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赤ちゃんの歯磨きはいつから?用意するものや歯磨きの方法、注意点

      2019/02/22

赤ちゃんの離乳食が始まったママ。赤ちゃんの歯磨きをしてあげていますか?「まだ歯が生えていないからやらなくても大丈夫」「赤ちゃんが動いてやりにくい」「やり方がわからないからやっていない」という考えのママが多いことでしょう。

ですが、離乳食を始めているのなら、そろそろ歯磨きも始めてみましょう。初めのうちはママも赤ちゃんも歯磨きに慣れずママは上手に磨いてあげられず、赤ちゃんは泣いて嫌がることがあります。ですが歯磨きを毎日続けることで、食後お口の中がすっきりしますし、虫歯予防にもなります。

「赤ちゃんの歯磨きはいつから始めればいいか」「歯磨きの方法」「歯磨きするときの注意点」についてご紹介します。


赤ちゃんの歯磨きはいつから始める?

乳歯が生えたらすぐ!離乳食始まってからでは遅い!

「いつから?」その答えは、「生えたらすぐに」です。赤ちゃんの歯磨きのスタートは、「歯が生え始めてきた頃」です。離乳食が始まってからは遅いです。母乳やミルクの段階でも歯が生えていたら歯磨きをしましょう。

個人差はありますが、早い子で生後6ヶ月から歯が生え始めます。6ヶ月ならまだ離乳食を始めていないという赤ちゃんもいることでしょう。親子ともに、歯みがきの習慣づけが大事です。まずは歯みがきの「慣らし」から始めましょう

乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけをはじめましょう。まず子どもをあお向けに寝かせ頭を保護者のひざの上にのせ口の中を観察することからです。また清潔な指で口の中を触ることもよいでしょう。特に上唇の裏を触られるのを嫌がります。少しづつ伸ばしてあげると子どもは口をいじられることに慣れてきます。

引用元:日本小児歯科学会HP 子どもたちの口と歯の質問箱 http://www.jspd.or.jp/contents/main/faq/faq02.html#faq_c0101

口の中を触られることや、仰向けになって膝の上に寝転がること、どれもが赤ちゃんにとっては「なんだこれ?」という不思議な体験です。慣れるまでの時間はその子によって違いますが、嫌がられないように、はじめは機嫌のよいときを選んでスタートするのがよいでしょう。

また、大人のやっていることになんでも興味を持つのが赤ちゃんの習性です。おうちの人が楽しそうに歯みがきをする姿を見せると、赤ちゃんも興味を持ってくれるので、慣らしに効果的です。

離乳食が始まっていなくても、歯磨きが必要なのはなぜ?

  • 歯が生え始めると、虫歯菌が歯に付着して虫歯菌が成長する可能性が高くなるから
  • 虫歯菌と歯に残っている糖分がくっついて虫歯になることがあるから

いきなり歯ブラシを使わないこと

とはいえ、いきなり歯ブラシで磨くわけではありません。赤ちゃんは口の周りや口内を触られるのを嫌がることが多いものです。

特に、上唇の裏にある上唇小帯と呼ばれるスジは、触られると痛いので泣いたり暴れたりすることもあります。そこで、まずは顔のあちこちを触る遊びを取り入れるなどして、口を触られることに慣れさせていきましょう。

ママの足の上に仰向けに寝かせ、口の中を観察するのもいいですよ。1日に5分ほどでも、毎日続けていくことで、赤ちゃんは口内を触られることに抵抗がなくなっていきます。

赤ちゃんが嫌がらなくなって来たら、少なくとも毎日1回の歯磨き習慣づけましょう。

1日何回、いつやればいい?

歯磨きは、できれば毎食後とおやつの後にするのが好ましいです。しっかりと磨けば虫歯になるリスクが減るからです。ですが、赤ちゃんが泣いて嫌がったり、家事や育児で時間に追われてママが忙しかったりする場合は、寝る前の1回だけでも構いません。このときに丁寧に磨いてあげて下さい。

寝る前の歯磨きがいいのはなぜ?

  • 寝ているときに唾液の分泌量は減る
  • 唾液には、虫歯菌に対する抵抗力がある
  • 寝ている間に唾液の分泌量が減ることで、虫歯菌が繁殖しやすくなる
  • だから寝る前にしっかりと歯磨きをして、虫歯菌を除去しておくのがよい

 

用意する物は?

