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ダウン症は胎動でわかる?赤ちゃんの胎動とダウン症・障害の関係は?胎動で性別もわかるって本当?

      2018/05/18

妊娠中のママたちや、赤ちゃんが産まれてくることを楽しみに待っている人たちは、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれることを心から願っていますよね。

ママのお腹の中で赤ちゃんが大きくなっていくと、赤ちゃんが動いていることがわかる「胎動」を感じるようになります。胎動を感じ始めると、ママも自分のお腹の中に赤ちゃんがいるんだということを実感できるようになってきます。

ですが、赤ちゃんの胎動が激しすぎたり、反対にあまり胎動を感じないと、「赤ちゃんに何か異常があったらどうしよう」と思うこともありますよね。実際に胎動に関しては色々な噂も飛び交っています。

赤ちゃんの胎動でダウン症や障害について判断することができるという噂もありますが、それは本当なのでしょうか?噂について調べてみました。参考にしてみてください。



赤ちゃんの胎動が少ないとダウン症?

「お腹の赤ちゃんの胎動が少ないとダウン症の可能性がある」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

これは、ダウン症の子供の筋肉が弱いという特徴があるからで、ママのお腹を蹴る力が強くないだろうという考えから言われていることです。ですが、このことに医学的な根拠はなく、実際に証明されているものではありません。

ダウン症の特性として、筋肉の緊張度が低く、多くの場合、知的な発達に遅れがあります。発達の道筋は通常の場合とほぼ同じですが、全体的にゆっくり発達します。

引用元:公益法人日本ダウン症協会

お腹の赤ちゃんの胎動が弱いからダウン症だということには何の根拠もない話になるのです。

実際、赤ちゃんの胎動が弱いかどうかの判断をすることは難しく、胎動を感じているママの感じ方によっても違ってきます。赤ちゃんの胎動だけでダウン症だと判断してしまうことのないようにしましょう。

 ダウン症の場合は胎動が始まるのが遅い?

赤ちゃんの胎動が多い、少ないのと同じように言われているのが、「胎動が始まるのが遅いとダウン症の可能性がある」ということです。

ですが、胎動が始まるのが遅いからといって、ダウン症だと決めつけることはできません。このことにも医学的な根拠があるわけではなく、ダウン症の赤ちゃんでなくても胎動が始まるのが遅いこともあります。

病院の検診で特に異常が見つからないのであれば、心配はせずにゆったりとした気持ちで過ごすようにしましょう。

ダウン症の胎動の特徴は?

胎動の感じ方によってダウン症かどうかを判断することはできません。胎動とダウン症の関係については色々な噂がありますが、その噂には何も根拠はないのです。赤ちゃんが産まれる前にダウン症かどうかを判断するには以下の方法があり、出生前診断といいます。

出生前診断

  • 羊水検査
  • 母体血清マーカーテスト

しかし、これらの検査をしても、赤ちゃんが産まれてくるまでは100%ダウン症だと判断することは難しいです。

羊水検査

お腹に注射針を刺して羊水を採取し、羊水の中にある赤ちゃんの細胞から染色体の異常の有無を調べるものです。ダウン症と診断できる確率は99%ですが、流産のリスクも伴います。妊娠15~17週に受けることができます。

母体血清マーカーテスト

妊娠15週~21週に受けることができる検査で、妊婦さんの血液を採取して血液の成分を調べ、赤ちゃんに染色体異常がないかどうかを判断する検査です。

検査の精度は80%と高い確率でわかりますが、陽性と出た結果のうち5%は、間違えた結果が出ることもあります。

 ダウン症ってどんな病気?

