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妊娠中に不安が頭をよぎる・・・妊婦さんの心配事や対応策を紹介します

      2018/03/29

妊娠中に、お腹の中の赤ちゃんが無事に育っているか、障害がないか、赤ちゃんを無事に産むことができるか等、いろんな心配事を抱える妊婦さんは多いです。

また、ホルモンバランスの変化により精神的に不安定になりがちなので、必要以上に心配性になったり、不安が大きくなったりします。今回は、妊娠の時期ごとに多くの妊婦さんが抱える不安をご紹介するとともに、妊婦さんの不安をやわらげる方法についても解説します。



妊娠中は心配性になりやすいの?

妊婦さんは心配性になりやすいの?

妊娠前はそんなに心配性ではなかったのに、妊娠してからネガティブになってしまったり、必要以上に心配性になってしまったという妊婦さんは多いのではないでしょうか。

筆者自身も、元々は楽観的な性格なのですが、妊娠中は非常に心配性になった記憶があります。夏場でも、冷房で冷えないように、厚着をしたり腹巻を巻いたりしていました。筆者のママ友も、妊娠中は必要以上に神経質になったと話していました。

では、なぜ妊婦さんは心配性になりやすいのでしょうか。

妊婦さんはなんで心配性になりやすいの?

お腹の中で一つの命を育てているわけですから、心配性になるのも無理はありませんよね。実際に、妊娠中はお腹の中の赤ちゃんへの影響を考えて摂取できない薬や食べ物もありますし、避けたほうがよいとされるものもあります。

これまで何気なく摂っていたものが、お腹の赤ちゃんに影響を与えると考えると、一つ一つの行動に神経質になるのも自然なことです。さらに、妊娠中はホルモンバランスが変化することもあり、身体面だけでなく精神面にも変化が起こります。

具体的にどのような症状が出るかは妊婦さんによって様々ですが、情緒不安定になって、必要以上に心配性になったり、怒りっぽくなったり、落ち込みやすくなる妊婦さんもいます。

では、妊婦さんが多く抱える不安としてどのようなものがあるのか、その不安にどう向き合って対処すればよいのか、妊娠の時期ごとにご紹介します。

妊娠初期に抱える不安とは?

妊娠初期の妊婦さんが多く抱える不安は?

  1. お腹の赤ちゃんが無事に育っているのか不安
  2. つわりや立ちくらみ等、体調の悪い中仕事や家事をこなせるか不安

1.お腹の赤ちゃんが無事に育っているのか不安

つわりや胸の張り等、妊娠したことでホルモンバランスの変化が体調にあらわれる妊婦さんもいます。そのような症状があると、妊娠しているという実感が持てるかもしれません。

しかし、中には全くそのような症状がない方もいます。妊娠初期は、お腹も大きくないですし、胎動を感じることもできません。お腹の赤ちゃんの心臓は動いているのか、無事に育っているのかは、妊婦健診でエコーを見てみないとわかりません

また、下に記載の通り、妊娠初期は最も流産をする割合が多くなっています。

妊娠12週未満の早い時期での流産が多く、流産全体の約80%を占めます。妊娠の15%前後が流産に至るとの統計もあり、多くの女性が経験する疾患です。(出典:公益社団法人 日本産科婦人科学会 流産・切迫流産

これらのことから、お腹の中で赤ちゃんは育っているのだろうかと不安に思う妊婦さんは多いです。

筆者は妊娠初期から胸の張りを感じていたのですが、少しでも胸が張った感覚がなくなると「お腹の中の赤ちゃんは大丈夫かな・・・」と心配になっていました。妊娠初期の妊婦健診は一週間~二週間に一度です。次の健診まで一日一日がとてつもなく長く感じる妊婦さんは多いです。

無理をせずにリラックスして過ごすことが一番

妊娠初期に、お腹の赤ちゃんは無事に育っているのかと不安な気持ちになるのは自然なことで、多くの妊婦さんが不安な気持ちを経験します。神経質になったとしてもストレスがたまるだけですので、なるべくリラックスして過ごすようにしましょう。おすすめのリラックス方法については後述します。

2.つわりや立ちくらみ等、体調の悪い中仕事や家事をこなせるか不安

妊娠初期は特につわりや立ちくらみ等の症状に苦しむ妊婦さんが多いです。仕事をしている方は、安定期に入るまで周囲に妊娠していることを秘密にしている方も多いでしょう。そのような中で仕事を妊娠前と同じようにできるのかと不安を感じる方は多いのではないでしょうか。

