妊婦さんにオススメ★妊娠中に読みたい妊娠・出産の本
お腹の中に赤ちゃんがいると知ったその日から、毎日少しずつ心も体もママになる準備が始まります。
自分自身の体の変化、子宮の中で育つ赤ちゃんのこと、出産にかかるお金や生まれる前に準備しなければならないことなど・・・挙げたらキリがないほどわからないことばかりで不安ですよね。
そんな妊婦さんの不安を少しでも解消できるおすすめの本をご紹介します。
このページの目次
- 1 妊娠中に読みたい本ベスト10!
- 1.1 1.【妊娠初期におすすめ】子宮の中の人たち リアルタイム妊娠まんが
- 1.2 2.【妊娠初期におすすめ】おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと
- 1.3 3.【妊娠初期におすすめ】れもん、うむもん! ――そして、ママになる――
- 1.4 4.【妊娠中期におすすめ】現役助産師が教える トコちゃんヨガ体操
- 1.5 5.【妊娠中期におすすめ】安産ごはん160
- 1.6 6.【妊娠中期におすすめ】嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
- 1.7 7.【妊娠後期におすすめ】マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK
- 1.8 8.【妊娠後期におすすめ】知って得する! 国・自治体からこんなに! もらえるお金大全
- 1.9 9.【妊娠後期におすすめ】はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ!
- 1.10 10.【妊娠後期におすすめ】フィーリング・バース―心と体で感じるお産
- 2 まとめ
妊娠中に読みたい本ベスト10!
一口に「妊娠中」と言っても10か月の間に体や心はどんどん変化していきます。
つわりで苦しい初期とお腹が大きくて動くのも一苦労の後期では読むべき本も変わってくるのではないかと思います。
妊娠初期はお腹に赤ちゃんがいることを自覚しづらい時期ですが、それでもママの中で確実に成長していることを実感できる本。
妊娠中期はつわりも比較的治まり、妊婦として活動的になれる時期に参考になる実践的な本。
妊娠後期はいよいよ出産に向けて本格的な準備が始まる時期なので、これから始まる出産・育児や制度・お金のことを学べる本。
それら3つの時期に分けて、その時期におすすめ本をご紹介していきます。
1.【妊娠初期におすすめ】子宮の中の人たち リアルタイム妊娠まんが
『子宮の中の人たち リアルタイム妊娠まんが』著者:EMI
妊娠を知った瞬間、これまで子どもに一切興味がなかったEMIは衝撃を受ける。
BlogやTwitterにその日々をマンガで綴り始め、新たな生活が夫婦におとずれていた。
2人が直面することは、当然はじめてのことばかり。いろんな壁にぶち打ち当たりながら、パートナーとのケンカ、EMIの家出などを経て、妊婦生活を邁進する日々。
そしてついに出産の日を迎えることに―!?外の人と中の人たちが繰り広げるミクロでマクロな笑いと感動のドラマ。
受精卵や子宮の中の細胞たちを擬人化し、「赤ちゃん製造工場」の様子をコミカルに描いた本作。
難しい用語が一切出てこないので気軽に妊娠中の過程を学ぶことができます。
妊娠初期はまだまだ体型の変化もなくいまいち妊婦の意識を持ちづらい時期ですが、赤ちゃんはお腹の中で確実に成長しているのだなと思える一冊です。
目には見えないけれど、ママの赤ちゃん製造工場は今日もフル稼動中です。
ずっとブログを見ていて大好きだったので、書籍化に伴い即購入➰🌼
実際、お腹のなかでこんなやり取りされてたら面白いなぁーって、クスッと笑いつつ。
神秘的な妊娠をリアルに学ぶこともできます。
妊婦あるあるもあったり(笑)不安なことなど初産ならではのことも同感できたり。
前向きな捉え方も好きです。
妊婦の知り合いにも進めちゃうくらいのお奨め本です。笑えるって大事ですよ。
2.【妊娠初期におすすめ】おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと
『おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと』著者:池川 明
胎内記憶はあかちゃんとのコミュニケーションに役立ちます。
おなかの中の記憶や生まれたときの記憶を持っているお子さんのお話をまとめました。
それぞれはほんの一言なのですが、色々なことを教えてくれます。
それに気がつくと、妊娠中からお母さん、お父さんと赤ちゃんとのコミュニケーションが大切なことが、とてもよくわかるようになります。
おなかのなかからコミュニケーションをとれると、育児もずっと楽になります。
これからお産する人にぜひ読んでいただき、おなかの赤ちゃんの感じていることを一緒に感じて頂きたいと思います。
産科医の池川明先生が「胎内記憶」(=胎児のときの記憶)を持つ子どもたちの証言をまとめた本著。
パパやママの声、お腹の中から見えていたもの、ママのお腹に宿る前にいた場所のこと・・・そして「ママをえらんできたよ」と話す子どもたち。
まだ人間としてこの世に誕生する前のことを、3歳ごろまでの子どもの53%が覚えているという驚きの研究結果が出ています。
ママ自身は妊娠の実感を感じられないかもしれませんが、お腹にいる赤ちゃんにはもうあなたの声が聴こえているのかもしれませんよ。
私同様妊婦さんに是非読んでもらいたいと思いました。
産まれてくる赤ちゃんには既に耳も脳もありますよね。
赤ちゃんは、ママのお腹の中にいたころからずっと一緒、穏やかな生活をしながら日々話しかけてあげたいと心からそう感じさせてくれた1冊です。
出産祝いなどの贈り物としても大変良質な本だと思いました。
3.【妊娠初期におすすめ】れもん、うむもん! ――そして、ママになる――
『れもん、うむもん! ――そして、ママになる―― 』著者:はるな檸檬
つわり、胎動、分娩、母乳……
思うようにならない自分の体と、命を預かることへの緊張。
ママとして最善のことをしたいのに、できない。
贅沢な悩みだと分かっていても、のみこめない気持ちを抱えて身も心もズタボロになった日々。
シアワセだけじゃ、産めません……。
「しんどい」気持ちにそっと寄り添う、ママたちの味方の一冊
妊娠中はハッピーなことばかりではありません。
特につわりが辛い妊娠初期の頃は、「どうして自分だけこんなにつらい思いをしなければならないの!?」と悲しい気持ちになってしまうこともあると思います。
本著の作者の方も妊娠中、同じように不安や孤独を抱えていました。
ネガティブになってしまうのが自分だけではないということを感じられるだけでも救われる気がします。
ママもお腹の赤ちゃんと一緒に成長していくものなのだと思える一冊です。
マタニティブルーがすごくよく描かれています。
幸せと同時に押し潰されそうな不安や恐怖、先の予測できない落ち着かなさ、本当に妊娠、出産、育児には色んな感情がつきまといます。
経験者は大変だよ、とか誰もがやってる事だよ、とざっくりとした感想しか言ってくれず、
逆にこちらを追い詰めるような何気ない一言を投げられたりしますが、この本を読んで自分だけじゃないと安心しました。
何より一番の収穫は、この本を夫が読んで、こちらの気持ちを理解してくれ、優しく協力的になってくれた事です。
買ってよかったです。
4.【妊娠中期におすすめ】現役助産師が教える トコちゃんヨガ体操
『現役助産師が教える トコちゃんヨガ体操』著者:吉川元子
この本には現役助産師が教えるお産に必要な知識と言葉があります。
『トコちゃんヨガ体操』は長年マタニティーヨガを学んで来た著者が、操体法とヨガをミックスした新しい妊婦さん用のヨガ体操です。
現代の便利な生活の中で骨盤がゆるんでしまった女性の身体を整え、赤ちゃんが約9ヶ月過ごす子宮の環境を良くして、ママと赤ちゃんがお産を楽しめることを目指しています。
なにより大事なのは呼吸法でリラックス。「頑張らなくていいんです」自分の身体の声を聞いて、「あなただけのお産」を楽しむのが大事なんですよ。
(抜粋)
つわりも終わり安定期に入る妊娠中期、そろそろ出産に向けて身体を整えてみませんか?
