいたい大人の親指ほどの太さが必要です。

髪の毛が少ない場合

どうしても赤ちゃんの髪の毛が少ない場合や、あまり髪の毛を切りたくないという場合の対処法は

  • 親子筆を作る
  • 紅筆や少ない髪の毛で作れる筆を選ぶ

この2点が挙げられます。長さがあっても量が少ないという場合は検討してみてください。

親子筆

お母さんやお父さんの髪の毛と一緒に筆を作ることもできます。具体的には、大人の髪を筆の芯に使い、外側に赤ちゃんの髪を使います。そうすることで、親子の筆として絆も深まりますよ。

紅筆

紅筆や少ない髪の毛で作る筆は、だいたい大人の小指の3分の一ほど髪の毛の量で作れます。ただし、紅筆は口紅を引くときに使う筆ですので、男の子には向きません。そんなときは、各業者とも少ない髪の毛でも作れるような筆のラインナップもありますので、チェックしてみてください。



どこに頼めばいいの?

実際に赤ちゃんの筆を作るためには、どのようにすればいいのか。方法は二つあります。

①床屋・美容院に頼む

赤ちゃんの筆を作っている業者と連携している床屋や美容院が全国にあります。それを探して頼むというのが一つめの方法です。ちなみに、連携していない床屋や美容院で切ると、結局筆を作るには足りませんでしたという事態になりかねないので、筆を作る目的でカットに行く場合は必ず連携している床屋や美容院へ行くようにしてください。

代表的な連携している業者を紹介します。

メリット

  • 髪の毛の長さや量が足りているかどうか見極めてもらえる
  • 業者へ髪の毛を送る手間が省ける
  • 髪の毛がばらける心配がなく安全に業者に渡してもらえる
  • 髪の毛を切った後、きれいに整えてもらえる

デメリット

  • カット代がかかる(一人で座れない赤ちゃんの場合、大人にひざに乗せてカットするので追加料金がかかるときがあります)
  • 家の近くに連携している床屋や美容院がない場合、遠くまで行く必要がある
  • 筆が出来たとき取りに行く手間がある
  • 自分で業者を選べない・連携している業者の筆しか選べない

②胎毛筆を作っている業者に直接頼む

赤ちゃんの髪の毛を自分で切って業者に郵送で送るという方法が二つ目です。胎毛筆を作っている業者はたくさんありますが、筆を専門としている業者を紹介します。

※前述した「赤ちゃんの筆センター」も郵送で対応可能です。

メリット

  • カット代がかからない
  • 発送から受け取りまで、すべて郵送や宅配便で済ませられる
  • 自分でどの業者がいいか決められる

デメリット

  • 本当に髪の長さや量が足りているか悩む
  • 髪を自分で包み、郵送する手間がかかる
  • 切ったあと赤ちゃんの髪を自分で整えなければいけない

紹介した業者を比較

どの業者にするか色々ありすぎて悩みますよね。今回紹介した業者の比較をしたいと思います。比較するのは、値段・届くまでの時間・商品数・特徴を比較しました。

値段(税抜) 届くまでの時間 商品数 特徴
光文堂 ¥8,000~ 1~2ヶ月 100以上 洋風の商品がたくさんある。多彩な商品のラインナップ。床屋・美容院でのみ受付可能。
北斗園 ¥7,200~ 約2ヶ月 21 筆ではなく、アクセサリー軸の商品がある。へその緒や写真、手形と一緒に飾れるものも。
文宏堂 ¥10,000~ 1~1ヶ月半 18 筆の形のみの制作。部屋に飾れるように額縁入りの商品もある。
赤ちゃんの筆センター ¥5,000~ 2~3ヶ月 約120 洋風の商品がたくさんある。また、「子護り人形筆」という人形が筆を持っていてそれを飾っておくものも。とにかく多彩な商品のラインナップ

箱にしまっておく筆だけではなく、お部屋に飾れるような凝ったものを作りたい!という場合は、光文堂や赤ちゃんの筆センターを一度チェックしてみてください。ちなみに、洋風のものというのは、このようなものです。

光文堂(https://koubundo.info/

筆のみを作りたいという人は、値段の違いは軸になる木の違いが大きいです。一番安価なのは桜の木ですし、高いものですと木ではなく水牛や象牙になってきます。一生に一度のものですので、よく考えて選んでくださいね。



胎毛筆制作の体験談

我が家は二人の子どもがいますが、二人とも胎毛筆を作りました。その体験を紹介します。

いつごろ作ったか

二人とも生後6ヶ月ごろ作りました。ただ、我が家の子は生まれたときから髪の毛が多い方だったので、もっと後から作る人ももちろん多いですよ。そのときの髪の毛の長さはこのくらいでした。

後頭部は赤ちゃんにはよくあることですが髪の毛は薄かったです。全体的にこのくらいあれば十分作ることができます。

どのように作ったか

どこに頼んだか

私は自分では髪の毛を切る自信がなかったので、連携している床屋さんで切ってもらいました。業者さんは光文堂(https://koubundo.info/)です。

流れ

  1. 商品カタログを見て、どの筆にするか選びます。
  2. 髪を切る椅子に親と一緒に座ります。
  3. 筆に必要な量だけを切り、保管してもらいます。
  4. 髪の毛を整えてカット代を払い、終了です。カット代は、親の膝に乗せて切ってもらったので3,000円ほどでした。
  5. 1ヶ月半後、筆ができたと連絡をもらい床屋さんまでとりにいき筆のお金を払いました。

我が家の子は、一人目は泣かなかったのですが二人目は髪の毛を整えるときに大泣きしました。しかし床屋さんは慣れているので動じることもなくきれいに整えてくれましたよ。その点でも子どもが暴れるとハサミで怪我をする可能性があるので、私は床屋さんや美容院をおすすめします。

切るときは、こんな感じでした。鏡が目の前にあるので、最初は子どもはおとなしかったです。

商品

できた筆がこれです。右が胎毛筆、左は普通の筆で誕生祝筆です。筆の軸は桜の木です。この商品は廃盤になっており、現在は注文できません。2本セットなので、1本よりも高い14,000円ほどでした。

※黄色くなっているのは、子どもの名前と生年月日が彫られているので塗りつぶし加工です。

二人目も同じ商品を選びました。二人目のときはすでにこの商品は廃盤になっていましたが、床屋さんに交渉してもらい無理言って同じものを作ってもらいました。自分ではなかなか交渉できないので、感謝しております。値段も同じでした。

この形ですと飾ることは難しく大事にしまってあります。開けるのは端午の節句のときに五月人形と一緒に飾るときくらいです。ずっと毎日眺めていたいという人は、やはり額縁に入ったものやブリザードフラワーと一緒に飾るものをおすすめします。

まとめ

生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛は、一生に一度のものです。切ってしまうともう二度とその髪の毛は生えてきません。我が家も子ども二人とも胎毛筆を作りました。その筆を見るのは年に一度か二度ですが、やはり見て触ってみると言葉では言えないような愛おしい感情がこみ上げてきます。

胎毛筆を作りたいと思った人は確かに安いものではありませんが、その子にとっても親にとっても一生に一度の大切なものになるはずですので、色々な業者をチェックするのが大切です。たくさん悩んで納得のいくものを選びましょう。

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