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6か月でハイハイするのは早い?ハイハイを始めるのはどんなタイミング?ハイハイの意味を考える

      2017/10/11

赤ちゃんの成長は周りの人を幸せにしてくれます。首がすわった、寝返りをしたと本当にうれしくなりますね。その赤ちゃんの成長において、ハイハイはどんな意味を持つのでしょうか。

また、最近ではハイハイをしないでつかまり立ちをしたり、そのまま歩きだしてしまう赤ちゃんもいるようです。平均的な目安として、赤ちゃんは8ヶ月ころからハイハイをはじめると言われていますが、早くからハイハイを始める赤ちゃんもいるのです。

ここでは6ヶ月という早い時期にハイハイを始める赤ちゃんの成長について考えてみましょう。

ハイハイまでに必要なこと

ハイハイはどうすればできるようになるのでしょう。赤ちゃんは、突然ハイハイを始めるわけではありません。ハイハイをするようになるまでには、いくつかの段階を踏んでいく必要があります。どんなステップがあるのかを振り返ってみましょう。

ハイハイするようになるまでのステップ

1. 首が座る

首がしっかり安定していないと、赤ちゃんは自分で身体を動かすことはできません。

2. 寝返りができるようになる

寝返りができるようになると、手足の筋肉が少しずつついてきます。

3. お座りができるようになる

寝返りができるようなり、うつぶせの状態から腕の筋力を使って上半身を起こしてお座りをするようになります。

4. バランスをとって安定したお座りができる

上半身を起こした状態で、自分でうまくバランスをとるためには体幹がしっかりしてくることと、腰のまわりの筋肉が必要です。

5. ずりばいができるようになる

お座りからお腹をつけた状態で前に進もうとします。まだ腕や足の筋肉が十分ではなくても自分で移動できるようになってきます。

6. まわりのものに興味がでてくる

ずりばいをする契機となるのは、赤ちゃん自身がいろいろなことに興味を持つことです。なんとかそこにあるものに手をのばしたいという気持ちも動くためには大切なポイントです。

ハイハイの効用って?

ハイハイは赤ちゃんの発達において、大きな意味があることだと言われています。その効用は、大きく分けて二つあります。1つは身体的な効用で、2つめは脳の発達における効用です。では、それぞれの効用について詳しくみてみましょう。

1.身体的な効用

ハイハイは言うまでもなく身体を大きく使う動作です。ですから、体幹が鍛えられることになります。近年、スポーツ選手のトレーニングで「体幹」という言葉をよく聞くようになってきましたが、赤ちゃんでも体幹を鍛えることは大切です。ハイハイはその意味でも重要なのですね。

腕を突っ張って背中をそらしたり、首をあげて回りを見回したりすることで、腕や背筋、首などの筋肉も鍛えられます。もちろん手も足も使うので、ほぼ全身の筋肉を使うことになります。本格的に歩き出す準備としてもハイハイは重要なのですね。

2.脳の発達における効用

ハイハイは身体への影響だけでなく、脳の発達にも影響を及ぼすと言われています。ハイハイをする契機として、回りへの興味がわいてくることが考えられます。

そこにあるものに触れたいという積極的な気持ちを抱くことでハイハイを促し、それを達成することで自分とほかのものとの位置関係を把握したり、より積極的な気持ちを大きくしてくれるのです。身体の成長と脳の発達は密接に関係しているのでしょう。

ハイハイは、乳児期後半のアミン系神経系の発達によってハイハイが出現し、ハイハイによってこの神経系が活性化します。赤ちゃんは、ただ歩けないからハイハイしているのではなく、ハイハイしながら脳を発達させているようです。ハイハイは、赤ちゃんの脳の発達にかかせないものでありそうです。

引用元:http://秋山こどもクリニック コラムより

ハイハイの環境

赤ちゃんがハイハイを始めたら、急に行動範囲が広がっていきます。基本的には行きたいと思うところまでハイハイで行けるわけです。大人の視点からは想像もつかないようなところに入っていくこともあります。特に早めにハイハイを始めた赤ちゃんは、まだ体格が十分に成長しないで小さいこともあるかもしれません。小さなすきまや家具などの間に入ってしまわないか、注意が必要ですね。

