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子供が円形脱毛症になった!円形脱毛症の症状と原因・治療方法を詳しく解説

      2018/04/06

子供の髪の毛を結んでいたら、円形脱毛症を発見してしまったという経験がある親御さんもいるのではないでしょうか。私も娘が2歳の頃に、娘の髪の毛を結んでいる時に小指の爪くらいの大きさの円形脱毛症を発見したことがあります。

円形脱毛症を見つけたときはとてもビックリして、一瞬で体中に汗が噴き出てきたことを覚えていいます。今娘は中学生になりましたが、中学生になるまでの間、2歳の頃と小学3年生の頃の2回 円形脱毛症が出来ました。今でも娘の髪の毛の状態には気を付けていますが、本人が気にするといけないのでこっそりと気にかけています。

子供が円形脱毛症になってしまうのはどうしてなのでしょうか。きっと私と同じように悩んでいる親御さんもいますよね。少しでもそのような親御さんの力になりたいと思い、子供の円形脱毛症について調べてみました。


子供の円形脱毛症とは

円形脱毛症は、髪の毛が円形に抜けてしまうも病気で大きさも様々です。1か所だけに出来ることもあれば、数か所に出来てしまうこともあります。

小さい円形脱毛症は自分では気が付かないこともあり、家族に指摘されて気が付くようになります。また、髪の毛を洗っている時にたくさん髪の毛が抜けたり、床に落ちている抜け毛の量が増えていることで気が付くこともあります。

子供の円形脱毛症の場合は、親が一番最初に気が付くことが多くあります。

円形脱毛症の種類

円形脱毛症にはいくつかの種類があり、大きく分けると以下の5つの種類があります。大人の場合でも子供の場合でも同じ種類があります。

1.単発型

円形脱毛症の症状の中で最も一般的なものです。頭に10円玉くらいの大きさの円形脱毛症が1~2か所突然出来ます。円形脱毛症の初期の症状になります。

2.多発型

円形脱毛症が数か所~数十か所出来るもので、抜けた部分がくっついて円形脱毛症の面積が広くなります。全身に脱毛の症状が出ることもあります。

3.多発融合型

多発融合型には2種類あります。

3-1.びまん性

髪の毛が全体的にまんべんなく抜ける症状があり、治療が困難だという特徴があります。

3-2.蛇行性

多発融合型の中でも子供に見られることが多く、蛇のような細長い形に脱毛します。後頭部や側頭部の生え際が脱毛しやすい場所です。発症する割合が少ない円形脱毛症ですが、大人よりも子供の方が発症しやすいという特徴があります。

蛇行状脱毛症の発症頻度を調べた国内の調査結果によると、対象年齢を限定していない調査では円形脱毛症全体の1.4%であった一方で、対象を子どもに限定した調査では2.8%でした。これらの結果より、蛇行状脱毛症は、円形脱毛症全体での割合は少ないものの、子どもの方が大人よりもなりやすいと言えるでしょう。

引用元:https://port-medical.jp/media/articles/49

4.全頭型

多発型の円形脱毛症が進行していくと、髪の毛が全て抜けてしまうようになります。脱毛の範囲が広ると治療が難しくなることもあります。

5.汎発型

汎発(はんぱつ)型になると、髪の毛だけでなく眉毛やまつげなど、全身の毛が抜けてしまいます。最も治療が難しいタイプの症状です。

子供の円形脱毛症の原因

円形脱毛症の原因は、まだはっきりと解明されていないのが現状です。ですが、現在では以下のことが原因で円形脱毛症になると考えられています。

アレルギー

円形脱毛症になってしまった子供はアトピー体質であると言われています。アトピーなどのアレルギーを持っている子供は円形脱毛症になってしまう可能性が高くなります。

円形脱毛症は、アトピー体質の人に多く見られるため、アトピー性皮膚炎や花粉症のお子さんは発症の可能性が高くなります。

引用元:http://benesse.jp/kyouiku/201403/20140305-2.html

自己免疫疾患

異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を起こす、免疫寛容の破綻による疾患の総称。

自己免疫疾患は、全身にわたり影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けることができる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/自己免疫疾患

正常な毛根がリンパ球に攻撃されてしまうことで毛根がダメージを受け、毛根が休んでいる状態になります。このような状態になると髪の毛に触れただけでも抜けてしまい、円形脱毛症になってしまいます。ですが、リンパ球の攻撃が無くなれば髪の毛が生えるようになります。

自己免疫疾患が起きてしまう原因はまだはっきりと解明されていません。血液検査をして自己免疫疾患を調べるようになります。子供のがなりやすい病気としては「リウマチ熱」・「リウマチ」・「アレルギー性紫斑病」というものがあります。

ストレス

円形脱毛症の原因がストレスだと思っている人は多いでしょう。私も娘の髪の毛が抜けたときは、真っ先にストレスを疑いました。円形脱毛症の原因にストレスは関係ないという説もありますが、自己免疫疾患の原因にストレスが考えられますので、円形脱毛症とストレスの関係は否定できないのも事実です。

