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母乳がよく出る・もれるあなたへ、原因と対策教えます!

      2017/06/24

母乳がよく出る人は羨ましいと思われがちですが、大変なことも多いですよね。

射乳により赤ちゃんがむせたり、おっぱいが張って乳腺炎になりやすい人もいます。

そんな悩みの一つが、乳頭から母乳がもれる・よく出ること。

気がついたら洋服にまで母乳が染み出し、トップバストのあたりが濡れてしまったという経験をした人もいることでしょう。

母乳が出すぎる原因は何でしょうか?もれるのを防ぐことはできるのでしょうか?今回は母乳が出すぎる人のそんな疑問にお答えします。

母乳がよく出る・もれる原因3つ!

母乳が出すぎるのにはいくつか理由があります。

赤ちゃんとの需給量バランスやママの冷え体質など様々な要因が考えられますが、今回は特に母乳が出る仕組みという観点から母乳が出すぎてしまう原因を挙げます。

1.乳腺が発達している

乳腺は、思春期にエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの働きで発達し、脂肪とともに乳房を形成します。

妊娠期には乳腺がさらに発達しますが、その発達度合いは個人差が大きく、乳腺がよく発達した女性ほど母乳がよく出ます

母乳が出すぎる人に一番多いのがこのタイプです。

2.プロラクチンの影響

赤ちゃんが産まれると、プロラクチンというホルモンの影響で母乳が出るようになります。プロラクチンは乳汁分泌ホルモンや催乳ホルモンと呼ばれ、母乳分泌を支える大事なホルモン。

母乳が出すぎる人の中には、このプロラクチンが過度に分泌されていることがあります(高プロラクチン血症)。

高プロラクチン血症の症状は生理不順や不妊症。生理の周期が不規則だったり、妊娠するまでに時間がかかったという人は、こちらのタイプかもしれません。

プロラクチンは、脳内の下垂体から分泌されるホルモンで、まれに、下垂体にできた腫瘍が異常分泌の原因となっている場合があります。

症状に心当たりがあり不安だという人は、一度医師に相談するとよいでしょう。

3.オキシトシンの作用が強い

オキシトシンとは、乳腺内で作られた母乳を排出するときに作用するホルモン。乳頭の刺激に反応し脳内の下垂体から分泌されます。

オキシトシンは、乳房の筋肉を収縮させる働きを持っていて、赤ちゃんがおっぱいを吸うと母乳が出る仕組みになっています。

乳頭を吸われなくても赤ちゃんとスキンシップをとる、授乳シーンをイメージする、または赤ちゃんの声を聞くだけでも母乳が溢れ出る催乳反射が起こる人がいます。

頻繁におっぱいがキューっと痛くなる感覚のある人はこのタイプ。母乳がもれて服が汚れてしまう直接の原因もこのオキシトシンの働きのためです。

母乳分泌を抑える7つの方法

母乳の出が良すぎるのは様々なトラブルのもと。分泌を抑えたいと思うほど辛い人もいます。どうしたら母乳の分泌を減らせるのでしょうか。

1.乳房を温めない

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乳房を温めるほど母乳の分泌量は増えます。
母乳の出が良い人はおっぱいを温めないようにしましょう。

ただし、冷やし過ぎは禁物。体の血行が悪くなり、古い母乳がいつまでも体内に残ったり詰まりの原因になったりします。

対策としては、赤ちゃんの哺乳量が増える3ヶ月ごろまではお風呂に浸からずシャワーで済ませるのが良いと思います。

また、授乳後にほてりをとる程度におっぱいを冷やすのも良いでしょう。冷蔵庫で冷やしたキャベツの葉を乳房に覆うキャベツ湿布は、ゆっくりと熱を取ってくれて効果的です。

2.授乳後に母乳を搾りきらない

よく、乳腺炎を防ぐために「授乳後はおっぱいを空っぽに」と言われますが、母乳が出すぎる人にはよくありません。

特に、授乳を開始して間もないころは、体が自然と母乳の需給バランスを見計らっていて、母乳を排出した分だけ必要な量と捉えて母乳を生成します。

おっぱいが張った状態が続くと、おのずと母乳生成が抑制されます。

特に3ヶ月ごろまではむやみに搾乳せず、少し楽になる程度にとどめておきましょう。

おすすめの搾乳方法は、授乳の前後に搾乳することです。

授乳前に少し圧抜きをすることで、乳首周りが柔らかくなって赤ちゃんがおっぱいを口に含みやすくなります。

催乳反射をやり過ごして赤ちゃんがむせるのを防いだり、乳房内に溜まっている古い母乳を外に出したりする狙いもあります。

授乳後には、まだおっぱいが重たいと感じるようであれば、少し軽くなる程度に搾乳すると良いでしょう。

3.乳房を刺激しない

母乳がよく出る人は、乳頭だけでなく乳房全体がとても敏感になっています。

乳頭を刺激すると、オキシトシンの作用により母乳が湧き出てくることは前にふれましたが、敏感な人は、走ったりジャンプしたりしておっぱいが揺さぶられるだけでも、催乳反射が起きて母乳が湧き出てくることがあります。

不必要に乳房や乳頭に刺激を与えるのは禁物です。

おっぱいが張って搾乳したいという時でも授乳時に合わせて搾乳するようにし、授乳以外では乳房にさわらないようにしましょう。

4.授乳の仕方を見直す

赤ちゃんは大きな口で乳頭を深く咥えることができていますか?角度は合っていますか?