歯磨きに必要なものは、以下の通りです。

1.歯ブラシ

歯ブラシは、必ず「赤ちゃん専用歯ブラシ」を選びましょう。「幼児用」や「大人用」の歯ブラシは、赤ちゃんの歯に合わず、歯や歯茎を傷つけてしまうことがあります。

「幼児用」「大人用」歯ブラシと、赤ちゃん専用歯ブラシの違いは?

  1. 赤ちゃん専用歯ブラシの方がヘッドが小さい
  2. 赤ちゃん専用歯ブラシの方が毛先が短い

「幼児用」「大人用」の方がヘッドが大きく毛先が長いので、赤ちゃんの歯や歯茎を傷つけることがあります。

ママが磨いてあげる赤ちゃん専用歯ブラシの他に、赤ちゃんに持たせてあげられる歯ブラシも用意すると良いでしょう。

赤ちゃんに持たせる歯ブラシを用意するのはなぜ?

  • 歯磨き中に赤ちゃんがママが持っている赤ちゃん専用歯ブラシを奪ってしまうから
  • ママから奪った赤ちゃん専用歯ブラシで、赤ちゃんが歯ブラシで喉をついてしまったり、口の中を傷つけてしまったりして危険だから

赤ちゃんが喉をつかないよう、ブラシの下の部分に「喉つき防止」のリングが付いている赤ちゃん用歯ブラシがおすすめです。

 

赤ちゃん本人用とママが仕上げ磨きに使う用のセットになっていて便利です。

赤ちゃんの歯磨き粉の選び方

歯ブラシは柄が短く毛がやわらかいものを選ぶ

歯ブラシに慣れる目的で、おもちゃがわりに自分で手にもてる工夫がされている商品があります。このような歯ブラシも便利ですが、最初は、保護者がみがいてあげるのが基本です。通常のストレートタイプの歯ブラシ選びをご紹介します。

まず、歯ブラシの毛が固いと、赤ちゃんが痛がります。やわらかい毛で、なるべく毛先が細いものを選びましょう。1本1本みがくことができるようヘッドは小さめで、毛の面はギザギザではなくフラットのものがよいでしょう。必要以上の力がかからないよう、保護者が握りやすい太さの柄であることも選ぶポイントとなります。

生え始めの時期から使える歯ブラシ3タイプ

1.ブラシタイプの歯ブラシ

まず歯ブラシは、いくつかのメーカーから月齢に合わせてステップアップできるものがセット売りされています。中でもピジョンの乳歯ブラシセットは、歯ブラシを喉の奥にいれすぎないためのストッパーがどの歯ブラシにも取り付けられるので、安心して子どもに持たせることができます。

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2.ガーゼタイプの歯ブラシ

まだ歯が生え始めたばかりで、いわゆる「歯ブラシ」に慣れるまでは、ママの指に巻いて磨くことのできる、ガーゼタイプもおすすめです。この歯磨きシートは、キシリトールや緑茶ポリフェノールが入っていて、コットン100%なので、赤ちゃんにも安心して使えます。

うがいができない赤ちゃんは歯磨きの後に水を飲ませると良いですが、このタイプならそれも必要ありません。だから歯磨きする前に赤ちゃんが眠ってしまっても大丈夫。

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3.指サックタイプの歯ブラシ

指サックタイプの歯ブラシなら、ママの指の感覚そのままで磨けるので、歯磨きに不慣れな赤ちゃんでも安心です。シリコン製で柔らかく、歯だけでなく歯茎も優しく磨けます。

サイズ違いで2つ入っているので、ぜひパパも赤ちゃんの歯磨きに挑戦してみましょう

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歯ブラシの消毒はいる?

歯ブラシは使っているうちに雑菌が付着し、増殖します。「歯ブラシを消毒した方がいいのかな?」と疑問に思うママも多いですが、消毒は必要ありません。歯ブラシの素材によっては、消毒液につけたり煮沸消毒したりすると、歯ブラシが変形したり有害物質が発生してしまったりすることがあるからです。

毎回使用後はよく水洗いして水を切り、乾いた場所に保管しましょう。定期的に歯ブラシを換えることで、赤ちゃんを雑菌から守ってあげて下さい。

歯ブラシの交換時期はいつがいい?

