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赤ちゃんはハイハイをいつからするの?しないときはどんな練習したらいい?

      2019/02/12

はいはいをする赤ちゃんの姿はとっても愛らしいので、早くはいはいしないかなと楽しみにしている人もいるのではないでしょうか。

中には、楽しみのあまり、同じ月齢の赤ちゃんが上手にはいはいしているのを見るとうちの子はいつするのかとやきもきしてしまう人もいるかもしれません。

はいはいとはいつごろからするのか、はいはいの時期にはどのようなことに気をつければよいのかなどをまとめました。


はいはいっていつからするの?

はいはいをする時期には個人差が大きく、早いと生後5ヶ月を過ぎるころからはい始める赤ちゃんもいます。その一方で、1歳間近でもなかなかはいはいしようとしない子も。

一般的には、生後6~10ヶ月ごろにはいはいをするようになります。生後7,8カ月ではいはいを始める赤ちゃんが多いです。6ヶ月となるとかなり早い部類に入ります。はいはいには、赤ちゃんの体の成長が深く関わってきます。

はいはいの準備段階

  • 首と腰がすわっている
  • 腕と足で自分の体を支えることができる
  • 好きなおもちゃに手を伸ばすなど、行きたい方向へ手を伸ばすことができる

これらの条件を満たしていなければ、赤ちゃんははいはいすることができません。はいはいは自分の力だけで動くものなので、自分で自分の体を支えることができるか、ということが非常に重要です

はいはいができるようになるまで

はいはいできるようになるまでには、いくつか段階があります。まずは寝返りをうって、うつ伏せの姿勢を取ることができること。それができるようになると、次は腹ばいで動こうとするようになります。

たいていの赤ちゃんは、腹ばいで前方へ移動することができるようになる前にお腹を床につけたまま、おへそを中心とした回転運動(ピポット)をするようになります。これが現れるとまもなく腹ばいで後ずさりするようになり、さらに水泳のクロールのような動作で、お腹を床につけたまま前進することが可能になります。

出典元:https://www.akcl.jp/colum/co26cat3.html

お腹を床につけたままの移動を長くする子もいれば、すんなりと四つんばいのはいはいに移行する子もいます。はいはいの恰好にも様々あり、それも赤ちゃんの好みだと考えられます。

はいはいができるまでの流れ

  1. 寝返りをして、うつ伏せの姿勢が取れる
  2. お腹を床につけたまま、おへそを中心にぐるぐると回る
  3. 腹ばいで後ずさりをする
  4. お腹を床につけたまま、泳ぐように進む
  5. はいはいをする

はいはいの種類

画像出典元:http://www.huffingtonpost.co.uk/2014/08/14/why-it-pays-to-be-a-competitive-parent_n_7331524.html

はいはいは、その姿勢や手足のどの部分を使っているかで、いくつかの種類に分けられます。いわゆる「はいはい」は、手のひらと膝から足の甲までを床につけて動きます、他にも様々な形があります。

代表的なものを以下に挙げておきます。

ずりばい

うつ伏せで、お腹を床につけたまま前進する形をずりばいといいます。ほふく前進のような形です。ずりばいでは、手のひらから肘にかけての部分が床についていることが多いです。

足はあまり使わず、腕の力で移動します。お腹が床についているので、「腹ばい」と呼ぶこともあります。赤ちゃんがずりばいをするようになったら、前あきの肌着やカバーオールなどの前にボタンのある服はやめてあげましょう

はいはいの前段階として、ほとんどの赤ちゃんはずりばいをしますが、中にはずりばいせずにはいはいや高ばいをする赤ちゃんもいます

ひじばい

手のひらでなはく肘をついて移動するはいはいです。お腹をつけたずりばいでのひじばいと、お腹を上げた状態でのひじばいがあります。これは、赤ちゃんよってやる子とやらない子がいます。

高ばい

画像出典元:http://www.harmonichealth.net/pages.php?pages_subid=30

両手のひらと足の裏だけを床につけてはいはいをするのが高ばいです。四足歩行の動物と似た歩き方なので、「熊歩き」とも呼ばれます。通常のはいはいよりも、さらに手足の力が必要になります。足の裏を使うので、歩く前段階と考えることもできます。

しかし、高ばいもひじばいと同様に、やる子とやらない子がいます。高ばいをしなくても、歩くのが下手になるということはありません。

座りばい

お座りの姿勢のまま、お尻で移動することです。10人いれば、1人か2人に見られるはいはいの方法です。ただし、座りばいしかせず、うつ伏せや立つことを嫌がる場合はシャフリングベビーかもしれません

シャフリングベビーは足の力が弱く、タッチや一人歩きも平均よりは遅くなる傾向にあります。しかし、2歳になるころにはしっかり歩くようになりますし、それ以降で運動能力が低いということもありません。

子どもがシャフリングベビーかもしれないと思ったら、かかりつけの小児科などで相談して、経過をゆっくり見るようにしましょう

はいはいしない子っているの?

