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小学生がイライラしているのは反抗期なの?小学生の反抗期にはどう対処すればいいの?

   

第一反抗期と言われ2~3歳頃にくるイヤイヤ期と、第二反抗期と言われる思春期の13歳頃からの反抗期の間にあるのが、小学生の反抗期で、中間反抗期と言われています。

では、この反抗期にどう対応すれば良いのでしょうか。叱るだけでは解決にならないことはわかっていても、相手がイライラを爆発させてくると、ついこちらも怒ってしまうことがあります。

小学1年生は学校に慣れることに一生懸命だった私の息子は、2年生の2学期の頃から、イライラが激しくなってきました。

息子の学校生活に何か変化があったのかと注意してみていると、どうやら他にもイライラしている子が多いようで「今日は私もすごくイライラしてた」や「私がクラスで一番イライラしてる」など、子ども自身の中でもイライラを自覚しているようでした。

ここでは、中間反抗期はどんなことなのかを知り、イライライしているときにはどう話しかけてあげればよいのかを考えてみたいと思います。



小学生の子どもがイライラしているのは反抗期?

中間反抗期は多くの場合、小学2年生の頃からあらわれます。低学年の頃は、親から明確に自立しようとしたり親を遠ざけようとしたりはせず、反抗して口ごたえはするものの、親が大好きという態度は隠さず甘えてきます。反抗は親への甘えでもあるのです

私の息子が毎日イライラしていたときに、「なぜ?」と聞いたことがあります。その答えが「自分でも何故かわからないし、どうしたらいいのかわからない。ただ、イライラがこみ上げてきてしんどい」と話していました。本人もどうしたらいいのかわからず苦しかったようです。

この時期の反抗は、個人差はありますが口答えやイライラ、反抗的な態度が主です。これは、脳が発達して論理的に物事を考え、自分で考えて行動しようとしている、つまり成長のあらわれなのです。

また、学校生活の中で友達や先生との中での“社会”から学び感じることも多く、学年が進むにつれ、親が100%正しいというわけではないと知るようにもなります。親に対して間違っていると感じたら、それを主張しようとします。

中間反抗期にみられる言動

  • 何かと強い口調で口答えをする
  • 理由を言わずにイライラしている
  • 「自分でやる!」と親に手を出されることを嫌がる
  • 態度を注意しても返事をしなかったり、怒ったりする

反抗の仕方は年齢によって違いがあるの?

年齢によって違いもありますし、反抗期が始まる時期にも個人差があります。小学校に入ると学校という社会に身を置くことになります。また、親と離れて友達同士で遊ぶ事も多くなり、親の目がないところで友達との関係を作っていきます。

学校や友達同士で過ごすことで受けるストレスが、家庭での反抗につながることも多くあります。私の息子は小学2年生の頃に転校し環境がかわるストレスもあったのか、2年生の中ごろから強めのイライラがやってきました。

低学年

小学校に入ると生活が大きく変わりますよね。今まで家族との出来事が中心だった毎日が、学校という社会生活が始まり、学校生活や友達との関係が中心になってきます。すると自立心も育ち始め、反抗してくることもでてきます。

ただ、低学年の間は友達の真似をして口悪く言ったり、親に甘えたい気持ちから反抗してみたりと、まだまだ幼い行動が目立ちます。言葉では偉そうに言っても、親や先生が毅然とした態度で話すと素直に受け入れることが多いのです。

この時期にこの反抗を抑え込もうとしたり、「毎日イライラせずにお手伝いをしたら、これを買ってあげる」など物でつると、交換条件がないと何もしなくなってしまうかもしれません。家族の一員なのですから、「これをしてね」と優しくお願いし、時には静かに話し合いをしていきましょう。

中学年で起こる反抗

中学年になると自我がより確立してきます。何を言っても言い返してきたり生意気な言い方をします。また、親にいろいろ口を出されると、子ども扱いされていると感じてイライラし、「自分でできるから手を出さないで」といった態度に出てきます。

確かに自分でできることは多く、周囲のルールも認識して行動できる頃です。自立しようとする時期ですが、まだ未熟なところも多いので、信頼しすぎや目の離しすぎには注意しましょう。

