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赤ちゃんの夜の鼻づまり解消法!

      2018/03/22

赤ちゃんが風邪を引いて、鼻水が絶えずたれている。そんなとき一番困るのは、夜赤ちゃんが寝られないときではないでしょうか。

おっぱいをあげたくても鼻がつまっていてうまく吸えない。寝ていてもすぐに起きてしまう。そしてそんな状態で赤ちゃんがぐずって泣いて、お世話をするママやパパが寝られない。そんなときありますよね?

そんな困った赤ちゃんの鼻づまりの解消法を、紹介したいと思います。



なぜ赤ちゃんは鼻づまりで寝られない?

大人は少し鼻がつまっていても寝られないということはあまりないですよね。では赤ちゃんはなぜ寝られず、しかも寝てくれても夜何度も起きてしまうのでしょうか。

赤ちゃんは口呼吸が苦手

赤ちゃんは基本的に、口ではなく鼻で呼吸をしています。特に寝ているときは、大人のように上手に口呼吸に切り替えられず、鼻で息をしようとします。なので、鼻に鼻水がたまっていると、呼吸ができず息苦しくて起きてしまいます。

自分で鼻がかめない

赤ちゃんに「鼻をかんで」と言っても無理ですよね。赤ちゃんの鼻づまりは、鼻水が鼻にたまっている場合がほとんどです。だから鼻づまりが解消できないのです。

おっぱいがうまく吸えない

赤ちゃんの場合、授乳をして寝かしつけをしている人も多いのではないでしょうか。そのとき鼻がつまっているとどうなるか、身をもって知っている人もいますよね。前述で赤ちゃんは基本的に鼻呼吸をしているとしましたが、起きているときは鼻で呼吸ができなければもちろん口で呼吸をします。

おっぱいを吸って口がふさがっていて、鼻でも息ができない。そんな状態なので、赤ちゃんは当然苦しくなって頻繁におっぱいを離して息を整えます。それで思う存分おっぱいを吸えずに寝られないのです。

今すぐできる対処法・お部屋編

お部屋の状態は、鼻づまりを解消するというよりは、鼻づまりを起こさせないためにとても重要です。家にあるものですぐにできるので、赤ちゃんのために実践してみてくださいね。

赤ちゃんの上半身を起こす

これは咳が出ている赤ちゃんにも有効な方法です。

注意するのは、赤ちゃんの頭だけを枕などで高くするのではなく、上半身を少しだけ高くするということです。例えば、バスタオルを一枚横に二回折りたたんで、赤ちゃんの下に入れる。これで十分です。寝ている状態だと鼻水が出てきたときに下に流れずに、鼻の奥で溜まってしまいますよね。これはそれを防ぐためです。普段から鼻水が少し出ているなと感じたら、この方法をとってみてください。

加湿する

空気が乾燥していると、鼻水が鼻の奥で固まってしまいます。冬場でも湿度を50~60%程度に保つようにしましょう。加湿器がある人は、吸水タンクには汚れが溜まりやすいので、くれぐれも清潔に保つようにしてください。

加湿器がない人は、濡らしたタオルを干しておくだけでもかなり湿度が上がりますよ。やり方は、タオルを水で濡らして軽く絞り、ハンガーにかけて干すだけです。冬場の湿度が低いときは、枚数を増やすかバスタオルを干すといいでしょう。ちなみに我が家の子はタオルから水が滴り落ちるほど濡らしておくと、水が床に落ちる音が気になって寝られませんでした。赤ちゃんは音にデリケートですよね。部屋もベタベタになりますし、水が落ちないくらいには絞りましょう。

また、今すぐにでも加湿したい!という人は、タオルをお湯で濡らしたり、電子レンジで濡らしたタオルを1分ほど温めて干してみてください。水で濡らしたタオルよりも即効性があります。

今すぐできる対処・鼻吸い編

いくらお部屋がいい状態でも、肝心の赤ちゃんの鼻に鼻水が溜まっている状態では、鼻はつまったままです。なので、授乳前や寝かしつけ前に赤ちゃんの鼻水を吸い取ってしまいましょう。そうすることで、中耳炎などの重大な病気も事前に防ぐことができますよ。

鼻吸い器には電動のものと手動のものがありますが、どちらにせよ赤ちゃんが暴れてうまく吸えないという経験をした人もいるのではないでしょうか。色々とやりかたはありますが、今回は一人でも鼻水を確実にたくさん吸い取れる方法を紹介します。

時間

授乳前、寝かしつけ前にしましょう。特に授乳をしながら寝かしつけをしている人は、何度も赤ちゃんがおっぱいを離して苦しそうに息をするということがなくなりますよ。

準備

鼻水が水のような場合

鼻水が固まらず流れ続けているときは、特に準備はいりません。次のステップに向けて心の準備と、赤ちゃんに「お鼻をすっきりさせようね」と教えてあげてください。

鼻水が固まっている場合

鼻水が鼻の奥で固まってしまっている場合は、蒸らしたタオルで鼻を温めてあげます。蒸らしたタオルは、濡らしたハンドタオルなどをレンジで1分温めるだけでできます。ただし、1分温めるとかなりタオルは熱くなるので、必ず自分の鼻や頬に当てて温度を確認してください。大人が少しぬるいと感じるくらいの温度で赤ちゃんの鼻の上部に当ててあげてください。

