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今まで出ていた母乳が出なくなった!?原因と対処法

      2017/04/04

これまで痛いほど張っていたおっぱいが張らなくなった、なんだかおっぱいの大きさも小さくなった…

母乳育児がせっかく軌道に乗ったのに、そんなことがあると心配になりますよね。

「卒乳はまだまだ先。もっと母乳育児を頑張りたい!」というママ、「このまま卒乳しようかしら?」と考えているママのために、母乳が出なくなったと感じた時の原因と対処法について解説します。

母乳が出なくなった「気がする」だけの可能性も

赤ちゃんが飲んでいる母乳の量は、正確にはわかりませんよね。

「母乳が出なくなった」とご心配されている方は、そもそもなぜ「出なくなった」と感じているのでしょうか?

搾乳しても母乳があまり出ない…

搾乳と実際に赤ちゃんが飲んでいる母乳の量は全く違います。母乳は、赤ちゃんに吸われることで出る「幸せホルモン」オキシトシンが分泌するものなので、搾乳器に絞られる時より赤ちゃんが吸うほうがはるかに多くの母乳が出ます。

また、母乳を飲むことに慣れた赤ちゃんの吸い方は、搾乳器よりもよっぽど上手。なので、搾乳器や手絞りで母乳が出なくても、赤ちゃんはしっかりと母乳を飲めているのです。

おっぱいが張らない…

母乳育児を始めた当初はしょっちゅう張っていたおっぱいが張らなくなることはよくあります。

それは、おっぱいが母乳生産に慣れてきて、「おっぱいのタイプが変わった」証拠でもあります。

おっぱいには2種類のタイプがある!

  • 溜まり乳:母乳をどんどん生産しておっぱいに溜めておく。頻回授乳しないとおっぱいがすぐに張る。搾乳でもたくさんの母乳が出る。
  • 差し乳:母乳は赤ちゃんに吸われると分泌される。搾乳ではあまり母乳が出ず、おっぱいが張ることがあまりない。

この2タイプのうち、溜まり乳の方は、母乳育児に慣れてくると差し乳に変わってくる場合があります。そうすると、母乳の出は変わらないのですが、おっぱいが張らなくなってきます

赤ちゃんがすぐ母乳を飲むのをやめてしまう…

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんは満腹感が自分でわかるようになり、おっぱいを自分から離すようになります

また、この頃は「遊び飲み」といって、ほんの少しおっぱいを飲んでは他のことに気が散ってなかなか飲まないことがあります。

ちょうど、体重の増えが鈍化する頃と重なるので、ママは心配になることと思いますが、5ヶ月頃には自然と遊び飲みはしなくなります。

母乳が出なくなったかどうかはどうやって判断する?

赤ちゃんが飲んだ母乳の量は測ることができないので、母乳が出ているかどうかは不安になりますよね。

母乳がきちんと出ているかどうかは以下の基準で判断しましょう。

母乳が出ていると判断できる基準

  • おしっこが1日6回以上出ている。
  • 体重がきちんと増えている。(生後2ヶ月までであれば1日30グラム程度、生後3ヶ月以降は1日10~20グラム
  • 授乳前後で赤ちゃんの体重を計ると、150グラム~200グラム程度増えている。

上記のうち3番目の授乳前後の体重は、毎回測る必要はありません。

例えば、ショッピングセンターの授乳室や子育て支援センターなどに赤ちゃん用体重計がおいてあれば、授乳ついでにちょっと計ってみるだけでも大丈夫です。

よほど授乳間隔があいてしまった、という場合でなければ、概ね毎回同じ程度の量の母乳が分泌されています。

やっぱり母乳が出ていないみたい…

上記の基準に当てはまらず、やはり母乳が出なくなっているとわかった場合は、これから説明する月齢別の対策を実行してみましょう。

生後6ヶ月頃まで

この頃、母乳の分泌量が減ってしまった理由は以下のことが考えられます。

母乳が出なくなる原因

  • ママがとる水分の量が足りない
  • ストレスがたまっている
  • 疲労がたまっている
  • 食事量が少ない
  • 血行が悪い

上記の原因に心当たりがある場合は、関連記事を参考にして、生活習慣を見直してみましょう!

生後7ヶ月~9ヶ月頃

この頃になれば、離乳食からもだんだん栄養をとれるようになってきているため、授乳回数が減ってきます。

授乳回数が減ると母乳の分泌量が徐々に減ってきて、おっぱいも張らなくなってくるのが普通です。おっぱいの脂肪も少しずつ減ってきて、サイズダウンします。

母乳の成分も少しずつ変わってきて、カルシウムやアミノ酸が少しずつ減ってきます。

つまり、もし母乳の分泌量が減ってきているとしても、心配する必要はありません。それが正常な経過なのです。

今のままのペースで授乳すれば、スムーズな卒乳に繋がっていくでしょう。

生後10ヶ月以降

10ヶ月以降で母乳が出なくなってきている場合は、そのまま卒乳に移行してしまっていいでしょう。

多くのママは、卒乳時におっぱいがひどく張り、重症化すると乳腺炎に悩まされる場合もあるので、自然に母乳の分泌量が減ってきているのはラッキーかもしれません。

この頃の赤ちゃんは、お腹がすいたというよりも甘えたい・暇を持て余しているなどの理由でおっぱいを欲しがる頃です。

おっぱい以外のもので気をそらして、授乳回数を減らしていきましょう。

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