子どもがすることは気になりますが、じっと我慢をして子どもが考え行動するのを見守りましょう。そして失敗して助けが必要な時にそっと手を貸してあげましょう

高学年で起こる反抗

高学年になると口答えも強くなってきます。本格的に自立しようとしてきますので、失敗する前に口出しをしたり、失敗を強く叱らないようにしましょう子どもを信じて見守る態度が必要です。信頼されているという気持ちが責任を持った行動をするようになるのです。

そして失敗を強く叱られると自尊心が傷つきます。失敗を強く叱られて挑戦することが嫌になってしまっては困りますよね。

また、思春期の始まりも近くなって身体の成長だけでなく、心も大きく成長していきます。

これまでに感じたことがない感情を持ち不安になってしまう子もいます。不安だけれど人にはそれを知られたくないということも、反抗的な態度の原因になります。まだ小学生の子どもです。反抗するからといって、親に見ていて欲しいという気持ちが無いということではありません。反抗している言葉の裏にあるものは何かを考えてあげましょう

小学生 反抗期 男の子女の子違うの?

男の子は母親に強く反発することが多く、女の子は父親に反発することが多い、つまり異性の親に反発することが多くみられます。中間反抗期は、男女差よりも個人差のほうが大きいのですが、特徴は男女で異なります。女の子は口が達者で相手がどう思っているかを考えモヤモヤとし、無視をしたり口答えをしたりします

男の子は上手く言葉にできずイライラして物にあたったり、理由も話さないことが多くあります。女の子はじっくり話をして共感してあげることで納得する傾向が多のですが、男の子は話すだけよりも図で表しながら説明するなどした方が理解しやすい傾向にあります。これは男女の脳の違いにあります。

女の子の反抗期の特徴

親に対しての反抗が激しくなります。言葉のボキャブラリーも増えるので、大人顔負けの口調で大人と口論をする女の子もいます。女の子が精神的に成長する過程で父親に嫌悪感を持ち嫌な態度を取ったり、母親に反抗したりします。女の子は口が達者な子が多いので、屁理屈や口答えで親をイライラさせてしまうこともあるでしょう。

自己主張をし、かたくなな態度をとるのですが、これは、学校などの社会で溜めたストレスを発散していることもあります。女の子と話をするときは、相手の話も聞いて理解し、ゆっくりとこちらの気持ちも理解してもらうようにしましょう。

男の子の反抗期の特徴

男の子の場合は、特徴的なのが口の悪さです。女の子のようにボキャブラリー豊富に言葉で表せず、それが暴言となって現れます。また男の子は、母親に強く反抗する傾向がみられます。赤ちゃんの頃からずっと近くにいた母親から自立しようとする成長の現れです。

また、女の子と同じで、学校という社会でのストレスを家で発散しているという部分も多くあります。男の子は気持ちを言葉にすることが苦手な子が多く、言葉よりも図などで説明される方が理解しやすいのです。反抗の理由を図に書くのは難しいですが、わかりやすい言葉でゆっくりと話しをしましょう。

反抗期で暴力が出た場合はどうすればいいの?

自分のイライラや言葉をどう表現すればいいのかわからず、親に手を出してしまうことがあります。また物を投げてしまう子もいます。子どもも暴力をふるっても良いと思っているわけではなく、してはいけないけれど気持ちをどう表現して良いのかわからず、結果として暴力になってしまうのです。

特に低学年の場合は、親の気をひきたい時や甘えたいとき、学校で嫌なことがあったとき、親にどう話せばよいかわからず、叩いたり物を投げると親が「どうしたの?」とこっちを向いてくれるからやってしまう場合があります。

また、中学年以上になると、親に叱られたことにより自分を否定されたと感じ、言葉で反論するにはどういえばいいのかわからず、暴力に出てしまう場合があります。イライラしたり腹がたったり、不安な気持ちがあったり、とても複雑な気持ちが混ざってどうしようもなくなってしまうのでしょう。

でも、暴力は絶対に容認していいものではありませんよね。子どもが暴力をふるったからといって、大人も暴力で返すのはもっといけません。子どもが暴力に訴えた意味を理解し、対応していきましょう。

私は、息子が暴力に出たときは、その最中には「やめて」くらいしか言えませんが、何を言っても反抗するだけでしたので、5分か10分必要であれば30分位の時間を置き、静かに話しかけるようにしました。息子が何に怒ったのかを聞いたあとに、暴力では解決できないこと、人の心も傷つけることを話した上で、自分の気持ちを話せるようになろうと話しました。

簡単に収まるわけでなく、何度も繰り返しましたが、「前も言ったのに」ではなく、何度でも話し合うようにしています。

反抗期の小学生にどう対応すればよい?

