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妊娠超初期、着床出血ってなに?生理痛との痛みの違いから教えます

      2017/03/05

妊活中の女性にとって、生理予定日頃はとても敏感になる時期です。わずかな出血があるとそれが生理なのか、受精した際に起こる着床出血なのか、それとも病気による不正出血なのか、判断に迷い不安になりますね。

妊娠超初期のサインの一つであると言われる「着床出血」とは、そもそも妊娠時に必ず起こる症状なのでしょうか?どんな痛み?出血量は?妊娠超初期の着床出血とはどういったものなのか、生理とは何が違うのかまとめてみました。

着床出血とはなにか

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着床出血」とは受精した際に起こる現象で、医学的な正式名称は「月経用出血」です。生理予定日のおよそ1週間前から発生します。精子と卵子が結びついて一つになった受精卵は一週間ほどかけて子宮にたどり着き、絨毛(じゅうもう)と呼ばれる根を下ろします。

これを「着床といいますが、絨毛(じゅうもう)が根を張るとき、まれに子宮内膜を傷つけて出血することがあります。これが「着床出血」です。

着床出血の特徴

  • 生理に比べると量が少ない
  • おりものが茶色、または薄いピンク
  • おりものに少量の血が混じる
  • 痛みはない、またはチクチクとした痛みを感じる

このような現象がみられたら生理予定日1週間後を待って、妊娠検査薬を試してみましょう。陽性であれば妊娠、陰性でかつ生理が来ないようであれば不正出血のおそれがあります。

不正出血とは生理以外で女性器から出血することで、子宮や膣の病気によって起こる「器具性出血」と、ホルモンバランスの乱れによって起こる「機能性出血」の2種類があります。いずれも治療が必要なので、普段の生理と様子が違うと感じたら、産婦人科の受診をお勧めします。

着床出血はどれくらいの割合で起こるのか

着床出血の割合は全体の20%、50人に1人とさほど高くはありません。着床出血しても気づかないまま妊娠が確定して、思い返すと「あれがそうだったのかも」というケースが多いようです。

着床出血の有無によって妊娠を判断することはできません。最終的には妊娠検査薬で陽性を確認後、病院で検査をして妊娠が確定します。

着床出血と生理痛の痛みの違いは?

着床出血と生理痛の痛みに違いはあるのでしょうか。体験談を交えてみてみましょう。

着床出血の痛み

着床出血の際に伴う痛みを「着床痛」と言います。排卵日から1、2週間の間にチクチクと腹痛を感じるのですが、生理痛と非常によく似ているため、判断は難しいです。

私の場合出血がある前に、おへその周りがピリピリとしました。出血がすぐにおさまったので、着床出血と思い検査薬を使ってみましたが、反応は超うっすら…。くっきりの反応が出たのは生理予定日を4日以上過ぎてからでした。

引用元:「ジネコ」より

痛みはない、あっても生理痛と比べるとごく軽い痛みのようです。痛みそのものより、少量の出血があってすぐおさまることが着床出血の判断材料になるようですね。

生理の痛み

生理のとき、子宮は子宮内膜を体外に排出させるために収縮します。これによって下腹部に痛みを感じるのが生理痛です。生理痛はチクチクというより、ズドーンと鉛が入っているかのように下腹部全体が重く熱く感じられ、締め付けられるような痛みです。

その他イライラや頭痛、腰痛、下痢などの強い症状を伴うこともあります。腹部を温めると痛みが和らぐのが生理痛の特徴です。

着床出血と生理痛、痛みの期間や出血量の違いは?

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次に着床出血による痛みの期間、出血量を生理のときと比較してみましょう。

着床出血の場合

期間

平均は2~3日。人によって多少の差があります。

出血量

生理に比べると少なく、おりもの程度です。以下のような出血があります。

  • 鮮血
  • おりものが茶色がかっている、またはピンク色
  • 少量の血が混じって見える

生理痛の場合

期間

4日~7日程度です。個人差があります。

出血量

花王株式会社の調査結果によると、生理時の出血量の平均は以下のようになっています。

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引用元:http://www.kao.co.jp/

実際に月経期の経血量については、女性による個人差もありますが、月経期間中の全経血量は19~252g、平均で82gとの結果を得ています。(花王調査 女性20名 集計数426枚) 経日変化をみると、月経開始から2日目が最も多く、総じて月経開始から3日目までが量の多い期間、4日目以降が量の少なくなる期間と言えます。

引用元:「花王」より

グラフを見ると多い日で1日30g(大さじ約2杯)が平均となります。

基礎体温などつけていない場合、超初期でわかる妊娠の兆候は?

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基礎体温を普段から測っていれば、体温のリズムの変化をすぐ察知できます。しかし特に妊活を意識していなかったり、計測ががストレスになる、といった理由で基礎体温をつけていない人もいることでしょう。

基礎体温の変化以外で、妊娠超初期症状(妊娠が確定する前に表れる妊娠初期症状)として自覚できる兆候はあるのでしょうか。

妊娠超初期症状として出るもの

  • 着床出血
  • 微熱、寒気、鼻水やのどの痛み
  • だるさ
  • 皮膚が敏感になる(胸の張りや乳首の痛みなど)
  • 腹痛、下腹部痛
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 吐き気

風邪や生理前の症状とよく似ており、妊娠かどうかの判断は非常に難しいところです。わかりやすいのは着床出血などおりものの変化ですが、これも妊娠した人全てに必ず表れる症状ではありません。

熱っぽくて生理前のような症状があるのに、予定日を過ぎても生理が来ない、というのが一番わかりやすい妊娠の兆候です。思い当たることがある人は市販薬の服用は控え、妊娠検査薬で確認してみましょう。

まとめ

着床出血についての知識があれば、生理予定日頃に出血があっても冷静に着床出血なのか、通常の生理なのか判断しやすくなります。高温期が2週間以上続いていると妊娠の可能性が高いので、普段から基礎体温をつけていれば更にわかりやすいでしょう。

妊娠を心待ちにしてる人にとって着床出血は妊娠のサインであり、ドキッとする瞬間ですが、誰にでも起こる現象ではありません。焦らずゆったりした気持ちで過ごしましょう。

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