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ゲームが小学生の子供に与える影響は?ゲームのメリット・デメリットやゲームとの関り方を調査!

      2018/03/24

子供がゲームばかりしていることを心配している親御さんも多いのではないでしょうか。今の時代は色々な種類のゲーム機が販売されていますし、スマートフォンでも手軽にゲームをすることが出来る時代です。

小学生の子供が1日に何時間もゲームばかりしていると、子供の健康や生活面に悪い影響を与えてしまう気もしますよね。では実際のところ、ゲームをして遊ぶことは子供にどんな影響を与えるのでしょう。ゲームには悪影響しかないの?

そこで、小学生の子供とゲームの関係、メリット・デメリットについて調査してみました。小学生のお子さんがいる親御さんで子供のゲームのことで悩んでいるという人は是非参考にしてみてください。



小学生の子供にとってゲームって悪いもの?

最近では色々なゲームが発売されています。家にいなくても、外出をする時に持って行くことが出来るコンパクトな携帯型のゲーム機も色々とあります。どこにいてもゲームをすることが出来る時代なのです。

子供がゲームばかりしていると、親はそのことを注意したくなりますよね。でも、ゲームをすることは子供に悪い影響ばかり与えるものではありません。もちろんゲームのやり過ぎは悪影響になる事もありますが、ゲーム自体が悪いのではなく、ゲームをやりすぎてしまうのが問題なのです。

どのくらいの時間ゲームをしているの?

小学生の子供たちが一日にゲームをしている時間について調べた調査結果があります。2014年に平均の時間を調べたところ、小学校4年生で1.18時間、小学校5年生で1.24時間、小学校6年生では1.31時間という結果でした。ゲームをしないという子供は全体の2割程度でした。

また、ゲームをする時間小学校の高学年になるとゲームをする時間が長くなり、女の子に比べて男の子の方がゲームをする時間が長くなることが多いです。

全体では「しない」子が約2割(20.1%)であり、する子でも約3分の1(33.1%)が「30分~1時間未満」と比較的短い時間でゲーム遊びを終えているようである。

男女別にみると、女子の方が男子に比べてゲームを「しない」と回答する割合が高いことが見て取れる(男子:17.3%<女子:22.8%)。また、男子は2時間以上(「2時間~3時間未満」+「3時間以上」)ゲームで遊ぶ割合が女子に比べて高い(男子:12.6%>女子:5.1% )。つまり、ゲームで遊ぶかどうかや遊ぶ時間については性別による差が大きいといえる。

引用元:https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201009/chapter2/08.html

ゲームをしても悪影響のない時間は?

小学生の子供がゲームで遊んでも良い1日の時間の目安は1時間程度が良いという実験結果があります。これは、オックスフォード大学の研究チームが発表したもので、1日に1時間以内のゲームであれば子供が生活に対して感じる満足度が高くなるというものです。

また、ゲームをすることで社交的な性格になるという実験結果もあり、1日1時間以内のゲームであれば子供に悪影響は与えないということがわかりました。

オックスフォード大学の研究員であるAndrew Przybylski博士によって、『1日1時間以内のゲームは子どもたちに良い影響を与える』と実際の研究結果が証明されています。

引用元:https://papimami.jp/22649/

小学生の子供に悪影響を与えるゲーム

小学生の子供が暴力的なゲームで遊ぶと、その子供は暴力的な傾向のある子供に育つことがあります。アクションゲームで子供が操作するゲームのキャラクターが敵を倒していくことで、子供が日常生活でも暴力を振るうようになることもあるのです。

また、ゲームには「CERO」という対象年齢を記すマークがあり、このマークに書かれている対象年齢がそのゲームをプレイする年齢の目安になります。子供の年齢よりも対象年齢が上のゲームで遊ぶと、子供に悪い影響を与えてしまう可能性もあります。

残虐性の高いゲームや、アダルトな表現があるゲームの対象年齢は高いことが多いです。そういったゲームで子供が遊ぶことは避けましょう。

CEROと対象年齢

  • CERO A・・・全年齢が対象
  • CERO B・・・12歳以上が対象
  • CERO C・・・15歳以上が対象
  • CERO D・・・17歳以上が対象
  • CERO Z・・・18歳以上のみが対象

子供がゲームをするときは対象年齢を目安にしてゲームをするようにしましょう。



ゲームのメリット

ゲームをすることにあまりいい印象を持っていない親御さんもいますよね。でも、子供がゲームをすることがメリットになる事もあります。では、ゲームが子供に与えるメリットとは一体何なのでしょうか。