頭ごなしに怒って反抗をねじ伏せようとしてはいけません。その反応を子供はちゃんと見ており、無理をすれば反抗期が長引いてしまいます。話を聞き「理解しようとしている」「あなたを認めている」と分かりやすい形で受け入れてあげましょう。

ただ、間違っていることは間違っていると教える必要がありますよね。反抗期だから仕方ないと言うことをすべて聞いてあげるのではなく、言い分を聞き理解した上で、叱るのではなく「これはこうした方がいいね」など教えていきましょう。

私の息子は反抗やイライラがひどい時がありました。最初は叱ってしまっていました。叱っていた時は「終わりがない」と感じるほど反抗がひどかったのです。そして何より「自分はダメだ」という発言が多くなり心配になりました。

そこで、一旦話を聞き、「あなたが相手からこう言われたらどんな気持ちがするか」「あなたが今お母さんに言ったことと、お母さんが話したことを考えてみてどう思うか」という質問をし、考えてもらうようにしました。

小さな頃から嫌なことがあるとひとりで部屋にこもったり、部屋の隅に行って頭を抱えて考えていた子でしたので、気持ちが落ち着くまで考えて、気持ちが落ち着いたら話をし来てくれていました。その時に、私も悪かった点は謝り、息子を信用していること、大切に思っていることを伝えるようにしていました。

ゆっくりと話し合い、その都度「あなたを信頼している」「あなたは絶対にダメではなく、お母さんの大切な子どもだ」と伝え続けることで、反抗が落ち着いてきました。

反抗期にしてはいけない対応

  • 頭ごなしに親の印象を押し付け、子どもの気持ちを聞かない
  • 親の意見を押し付けて、無理に言うことを聞かせる
  • 子どもが言い返せなくなるほど親が感情的にならない
  • 子どもの人格を否定しない
  • 子どもを無視しない
  • 親も間違っていたら謝る
  • 物で釣らない

悪いと思ったら謝りましょう

大人はどうしても「子どもに教える立場」として上から話をします。それ自体は子どもの成長のためにも良いことです。でも、子どもは自分の意見を持ちぶつかってきます。そして、子どもが正しいこともありますよね。

子どもが正しいなと感じたら、大人は素直に謝ることも大切です。私の息子もすごく私の間違いを主張してくることがあります。私が謝ると気持ちの緊張がとけたように優しい顔で「いいよ。僕もひどい言い方をしてごめんね」と言ってきます。

簡単に何でも謝れば良いとは思いませんが、大人も悪い時には謝ることにより、子どもも「自分が間違ったら謝る」ということが身についてくるのです。

感情的になるのは抑えましょう

相手がイライラしていると、どうしてもこちらもイライラしてしまいます。子どもはよく親を見ています。「冷静に」を心がけ、静かに話しましょう。親がイライラして怒ると、反抗も長引いてしまいます

私は最初の頃にイライラして叱っていましたが、息子のイライラがひどくなる一方でした。そこで、「どうしたの?」「今は何にイライラしているの?」と冷静に話しかけ、一緒に考えたいから、あなたの都合のいい時に話してという態度を貫きました。

それでもやはり私もイライラはします。でも、イライラすると、とりあえず席を外して心を落ち着けて話をするようにしています。すると、手が付けられないと感じた毎日の息子のイライラが少し治まり、また、私も冷静に観察できるので「これを言ったらイライラするかな。爆発するかな」とわかるので、私もイライラせずに対処できるようになってきました。

子どもの口答えをよく聞いていると、親の口真似や友達の口真似と感じることはありませんか?親が汚い言葉を使ったりひどい言い方をしていると、それを使って反抗してくることが多くあります。日ごろから親もお手本になるように、ひどい言い方をしないようにしましょう。

子どもを無視はしないで

子どもがあまりにも反抗してきて、親もイライラしてしまうことがありますよね。でも、子どもを無視することはやめましょう。子どもは上手く表現できずにイライラし、心の中では不安と戦っているのかもしれません。

