二人目にベビーベッドは必要?メリットやデメリットは?いつまで使える?おすすめ商品は?
2017/12/17
二人目を妊娠中のママ。服やベビーカー、抱っこ紐、ベビーバスなどは上の子のときのお下がりがそのまま使えるという方が多いでしょう。「ほとんどそろえるものはない」と思いきや、実はまだ購入を検討しなければならないものがあります。「ベビーベッド」です。
上の子がまだ小さい場合や、幼稚園・保育園に通っていなくて日中家で過ごす場合、ベビーベッドがないと赤ちゃんが上の子に踏まれたり、おもちゃを上から落とされたりする危険があります。
高い買い物なので、購入するかどうか悩んでいるママのために、二人目にベビーベッドが必要かどうか検討してみました。「メリット」「デメリット」「いつまで使えるか」「使うときの注意点」「おすすめ商品」について、ご紹介します。
このページの目次
二人目にベビーベッドを使うメリット3つ!
一人目のときには用意しなかったベビーベッドを二人目に用意するのには、以下のようなメリットがあります。
1.上の子の寝相の悪さから二人目を守れる
我が家にも当てはまることです。上の子(我が家の場合は4才の長男)が寝相が悪くて、寝ている最中に自分の布団から抜け出てママやパパの布団に来てしまうということがあります。
「二人目はママの布団で一緒に寝る」とか「布団を家族分並べて寝る」など考えている場合、上の子の寝返り・移動などで二人目の赤ちゃんがつぶされてしまう可能性があります。
ベビーベッドがあれば、上の子と寝る場所をきっちり分けることができますので、二人目が上の子にぶつかられる・つぶされるなどの心配がなくなります。
2.日中、上の子に踏まれる心配がない
上の子がねんねの赤ちゃんだった頃は、日中はリビングにお布団を敷いてその上で寝かせるという状態のママが多かったことでしょう。ですが、二人目の赤ちゃんに同じことをすると、上の子が誤って踏んでしまったり、赤ちゃんの上におもちゃを落としてしまったりします。
ベビーベッドがあれば、日中二人目の赤ちゃんがねんねしているときはベビーベッドに置くことができます。そうすることで、上の子から二人目の赤ちゃんを守ることができます。
3.上の子の遊びの邪魔をさせないようにベビーサークル代わりに使える
上の子がおもちゃで遊ぶとき、二人目の赤ちゃんはそのおもちゃが気になって触りに行く可能性があります。上の子のおもちゃを取られたり、壊されたり、細かい部品を飲み込んでしまったりするおそれがあります。
上の子が邪魔をされずに遊びに集中したいときに、ベビーベッドに二人目の赤ちゃんを移動します。そうすることで、上の子が自分のやりたいことを我慢せずにのびのびと遊ぶことができます。
二人目にベビーベッドを使うデメリットは?
二人目にベビーベッドを使うメリットがわかりました。ですが、デメリットもあります。デメリットには以下のようなことが考えられます。
デメリット
- 値段が高い
- 場所を取る
- 二人目の赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれないおそれがある
二人目の赤ちゃんだけに限らず、ベビーベッドを用意するときに上記のような心配を持つママは多いです。せっかく用意しても、「添い寝じゃないと寝てくれない」という赤ちゃんもいます。
また、夜中の授乳は添い乳の方が楽だというママは、ベビーベッドを使わずに二人目の赤ちゃんと添い寝している人もいます。
いつまで使える?
メーカーによっていつまで使えるかは若干異なりますが、大体2才くらいまでを目安に作られています。夜ベビーベッドで寝てくれる赤ちゃんでしたら、1才~2才までは使えることが多いです。寝返りやつかまり立ちを始める6ヶ月~8ヶ月になったら、最下段まで板を下げて使いましょう。
上の子の遊びを邪魔させないようにベビーサークル代わりに使えるのは、生後4~5ヶ月くらいまででしょう。この時期の赤ちゃんは寝返りやずりばい、ハイハイなどで動きことができます。ベビーベッドに入れると出たがって泣くことが多くなるので、ベビーサークル代わりに使うのは難しくなります。
我が家の場合
現在、長男(4才)、次男(1才)です。長男・私・主人は布団を並べて寝ています。次男にはベビーベッドを出産前に準備しました。
次男にベビーベッドはいつまで使える?
- 日中ベビーサークル代わりに利用:次男が生後3ヶ月まで
- 昼寝に利用:次男が10ヶ月まで
- 夜間:現在も使用中
ベビーベッドが使えなくなった理由
- 生後3ヶ月頃になると、日中1人でベビーベッドに入れられるのが寂しいのか泣く
- 長男の遊びが邪魔されないように、私が抱っこやおんぶをしている。または違うおもちゃで気を引いている。長男にも、触ってほしくないおもちゃは、次男が届かない食卓テーブルの上で遊ぶように言っている
- 昼寝をするときに抱っこしてスクワットで寝かしつけていたが、9ヶ月くらいからベビーベッドに置いたとたんに泣く。
- 私自身も昼寝の寝かしつけでくたくたになるので、寝室に布団を敷いて、添い寝で昼寝の寝かしつけをしている(長男にはその間別室でDVD鑑賞、1人遊びをしてもらっている)
- 夜は今のところベビーベッドで寝て、朝までぐっすり眠るようになったので、ベビーベッドで問題なし
- ただし、つかまり立ちが始まって板の位置を最下段にしているが、よじ登るなどして転落のおそれが今後ありそう
- つかまり立ち、伝い歩き、一人歩きが安定してきそうな1歳半を目安にベビーベッドの使用をやめる予定
ベビーベッドの使用をやめたあとは、長男と同じように布団を敷いて寝てもらおうと考えています。長男と次男お互いの寝相でお互いがケガしないように、長男と次男の間に私が寝る予定です。次男もある程度体も大きくなり、自分で動けるようになっています。
私がいない間長男が転がってきても、少々ぶつかるくらいでケガをしないと考えています。
2人目を出産したママ友が数人いますが、みんなベビーベッドを購入していました。日中の昼寝の際にベビーベッドに赤ちゃんを寝かせることができたので、上の子に踏まれなくて済んだと安心していました。
二人目にベビーベッドを使うときの注意点は?