  • 毛先が広がってきたり汚れが付いたら
  • 上記の状態でなくても1ヶ月に1回は交換

汚れが目立っていなくても歯ブラシには雑菌が付着しています。少なくとも1ヶ月に1回は交換しましょう。

2.歯磨き粉

歯磨き粉も赤ちゃん専用のものを選びます。「幼児用」や「大人用」は歯磨き粉の中に研磨剤が入っていることがあるので、赤ちゃんの歯を傷つけてしまいます。ジェルタイプの柔らかいものを選んで下さい。

歯磨き粉なしで水磨きでもいい?

  • ミルクやおっぱい、離乳食なら歯はそこまで汚れない
  • 歯磨き粉なしで、歯ブラシを水に濡らしてからのブラッシングで十分に汚れを落とせる
  • 自分でうがいをできる1才~2才くらいになってから歯磨き粉を開始するのでもよい
  • 汚れが落とせているか心配な場合や、赤ちゃんに歯がたくさん生えてきているなら歯磨き粉を使用してもよい

赤ちゃんの歯磨き粉の選び方

研磨剤や発泡剤を使っていない、子ども用の歯みがき粉を使う

子ども用のジェルタイプの歯みがき粉が安心です。間違って飲み込むことも想定し、小児用のジェルには発泡剤や研磨剤が入っていません。子どもの好きな香りや味もついているので、歯みがきを嫌がらずに続けられるでしょう。

大人用の歯みがき粉は決して使ってはいけません。ミントの刺激は子どもが大嫌いな味ですから、歯みがきが嫌いになってしまいます。もし、子ども用のジェルさえも嫌がるのであれば、しばらくは歯みがき粉を使わずにブラッシングだけしてください

また、フッ素が配合されている歯みがき粉がおススメです。フッ素はむし歯予防になるからです。使用量は商品にも表示されていますが、最初は毛先にチョンと乗せるほどで十分です。赤ちゃんはうがいができませんので、最後にガーゼなどで口の中をきれいにふいてあげてください

 

3.ガーゼ

まだ歯が生えていない頃~生え始めの時期は、歯ブラシを使わずにガーゼとママの指を使って磨きます。また、歯ブラシを使うようになってからも、磨き終わった後に歯をぬぐうために使います。

赤ちゃんはまだ自分で口をすすぐことができないので、食べかすや歯磨き粉の残りをガーゼでママがぬぐってあげるのです。赤ちゃんの歯や口の中を傷つけないように、ガーゼは綿100%の柔らかいものを選んで下さい。

歯磨きの方法:ガーゼ磨きの場合 ~生え始めの時期~

生え始めの時期には、歯ブラシを使わずにガーゼを使って磨きます。歯が生えていなくても離乳食が始まっている場合は、口の中の食べかすを掃除して口の中をすっきりさせるためにも、ぜひガーゼ磨きを始めてみて下さい。

ガーゼ磨きのメリット

  • 口の中に異物(歯ブラシ)を入れることに赤ちゃんが慣れていく
  • 食べかすを取り除いて、虫歯を防いだり口の中がすっきりする

やり方

  1. ガーゼを水かぬるま湯で濡らす
  2. ママの膝の上に赤ちゃんを寝かせる
  3. ママの人差し指にガーゼを巻き付ける
  4. 優しく歯茎、歯の表と裏をぬぐう

前歯が上下合わせて4本生えるころまでは、歯ブラシではなくガーゼで汚れをふき取る程度で十分です。綿棒や歯磨き用の指サックなども使えます。お風呂に入っているときや寝る前など、時間を決めて歯磨きをしましょう。

歯の本数が増えてきたら、歯ブラシを使用します。乳児用の、小さく柔らかい歯ブラシで磨きましょう。

毛のついた頭の部分が小さめの歯ブラシ(毛の部分が2本分の歯の幅程度)で、しかも毛先が丸く加工してあるほうが磨きやすく、歯ぐきにもやさしいのです。ただ歯みがき習慣ができるまでの時期は楽しい歯みがきを目的にお気に入りの色やキャラクターで選んでもよいと思います。仕上げみがき用に柄が長めで保護者が持ちやすい歯ブラシも用意しましょう。