思考力や記憶力が養われる

ゲームをして楽しさを感じるとドーパミンが分泌されるようになります。そのことが脳を活性化させて思考力や記憶力を養い、脳の働きに良い効果を与えることが出来るのです。

ドーパミンとは、快楽物質のホルモンです。快楽を感じたときや喜びを感じた時、達成感を得ることで快楽を感じてドーパミンが分泌されるようになります。ドーパミンが分泌されると、快楽を感じる以外にも「意欲」が湧いてくる効果もあります。

注意力が高まる

ゲームをしている時は、画面を見ている時に色々なことに注意して見るようになります。このことによって注意力が高まるというメリットがあります。

計画性が身につく

ゲームを進めていくときは計画を立てて取り組むようになります。このため、物事の計画を立てる能力が身につくというメリットがります。

達成感を味わうことが出来る

ゲームをクリアすることを目的に色々なことを調べてゲームを行い、クリアすることで自分に自信が付きます。そうすることで達成感を味わうことも出来ます。

コミュニケーション能力が身につく

友達と一緒に取り組むゲームの場合、同じ目的に向かってゲームを進めていくことでコミュニケーション能力が身につくこともあります。

ゲームのデメリット

ゲームにはメリットだけではなくデメリットもあります。子供にゲームをさせることでデメリットがあることを心配している人もいますよね。ゲームのデメリットとしてあげられるものは以下のことになります。

学力が低下する

ゲームをすることで学力が低下するのは、ゲームに夢中になって勉強する時間が減ってしまうからです。ゲームの悪影響で学力が低下するわけではないですが、のめり込んで勉強をしなくなると学力が低下してしまいます。

視力が低下する

ゲームをやりすぎると目を使いすぎて視力が低下してしまうこともあります。これはゲームだけに限ったことではありませんが画面を長い時間見続けることで目が疲れ、視力の低下につながることになります。

また、ゲーム機の画面からはブルーライトの光が出ています。PCメガネをかけることでブルーライトをカットして目の保護をしてくれます。PCメガネには目を守る効果がありますので、ゲームをするときはPCメガネをかけるのがおすすめです。

運動をする時間が減る

ゲームをして室内で遊ぶことが多くなってしまうと、運動する時間が減って運動不足になる事もあります。

内閣府で行っている「青少年の生活と意識に関する基本調査」により、小中学生の休日の過ごし方を見ると、平成7年から5年間、テレビを見たり、テレビゲームをするなど、室内で過ごすことが増加しており、外遊びは減少している。

引用元:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/attach/1344534.htm

現実の世界との区別がつかなくなる

ゲームの世界と現実の世界の区別がつかなくなってしまう子供もいます。ゲームの映像が現実の世界でも見れるような気がしてしまったり、人を攻撃しても大丈夫ではないかという錯覚が起きてしまうこともあります。

コミュニケーションの取り方がわからなくなる

ゲームの世界に一人でのめり込んでしまうと、家族や友達と会話をする時間が減ってコミュニケーションを取るのが苦手になってしまうことがあります。



ゲームへの依存が酷くなってしまうと・・・

ゲームにのめり込んでしまうと、ゲーム依存症になってしまうこともあります。ゲーム依存症は子供の心や体に深刻な悪影響を与えてしまうこともあるのです。

ゲーム中毒とも呼ばれ、時間帯など関係なくゲームに没頭するあまり、睡眠時間の減少や疲労などにより、ゲームに関する事柄以外の生活面に悪影響を及ぼす。さらに悪化すると、人間らしい生活を営むこと自体が困難になる症状をいう。生活の中心がゲームになってしまい、それ以外の事に関しての興味が無くなっていくのも特徴である。

引用元:http://3939.tokyo/depend

子供に以下のような症状が現れた場合は注意が必要です。

子供のこんな症状は要注意!

  • ゲームの邪魔をされると取り乱して怒る
  • 宿題や勉強など、やらなければならないことを放棄してゲームを行う
  • ゲームをしても良い時間を守らずにゲームをやり続ける
  • 夜遅くや朝方までゲームをしてしまう
  • 外出せずにゲームばかりしている
  • ゲームをしている時以外は無気力でやる気がない
  • 夜中に隠れてゲームをしていることで日中眠そうにしている

こうした様子が見られる場合は、ゲーム依存症になってしまう可能性があります。依存症になってしまわないように注意しましょう。

ゲーム依存症が疑われる時は

ゲーム依存症が疑われる時は、子供がゲームばかりしないような環境を作ることが大切です。ゲームで遊んでも良い時間を決めていたとしても、依存症が疑われる場合は時間を守ることはないでしょう。

その場合は、ゲームをする環境を変えることでゲームをしない時間を作るように工夫しましょう。

子供にゲーム機を預けておかない

ゲーム機を子供に預けていると、いつでもゲームが出来る環境が出来てしまいます。ゲーム機は親が預かって管理するようにし、子供がいつでもゲームで遊べる状態を作らないようにしましょう。