2人目にベビーベッドを使うときには注意が必要です。特に上の子の動きに注意しましょう。
1.上の子がベビーベッドによじ登らない・入らない・いじらないようにする
ベビーベッドを置くと、上の子が必ずと言って良いほど上ったり入りたがったりします。ベビーベッドには耐荷重というものがあり、それを守らないと破損してしまうことがあります。
また、上の子がベビーベッドに入ってしまい、出ようとして転落するということもあります。「これは赤ちゃんの場所だから入っちゃだめ」ということをきちんと言い聞かせましょう。
ベビーベッドの扉を触っていて上の子が指をはさむという事故もあります。触らせないように気をつけましょう。
2.車輪のストッパーをしっかり止める
ベビーベッドの下に付いている車輪のストッパーを必ずしっかり止めましょう。ストッパーを止めないで置いておいて、上の子が引っ張ったりゆらしたりするとベビーベッドが動いて危険です。
3.ベッドメリーなどは上の子が届かない位置に付ける
ベッドメリーなどのおもちゃをベビーベッドの柵に付けるご家庭もあります。そのおもちゃは上の子が届かない位置に付けて下さい。上の子がおもちゃを触って柵から外れてしまい、赤ちゃんの上に落ちる恐れがあるからです。
おすすめ商品3つ!
それでは具体的にどんなベビーベッドがあるのか3つご紹介します。
1.アップリカ ココネルエアープラス
使わないときには場所を取ってしまうベビーベッドですが、こちらのベビーベッドは折りたたんで持ち運ぶことができます。
ココネルエアープラスの特徴
コンパクトに折りたためるのが一番の特徴です。高さは上段・下段の2段階に調整できます。30000円程度で購入できます。マットは丸洗い可能で、通気性が高くて蒸れを防ぐ「シルキーエアー」というクッション材が使われています。
口コミまとめ
折りたためるので、使わないときにベビーベッドがあった場所を空けることができると評判です。
良い評価
- 折りたためるので使わなくなったらしまっておけるし、他の人に譲るのも簡単にできる
- ミニサイズで場所を取らない
- 工具を使わずに組み立てることができる
悪い評価
- 重いので簡単には持ち運べない
- 上段を使用しているときに下に収納ができない
- 女性一人での組み立ては難しい場合がある
2.ヤトミ ベビーベッド
ベビーベッドの中では比較的安価な値段で購入できます。
ヤトミ ベビーベッドの特徴
上段・中段・下段の3段階に調整できます。値段は10000円程度です。
良い評価
- 値段が安価で購入しやすい
- ベッドの下に収納スペースがあり、たくさん物を入れられる
- 組み立てが簡単
悪い評価
- 木くずのようなにおいがきつい
- 傷がつきやすい
- スライド式の扉の上げ下げがスムーズに行かない
- 収納すると、重みで下段の板がしなる
カトージ ベビーベッド ハイタイプ
別売りのマットを買うことで、大人ベッドと並べてくっつけることができます。
カトージ ベビーベッド ハイタイプの特徴
上段・中段・下段の3段階に調整できます。値段は15000円程度です。すのこ板で通気性がよく、蒸れを防ぎます。
良い評価
- しっかりとした作りで、赤ちゃんに安心
- 30分~1時間程度で組み立てできる
- 通気性が良い
悪い評価
- 扉の開け閉めの音が大きくて赤ちゃんが起きる
- ハイタイプだけれど、赤ちゃんを抱き上げるときに腰に負担がかかる
- 下段の収納の板が耐久性があり、たくさん物を載せてもしならない
まとめ
まとめると、2人目にベビーベッドを使用するメリットは
- 上の子の寝相の悪さから赤ちゃんを守ることができる
- 日中、上の子に赤ちゃんを踏まれる心配がない
- ベビーサークル代わりに利用して、上の子の遊びを赤ちゃんが邪魔できないようにできる
という点があることがわかりました。反対にデメリットは
- 値段が高い
- 場所を取る
- 二人目の赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれないおそれがある
ということです。いつまでベビーベッドが使えるかというと、個人差はありますが
- 大体2才ぐらいまで
- ベビーサークル代わりに使えるのは、生後4~5ヶ月くらいまで
です。2人目にベビーベッドを使うときは
- 上の子がベビーベッドによじ登らない・入らない・いじらないようにする
- 車輪のストッパーをきちんと止める
- ベッドメリーなどのおもちゃを柵につけるときは、上の子が届かない位置につける
ということに注意しましょう。