ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

赤ちゃんの日焼け止めはいつから塗ったほうがいい?

      2017/03/18

赤ちゃんとお散歩に出かけようと思ったときは、紫外線が気になりますよね。紫外線の影響が気になりつつも、肌が敏感な赤ちゃんに日焼け止めを塗ってもいいのかと悩む人も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんの日焼け止めはいつから塗っていいのか、どんな日焼け止めを使うといいのかについてお伝えしていきます。

赤ちゃんへの紫外線の影響とは

赤ちゃん日焼け止め

赤ちゃんは肌が薄いので紫外線の影響を受けやすくなっています。紫外線は病気のリスクを高めるます。母子手帳からも「日光浴」という言葉がなくなるほど問題視されています。

世界保健機関(WHO)は紫外線は皮膚細胞の遺伝子を傷つけ、皮膚がんや白内障のリスクを高めると報告しています。また、長時間紫外線を浴びることでシミ・そばかすなどの色素沈着や皮膚細胞の老化、免疫力の低下がおこります。

生後間もない赤ちゃんの皮膚は薄く、大人の2分の1ほどしかありません。そのため、紫外線の影響を受けやすく予防が必要です。

医療法人社団SUNRISE 山本皮フ科クリニックより

生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の約1/2といわれています。(16歳頃までに成人と同様になります)。そのため、さまざまな刺激をうけやすく、とても敏感です。

紫外線は光老化、皮膚癌発生リスクを高める有害物質です。皮膚の老化の80%は「光老化」であり、一生に浴びる紫外線の80%は18歳までに浴びているといわれます。そのため、小児であっても紫外線予防は大切です。

紫外線が与える影響

  • 皮膚がんのリスクが高まる
  • 白内障のリスクが高まる
  • シミ・そばかすなどの色素沈着をうながす
  • 皮膚細胞の老化をうながす
  • 免疫力の低下をうながす

赤ちゃんに日焼け止めはいつから?月齢別にみた日焼け止め

赤ちゃん日焼け止め

紫外線がおよぼす影響が高いために、赤ちゃんにも日焼け止めはおすすめです。ただ、新生児はまだ皮膚が薄く非常に敏感なため、日焼け止めに過敏に反応してしまうことがあります。新生児は日焼け止めの使用は必要最小限にして、日よけや帽子などで紫外線をカットするのがおすすめです。

赤ちゃんの月齢別にみる日焼け止め

生後 日光にあたる時間 日焼け止め
0~2ヶ月 20分未満 塗らない
20分以上 塗る
3ヶ月~ 長短かかわらず 塗る

データ出典:allaboutfamily

 

赤ちゃんの日焼け止めはいつから?季節と時間

赤ちゃん日焼け止め季節と時間

紫外線は3月中旬~9月が強くなります。季節でいうと春~秋にかけてです。気候もよくてお散歩に出かけたくなる季節ですが、紫外線が強いので日焼け止めで紫外線をカットする必要があります

また、1日の時間帯でみると10時~15時に紫外線が強くなります。日焼け止めをつけたとしても完全にふせげるわけではないので、買い物やお散歩に出かけるのは午前中の早い時間か夕方すぎがおすすめです。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方

赤ちゃん日焼け止め選び方

赤ちゃんの日焼け止めは、石けんやお湯で簡単に落とせるもので低刺激のものがおすすめです。赤ちゃんの日焼け止めは多くのメーカーが発売しています。種類も豊富ですが、注意が必要です。

さらっとした使用感をうたった商品や価格の安い商品には、有機化合物が含まれていることがあります。有機化合物の入った日焼け止めは、肌の弱い赤ちゃんには刺激が強くかぶれを引き起こします。すぐにかぶれなくても長期間の使用でかぶれることもあるので注意が必要です。

赤ちゃんの日焼け止め選びには3つのポイントがあります。

赤ちゃんの日焼け止め選びの3つのポイント

  1. 石けんで落とせる
  2. 紫外線散乱剤が主成分
  3. 合成界面活性剤や防腐剤、香料不使用

1.石けんで落とせる

赤ちゃんはただでさえ顔を触られるのをいやがりますし、クレンジングが必要な強い日焼け止めは赤ちゃんの肌には強すぎます。石けんで簡単に落とすことができるものを選びましょう。