乳輪が隠れるくらいに深く乳頭を含ませるようにしましょう。また、赤ちゃんの口にまっすぐ乳首が入るようにすると上手におっぱいを吸ってくれます。

おっぱいと赤ちゃんの高さは合っていますか?

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授乳クッションやタオルなどを使って高さを調節し、楽に授乳ができる位置を探りましょう。

いろいろな抱き方で飲ませましょう

いつも同じ抱き方だと乳房内に飲み残しが生じます。横抱き・縦抱き・脇抱きなどいろいろな姿勢で授乳するようにしましょう。

授乳間隔は適切ですか?

母乳の場合、赤ちゃんが欲しがるだけ授乳するのが基本ですが、注意点は3時間以上あけないこと。夜間でも同様です。

乳腺炎を防ぐためにも頻回授乳を心がけましょう。

5.専門家によるマッサージを受ける

おっぱいのマッサージというと母乳が不足気味の人が受けるものというイメージがあるかもしれませんが、マッサージの種類には母乳分泌を抑制するものもあります。

多くのサイトで、自分で行うマッサージ方法が紹介されていますが、母乳が出すぎる人の場合には逆効果になることがあるためおすすめしません。

母乳外来や助産院などで、正しい知識を持った人にマッサージをしてもらうようにしましょう。

6.水分を取り過ぎない

水分を多く摂り過ぎると、それだけ多く母乳が生成されてしまいます。

一度、水分の摂取量を見直し、必要ならば控えましょう。

ジュースなどの甘いものは余計に喉が渇くので、お茶や水がおすすめです。

7.食事を見直す

母乳と食事は大きく関係していると言われています。

母乳分泌が多い人は次のような食事は控えたほうが良いでしょう。

控えたほうがよい食事
  • 脂っこいもの
  • 甘いもの
  • 高カロリーのもの
  • もち米
  • 乳製品

お腹がすいた時はおにぎりが一番良いそうです

質のよい母乳を出すためにも、和食中心を心がけましょう。

母乳が服にもれでてしまう、どうしたら防げるの?

できる対策はこれ!

タオルを当てる

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母乳パッドでもこぼれるほど母乳が溢れてきてしまう場合タオルを重ねると効果的

外出の際には、ガーゼハンカチがおすすめです。漏れがひどい場合は折りたたんで重ねましょう。タオルほどかさばらず、もれた母乳を吸収してくれます。

こまめにパッドを交換する

服までもれだすのを防ぐには、こまめにパッドを替えるのが一番。

母乳がよく出てもれやすい人は、布製タイプよりも使い捨てタイプがおすすめです。

使い捨てタイプの場合、ポリマーが溢れ出た母乳を吸い上げる構造をしているので、使用しているとパッドが重くなってくるのがわかると思います。

重くなったと感じたらすぐに取り替えましょう。こまめに取り替えることで服が濡れるのを防ぎ、乳頭を衛生的に保つこともできます。

パッドがずれない下着をする

母乳パッドをつけていてもずれてしまっては効果がありません。

ずれないような下着選びも大切です。授乳中におすすめの下着はこちら。

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産前産後を通して使えるモーハウスブラ

適度にアンダーを支えてくれ、クロスオープンで授乳も楽ちんです。

おっぱい全体を包み込んでくれるデザインで自分のトップバストの位置に合わせてパッドをつけるとずれません。

つけ心地もよく、敏感になっている授乳期のおっぱいにやさしいブラだと思います。

外出時の対策は?

母乳が漏れて洋服が濡れてしまった時のために着替えを持つと安心です。

母乳がよく出る人は、授乳時にも母乳がたれたり飛ばしたりして服を汚してしまう可能性があるので、万が一のために備えておきましょう。

また、濡れると色が変わって目立ちやすい服は避けたほうがベスト。濡れたことが気づかれにくい服を選んで着るようにしましょう。

まとめ

おっぱいが出すぎる場合、産後3ヶ月ほどまでは辛いかもしれませんが、その後は赤ちゃんの月齢が上がってくるとともに自然と需給バランスが整ってくるはずです。

それまでは、この記事を参考に、おっぱいと上手に付き合いながら赤ちゃんとの生活を楽しんでほしいと思います。

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