4か月の赤ちゃんって人見知りするの?おすすめの対処法6つを紹介します!
2017/06/14
今回は、赤ちゃんの人見知りについて、3.4か月で始まるのは早いの?いつまで?そもそもなんで人見知りするの?紹介したいと思います。いつもにこにこ、愛想のよかった赤ちゃんが急にママ以外の人に泣いたりするようになったらびっくりしますよね。
泣かれてショックを受ける人もいるかもしれません。人見知りの原因や対処法などを見ていきましょう。
このページの目次
どうして人見知りするの?原因は?
赤ちゃんはなぜ人見知りするようになるのでしょう。
赤ちゃんの人見知りの原因3つ
- 視力の発達
- 人の区別ができるようになる
- 感情の発達
1.視力の発達
新生児の赤ちゃんはぼんやりとしか見えていないので、ものをうまく認識できません。視力は成長と共に発達し、生後3か月くらいに動くものに反応するようになります。ママの顔も認識できるようになります。
2.人の区別ができるようになる
ママが認識できるようになるということは、ママとそうでない人がわかるようになるということです。つまり、人の区別ができるようになります。実は、人見知りは赤ちゃんが成長しているという証拠でもあるんです。
3.感情の発達
新生児の頃と違い、成長と共に複雑な感情も芽生えてきます。「怖い」「楽しい」「嬉しい」など、様々な感情が出てきます。そして、ママ以外の人に「誰かな?ちょっと怖いな。でも触れてみたいな」など、恐怖心や好奇心などを持つようになります。
そのような心の葛藤が赤ちゃんの人見知りとなって行動に現れるのです。
赤ちゃんの「人見知り」行動が、相手に近づきたい(接近行動)と怖いから離れたい(回避行動)が混在した状態、すなわち「葛藤」状態であることを発見し、さらに相手の「目」に敏感に反応することを明らかにしたと発表した。
人見知りはいつから?いつまで続くの?
赤ちゃんの人見知りは、早い子では3~4か月から始まり、2歳くらいまで続くことが多いです。ですが、それは平均的な時期であり、赤ちゃんの成長には個人差があります。また赤ちゃんの性格によっても違います。
全く人見知りしない子もいます。
生後3~4か月に人見知りって早すぎる?
周りの子に比べて早く人見知りしていると、「うちの子だけ?こんなに早く人見知りするの?」と思われる方もいるかもしれません。でも、それは成長の証なのですから、心配する必要はありません。
「成長しているんだね。ママがわかるようになったんだね!」と赤ちゃんの成長を認めてあげましょう。
どうすればいい?対処法はある?
でも、いくら赤ちゃんの成長が喜ばしいとはいえ、困ってしまうこともありますよね。いつも一緒にいるママはいいけれど、パパにさえ人見知りしてしまうことだってあります。どうすればいいのでしょう。
赤ちゃんの人見知りはどうすればいい?おすすめの対処法6つ
- 赤ちゃんから近づいてもらう
- 赤ちゃんが安心できるような言葉をかける
- 色々な人と接する機会を作る
- 距離を置く
- 写真を見せる
- お母さんと仲の良い姿を見せる
1.赤ちゃんから近づいてもらう
これは、赤ちゃんと優しくコミュニケーションを取り、赤ちゃんのほうから近づいてもらう、ということです。早く赤ちゃんに慣れてもらおうと、無理やり抱っこしたり、赤ちゃんの嫌がることをしてはいけません。
赤ちゃんが笑顔を見せたり、手を伸ばしてきたりしたら、心を開いてきている証拠です。
2.赤ちゃんが安心できるような言葉をかける
赤ちゃんは、知らない人だけではなく、時には身近なパパやおじいちゃん、おばあちゃんにも人見知りをします。そんな時赤ちゃんを大切に思ってくれる人に対してママは気まずい思いをする時もありますよね。
赤ちゃんを安心させるためにも「〇〇ちゃんのこと大好きなんだよ」「とってもいい人なんだよ」と声をかけてあげましょう。決して「びっくりしたね」「こわかったね」などマイナスな言葉をかけず、安心できるような言葉をかけましょう。
3.色々な人と接する機会を作る
公園で他の赤ちゃん連れの親子と接したり、児童館や地域の子育て支援施設などに足を運んでみるのも一つの方法です。いろんな人と接することで、赤ちゃんは他の人になれてくるようです。
無理に色々な場所に連れまわす必要はありませんが、機会があれば上記なような場所に出かけてみるとよいでしょう。
4.距離を置く
距離、というのは物理的な距離です。赤ちゃんはいきなり近づいてこられると警戒してしまいます。赤ちゃんとの間におもちゃを置くなどスペースを取ると、その人を落ち着いて観察することができます。
「怖くない」とわかれば徐々に警戒心を解くことができるでしょう。
5.写真を見せる
年末年始の帰省時にしかおじいちゃん、おばあちゃんに会えない、という場合、写真を見せてあげるとよいです。「この人がおじいちゃん、おばあちゃんだよ」と教えてあげて赤ちゃんを安心させてあげましょう。
それでも泣いてしまうこともありますが、写真の顔を認識していると警戒心が緩みやすいです。
6.お母さんと仲の良い姿を見せる
お母さんは、赤ちゃんにとって信頼ができ、安心できる存在です。そのお母さんと仲の良い姿を見せれば、徐々に「この人は怖くない」と認識します。それでも、抱っこではなく、ゆっくりと優しくコミュニケーションを取ることは大事です。
人見知り以外の可能性
人見知りが激しい赤ちゃんがいれば、対照的に全く人見知りしない赤ちゃんもいます。人見知りしなければしないで不安になるママもいるかもしれませんが、赤ちゃんの成長には個人差があるので、人見知りしなくても正常に成長しているといえます。
人見知りをしないと自閉症や発達障害を疑われる場合もあります。自閉症や発達障害の場合、感情表現が乏しく目を合わなさないことが挙げられます。
現代の研究によって自閉症は先天的な障害が大きな原因だということが解明されました。そのため、人見知りをするしないに関わらず、自閉症の可能性は十分にあり得ると説明できます。
人見知りをすれば母親と他人の区別ができているということで、自閉症ではないと考えるかもしれませんが、必ずしもそうであるとは限らないのです。
まとめ
赤ちゃんが人見知りで泣いたりするとママは焦ってしまうかもしれませんが、まずは赤ちゃんが安心できるよう優しく声をかけてあげましょう。人見知りが激しくても、成長の証、と認めてあげることが大切です。
他の人と触れ合って子供の成長を見守りましょう。