石けんで落とせる商品にはパッケージに表示があります。石けんで落とせない商品には、何も表示されていません。

 

2.紫外線散乱剤が主成分

日焼け止めには2種類あります。肌の弱い赤ちゃんには紫外線散乱剤が主成分の日焼け止めがおすすめです。

2種類の日焼け止め
  1. 紫外線散乱剤
  2. 紫外線吸収剤
A.紫外線散乱剤

紫外線散乱剤の日焼け止めは紫外線を肌の表面で跳ね返します。肌への負担が少ないため赤ちゃんにおすすめです。紫外線散乱剤の商品のほとんどに「ノンケミカル」の表示や「紫外線吸収剤不使用」などの表示があります。

 

紫外線散乱剤の主成分

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛
B.紫外線吸収剤

紫外線吸収剤の日焼け止めは紫外線を肌の表面に塗った日焼け止めで受け止めて、肌の奥への浸透を防ぐタイプです。「紫外線吸収剤使用」という表示はなく、「さらっとした使用感」や「強烈に紫外線をブロック」といった表示があります。

透明で白浮きしにくくSPF数値が高いものに含まれており紫外線カット率は高いです。反面、肌の水分や油分を奪って肌が乾燥してしまったり、有機化合物であることから肌がかぶれたり荒れたりすることがあります。

紫外線吸収剤の主成分(紫外線吸収剤入り商品の75%に使用)

  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • オキシベンゾン-3
3.合成界面活性剤や防腐剤、香料不使用

合成界面活性剤や防腐剤、香料不使用の日焼け止めを選びます。合成界面活性剤や防腐剤、香料を使用している商品の目的は日焼けを防止するためではなく、日持ちをさせたり使い心地をよくするためです。肌の弱い赤ちゃんですから余分なものは省きたいものです。

「無香料」「無着色」や「合成界面活性剤不使用」の表示があるものを選びましょう。

 

赤ちゃん用日焼け止め表示例
日焼け止め 和光堂
ミルふわ ベビーUVケア 水遊びやレジャー用日焼け止め

赤ちゃん日焼け止め

SPF数値と塗り方

赤ちゃん日焼け止め選び方

普段のお散歩や買い物のときとレジャーのときとでは日光にあたっている時間は違います。日光にあたる時間が長くなるときはSPF数値の少し高いものがおすすめです。

SPF数値とは何も塗らない素肌と比べて、何倍日焼けするまでの時間を伸ばせれるかの数値をいいます。例えば素肌で20分の日焼け具合は、SPF15を使用すれば20分×15=300分(5時間)後まで伸ばすことができます。普段用とレジャー用のSPF数値を参考に選んでみてください。

 

日光にあたる時間とSPF数値

日光にあたる時間 SPF数値
普段用 1~2時間 SPF15程度
レジャー用 半日~1日中 SPF30程度

データ出典:日本化粧品工業連合会

日焼け止めの塗り方

赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗をよくかきます。日焼け止めもとれやすいので2時間ごとに汗をふきとり塗り直すことが必要です。

日焼け止めを塗る前の注意点

赤ちゃん日焼け止め注意点

日焼け止めを顔や体全体に塗る前にはパッチテストをしましょう。パッチテストとは目立たない部分に少量塗って腫れたり湿疹がでないかを試すことです。10円玉くらいを腕の内側に塗って反応を確かめます。

簡易的には30分後の反応を確かめます。本格的には2日後の反応を確かめます。2日間は日焼け止めがとれないように絆創膏をして、お風呂に入るときにもなるべくぬらさないようにします。

パッチテストで大丈夫と判断できてから使用しましょう。

赤ちゃんの日焼け止め選びのまとめ

肌の弱い赤ちゃんにはできれば何もつけずにおきたいものです。ですが、紫外線の影響はさけきれません。紫外線による病気リスクを回避するためにも日焼け止めは必要です。低刺激のもので石けんで落とせる紫外線散乱剤タイプを選び、余分なものが入っていないものを選びましょう。

日焼け止めを塗っても、残念ながら紫外線を完全にカットできるわけではありません。出かける時間帯や外出時間を考えて、日よけや帽子なども上手く活用して楽しいお出かけをしてくださいね。

 - 赤ちゃん , , ,