ダウン症の正式名称は「ダウン症候群」というものです。23組46本ある染色体のうち、21番目の染色体の数が1本の多いという特徴があります。

このため、ダウン症のことを「21トリソミー」と呼ぶこともあり、産まれてくる赤ちゃんの700人~1000人に一人がダウン症で生まれてきます。

日本では新生児約1000人に1人の割合で、「ダウン症」が見られます。もっと正確には、700~800人に1人という割合になります。

引用元:ダウン症と歩こう

母親の年齢とダウン症

ダウン症の子供が生まれる確率は、母親の年齢が上がるにつれて多くなってきます。母親の年齢が35歳の場合だと378人に1人の割合で、40歳の場合だと106人に1人の割合でダウン症の赤ちゃんが産まれると言われています。45歳になると、30人に1人の割合でダウン症の赤ちゃんが産まれることがあります。

 

母親の年齢が高ければ高いほど、その発生頻度も高まります。「ダウン症児」の出生率を見てみると…20歳で1667分の1、30歳で952分の1、35歳で378分の1、40歳で106分の1、45歳で 30分の1となっています。

引用元:ダウン症と歩こう

胎動と赤ちゃんの障害について

赤ちゃんの胎動が激しいと、自閉症や多動症の可能性があるという噂を聞いたことがある人もいますよね。胎動と赤ちゃんの障害についても、ダウン症の噂と同じように医学的な根拠があるものではありません。

胎動がどんなふうであるかによって、赤ちゃんに障害があることを判断することはできないのです。

胎動が激しくて辛い場合や胎動があまり感じられなくて心配だという場合は、妊婦健診の時に産婦人科のお医者さんに相談してみると良いでしょう。

妊娠中はお腹の赤ちゃんのことで心配になってしまうこともありますよね。不安なことがあったときはお医者さんに相談して不安を取り除き、ゆったりとした気持ちでストレスを感じないように過ごすことが大切です。

胎動で赤ちゃんの性別がわかる?

胎動の感じ方によっては、赤ちゃんの性別を判断できるという話を聞いたことがある人もいますよね。お腹の赤ちゃんの性別が早く知りたいと、胎動の感じ方で性別を判断できればいいなと思うパパやママもいることだと思います。

昔から胎動の感じ方によってはお腹の赤ちゃんの性別がわかると言われていますが、どの話にも医学的な根拠があるものではありません。

では、実際に胎動に関する噂にはどのようなものがあるのでしょうか?

胎動が激しいと男の子・胎動が静かだと女の子

赤ちゃんが男の子だと元気に動き、女の子だと大人しいという噂です。ですが、一概にこの通りとは言えませんよね。

赤ちゃんの性別と胎動の激しさが必ずしもイコールという訳ではないのです。

左で胎動を感じれば男の子・右で胎動を感じれば女の子

胎動を感じる場所で性別がわかるという噂ですが、そもそも胎動というものは赤ちゃんが動いてお腹の壁に赤ちゃんの体がぶつかることで感じるものです。

左側に多く胎動を感じる場合は、赤ちゃんの手足、頭がそちらの位置にあるということで、性別を示しているものではありません。

胎動を早い時期に感じれば男の子・遅ければ女の子

妊娠週数の時期によって赤ちゃんの性別がわかるという噂もあります。お腹の中で赤ちゃんが動き始めるのがわかるのには個人差があります。

ですから、胎動を早く感じたからといって性別がわかるというものではなく、実際に赤ちゃんが動いていてもママがそれに気が付かないと胎動だと判断することはできません。

産婦人科のお医者さんに性別を聞いても、実際に生まれてくるまでは赤ちゃんの性別は100%確実にわかるものではありません。元気に赤ちゃんが産まれてくることを祈って待ってあげましょう。

まとめ

赤ちゃんの胎動でダウン症かどうかを判断することはできません。赤ちゃんの胎動には個人差があり、実際に胎動を感じるママの感じ方によっても胎動の強さや弱さの判断基準が変わってきます。

胎動が強いからとか弱いからといって、赤ちゃんがダウン症であると決めつけることはできませんし、障害があるかどうかを判断することもできないのです。

胎動の感じ方で赤ちゃんの性別がわかるという噂もありますが、これにも医学的な根拠はありません。

お腹の赤ちゃんの様子が気になって、色々な心配が頭をよぎることもあるでしょうが、心配な時は妊婦健診などでお医者さんに相談をして悩みを抱え込まないようにしましょう。

不安な気持ちで過ごすのではなく、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんの成長を願い、元気に生まれてくることを祈りましょう。

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