夏にベビーカーでお出かけ。暑さ対策は?あると便利なアイテム
2019/02/15
赤ちゃんをベビーカーに乗せられるようになったら一緒にお散歩を楽しみたいですよね。でも、暑い夏に出かけるとなると、気温や日差しや日焼けが気になります。
ベビーカーで出かけると、日差しだけでなくアスファルトからの照り返しも強く、赤ちゃんは高い温度を感じることになるのです。大人でも不快に感じる照り返しです。
赤ちゃんは大人の顔よりアスファルトに近いところにいるので、もっと不快ですよね。そして赤ちゃんは体温調節が苦手でとっても汗かきです。汗をかいて放っておくとあせもができてしまいますよね。そこで、お散歩を始める前に、暑さ対策について考えてみたいと思います。
このページの目次
夏のベビーカー、どんな対策が必要?
散歩に出かけるのはとてもいいことですし、大人にとっても気分転換になります。でも、それで体調を崩してしまってはいけませんよね。ではするべき熱中症、暑さ対策について考えてみましょう。
- 出掛ける時間帯は、なるべく午前中の涼しい時間にする
- 30分~1時間ごとに水分補給をする
- ベビーカー用保冷剤を使う
- 汗をかいたら着替えをする
- 直射日光を避ける
- 日陰を選んで歩くようにする
30分~1時間ごとに水分補給をする
夏のお出かけは熱中症対策もしっかりしましょう。水分補給は30分~1時間に1回はさせるようにしましょう。母乳育児中で麦茶などを飲みたがらない場合は、長時間のお出かけは夏場は避けた方がいいかもしれませんね。
私の息子は麦茶をとても嫌がり、飲ませると口から出したりお茶を投げてしまったりしていました。そんな中外出するとピンクの尿が出て、医師から水分補給をさせるようにと言われたことがあります。
麦茶はどうしても嫌がり、イオン飲料を飲ませてみると気に入ったようでゴクゴク飲んでくれ、真夏や熱が出た時は飲ませました。但し、イオン飲料は甘いので習慣化させないようにしましょう。
ベビーカーへの照り返し
乳幼児は体温調節が未発達なので、暑い時期はすぐに体温があがって汗をたくさんかきます。ですので、脱水症状や熱中症には十分注意が必要です。
そこで考えつく対策は日よけですが、それだけで良いのでしょうか。大人でも地面からの照り返しをとても暑く感じます。ベビーカーに乗っている子たちは、大人の顔よりずっとアスファルトに近いところにいるのです。
ベビーカーの赤ちゃんと大人の顔で感じる温度では赤ちゃんの方が3~5度も高く感じることがあるのです。
普段靴を履いている私たちはあまり感じないかもしれませんが、真夏に裸足でアスファルトの上に出ると熱くて焼けそうになってしまいます。
強い日差しの日には60度近くになってしまうこともあるアスファルトに、とても近いところにベビーカーの子供達はいるのです。
こまめに汗を拭く
赤ちゃんは体温調節が苦手でたくさん汗をかきます。汗をかくと「あせもができるんじゃないか」「汗が冷えて風邪をひいてしまわないか」と心配になりますよね。
夏になると春に着せていた肌着をやめて、1枚で過ごすようにしましょう。肌着を着ていないので、1枚で着せる服は綿100%のものを着せてあげましょうね。そして汗を吸ってくれる服にしましょう。
紫外線防止や温度調節のために長袖のカーディガンを持ち歩いていると、日焼け防止やエアコンによる急激な冷えにも対応できますね。
汗であせもができたら?
汗をかいたまま放っておくとあせもの原因になります。あせもはかゆみがありますので、できないように予防してあげましょう。
あせもができやすい場所
- 手足のくびれ
- 首のしわ
- 背中
- わき
- おしり
あせもを予防するには
- 汗をかいて着替えるときは、濡れタオルでわきの下や首のまわり、背中を拭く
- 汗や汚れがたまらないように清潔にする
- 通気性の良い服を着せ、汗をかいたら着替えさせる
- 汗をかきやすいところに、ベビーパウダーをはたく
汗を大量にかいたらシャワーを浴びてさっぱりするのもいいですね。でもその場合は汗を流すだけで、毎回ボディーソープをつかわないようにしましょう。一日に何度も石鹸などを使用すると肌の乾燥の原因になることがありますので注意しましょう。
ベビーパウダーはどうやって使うのがいいの?