ただ、赤ちゃんは顔に何か当てられるのが嫌いですよね。その場合は、

  • お風呂に入れる
  • 赤ちゃんが泣いているとき、すぐに泣き止ませずに少し様子を見る

この二つが効果的です。

鼻を吸う

赤ちゃんが暴れては鼻の粘膜を傷つけてしまうかもしれません。それに、赤ちゃんの手が野放しの状態だと鼻吸い器を押しのけてしまいます。しかし、赤ちゃんが嫌がったり暴れたりというのはどうにもできません。確実に鼻を吸う体勢を紹介します。

赤ちゃんとママの体勢

  1. 赤ちゃんを寝かせる
  2. ママは赤ちゃんの頭のほうに座る
  3. 赤ちゃんの手と頭を足でおさえつける。赤ちゃんの手は赤ちゃんの頭の横に持ってきて、ママのひざとももを使ってその手を踏み押さえ、ママの両ももの内側で頭を挟み込むイメージです。絶対に強く踏まず、赤ちゃんが動けない程度にしてくださいね。
  4. 鼻を吸う

体勢が言葉ではわかりにくいので、我が子に協力してもらいました。

↑のように、頭をしっかりとももの内側ではさみます。 ↑真上から見た図です。膝の下に子どもの両腕が入っています。足は動かせても、頭と手は絶対に抜け出せません。

赤ちゃんは恐らくおさえつけられていることと、鼻を吸われている不快感で泣きます。しかし、かわいそうだからといってここでやめてはいけません。泣けば泣くほど奥に溜まっていた鼻水が出てきてたくさん吸える、くらいに思って吸いましょう。

鼻を吸うコツ

手動の口で吸い取るタイプの鼻吸い器で、うまく吸えないと思ったことはありませんか?赤ちゃんの鼻の中に入れているほうを、少し角度を変えてみてください。どこかでズズッと明らかに鼻水が吸えた感覚があります。音がしなくなるまでそこを吸ってみてください。すっきり全部取れますよ。

注意

電動やスポイト式の鼻吸い器は大丈夫なのですが、口で吸い取る鼻吸い器の場合、紹介した体勢で吸い取ると鼻水が逆流してくるときがあります。必ず容器は上に向けて吸うようにしてください。鼻水には風邪のもととなる菌やウィルスがたくさんいます。ママにまで風邪がうつってしまうと大変なので、気をつけましょう。万が一口に流れてきてしまったときは、絶対に鼻水を飲み込まず、ずぐに口をすすいでくださいね。

病院へ行く目安は?

赤ちゃんが苦しそうにしていると、病院に連れていくべきかどうか迷いますよね。赤ちゃんの様子をよく観察して、病院に行くかどうか決めましょう。

 

どういうときに受診すべき?

  • 鼻水の他に、発熱や咳があるとき
  • 鼻水の色が黄色や緑色のとき
  • ご飯を食べようとせず、機嫌が悪く泣いてばかりのとき
  • 寝る前に鼻を吸って部屋の状態もよいが、夜中何度も鼻づまりで起きて寝られないとき

鼻水くらいで病院なんて…と思うかもしれませんが、病院の医師はちゃんと見てくれますので、心配なことがあればかかりつけの病院へ行きましょう。特に鼻水は放っておくと、中耳炎を起こす可能性があります。

病院は何科に行けばいい?

赤ちゃんを病院に連れていくときは、基本的には小児科へ連れていきます。なぜかというと、小児科の医師は子どもを専門としていて、その年齢に見合った診療をしてくれ最適なお薬を出してくれるからです。また、医師や看護師ともに子どもに慣れているので、診療で子どもがあばれたり嫌がったりしたときに適切に対処してくれることも大きな理由です。

ただ、鼻づまりがひどい場合、鼻の奥にたまった鼻水を取るため病院で鼻水の吸引をしてもらう必要があります。小児科にその機械がないときがあるので、その場合は小児科の医師に耳鼻科を受診するべきか伺い、必要に応じて耳鼻科を受診しましょう。

病院に行くデメリット

鼻水が出たり鼻づまりが起こったりしたとき、症状が軽ければ急いで病院に行く必要がありません。病院には他にも風邪の症状の人がたくさんいます。病院に行ったことで、かえってひどい病気をうつされたということも少なくはありません。そのことを念頭に、いつ病院に行くか見極めましょう。

市販薬に頼るべきではない?

病院へ行くほどでもないというとき、市販薬のことを考える人もいるのではないでしょうか。確かに薬局には赤ちゃんでも使える鼻の薬が売られています。しかし、赤ちゃんでも大人でも、鼻水が出るというのは体に入ってきた病原菌から体を守ろうとしているということです。なので、病院へ行くほどでもなければ無理に薬で止めずに、今紹介したやり方で様子を見ましょう。

まとめ

ただの鼻水や鼻づまりと油断していると、小さな赤ちゃんはすぐに中耳炎などの他の病気になってしまいます。怖い病気から赤ちゃんを守ることができるのは、一緒にいる家族です。赤ちゃんのために普段からできることは、鼻水をこまめに吸ってあげることとお部屋を鼻づまりが起こりにくい状態にしておくことです。そして赤ちゃんの様子をよく観察して、注意深く見守ってあげましょう。

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