出典元:http://www.jspd.or.jp/contents/main/faq/faq02.html#faq_b0101

1本の歯にかける時間は5秒でOK。唾液にも口の中を清潔に保つ効果がありますので、歯磨きにあまり長い時間をかけなくても大丈夫なのです。また、赤ちゃんはうがいができないので、歯磨き後にはコップで水か白湯を飲ませましょう。

 

歯磨きの方法:歯ブラシを使う場合

赤ちゃんは前歯から生えてくることが多いです。前歯がしっかりと生えてきたら歯ブラシを使って歯磨きを始めましょう。前歯ではなく奥歯が先に生えてくる赤ちゃんもいますが、奥歯の場合もしっかりと生えてきたら歯ブラシを使いましょう。

やり方

  1. 歯ブラシに歯磨き粉を付ける
  2. 赤ちゃんをママやパパの膝の上に仰向けに寝かせる
  3. 鉛筆を持つように歯ブラシを持つ
  4. 赤ちゃんの歯に対して直角に歯ブラシを当てる
  5. 歯ブラシを細かくふるわせ、歯ブラシの先っぽだけで磨く
  6. 湿ったガーゼで歯をぬぐって歯磨き粉を落とす

定期的なフッ素塗布をする

乳歯は永久歯に比べて小さく、象牙質やエナメル質も弱いため柔らかいのが特徴です。そのため、虫歯にもなりやすくなっています。虫歯を作らないためには歯磨きももちろん重要ですが、フッ素を塗ることで歯を丈夫に保つことができます。

下の前歯が2本生えたら、歯医者さんでフッ素塗布をお願いしてみましょう。歯医者さんによっては、1歳未満の赤ちゃんにはフッ素塗布を行っていないこともありますので確認が必要です。

また、自治体の定期健診などでフッ素を塗ってくれることもあります。フッ素は、3ヶ月~半年に1度を目安に、定期的に塗ると効果が高まります。

歯磨きのときの注意は?

赤ちゃんに歯磨きをするときは、以下のことに注意しましょう。

歯ブラシを持ったまま歩かせない

歯ブラシを手に持った状態で歩き回って転ぶと、目に刺さってケガをすることがあります。また、口にくわえた状態で転ぶと、歯ブラシが喉を付いて大けがになります。歯ブラシは赤ちゃんが必ず座った状態か仰向けになった状態で持たせましょう。

必ず大人の人がそばで付いて見守って上げましょう。

泣いて暴れる場合でも1日1回は毎日続ける

赤ちゃんは歯磨きのときに初めは泣いて嫌がり、逃げることがあります。ですが、だからといって歯磨きをしないと虫歯になるおそれがあります。仰向けの状態で歌を歌ったりほっぺをつんつんしたりして、コミュニケーションを取りましょう。

絵本やDVDなどで歯磨きの話を扱っているものを一緒に見て、「歯磨きしないとばいきんにやっつけられてしまう」ということを理解してもらうのも効果的です。泣いて暴れる場合でも根気よく「1日1回は歯磨き」を毎日の習慣にしましょう。少しずつ慣れていってくれます。

まとめ

まとめると、赤ちゃんの歯磨きは

  • 離乳食が始まった頃
  • 歯が生え始めてきた頃

です。

用意する物は、

  • 赤ちゃん用歯ブラシ(ママの仕上げ磨き用と赤ちゃんに持たせる用の2本)
  • 赤ちゃん用歯磨き粉
  • ガーゼ

です。生え始めの時期はガーゼ磨きからスタートして、赤ちゃんに口の中に異物を入れられるという状態に慣れてもらいましょう。ガーゼ磨きのやり方は、

  1. ガーゼを水かぬるま湯で濡らす
  2. ママの膝の上に赤ちゃんを寝かせる
  3. ママの人差し指にガーゼを巻き付ける
  4. 優しく歯茎、歯の表と裏をぬぐう

ということです。歯がしっかりと生えてきたら歯ブラシを使って歯磨きをしましょう。歯ブラシを使う場合は、

  1. 歯ブラシに歯磨き粉を付ける
  2. 赤ちゃんをママやパパの膝の上に仰向けに寝かせる
  3. 鉛筆を持つように歯ブラシを持つ
  4. 赤ちゃんの歯に対して直角に歯ブラシを当てる
  5. 歯ブラシを細かくふるわせ、歯ブラシの先っぽだけで磨く
  6. 湿ったガーゼで歯をぬぐって歯磨き粉を落とす

というやり方で磨いてあげましょう。

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