前述のシャフリングベビーもそうですが、四つんばいのはいはいをしない赤ちゃんはいます。はいはいを全くしないまま、立って歩くようになる赤ちゃんも、10人に1人の割合でいるのです。

その後の発達や運動能力にも何ら問題はないため、はいはいをしないからといって心配する必要はありません。しかし、はいはいは手足の力を鍛えると考えられていたり、はいはいすることで脳に良い影響があるという説もあります。

無理にさせるものではありませんが、赤ちゃんの機嫌がいいときに練習を取り入れてみるのもいいでしょう

はいはいを促す練習方法

  • 赤ちゃんがうつ伏せやずりばいの姿勢でいるときに行う
  • ママが赤ちゃんの前方に座って声をかけたり、好きなおもちゃを置いたりして、前に興味を持たせる
  • 赤ちゃんの足の裏にママの手を添え、手のひらを蹴って進めるようにする
  • ママがはいはいの恰好をして、赤ちゃんと追いかけっこをする
  • 児童館などで、はいはいしている他の赤ちゃんの様子を見せる

また、はいはいをしないのははいはいできる環境が整っていないから、という可能性もあります。赤ちゃんがはいはいしないなと思ったら、まずははいはいしやすい部屋づくりを心がけましょう。

ハイハイの環境

赤ちゃんがハイハイを始めたら、急に行動範囲が広がっていきます。基本的には行きたいと思うところまでハイハイで行けるわけです。大人の視点からは想像もつかないようなところに入っていくこともあります。特に早めにハイハイを始めた赤ちゃんは、まだ体格が十分に成長しないで小さいこともあるかもしれません。小さなすきまや家具などの間に入ってしまわないか、注意が必要ですね。

ハイハイが安心してできる環境づくり

1.小さなものを手の届くところに置かない

赤ちゃんはなんでも口に入れようとするところがあります。ハイハイの目線の先にうっかりボタンなどがあれば事故の元になります。大人が立った目線ではなく、赤ちゃんの目線で必ずチェックすることが必要です。

2.コンセントにはカバー

家の中にはコンセントなど電化製品が多くあります。コンセントに指を入れたりすることのないようにカバーをしておきましょう。また、扇風機などのスイッチにもさわることがあるので、注意が必要です。

3.テーブルからぶらさがっているものに気を付ける

テーブルからぶら下がっているものは、ハイハイの赤ちゃんにとってついひっぱりたくなるものです。コードやテーブルクロスなどは必要なときだけ出して使うようにしましょう。下からひっぱって上のものが落ちたりしないように注意しなければいけません。

どうしても使うときにはコードやテーブルクロスなど、ひっぱって上のものが落ちてくるものに注意しましょう。必要な時に必要なものだけ出すようにすることが大事です。くれぐれも赤ちゃんから目を離さないようにすることが大切です。

4.大切なもの、赤ちゃんに触らせたくないものは隠しておく

ハイハイの時に限らず、つかまり立ちやつたい歩きなどでどんどん行動範囲が広がると同時に赤ちゃんの興味も広がっていきます。ハイハイの時期には赤ちゃんに触らせたくないリモコンや携帯電話、そのほか大切なものは赤ちゃんの目の届かないところに保管するようにしましょう。赤ちゃんが触ったらいけないものは、引き出しの中にしまうか、別の部屋に移しましょう。

5.立ち入り禁止

階段のあるお家や、どうしても赤ちゃんが入ってはいけない場所、台所などは立ち入り禁止にしておくことです。ちょっと目を離したすきに危ない場所に行っていてヒヤッとしたという話はよく聞きます。大人にとってはなんでもないところでも、赤ちゃんにとって危険になりそうなところには、ベビーフェンスなどを活用して入れないようにしておきましょう。

その他、大事なことは下記のとおりです。

  • 家具の角にコーナーガードをつけたり、柱にクッションをつけたりして安全性を高める
  • コルクマットを敷き詰めるなどして、段差のないスペースを作る
  • 窓のカギ閉め、ベランダ等へ出られないようにしておく
  • 綿埃がたまりやすいので、掃除は念入りに

いっぱいハイハイするとこんな良いことがあります!

ハイハイは赤ちゃんの発達において、大きな意味があることだと言われています。その効用は、大きく分けて二つあります。1つは身体的な効用で、2つめは脳の発達における効用です。では、それぞれの効用について詳しくみてみましょう。

1.身体的な効用

ハイハイは言うまでもなく身体を大きく使う動作です。ですから、体幹が鍛えられることになります。近年、スポーツ選手のトレーニングで「体幹」という言葉をよく聞くようになってきましたが、赤ちゃんでも体幹を鍛えることは大切です。ハイハイはその意味でも重要なのですね。

腕を突っ張って背中をそらしたり、首をあげて回りを見回したりすることで、腕や背筋、首などの筋肉も鍛えられます。もちろん手も足も使うので、ほぼ全身の筋肉を使うことになります。本格的に歩き出す準備としてもハイハイは重要なのですね。

2.脳の発達における効用

ハイハイは身体への影響だけでなく、脳の発達にも影響を及ぼすと言われています。ハイハイをする契機として、回りへの興味がわいてくることが考えられます。

そこにあるものに触れたいという積極的な気持ちを抱くことでハイハイを促し、それを達成することで自分とほかのものとの位置関係を把握したり、より積極的な気持ちを大きくしてくれるのです。身体の成長と脳の発達は密接に関係しているのでしょう。

ハイハイは、乳児期後半のアミン系神経系の発達によってハイハイが出現し、ハイハイによってこの神経系が活性化します。赤ちゃんは、ただ歩けないからハイハイしているのではなく、ハイハイしながら脳を発達させているようです。ハイハイは、赤ちゃんの脳の発達にかかせないものでありそうです。

引用元:http://秋山こどもクリニック コラムより

 

まとめ

「はえば立て立てば歩めの親心」という言葉があるように、赤ちゃんの成長は親にとって非常に嬉しいものです。うつ伏せになって手足をばたつかせるようになると、いつはいはいするかとそわそわしてしまうかもしれません。

しかし、赤ちゃんがいつはいはいをするかは、本当に個々によって違います。ここで紹介した月齢もあくまで目安なので、他の子どもと比べて焦ることなく、我が子の成長を見守ってあげましょう。はいはいする期間はほんの少しです。

「はえば立て」と思わず、はいはいする姿を存分に楽しんでくださいね。

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