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妊娠したい!母乳をあげていると妊娠しないってホント?

      2017/04/04

一人目の赤ちゃんの育児休暇と二人目の赤ちゃんの産休をつなげたい、年齢のことを考えると早く次の妊娠をしたい、年子のきょうだいがほしい、育児を一気に終わらせたい…など、授乳中でも早く妊娠したい理由はさまざまありますよね。

まだ授乳中だけど妊娠を希望していて、それが可能かどうか気になるママのために、授乳中の妊娠について解説します。

授乳中でも排卵することはある!

産後しばらくは排卵が止まっている状態ですが、生理が再開しなくても排卵している場合はあります。排卵していれば、当然妊娠の可能性があります。

なお、生理の再開は人によって個人差があり、母乳育児のママの場合は産後3ヶ月~1年半くらいとかなり開きがあります。

まずは、排卵しているかどうかご自身の身体の状態を確かめてみてください。

排卵しているかどうか確認する方法

  • 基礎体温をつけてみる:低温期と高温期の二層に分かれているかどうか確認しましょう。ただし、授乳中は夜中に赤ちゃんに起こされることも多く、通常と睡眠リズムが異なるので排卵していても基礎体温が乱れていることがあります。
  • 排卵検査薬を使ってみる:基礎体温の計測と合わせて使うと、排卵しているかどうかより確実にわかります。
  • 産婦人科で診察を受ける:一番確実な方法です。合わせて、血液検査も行いプロラクチンの値を見てもらうのがよいでしょう。「プロラクチン」については次の項で説明します。

妊娠しやすい状態かどうかをチェック

授乳をしている時は、授乳をつかさどるホルモン「プロラクチン」の値が上がっています。

この「プロラクチン」の値が高い時は妊娠しづらい状態です。つまり授乳中はそもそも妊娠しづらい身体になっているのです。

妊娠しやすいのはプロラクチンの値が15ng/ml以下の時です。

授乳中で妊娠を希望している方は、産婦人科で血液検査を行い、プロラクチンの値を測定してもらうとよいでしょう。

プロラクチンの値が高い場合は、妊娠確率を高めるために断乳する必要が出てくる可能性があります。

妊娠したかも?

授乳中でも妊娠検査薬は正しく反応するので、妊娠したかもしれないと思ったら検査薬を使用して確かめましょう。

授乳しているのでホルモンバランスがいつもと異なり、正しい結果が出ないのでは?と心配になる方もいるかもしれません。

妊娠検査薬が検出するホルモンは「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンで、授乳中に増えるホルモンは「プロラクチン」と、異なるものなので大丈夫です。

授乳が終わらないまま妊娠・そして出産すると「タンデム授乳」をすることになります。

タンデム授乳って?

「タンデム」とは、元々は「二人乗り」のことを指します。

転じて、「タンデム授乳」とは、二人のきょうだいがママのおっぱいを共有することを意味しています。

年があまり離れていない上の子は、ともすると下の赤ちゃんにママをとられたと思いがちですが、タンデム授乳をすることで上の子が精神的に安定するという効果もあります。

ただし、産後すぐのママは栄養がたっぷり含まれた濃いおっぱいが出るので、上の子に吸われすぎて下の子が吸う分がなくなってしまわないように注意しましょう。

出産予定日はどうやって算出する?

授乳中は、生理が再開していたとしても周期が不安定である場合もあるので、生理日からは正確な出産予定日を算出できない可能性もあります。

その場合の出産予定日は、エコーで赤ちゃんの大きさを見て、大きさから判断することになります。

授乳中に妊娠することのデメリットも考えておきましょう

年子のきょうだいを希望しているママの多くが憧れるタンデム授乳。きょうだい二人でおっぱいを欲しがる姿はとっても愛おしいですよね。

でも、タンデム授乳は誰にでも合う育児法ではありません。そのデメリットも考えていきましょう。

今育てている赤ちゃん(上の子)の哺乳量は?

授乳中に妊娠すると、母乳の分泌量は減ります。早く妊娠したい方にとって妊娠はとってもおめでたいことですが、今授乳している赤ちゃんにとっては母乳が減ってしまうことは大丈夫でしょうか?

そもそもちょうど卒乳を考えていた、という時期であればよいのですが、まだ卒乳の準備が整っていない赤ちゃんにとっては突然母乳の量が減ってしまうのはつらいことです。

赤ちゃんの状況も考慮したうえで、妊娠の時期を決めてあげましょう。

妊娠中の授乳はリスクのある妊婦さんには不向き

授乳中に妊娠した場合、大きなお腹で大きな赤ちゃん(上の子)を抱っこして授乳することになるのでママの身体には負担がかかり、流早産のリスクを高めることにもなりかねません。

授乳には子宮収縮作用もあるので、流早産の兆候がある方の場合は、主治医に断乳するよう指示されることもあります。

授乳中に妊娠したら、引き続き授乳を続けても問題ないのか必ず主治医に相談しましょう。主治医のOKが出ていても、授乳中にお腹に違和感をおぼえたりする場合は、その症状を主治医にきちんと伝えましょう。

 

 

 

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