ベビーパウダーにはあせもを予防する効果があります。汗をかくまえに、はたいておくようにしましょう。但し、汗をかいたらその汗を吸収したパウダーは落として、こまめに新しいパウダーをつけるようにしましょう。
あせもができてしまったら
あせもが出来てしまったら、かゆくて引っ搔いてしまわないように手にミトンを付けるなどして、搔き壊さないようにしましょう。
あせもができたときの対策
- お風呂をいつもよりぬるい温度にするか、シャワーで済ませて体温が高くならないようにしましょう
- かゆい部分を氷などで冷やしてあげましょう。氷や保冷剤をガーゼなどでくるんで当ててあげましょう。
- ひどいときは病院で医師に診断してもらいましょう。
ベビーカーの暑さ対策グッズ4点
お散歩だけなら暑い時間を避けることができますが、どうしても外出しなければいけないときもありますよね。ベビーカーでできる暑さ対策にはどのようなものがあるのでしょうか。前項であげた暑さ対策をふまえて、暑さ対策グッズを4点紹介します。
照り返し防止シート
価格:1,382円
サイズ:30×80cm(ベルト除く)
- A型、B型兼用で使用できます。
- ベビーカーを折りたたむときも、照り返し防止シートをはずす必要がありません。
- このシートをつけることで、ベビーカー内の温度上昇を和らげる効果がありません。
- 路面の熱をアルミシートでしっかりガードしてくれます。
- アルミ蒸着シートは遮熱性に優れているので、路面からの照り返しを防止してくれます。
保冷・保温シート
価格:1,840円
対象:2か月~
ベビーカーでもチャイルドシートでも使用できる保冷・保温シートです。特殊ジェル袋を、夏は冷蔵庫で冷やし冬はレンジで温めて何回でも繰り返し使えます。カバーも肌に優しい綿パイル生地で汗を素早く吸収し、汚れたら洗えます。
赤ちゃんが座った時の背中や頭頂部付近を、夏は25℃冬は35℃前後の状態に3~4時間保ちますので、ちょっとした買い物やお散歩には十分ですね。食品を購入したときにもらう保冷剤でも代用できますが、硬かったり冷たすぎたりすることがあるので使用方法には工夫が必要です。
ヒンヤリシート
価格:3,480円
素材:ポリエステル100%
サイズ:横幅32cm 縦79cm 厚さ0.5cm 重さ140g
- メッシュ、断熱材、メッシュの3層構造になっていて、空気の流れをよくしてくれるので汗や湿気を逃します。
- メッシュ素材が身体から出る熱を逃し、ヒンヤリした肌触りになります。
- クッション性が高い断熱材で乗り心地が快適になります。
- 洗濯機で丸洗いが可能です。ぬるま湯で洗うようにしてください。
日よけ虫よけネット
価格:1,399円
サイズ:70cm×55cm
足元までスッポリかくれるタイプ。伸びる素材でできているので自由がききやすく、正面のジッパーを下せば表情を確認することもできます。日よけにも虫よけにもなるので、夏の日の散歩にも安心です。
ベビー麦茶
価格:760円(3個パック×4)
適用月齢:1ヶ月頃から
- 国産の二条大麦
- カフェインやタンニンを含まない
- 着色料、保存料、香料無添加
- アレルギー物質(厚生労働省選定25品目)を含む原材料を使用していない
ベビー用イオン飲料
価格:476円
適用年齢:3か月頃から
原材料:果糖、果汁、ぶどう糖、食塩、酸味料、塩化カリウム、グルコン酸カルシウム、塩化マグネシウム、香料
- 与える量は1日2本までを目安に、飲ませすぎないようにしましょう。
- 赤ちゃんの身体にやさしい飲料水です。
※赤ちゃん用に与える場合は、赤ちゃん用のものを与えてください。大人の身体とは違うので大人用を薄めて飲ませてはいけません。
ベビーイオン飲料 粉末タイプ
価格:216円
適用年齢:3か月頃から
- 粉末タイプで湯ざましにさっと溶けます。
- 与えすぎると授乳の妨げになることがありますので、注意しましょう。
- 寝る前に飲んだり、だらだら飲ませると虫歯の原因になるので注意しましょう。
- 開封した小袋は1回で使い切りましょう。
汗取りインナー
価格:2,000円(3枚セット)
素材:綿100%
大きさ(約):縦25cm×横21センチ ひっかける部分/縦7.5cm×横13cm
- 今治認定のタグ付きです。
- 表面はサラサラのガーゼ生地、裏地は吸収力の良いパイル生地で、ごわつかずしっかり汗を吸います。
- やさしい色合いです。