ハイハイが安心してできる環境づくり

1.小さなものを手の届くところに置かない

赤ちゃんはなんでも口に入れようとするところがあります。ハイハイの目線の先にうっかりボタンなどがあれば事故の元になります。大人が立った目線ではなく、赤ちゃんの目線で必ずチェックすることが必要です。

2.コンセントにはカバー

家の中にはコンセントなど電化製品が多くあります。コンセントに指を入れたりすることのないようにカバーをしておきましょう。また、扇風機などのスイッチにもさわることがあるので、注意が必要です。

3.テーブルからぶらさがっているものに気を付ける

テーブルからぶら下がっているものは、ハイハイの赤ちゃんにとってついひっぱりたくなるものです。コードやテーブルクロスなどは必要なときだけ出して使うようにしましょう。下からひっぱって上のものが落ちたりしないように注意しなければいけません。

どうしても使うときにはコードやテーブルクロスなど、ひっぱって上のものが落ちてくるものに注意しましょう。必要な時に必要なものだけ出すようにすることが大事です。くれぐれも赤ちゃんから目を離さないようにすることが大切です。

4.大切なもの、赤ちゃんに触らせたくないものは隠しておく

ハイハイの時に限らず、つかまり立ちやつたい歩きなどでどんどん行動範囲が広がると同時に赤ちゃんの興味も広がっていきます。ハイハイの時期には赤ちゃんに触らせたくないリモコンや携帯電話、そのほか大切なものは赤ちゃんの目の届かないところに保管するようにしましょう。

5.立ち入り禁止

階段のあるお家や、どうしても赤ちゃんが入ってはいけない場所、台所などは立ち入り禁止にしておくことです。ちょっと目を離したすきに危ない場所に行っていてヒヤッとしたという話はよく聞きます。大人にとってはなんでもないところでも、赤ちゃんにとって危険になりそうなところには、ベビーフェンスなどを活用して入れないようにしておきましょう。

以上のような点に注意して、ハイハイが安心してできるような環境づくりをこころがけましょう。

ハイハイを楽しもう

せっかくハイハイをはじめたのですから、どんどんそのハイハイを赤ちゃんといっしょに楽しんでいきましょう。ハイハイ後期では驚くほどのスピードでハイハイをします。ハイハイをする時期が少し長めになれば、その間に身体も強くなっているのですから安心してたっぷりハイハイをさせてあげましょう

1.親子での楽しみ方

ずりばいを始めたころには、赤ちゃんの前に手をのばすと、その手にむかって赤ちゃんはなんとか動こうとします。そしてどんどんハイハイもじょうずになるのです。大人もハイハイのポーズをして、いっしょにハイハイをしてみると赤ちゃんの目線がよくわかります。ママもいっしょにハイハイをして鬼ごっこも楽しそうですね。

2.外出時の楽しみ方

外でもぜひハイハイをさせてあげましょう。きれいな芝生の公園などは大人が寝転んでも気持ちがいいものです。しかし、外の芝生や土には危ない木の破片やガラスなどがまぎれていたり、虫やごみも混ざっているかもしれません。

そのあたりを心配している方はビニールシートや大きめのタオルなどを敷いておくと安心です。そのうえで自然の中でのハイハイも楽しみましょう。大人にとっても新たな発見がありそうですね。

まとめ

赤ちゃんの成長には個人差がつきものです。そして、その個人差にまわりの大人は振り回されてしまいます。まわりの同じくらいの月齢の赤ちゃん、育児書の内容などと比べて、早すぎるのではないか、遅いのではないかと不安になってしまいますね。もちろん中には医師の判断が必要なものもありますが、寝返り、お座り、ハイハイなどがはじまる時期は本当にばらつきがあります

6ヶ月に満たない月齢でハイハイをする赤ちゃんもいれば、中にはハイハイをしないままの赤ちゃんもいるのです。少し早めにハイハイをはじめたとしても、その後の成長はまたそれぞれです。大切なことは、赤ちゃんが確実に成長していることをしっかり感じ取ることですね。多すぎる情報に惑わされることなくしっかり赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。

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