電車やバスで通勤している方は、通勤中に気分が悪くなったらどうしようかと考える方もいるでしょう。また、料理や洗剤のにおいを受け付けられなくなり、これまでしていた家事ができなくなるという妊婦さんもいます。

つわり等が辛い場合は上司に相談を

体調が悪い場合は、我慢せずに通勤時間をずらす等の措置を取れないか上司に相談するようにしましょう。症状をうまく伝えられない、上司が理解してくれないかもしれないという不安がある場合は、かかりつけの産婦人科医に「母性健康管理指導事項連絡カード」(※)を書いてもらうようにしましょう。

※母性健康管理指導事項連絡カードは、通勤緩和等の措置が必要であると判断された場合に産婦人科医が記入したうえで発行するものです。

家事は家族で協力し、たいへんな場合は民間のサービスを利用しよう

全ての家事を一人で完璧にやる必要はありません。旦那さんや家族に協力してもらいながらお腹の中の赤ちゃん第一に動くようにしましょう。旦那さんの仕事が忙しい場合は民間の家事代行サービスやお弁当の宅配サービス等を利用するようにしましょう。

妊娠中期に抱える不安とは?

妊娠中期の妊婦さんが多く抱える不安は?

  1. 胎児に障害がないか不安
  2. お腹の中の赤ちゃんが突然亡くなったりしないか不安

1.胎児に障害がないか不安

妊娠の時期によらず、お腹の中の赤ちゃんに障害がないかという不安を抱える妊婦さんは多いです。中でも妊娠中期は、出生前診断を受けている場合、その検査結果が分かる時期です。さらに、妊娠を継続するかの判断ができるのは妊娠中期までです。

これらのことから、妊娠中期は特にお腹の中の赤ちゃんの障害の可能性について神経質になる妊婦さんが多いです。

遅くとも妊娠初期までは障害があった場合にどうするかを考えておこう

出生前にすべての障害の有無を調べることはできません。また、ダウン症等、母体の年齢によって発症する割合が高くなる障害もありますが、障害の原因の多くは分からないものが多いです。

多かれ少なかれ、誰もが障害のある子供を産む可能性があるのです。障害があったらどうしようと不安になる前に、我が子にもし障害があることが分かった場合どうするのかを事前にパートナーと話し合っておくことをおすすめします。

一人で不安な気持ちをつのらせるのではなく、事前に旦那さんと話し合っておくことで、そのような不安はやわらいでいきますよ。

2.お腹の中の赤ちゃんが突然亡くなったりしないか不安

安定期に入れば、流産の確率はぐっと下がりますが、流産や死産の可能性はゼロになるわけではありません。経過が順調であれば、安定期に入ってからは妊婦健診の頻度が一か月に一回になりますので、次の健診までの間不安を感じるお母さんもいます。

また、妊娠中期からは胎動を感じ始めます。妊娠後期になるまでは、子宮の大きさに比べて赤ちゃんが小さいので、子宮の中を赤ちゃんが自由に動き回ります。そのため、胎動を頻繁に感じにくかったり、胎動を感じても、弱く感じたりします。

日によって胎動を全く感じなかったり弱まっているように感じることがあるので、そのたびに、お腹の中の赤ちゃんに何かあったのではないかと不安がつのるお母さんは多いです。

ネガティブなことよりも赤ちゃんが生まれた後のことを考えて過ごそう

悪いほうへ悪いほうへと考えるとストレスがたまり、お腹の張りにつながってしまうこともあります。ネガティブなことを考えるのはお腹の赤ちゃんに良くないと思い、赤ちゃんが生まれた後のことを考えて過ごすようにしましょう。詳しくは後述します。

妊娠後期に抱える不安とは?

妊娠後期の妊婦さんが抱える不安は?

  1. お産を無事に乗り越えられるか不安
  2. お母さんになる覚悟が持てない

1.お産を無事に乗り越えられるか不安

妊娠後期に入ると、お腹も大きくなり、お産に向けて赤ちゃん用品などをそろえ始めます。お産の時期が迫ってきて、お産を無事に乗り越えられるのか不安を抱く妊婦さんが多いです。

下からのお産の場合を予定している妊婦さんは特に、陣痛の痛みに耐えられるか不安を感じる方は多いです。初めてのお産の方はどれほどの痛みなのかわからず不安になりますし、そうでない場合も、「またあの痛みを経験するのか」と不安になってしまいます。

お産の流れを勉強したり体験談を聞いたりしよう

多くの妊婦さんは、お産に対して「とにかく痛いもの」といった漠然としたイメージを持って不安を抱いています。お産に対する不安は、お産に対する知識を付けたり、不安を話し合うことで軽減させることが期待できます。