円形脱毛症のメカニズムがまだ解明されていませんので、一概にストレスが原因とは言い切れませんが、可能性がないと言い切ることは出来ません。

円形脱毛症には前触れがあることも

円形脱毛症になってしまったときは、髪の毛が抜ける前に前触れが現れることもあります。

髪の毛に変化が現れる

円形脱毛症の患者さんの中には、髪の毛が抜ける前にかゆみの症状が現れたり、フケがたくさん出るといった症状が見られることもあります。

通常の抜け毛の場合、毛根が少し丸くなって膨らんでいます。ですが、円形脱毛症で抜けてしまった髪の毛の毛根を見ると、先が鋭くなってとがっているという特徴もあります。

爪に変化が現れる

円形脱毛症は髪の毛だけではなく爪にも前触れが現れることがあります。円形脱毛症の患者さんの爪には、筋が入っていたり凹みが出ることがあります。爪の形も健康なものではなく、歪みが出てしまうこともあります。

健康な爪というのは、表面に凹凸がなく薄いピンク色で艶があります。ですが、爪が縦や横に波打っている状態になったり、点状の凹みがある場合は爪の健康状態が悪いということになります。

円形脱毛症の治療方法は?

子供が円形脱毛症になってしまったときは、皮膚科を受診して適切な治療を行いましょう。また、円形脱毛症を専門に診療している病院もありますので、そういった病院を受診して治療を行うのも有効な方法です。

子供の年齢が低い場合はかかりつけの小児科を受診し、小児科のお医者様から皮膚科を紹介してもらうという方法もあります。子供が普段からかかっている小児科のお医者様に相談をして、そのあとに皮膚科と連携して治療を行うと安心ですね。

円形脱毛症の治療

  • 局所免疫療法
  • 内服薬
  • 外用薬
  • 冷却治療

子供が円形脱毛症になってしまった場合、上記の方法で治療が行われます。円形脱毛症の症状や進行状況によって、どんな治療法になるのかは異なります。

局所免疫療法

髪の毛が抜けてしまった部分に薬剤を塗り、意図的に頭皮にかぶれを起こしてリンパ球が攻撃することをやめさせる方法です。この方法で治療を行ことが選択されるのは脱毛してしまった範囲が25%以上の場合になります。

内服薬

円形脱毛症の治療では、アレルギーの症状を抑える内服薬が処方されます。また、血行の促進や抗炎症作用がある内服薬が処方されるようになります。

外用

子供の円形脱毛症では、ステロイド外用薬の使用は推進されていません。大人の場合、ステロイド外用薬を使用して治療を行いますが、ステロイドの副作用を考えて子供には使用しないお医者様もいます。

ステロイド内服や注射は有効な治療法の1つです。しかし、効果が高い反面、副作用も大きく、通常は子供への治療には用いられません。ステロイド治療は治療をやめると再発する可能性が高く、消化器不全や生理不順などの副作用を引き起こすことがあります。

引用元:http://kids-health.net/694

フロジン液という、発毛効果が認められている外用薬を使用して発毛を促す治療が行われることもあります。

冷却治療

脱毛した部分にドライアイスや液体窒素を当てて治療する方法です。免疫細胞の働きを抑え、髪の毛が生えてくるように促します。少し痛みがありますが、副作用もほとんどない治療方法です。

親は自分を責めないで!

子供の髪の毛が抜けて円形脱毛症になってしまったら、きっと親は自分のことを責めると思います。実際に私もそうでしたし、自分に責任があると思い詰めていました。

子供というのは大人よりもストレスを感じやすく、感じたストレスを外に発散するのが上手ではないと、当時娘が通っていた皮膚科のお医者様に言われました。親は自分のことを責めないようにとアドバイスをされたのを覚えています。

円形脱毛症になってしまう原因を見てみても、ストレスが原因と言い切ることは出来ません。アレルギーや自己免疫疾患といったほかのことが原因となっている可能性もありますので、親御さんは自分のことを責めないようにしてくださいね。

子供の円形脱毛症が少しでも早く良くなるように願い、子供と一緒に笑顔で過ごすようにしましょう。

まとめ

子供が円形脱毛症になってしまったとき、子供がストレスを抱えているのではないかと親は心配になりますよね。ですが、円形脱毛症の原因がストレスと言い切ることは出来ません。円形脱毛症になってしまう原因は解明されていませんが、アレルギーや自己免疫疾患が原因とも考えられています。

円形脱毛症になってしまったら、皮膚科や専門の医療機関を受診して適切な治療を行いましょう。そして、ストレスの少ない生活をさせてあげることを心がけてくださいね。

親も自分を責めるようなことはせず、子供の治療をサポートしてあげましょう。治ると信じて子供と一緒に頑張り、円形脱毛症の完治を目指しましょう。

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