ガーゼハンカチの作り方!子供のポケットにぴったりなサイズを手縫で!
2017/07/03
お子さんが園に通いだし、毎日用意する持ち物の一つに「ハンカチ」があります。実際、この春から幼稚園に通いだした我が家の子供も毎日新しいハンカチを持っていきます。そして、親の私も「幼稚園に通い出したら使おう」と思っていた可愛いタオルハンカチを持たせています。
しかし、実際に使ってみるとタオルハンカチが少し大きくて、まだ手際が悪い子供はポケットに入れることだけでも一苦労。もう少しポケットにぴったりのハンカチが欲しいと思っているママさん!子供のポケットにぴったりのガーゼハンカチを作ってみませんか?
裁縫が苦手なママさんでも、手持ちの裁縫セットで、手軽に手縫で作ることができますよ。
このページの目次
市販のタオルハンカチが使いづらいワケ
市販のタオルハンカチが子供にとって使いづらいと言うのは、素材の問題ではありません。むしろ、汗や水分を吸収しやすいタオルハンカチは機能面では使いやすい素材です。しかし、使いやすいタオルハンカチも子供のポケットに合わないものだと、子供にとっては使いづらいくなるのです。
タオルハンカチの大きさと子供のポケットの大きさ
では、実際にタオルハンカチの大きさを測ってみました。
横が20cmで縦が19cmの大きさでした。そして、子供が使っている制服のポケットの大きさも測ってみました。
入れ口の縫い目から縫い目まで測ってみると9cmでした。子供が折りやすい十字折りにして、ポケットに入れてみました。
十字折りにして、19cmの半分の9.5cmから入れようとしても、ポケットの入れ口が9cm、ハンカチの厚みもあるので入りません。タオルハンカチを半分に折って長方形になったものを、さらに三つ折りにします。
ぴったりのサイズで入りました。しかし、幼稚園児が三つ折をするのは難しく苦戦することもしばしばあります。ポケット自体もかさ張ってしまいます。子供が使うには折りやすい十字折りで、ポケットにすっきり入るハンカチなら良いですね。
ガーゼハンカチがおススメなワケ
タオル生地が機能的に優れているのなら、タオル生地で作るのが良いのでは?と思われるママさんがいらっしゃるでしょう。しかし、タオル生地を手縫で縫うのは生地が厚くて大変です。そこでおススメなのがガーゼハンカチです。
ガーゼハンカチが手縫におススメなワケ
- 生地が薄くやわらかいので手縫でも縫いやすい
- 裁縫が苦手なママもハンカチが小さいので、縫う箇所が短く、手縫でも時間がかからない
- ガーゼは汗や水分の吸収がよく機能的にもハンカチにピッタリ!
ガーゼハンカチの手縫での作り方
実際にガーゼハンカチを作ってみましょう。まずは、材料を用意しましょう。
手縫でガーゼハンカチを作るための材料
- 生地ダブルガーゼ:16×16cmを2枚
- 手縫用の糸
- アイロン
- アイロン台
- 裁ちばさみ
- 糸きりばさみ
- チャコペン(生地に印をつけるもの)
1.ダブルガーゼの生地を水通しする
「出来上がった後に、実際にガーゼハンカチを使い洗濯したら、上下の生地が縮んで生地がよれてしまった」生地のよれを防ぐために生地を裁つ前に水通ししましょう。
水通しのやり方
- 生地を裁つ前に水に生地を浸し1日置く
- 1日置いた布を軽く絞り、しわを伸ばしながら日陰で干す
以下は動画での説明になります。
2.ダブルガーゼの生地を地直しする
地直しは水通し後、生地が生乾きの状態で行います。縦糸と横糸を均一に整える作業です。
地直しのやり方
- 生乾きの生地を横糸にそってドライアイロンをする
- 横糸を均一に整えたら、同様に縦糸にそってドライアイロンをする
もし、生地が完全に乾いてしまった場合は、ドライアイロンではなく、スチームアイロンで地直ししてください。以下は動画での説明になります。
3.ダブルガーゼの生地を裁ち縫い合わせる
ダブルガーゼの生地を16×16cmの大きさで2枚裁ちます。
ガーゼハンカチの手縫の仕方は7行程
- 糸を2本どりにして玉止めをする
- 生地に縫い代1cmで印をつけ、印の位置を波縫いする
- 最後の1辺は全て縫わず7cm残し、四隅を切る(下記画像)
- 縫わなかった部分から表に返しアイロンをかけ、縫い代5mm、糸は2本どりで並縫いする。内側から針を通すと玉止めが出ないのできれいに出来る(下記画像)
- 最後まで縫い終わったら、縫った糸の上に玉止めをする→玉止めを目立たなくするため(下記画像)
- 玉止めの真下に糸を通し上の生地と下の生地の間に糸を通し、適当な位置で針を出し、出した方の布を寄せ糸を切る→玉止めの位置と糸の切り口を隠すため(下記画像)
- 最後にアイロンをかけて出来上がり!(下記画像)
所要時間は地直しから出来上がりアイロンがけまで約1時間でした。裁縫が苦手なママさんでも2~3時間あれば作ることが出来ます。
ガーゼハンカチを手縫で手作りする時の便利グッズ
今回、印をつけるときに使ったグッズが市販のフリクションボールペンです。何故、コレを使ったかというと、フリクションボールペンで書いた印はアイロンの熱で消えるからです。行程4の印がアイロンで消えていますね。ご家庭にあるフリクションボールペンを是非活用してみましょう。(下記画像)
ちなみに、私が使ったフリクションボールペンはこちらです。単色もありますが、私は家族別にスケジュールを管理する時に、色別で管理しているので4色のものです。文房具屋さんでも購入しました。ネットでも購入できます。布の色によって使う色を変えられるので便利でした。
¥637(税込み・送料別)
ガーゼハンカチを使ってみよう!
16×16cmで裁った場合、出来上がりが13.7×13.7cmの大きさのガーゼハンカチが出来ました。出来上がりのガーゼハンカチを子供に十字折りさせポケットに入れさせてみました。すぽっとポケットに治まり入れやすくなりました。
ちなみに、ポケットに以前のタオルハンカチを子供に入れさせてみせると違いがよく分かりますね。
まとめ
いかがですか?「コレなら自宅である生地と道具で作ることができそう!」そう思ったママさんもいらっしゃるのではないでしょうか?また、今回は裁縫が苦手なママさんにも作りやすいように手縫でまとめましたが、ミシンがある場合も同様の行程で作ることが出来ます。
お気に入り色や柄のガーゼ生地を使って、是非世界に一つだけのガーゼハンカチを作ってみてくださいね。