産婦人科や自治体で行っている両親学級では、お産の流れをビデオや資料で紹介したり、出席者同士でお産のイメージやどのように過ごしたいか等をディスカッションしたりする機会が設けられています。

そのような場に旦那さんと積極的に参加し、一緒に知識を付け、不安な気持ちを共有しあうことをおすすめします。一人ではなく、夫婦二人でお産を乗り切ろうという気持ちを持てば心強いですよね。

2.お母さんになる覚悟が持てない

また、赤ちゃんの予定日が近づいてくればくるほど、子供を産み育てることに不安を抱える方もいます。特に初めてのお産の場合、子育ては未知の領域です。もちろんワクワクとした気持ちもありますが、赤ちゃんを本当に育てられるのか自信を持てず、母親になる覚悟を持てない方もいます。

筆者も、妊娠後期に、お腹の中の赤ちゃんに会えることや家族が増えることへの楽しみな気持ちと、お母さんとして無事にやっていけるのかという不安な気持ちが入り交じり、複雑な気持ちになって胸の奥がきゅっと痛くなる不思議な感覚を味わったのを覚えています。

考えれば考えるほど、もうすぐ赤ちゃんが生まれるというのに、こんな気持ちで大丈夫なのかと自己嫌悪に陥り落ち込んでしまいました。

夫婦で子育てについて話し合おう

まず、子育ては一人でするものではないですし、はじめは分からないことだらけで失敗しても大丈夫、と考えて子育ての責任を一人で背負わないようにしましょう。そして、お父さんになる旦那さんと、子育てについて話し合ってみましょう。

これから生まれてくるお腹の中の赤ちゃんにどんな風に育ってほしいのか、どんな風に子育てをしたいのかを話し合ってみましょう。旦那さんもお父さんになる自覚を持つことができるのでおすすめですよ。

不安を感じた時におすすめのリラックス法は?

リラックスって具体的に何をすればいいの?

不安はあまり妊婦さんにはよくない、できるだけリラックスするように、とこれまでお伝えしてきましたが、具体的にどのようにしてリラックスすればよいのでしょうか。おすすめのリラックス方法をご紹介します。

おすすめのリラックス法

  1. お腹の中の赤ちゃんに話しかける
  2. 暖かい飲み物を飲みながら好きな音楽を聴く
  3. 無理のない範囲でストレッチをする
1.お腹の中の赤ちゃんに話しかける

一番のリラックス法は、お腹の中の赤ちゃんに話しかけてあげることです。上で赤ちゃんが生まれた後のことを考えたり、どんな風に育ってほしいかを旦那さんと話し合ったりすることをおすすめしましたが、そのような時は是非お腹の中の赤ちゃんにも話しかけてあげましょう。

筆者もよく妊娠中は食事の際や散歩中等いろんなタイミングで夫とお腹の中の赤ちゃんに話しかけていました。

「お腹の中で頑張って育ってくれてありがとう」「生まれたら三人で一緒にお花見できるね」「お父さんみたいに優しく育ってね」等、その時に感じたことや話した内容をお腹の中の赤ちゃんにも話しかけていました

お腹の中の赤ちゃんのことを考えると優しい気持ちになりリラックスすることができるのでおすすめです。

2.暖かい飲み物を飲みながら好きな音楽を聴く

夜眠る前にテレビや照明を落として、暖かい飲み物と好きな音楽でリラックスする時間を設けるのを習慣にするとリラックスできるのでおすすめです。

暖かい飲み物を飲むと体も温まりますし、ホッとした気持ちになれます。飲み物は、ノンカフェインの白湯やホットミルク、ルイボスティー等がおすすめです。さらに好きな音楽を聴くとリラックス効果が高まりますよ。

3.無理のない範囲でストレッチをする

無理のない範囲でストレッチをすることも、体も心もリラックスできるのでおすすめです。筆者は、大手ヨガスタジオの「studio yoggy」が監修したアプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」という無料アプリを利用していました。

毎晩寝る前にお布団に横になった状態で、アプリから聞こえてくるガイダンスに従って呼吸をしたりごく簡単なストレッチをするだけで、いつのまにか眠りに落ちていました。とてもリラックスできるのでおすすめですよ。

※リンク:寝たまんまヨガ 簡単瞑想

まとめ

妊娠中はホルモンバランスも不安定になりますし、不安なことが頭をよぎったり、必要以上に心配性になったりします。心配や不安によるストレスをため込むのもよくないので、できるだけリラックスして過ごすようにしましょう。

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