補助便座は必要?いつから使えるの?おまるからの移行のタイミングは?
おまるで、うんち・おしっこができるようになってきたら、次はトイレで早くできるようになって欲しい!トイレに座って用を足すには、子供のおしりでは大人用便座は大きいもの。そんな時に役に立つのが補助便座です。
おまる、補助便座、ステップなどが一体となった3WAYタイプなどを購入せずにおまるのみを購入している場合、補助便座を購入するかどうか悩みどころです。
ではいつから補助便座に座って用を足せるようになるのか?補助便座って本当に必要なの?トイレデビュー間近のお子様のお父さん、お母さんは必見です。
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補助便座って??そもそも必要なの?
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補助便座の一番の目的は、大人用の便座に取り付けることで、子供のおしりが便器の中に落ちてしまうのを防ぐことです。つまり、お子様を大人用便座に座らせてみて、落ちる心配がなければ必要ありません。
しかし、トイレトレーニング中のお子様には大抵、普通の便座は大きいでしょう。試しにそのまま座らせてみたところ、落ちそうになって、それからトイレを怖がるようになってしまった。
・・・なんてことも。
お子様が普通の便座に自信を持って座れるようになるまでは、補助便座を使いましょう。しかし、お子様によってはせっかく用意した補助便座を嫌がって座ってくれないことも。そんな時は「必要なかったかな?」と思ってしまうかもしれません。
おまると補助便座のメリット・デメリットを知ることから始める
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おまるを卒業しトイレで用を足せるようになるには、いくつかの段階を乗り越える必要があります。まずは、おまると補助便座のメリット・デメリットを整理してみます。
おまるのメリット・デメリット
- メリット・・・リビングに置けて気軽に挑戦しやすいため早く慣れやすい
- デメリット・・・洗う手間が面倒。慣れたとしても、トイレに移行するワンステップをまた乗り越える必要がある
補助便座のメリット・デメリット
- メリット・・・お手入れが楽
- デメリット・・・トイレでしか使えない
以上のように、補助便座は親にとってのメリットが大きいと考えられます。
では、どのタイミングで補助便座の利用を考えるとよいのでしょうか。
トイレ嫌いにならないためにお子様の意思を尊重することが重要
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トイレトレーニングはなかなか親の思う通りには進まないことがあります。そこで親がイライラしたり、強制的に便座に座らせようとしたりするのはかえって逆効果です。
せっかくおまるで用を足せるようになったのに、トイレ嫌いになってしまってはどうしようもありません。お子様の立場になって考えてみましょう。嫌がるのにも訳があるかもしれません。
トイレが何か分かっていない、トイレに入ることに慣れていない。
そもそもトイレとは何をする場所か理解できていない場合があります。お子様と一緒にトイレに行き親が用を足す様子を見せてあげると徐々に子供は理解してくれます。ただでさえ、狭くて暗いイメージのトイレです。
日頃から清潔で楽しい空間にしておいて、親がトイレに行く時に「一緒に行ってみる?」と誘ってみましょう。トイレにおまるを持ち込み、一緒に用を足してみるのも1つの手です。
また、トイレに関する絵本を日頃から読み聞かせに取り入れておくと、トイレでの一連の流れを自然と覚えることができます。
トイレに慣れ親しむ方法
- 親が用をたす様子を見せる
- トイレを清潔で楽しい雰囲気にする
- おまるを持ちこんで一緒に用をたす
- トイレに関する絵本を読み聞かせておく
足がつかないのが不安。踏ん張れない。
もし、自分が体よりも大きいトイレに座って足のつかない状態で用を足すとしたら・・・想像してみてくだい。子供も同じです。そんな時に役立つのが、ステップです。足を付いて踏ん張れるようにステップを置いてあげましょう。
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市販のトイレ専用品のステップもありますが、コストをかけずに牛乳パックなどを利用して作るという方法もあります。スペースに余裕があれば、足を広げれるよう左右をカバーできると更によいでしょう。
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ステップは、自分で楽に上り下りするのにも役立ちます。安心して用を足せる環境を、親が整えてあげることから始めてみましょう。
補助便座の選び方
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補助便座と言っても、その種類は様々です。買ったあとに失敗しないためにも事前に確認しておくことをまとめてみます。
自宅の便座に合うかどうか?
一般的な便座の場合は大抵合いますが、一部特殊な形状の便座では合わないこともあります。自宅のトイレの便座の内径のサイズ(奥行きと横幅)を測ってメモしてから選びましょう。
商品に掲載がない場合はメーカーホームページで確認してください。もしサイズを確認せずに購入した後にサイズが合わなかった場合、返品しにくい商品です。
取っ手付き?取っ手なし?
取っ手の有りのタイプと、無しのタイプが市販されています。お子様に合ったのはどちらか?親の作業性はどうか?考えてみてから購入しましょう。
取っ手付きタイプ
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- お子様が座った時に安定する
- うんちの時に踏ん張りやすい
- 後で取っ手を外せるタイプもある
取っ手なしタイプ
画像出典元:http://www.ikea.com/jp/ja/
- お子様を抱えて座らせる時に取っ手が邪魔にならない
- 作りがシンプルでかさばらない
- お手入れが楽
その他の選び方
大好きなキャラクターつきの商品を選んであげるとテンションが上がって役に立ちます。
外出時にはこども用トイレの場所を事前に確認をしておくこと
補助便座で用を足すことができるようになった!と思っても、外出先でお子様が「おしっこ〜」となったときの対応を考えておかなければいけません。また、外出先では気分にむらが出たり、遊びに夢中になっておもらししてしまうことも・・・
おもらしされてしまうと親も大変ですがお子様にとっても、嫌な体験となってしまいます。はじめのうちは無理強いせずにオムツを履かせても大丈夫。慣れてきたら、徐々に外出先でのおむつはずれをスタートさせましょう。
子供用便座のある場所を把握しておく
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大型ショッピングセンターなどは、子供専用のトイレが設置されている場合があります。また、多目的トイレに補助便座を置いている施設もあります。お買い物の前にチェックしておくと安心です。
子供用便座がないときの対応は?
子供用便座がある施設より、ない施設の方が一般的です。仕方なく親が腰を支える方法をとることになりますが、抵抗があるお子様も。携帯用の補助便座も市販されています。用意しておいて、お家でも慣れておくと万全です。
まとめ
お子様がおまるで用を足せるようになってきたら、親としては少しでも早く次のステップである補助便座に慣れて欲しいですよね。なかなか進まないトイレトレーニングはとてももどかしくてイライラしがちなものです。
お子様と一緒に、楽しむ気持ちでトイレトレーニングに挑戦しましょう、そして第一に考えるべきなのは、何よりもトイレトレーニング挑戦する、お子様本人の気持ちです。