そんな時に無視をされると悲しい気持ちになってしまいます。子どもは一人の人間として一生懸命気持ちをぶつけてきているので、ちゃんと向き合って話を聞いてあげてください

子どもの人格を否定するような発言はしない

子どもは自分の人格を否定されると、自分はダメな人間だと思ってしまいます。自分を肯定することは、成長にもつながります。「○○くんみたいになって」「○○くんはそんなこと言わないだろうな」など、人を引き合いにして子どもを批判するのはやめましょう

子ども扱いしない

親にとってはまだまだかわいい子供ですが、子どもは子ども扱いされることを嫌います。もし、まだしてはいけないことや、して欲しくないことを子供がしたがった場合、「子どもだから」と言われてしまうと、それがイライラの原因になってしまいます。「子どもだからダメ」など、子どもを理由にせず、ちゃんと理由を話して理解してもらうようにしましょう。

叱るべきことは叱る

「反抗期だし」と放置するのではなく、人に暴力をふるったり人が傷つくことを言ったりすれば、きちんと叱りましょう。どんな時に叱って、どんな時に見守るのか難しいですが、「子どもがよりよい成長をするため」を念頭に、人を傷つけることは叱るなど決めておくといいですね。

昨日は叱らなかったけど今日は叱るといった一貫性のないことは避け、基準を決めておきましょう

日ごろからコミュニケーションをとる

子どもとは積極的に会話をするようにし、親の考えを話すとともに、子どもの気持ちも聞きましょう。例えば、子どもがしたいことと、親がして欲しくないことは多くあると思います。

例えば、子どもがゲームをしたいと話し、親は今はやめてほしいということがあるとします。親には正当な理由があって「ダメ」と言っていますが、それを押しつけるだけでは子供には不満が募ります。

日ごろから話し合う習慣をつけ、意見がぶつかった場合は言い争いではなく、お互いが歩み寄って妥協案を探ってみてください自分の気持ちが少しでも受け入れられ、親が理解してくれたと感じることで子供の気持ちも随分違います

親の対応を決めておきましょう

反抗期であっても子どもを叱る時は叱らなければなりませんよね。でも、母親が子供を叱っているときに父親も一緒に叱ってしまっては子どもは逃げ場がなくなります。「母親が叱っているときは、父親は叱らない」「父親が叱っているときは、母親は叱らない」と決めておきましょう

叱っていない方は、ただ黙っているのではなく、一段落した時に「本当はこう言いたかったのかな?」など、子どもに助け舟を出してあげてください。怒っている人の横で冷静に聞いていると、案外子どもがどうしたかったのか見えてきます。

子どもはそう言われても意地を張って口答えするかもしれませんが、助け船を出されたことで子どもは態度をゆるめてきます。でも、ダメなことはダメですので、気持ちを理解していると伝えた上で、ゆっくり話し合いをしましょう

大切なことは親がぶれないことです。昨日は叱られなかったけど今日は叱られたということがあると、子どもも混乱してしまいます。どういう時に叱るのかを決めておきましょう。

不規則な生活は心を乱す原因にもなりますので、早寝早起きの習慣をつけるよう親がフォローしていきましょう。そして、子どもの話をきちんと聞き、子どもの気持ちを受け入れ、わかりやすく穏やかに諭して正しい方向を示していきましょう

ただ、どうしても反抗が激しく、家族で頑張っても難しい場合もありますよね。そんな場合は小学校にカウンセラーがいないか確認してみましょう。カウンセラーが常駐している学校もあれば、月に2度ほど来る場合もあります

私の友人の学校は非常勤のカウンセラーもいませんでしたが、学校に相談してみると近隣の中学校のカウンセラーを紹介され、話を聞きに行っていました。親もカウンセラーと話をすることにより気が付くこともあるかもしれませんし、誰かに話を聞いてもらうことで、ホッとしてまた子供と向き合えるかもしれません。学校に確認してみてください。

まとめ

中間反抗期は、成長し自立するための大切な1歩です。反抗しながらも、子どもは親が大好きなのですから、優しい気持ちで見守る余裕を持ちましょう。

そして、親も必要に応じて変わる覚悟が必要です。いろいろと手を貸してあげる小さな子どもから、自立心を育てるべき年齢になっていることをわかって、対応してあげることが必要です。

家では反抗的な子も外ではいい子の場合が多くあります。私の息子もよく「反抗とかしないでしょ」と言われて驚きました。それだけ家では甘えてストレスを発散させているのだと、優しい気持ちで受け入れてあげる努力をしましょう。

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