また、ゲームの充電器を親が管理するという方法も有効な手段です。

親もゲームに頼らない

親が忙しい時は、子供にゲームをさせておけば一人で遊んでいてくれるので親も楽ですよね。ですが、ゲームに頼った子育てをしてしまうと子供がゲームを離さなくなってしまう可能性もあります。親がゲームに頼るのはやめ、子供と一緒にゲームに頼らない生活から抜け出しましょう。

ルール違反をした時の罰則を徹底する

ゲームをするときはルールを決めておきましょう。子供がルールを破った時は、本当に困るような罰則を決めておくと良いです。

この時、「5日間ゲーム禁止」というようなものだと「5日間我慢すればいいだけか」と思ってしまい、子供も軽く考えてしまう可能性もあります。

ゲームを没収するという方法もありますので、子供が約束を破った時は考慮してみましょう。

「ゲームを捨てる・売却する」という方法もありますが、子供が腹をたてて暴力を振るったり物を壊したりすることもあります。ゲームを捨てる・売却するという方法はそういったことを防ぐためにも最終手段として行ってください。

専門の医療機関で治療を

子供がゲーム依存症になってしまったのではないかと疑われる時は、専門の医療機関に行って治療やカウンセリングを受けることが大切です。

依存症は、脳の中のドーパミンという快楽物質が影響を与えることでなってしまう「病気」です。ドーパミンは快楽を感じた時に分泌されるものですが、これが過剰に分泌してしまうと依存症を引き起こす原因になってしまいます。

ドーパミンは快楽を求める気持ちを強くしてしまうため、過剰に分泌されることで依存症になってしまうのです。

依存症が疑われる場合は、ゲーム依存症やネット依存を診察している精神科や心療内科などで治療をしてもらいましょう。

WHO(世界保健機関)が2018年にリリース予定のICD-11(国際疾病分類 第11版)では「物質使用または嗜癖行動による障害 - 嗜癖行動による障害」カテゴリで「ゲーム症/ゲーム障害」が採用され、正式に精神疾患として認められる見通しである

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲーム依存症

また、各地域の保健所や、都道府県の政令指定都市に設置してある精神保健福祉センターでも、依存症の相談をすることが出来ます。

インターネットやスマートフォンのゲームも要注意

スマートフォンアプリやインターネットでのネットゲームも深刻な被害を引き起こしてしまうことがあります。

これらのゲームにのめり込むと、ゲームで良いスコアを残したい・良いアイテムやレアアイテムを手に入れたいという理由に、過度に課金をしてしまうこともあります。親の元に料金の請求が来た時に、高額な請求で気が付くこともあります。

スマートフォンやインターネットで課金を行うと、実際にお金が目に見えるわけではないので金銭感覚がおかしくなり、お金の使い方がわからなくなってしまうこともあります。

また、ゲームを通じてインターネット上で知り合った顔のわからない人と繋がってしまうことで、犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるのです。

インターネットやスマートフォンを使って行うゲームも依存性が高いです。子供がゲームを行う時には十分に注意しましょう。

ゲームと上手に付き合うためには

子供とゲームが上手に付き合って行くためには、しっかりとしたルールを作りそれを徹底して守ることが大切です。ゲームにのめり込んでデメリットばかりにならないように、親子できちんとルールを決めておくようにしましょう。

ゲームをしても良い時間を厳守

ゲームをしても良い時間を決めてからゲームで遊ばせるようにしましょう。ゲームのキリが悪いと「後少しだけ!」といってダラダラとゲームを続けようとすることもあります。それを許してしまうと、けじめが無くいつまでも続けてしまうことになりますので、ダラダラと続けないという約束を守らせましょう。

やらなくてはならないことを先に済ます

ゲームを先にするのではなく、宿題や家庭学習、家の手伝いといった、やらなくてはならないことを先に済ますようにさせましょう。そうでないと、ゲームをやった後に勉強をやる気にならないこともあります。

親も意識して見守る

子供がゲームをやっている時は、親も気にかけて時間や様子を見るようにしましょう、子供はゲームに集中していると時間の感覚がなくなってゲームをやりすぎてしまうことにもなります。

子供がゲームをしている時は、開始した時間を見て親も意識して見守るようにしましょう。

まとめ

子供がゲームで遊びすぎてしまうことには学力の低下や視力の低下、運動不足といったデメリットがあります。一方で、適度な時間ゲームをするのであれば、思考力や記憶力、注意力が高まるといったメリットもあります。

ですが、ゲームをやりすぎてしまうと「ゲーム依存症」になって普通の日常生活を送れなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

子供にゲームを与えるときは、家庭でしっかりとルールを決めておくようにしましょう、決めたルールを徹底して守ることも大切になります。

子供とゲームの関係を考えて、上手に付き合って行けるようにしましょう。

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