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妊婦でも飛行機に乗れる?飛行機に乗るときに注意すべきこととは?

      2017/05/27

妊娠すると、体の変化に戸惑うことがいろいろありますよね。これはやっていいのか?悪いのか?迷うこともしばしばです。飛行機もそのひとつ。旅行や出張・帰省など飛行機に乗る必要が生じた場合、妊婦さんは飛行機に乗ってもいのでしょうか?

そもそも妊婦さんは飛行機に乗っていいのか?妊娠中の体への負担は?受けることができるサービスは?など飛行機を利用するにあたって気になるモロモロを調べてみました。

妊婦さんは飛行機に乗っていいの?

妊婦さんでも飛行機に乗ってOK! ただし制限があるので要注意!

妊娠中でも飛行機に乗ることが可能です。ただし、時期に制限があります。航空会社により異なる場合もありますが、ここではANAとJALの2社を例にとってご紹介します。

無条件に搭乗できるのは出産予定日の28日前まで

ANA・JAL共に出産予定日の28日前までは通常通り飛行機に乗ることができます。それをすぎると、診断書などが必要です。

診断書が必要 診断書及び医師の同伴が必要
国内線 出産予定日まで28日以内 出産予定日まで7日以内
国際線 出産予定日まで28日以内 出産予定日まで14日以内

診断書は搭乗日から7日以内に作られたものが必要です。診断書の書式は航空会社のHPからダウンロードすることができます。

ANAの診断書のダウンロードはこちらから

JALの診断書のダウンロードはこちらから

里帰りの時期には要注意!

出産の4週間前に旅行を計画することはあまりないかもしれませんが、里帰り出産を予定している場合は注意が必要です。出産予定日の28日前をすぎると、飛行機を乗るために医師の診断書が必要となってしまいます。体調によっては医師の許可が出ないことも考えられます。

里帰り出産を予定していて飛行機に乗る必要がある場合は、出産予定日の28日前までに里帰りするようにしましょう。出産予定日の28日前をすぎると、診断書以外にも制約を受けます。次からご紹介します。

その他の搭乗ルール

・同伴できる幼児は1名まで

・非常口座席は指定できない

同伴できる幼児は1名まで

出産予定日の28日前をすぎると、同伴できる幼児は1名までとなります。また、通常は2歳未満の幼児は保護者の膝の上に乗れば無料ですが、出産予定日28日前からは2歳未満の幼児でも座席予約が必要です。搭乗料金もかかってしまいます。

非常口座席は指定できない

非常口座席に座ると緊急脱出時に他の乗客の援助することが必要ですが、妊娠中の体では十分に援助ができません。そのため、出産予定日の28日前をすぎると非常口座席を指定することができません。28日前までは非常口座席を指定することができますが、非常口座席はなるべく避けましょう。

以上のように出産予定日28日をすぎると様々な制限がありますが、それ以前であれば特に問題なく飛行機に乗ることができます。しかし、体への負担はないのでしょうか。次からみていきましょう。

飛行機での移動は妊娠中の体に負担にならないの?

飛行機内の環境は普段の生活とは異なります。妊娠中かどうかに関わらず体への負担があるということを認識しておきましょう。

飛行機内の環境はここが違う

  • 気圧が低い
  • 空気が乾燥している
  • 酸素濃度が地上の70〜80%に低下する

気圧が低い

飛行機内の気圧は調整されていますが、地上よりも気圧が低く、富士山五合目程度の山の上と同じです。また離陸時と着陸時には大きな気圧の変化が起きます。耳が痛くなったり頭痛がしたりすることがあります。

空気が乾燥している

上空の空気は冷たく、地上よりも乾燥しています。特に国際線など長時間のフライトでは機内の湿度が20%程度まで下がります。これは真冬の乾燥した空気と同じ程度です。喉を痛めたり目や肌が乾燥したりすることがあります。

酸素濃度が地上の70〜80%に低下する

気圧の低下とともに、機内の酸素濃度も低下します。健康であれば通常問題ない程度ではありますが、呼吸器や心臓に病気があったり重度の貧血であったりすると、気分が悪くなることがあります。

飛行機に乗るのはなるべく安定期に

以上のように飛行機内は日常生活とは異なる環境にあります。妊娠は病気ではありませんが、ちょっとしたことが体調に影響する場合もあります。飛行機に乗るのはなるべく妊娠5ヶ月から7ヶ月頃の安定期にしましょう。

里帰り出産に備えての帰省など妊娠後期に入って飛行機に乗らなければいけないこともあります。その場合は必ず事前に医師に相談しましょう。

飛行機内での過ごし方、注意すべきことは?

さて医師のOKも出て無事に飛行機に乗れたとします。機内での過ごし方ではどのようなことに注意すればいいのでしょうか。

エコノミークラス症候群に注意

健康な体でも死亡する場合がある「エコノミークラス症候群」。長時間じっとしていることで血栓ができ、それが原因で発症します。妊婦さんはエコノミークラス症候群を発症するリスクが高いといわれています。エコノミークラス症候群を防ぐための機内でのポイントをご紹介します。

ゆったりとした衣類を選ぼう

ゆったりとした体を締め付けない服を着るようにしましょう。温度調節しやすいように、羽織るものなど脱ぎ着しやすいものを用意しましょう。

水分をとろう

妊婦中によく見られる体の変化の一つに頻尿があります。移動中トイレになんども立つのも恥ずかしい、と水分を控え気味になることもありますね。しかし、血液中の水分量が低下すると血栓ができやすくなります。適度な水分をとるようにしましょう。

体を動かそう

長時間同じ姿勢でじっとしていることがエコノミークラス症候群の原因です。足首を曲げ伸ばしする・ふくらはぎをトントン叩くなどのちょっとした運動で大丈夫です。長時間のフライトの場合は2時間おきくらいに意識して体を動かしましょう。

航空会社のサポートを活用しよう

航空会社によっては、搭乗時や機内でいろいろなサポートを受けることができます。

妊婦さん向け各種サポート

  • 飛行機内への優先搭乗
  • ママ向けサポート冊子・マタニティタグなどの配布
  • 荷物収納サポート

以上のようなサポートのほか、客室乗務員さんが気遣ってくれます。

私も妊娠5ヶ月頃と妊娠9ヶ月頃の2回飛行機を利用したことがあります。

5ヶ月頃はまだそれほどお腹も大きくなく自分でも目立たないと思っていましたが、「体調に変化があったらすぐ言ってくださいね」と声をかけてもらったり、腰にあてられるように小さな枕を貸してくれたりしました。

また、妊娠9ヶ月での搭乗は里帰り出産のためだったのですが、出産後に赤ちゃんと一緒に乗るときのための注意点などの載った小冊子とともに小さなタオルをもらいました。出産後に搭乗するときも安心して乗れそうだなと思え、うれしかったことを覚えています。

1時間半の短時間のフライトなので特別な持ち物は用意しませんでしたが、念のため持っていた上着を出すより前に毛布はいかがですか?と声をかけてもらうおもてなしでしたよ。

まとめ

出産予定日の28日前までであれば、妊婦さんでも飛行機に搭乗することができるということがわかりました。

しかし無理は禁物です。かかりつけのお医者さんに相談のうえ妊娠の経過が順調なことを確認してから搭乗するようにしましょうね。普段と違う環境になるので不安もあると思いますが、不安な点は事前に問い合わせるなどして快適なフライトを楽しんでくださいね。

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