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早期閉経は30代で100人に1人、早期閉経の原因とは?

   

テーマ:早期閉経 原因

ターゲットユーザー:いつかは妊娠を望んでいるが生理が何ヶ月も来ず早期閉経かもしれないと調べている人

もともと生理不順だけど最近3ヶ月も生理が来ていないいつかは赤ちゃんが欲しいのに。そう思っている人にとって生理が長い間来ないと不安になりますよね。もし3ヶ月も生理が来ていないのなら早期閉経の可能性があります。

残念ながら早期閉経は妊娠の可能性がきわめて低い病気です。早期閉経は治療が必要です。

いつかは妊娠を望むのなら早期閉経とその原因や治療法を知って対策してみてはいかがでしょうか。

早期閉経は30代で100人に1人

早期閉経

閉経とは生理の間隔がだんだんと長くなり、やがて生理がこなくなることをいいます。一般的には45歳から55歳で閉経する女性が多く、平均で50歳前後が一般的な閉経年齢です。

それに対して早期閉経とは早発閉経ともよばれ、40歳未満で自然閉経してしまう人のことをいいます。日本産科婦人科学会では43歳未満までにおこる閉経のことを早期閉経と定義しています。

この早期閉経は20代で1000人に1人、30代では100人に1人の女性がなっています。

閉経になってからの問題点とは

早期閉経

生理がこなければラクできると思う人も多いのですが閉経には問題もあります。閉経してしまうと女性ホルモンがなくなってしまい、実年齢は若くても身体は衰えていることになります。実際の年齢が20代や30代でも身体の中は10歳くらい老化してしまっているのです。

また、閉経すると女性ホルモンがなくなり病気のリスクが高まってしまいます。

閉経によりリスクが高まる病気4つ

  1. 不妊症
  2. 骨粗鬆症
  3. 脳梗塞
  4. 脳動脈瘤

1.不妊症

不妊症とは自然な状態で妊娠することができなかったり、妊娠期間を維持できない症状をいいます。世界保健機構(WHO)では1年以内に妊娠できない状態をいいます。

2.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

骨粗鬆症とは骨密度が低下したり、骨の質が悪くなり強度が弱くなることで骨折しやすくなる症状をいいます。

3.脳梗塞

脳梗塞とは脳の血管がつまったり、血流がわるくなることで脳に酸素が不足したり栄養不足になり脳組織が壊死してしまう症状をいいます。

4.脳動脈瘤

脳の動脈のなかに瘤(こぶ)のようなものができてしまう症状です。この瘤が破裂してしまうとくも膜下出血になります。

早期閉経の原因とは

早期閉経原因

早期閉経の原因は確実なことはまだ解明されていませんが、次のことがあげられています。

早期閉経の原因

染色体異常(15%)
遺伝性疾患(3%)
医療行為による発症(3%) 卵巣や子宮の手術歴がある
化学療法をしたことがある
放射線治療や抗がん剤治療をしたことがある
その他(79%) 甲状腺の病気(甲状腺の機能低下)
副腎の病気
喫煙の習慣
菜食主義による栄養バランスの崩れ
過度なストレス
過度なダイエット
激しい運動

データ引用:聖マリアンナ医科大学病院生殖医療センター

早期閉経になりやすい人とは

早期閉経

早期閉経になりやすい人の特徴としては生理不順があります。生理がはじまってからの生理周期が不順で高校を卒業する年頃で年に2・3回しか来ない人は、もともと先天的に卵巣の力が弱く早期閉経になりやすい傾向にあります。

早期閉経の人の妊娠の可能性は

早期閉経してしまうと卵巣が萎縮してしまい卵胞もなくなるため採卵ができない状態になります。そのため妊娠の可能性はきわめて低くなるのが現状です。

妊娠の確率はかなり低いのですが、早期閉経した人の中で年に数回は不定期に排卵している人がいることがわかってきました。

早発閉経の患者さんは,排卵する周期には排卵は起きるが,排卵のない周期には何を行っても全く排卵は起きないことがはっきり解りました.

引用元:諏訪リプロダクションセンター

早期閉経の治療法とは

早期閉経治療

生理が来ないことを無月経といいますが、無月経は卵巣機能が休止しているだけで回復することがあります。無月経ならその原因を取り除くことで生理を再び起こすことができます。

それに対して早期閉経は卵巣機能が停止してしまいます。そのため早期閉経は治療が必要で、治療を行うことで卵巣機能の回復をはかります。

無月経状態が3ヶ月以上続く場合には早期閉経の可能性があります。治療を行わず無月経状態を長く放っておいてしまうと、卵巣機能がどんどん低下して治療しても卵巣機能が回復できなくなってしまうことがあります。

早期閉経には早めに治療を受けることが必要です。早期閉経の治療法には大きく3つあります。

早期閉経の3つの治療法

  1. ホルモン療法
  2. 漢方療法
  3. カウフマン療法

1.ホルモン療法

ホルモンの薬を飲んで、ホルモンを補充させることで自然なホルモンの流れを引き出します。ホルモンの薬を飲むことで生理を起こさせることにより子宮をかろうじて守ります。

2.漢方療法

漢方では血の流れや水の流れが滞ることで早期閉経が起きると考えられています。漢方薬を飲むことで体質を改善し周期を整える周期療法を行っていきます。

3.カウフマン療法

不足しているホルモンを薬を使って補充する療法です。薬には一般的な内服薬の他に注射薬、貼付薬があります。

カウフマン療法は不足しているホルモンを補い、規則的な月経周期、排卵周期を取り戻すのが目的です。
また、卵巣機能不全の長期化によるホルモン欠落症状の改善、思春期では第2次性徴の発現を促します。
カウフマン療法自体には排卵誘発作用はありませんが、3ヶ月〜6ヶ月間治療後、リバウンド現象を利用して、その後の自然排卵周期を期待することができます。

引用元:産婦人科の基礎知識

 

女性の体内で起こる「自然なホルモンの変化」を、薬剤を用いて疑似的に造る方法です。

自然排卵ができないような排卵障害を抱えている方でも、卵巣機能が正常になることがあります。

引用元:セントマザー産婦人科医院

治療薬の副作用

治療薬の中には副作用を起こす場合があります。副作用の症状としては吐き気やめまいなどがあげられています。また、ホルモン治療は薬を長く使用すると効かなくなってきてしまいます。

早期閉経の兆候とは

早期閉経

早期閉経の兆候には生理がこないことの他に一般的な閉経と同じ兆候があらわれます。それは更年期障害に似た症状です。女性ホルモンが減ってくることでおこる症状です。

早期閉経の兆候

  • 気分にムラがありウツっぽくなる
  • 身体がほてったりのぼせたりする
  • 疲れやすくなる
  • 胸の動機や耳鳴りなどがする

日ごろ気をつけること

早期閉経

早期閉経を起こさせないためにも日ごろの生活で気をつけておきたいことがあります。

日ごろ気をつけること

  • 食生活の改善(バランスの良い食事)
  • 禁煙
  • ストレスをためこまない
  • 規則正しい生活
  • 睡眠不足の解消
  • 適度な運動

まとめ

生理不順が続いていたり、3ヶ月以上生理が来ない場合は早期閉経の可能性があります。早期閉経は骨粗鬆症や脳梗塞などの病気のリスクを高めるとともに、妊娠の可能性が極めて低い病気です。早期閉経の場合は治療が必要です。

いつかは妊娠を望むのならまずは生活習慣や食生活に気をつけることです。そして基礎体温をつけ生理周期を把握し、もし3ヶ月以上生理がこないならすぐに医療機関を受診することが大切です。

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