ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

【母乳の保存方法のすべて】冷蔵・冷凍の保存期間は?母乳パックの使い方

      2016/04/17

母乳はたんぱく質やビタミンをバランスよく摂ることのできる、赤ちゃんにとっての完全食と言われています。

免疫物質を含むので赤ちゃんの感染症の発症を予防し、また出産後のお母さんの回復を促進する効果もあります。

そんなメリットたっぷりの母乳は、実は保存しておくことが可能なのです!

お出かけ先に授乳できる場所がないときや、赤ちゃんを預けるとき、母乳保存を活用すれば、赤ちゃんに母乳を飲ませることができます。

お出かけや赤ちゃんを預けるときに知っていると便利な母乳の正しい保存方法をご紹介します。

 

母乳の保存方法は3つ!

 

baby_jyunyu_honyubin

母乳の保存方法には、常温、冷蔵、冷凍の3つがあります。

外出先・預け先の環境や移動距離等を考慮して選択してください。

保存容器・量 保存温度 保存期間 温め方・飲ませ方
常温 一度に飲みきる量を哺乳瓶に保存します 室温

25度以下

4時間

※ただし気候や環境に因ります

できるだけ30分以内に飲ませ、それ以上になる場合は冷凍保存しましょう

 

容器ごとお湯につけて人肌まで温め、消毒した哺乳瓶にうつして飲ませます
冷蔵 一度に飲みきる量を哺乳瓶に保存します

冷蔵専用の母乳パックは消毒が不要で便利です

家庭用冷蔵庫

4℃以下

3日間

※冷蔵庫の開け閉めにより温度変化を伴うため、24時間以内を目安に使いましょう

容器ごとお湯につけて人肌まで温め、消毒した哺乳瓶にうつして飲ませます
冷凍 哺乳瓶でも冷凍できますが、冷凍すると膨張するためフリーザー専用の母乳パックが消毒も不要で便利です

容器の4分の3程度に入れましょう

家庭用冷凍庫

-18℃以下

3カ月間

※冷凍庫の開け閉めにより温度変化を伴うため、2週間を目安に使いましょう

冷蔵庫に入れて自然解凍します

容器ごとお湯につけて人肌まで温め、消毒した哺乳瓶にうつして飲ませます

 

上記の保存期間は適正な温度管理のもとでの検査結果です。

日常生活では気候や環境、冷蔵庫や冷凍庫の性能によって保存状況が変化するため、できるだけ早く飲ませるのが望ましいでしょう。

赤ちゃんの口に入るものなので、衛生面には十分気をつけたいですね。

 

母乳の保存・使用の注意点はこの6つ!

baby_honyubin

 

①きちんと手洗いと容器の消毒をすること

母乳育児に慣れてしまうと忘れがちな手洗いと消毒。

搾乳前には必ず手洗いをし、保存容器や哺乳瓶の消毒もきちんと行いましょう。

②搾乳した日付、時間が分かるようにしておくこと

搾乳したら哺乳瓶や母乳パックに日付と時間をメモして保管します。搾乳時期の分からないものや古くなったものは使用せず捨てましょう。

③授乳までに時間の空く場合や、持ち運びに時間のかかる場合は冷凍保存すること

温度変化が痛みの原因になります。時間をおく場合は冷凍保存しましょう。

また、冷凍庫に入れる際はジップロック等に入れ、温度変化の少ない奥の方へ保管しましょう。

④電子レンジ×!温めすぎないこと

温め・解凍と聞くと電子レンジや熱湯が 思い浮かびますが、母乳には使いません!

必ず50度以下のお湯を用いましょう。温めすぎると母乳のたんぱく質やビタミンが壊れてしまいます。

また、母乳を保存すると分離することがあります。

これは脂肪分と水分が分かれたもので、品質には問題ありません。

水平に円を描くように振って混ぜて飲ませましょう。

⑤飲み残しは捨てること

温めた母乳を常温で放置したり、再度冷凍したりしてはいけません

一度温めたり赤ちゃんが口をつけたりしたものは、雑菌が繁殖しやすいのですぐに捨てましょう。

⑥哺乳瓶に慣らしておくこと

母乳で育った赤ちゃんは、哺乳瓶を嫌がって飲まない場合があります。

できればお出かけや預ける前に、あらかじめ搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませる練習をしておきましょう。

哺乳瓶の乳首を温めたり、赤ちゃんの舌の上に少し垂らしてあげたりすることも効果的です。

これがあれば大丈夫!お出かけ&預けるときの必需品

 

baby_car_mother

赤ちゃんと一緒にお出かけするときの必需品

・冷凍した母乳

母乳パックに小分けにして冷凍し、外出時間と授乳間隔に合わせて複数個準備します。

・保冷剤、クーラーバッグ

冷凍した母乳パックを保冷剤と共にクーラーバッグに入れて持ち歩きます。

クーラーバッグは小さめの保冷力の強いものを選びましょう。

アウトドア用の折りたためるものがおすすめです。

保存状態を保つために、保冷時間の長い強力保冷剤を併せて使うと安心です。

・お湯を入れておく保温用水筒とタッパー

お出かけ先にお湯を用意できる設備がない場合は、お湯を入れた水筒も準備します。

お湯をタッパーにうつし、その中に母乳パックを入れて人肌の温度まで温めます。

・消毒済みの哺乳瓶

お出かけ先で消毒できない場合は、普段の授乳回数より2本程度多めに用意しましょう。

ただ普段哺乳瓶を使わないなら、使い捨ての哺乳瓶を利用するのがおすすめです。

消毒不要なので衛生的でかさばらず、お出かけに便利です。

赤ちゃんを預ける時の必需品

・冷凍した母乳

母乳パックに小分けにして冷凍し、預ける時間と授乳間隔に合わせて複数個準備します。

・保冷剤、クーラーバッグ

預け先まで時間のかかる場合は、冷凍した母乳パックを保冷剤と共にクーラーバッグに入れて持ち歩きます。

クーラーバッグは小さめの保冷力の強いものを選びましょう。アウトドア用の折りたためるものがおすすめです。

保存状態を保つために、保冷時間の長い強力保冷剤を併せて使うと安心です。

預け先に着いたら冷蔵保存または冷凍保存をお願いしましょう。

・消毒済みの哺乳瓶

預け先で消毒できない場合は、普段の授乳回数より2本程度多めに用意しましょう。

実家等に預ける場合は、簡単な電子レンジ消毒やつけ置き消毒を併せて預けると、哺乳瓶の数が少なくても対応してもらえます。

保育所や託児所では哺乳瓶を消毒してくれるところもあります。

・温め方法を記したメモ

預ける人には口頭で伝えるだけでなく、温め方を記したメモを渡しておくと安心です。

授乳間隔や注意点等も記しておきましょう。栄養面や衛生面、そして経済的にもメリットの多い母乳育児。

母乳を正しく保存利用すれば、お出かけ範囲もぐっと広がります。

また近年、母乳育児をサポートする動きが大きくなり、保育所等でも保存した母乳を預けて与えてもらえる場合もあるようです。

お母さんの息抜きや仕事復帰のためにも、母乳保存を楽しく取り入れてください。

 - 母乳育児・授乳・ミルク , , , , ,