本書ではキャリア30年の現役助産師である吉川先生が安産のための身体づくりを提案しています。
日に日にお腹の膨らみが大きくなるにつれてお腹のハリや腰の痛みがつらく感じるようになっていたら、もしかしたらそれは骨盤のケアで改善するかもしれません。
妊婦生活を楽しく過ごすため、お産を少しでも楽にするためのヒントが散りばめられた一冊です。
できるだけおなかの赤ちゃんに良い事をしてあげたい・・・でもどうしたらよいかわからない。
そんなときに出会った吉川先生とこの著書。
妊婦健診の長い待ち時間や、おなかが張りそうだな~と思ったときに、座ったままできる体操は本当に助かりました。
先生の整体も本当に気持ちがよく、お腹がほわほわ~になって赤ちゃんが喜んでるのがわかりました(^-^)
知人から勧められて知ったこの本。本当に出会えてよかったです!!
5.【妊娠中期におすすめ】安産ごはん160
『安産ごはん160』著者:森 洋子
埼玉県和光市にあるわこう助産院。
そこに誕生した猫森カフェでは、和食中心の野菜たっぷりメニューが大人気。
栄養バランスのよさはもちろん、低カロリーでおいしく、たっぷり食べられることから、入院中の妊婦さんはもちろん、退院後のママたちにも大好評。
本書はそんな猫森カフェのメニューから、手軽に美味しく作って安産を迎える160のレシピを紹介します。
食べ物の匂いを嗅ぐこともつらかった時期を乗り越えると、食事が今まで以上においしく・楽しく感じられるものです。
でも身体はもうママだけのものではありません。お腹にいる赤ちゃんは成長するために栄養を欲しています。
本書の中では妊婦さんの悩み別(貧血、むくみ、便秘など)にレシピを紹介しているので、そのときの体調にあわせてメニューを考えることができます。
また産後ケアのメニューとして、元気な母乳をたくさんつくるためのレシピも載っているので、妊娠中から産後まで長期間活用できるのも購入者に喜ばれています。
栄養満点且つおしゃれな食事でお腹も気持ちもいっぱいにできたらすてきですね。
今まで、妊婦さんにおすすめするごはん本は
私の主観ですが「おいしくなさそう」「手間がかかりそう」「シャレすぎている」
の理由で購入までは至らなかったですが、この本は見た目もおいしそうだし作りやすいメニューばかりでした★
出産後のメニューもちょこっと載っているので長い間活躍しそうな本です。
6.【妊娠中期におすすめ】嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』著者:荻田 和秀
産科医にしてジャズピアニストという異色のキャラクターを主人公に、妊娠・出産をテーマにしながら、男性漫画誌で大人気を博す連載「コウノドリ」。
実は、この主人公には大阪の周産期医療センターに実在のモデルがいた!
本書はそのモデルとなった産科医自らが語り下ろした、ダンナのための妊婦とのつき合い方のバイブルです。
嫁ハンのことはいたわってやりたいとは思っていても、仕事が忙しい、そもそもつわりのことも予定日のなんたるかも、妊娠・出産のリスクもほとんどわかっていない、
そんなダンナさんのために、豊富な臨床経験から数多くの赤ちゃんとその両親に接してきた著者が、時に絶妙な関西弁も交えつつ、やさしく、厳しく教えます。
2015年に綾野剛さん主演でドラマ化もされた「コウノドリ」は、産婦人科を舞台に様々な人たちのそれぞれの出産を描いた作品で、育児真っただ中のママたちに大反響を呼びました。
本書の作者で「コウノドリ」の主人公のモデルになった荻田先生が産科医の視点で妊娠・出産をパパにもわかりやすく解説します。
10ヵ月間体の一部となって赤ちゃんと過ごすママとは違い、パパはなかなか赤ちゃんが生まれてくる自覚を持てないもの。
それでも出産後は夫婦二人三脚で子育てをしなければなりません。ぜひパパとママで一緒に本書を読んで、子の親になるということを実感していただければと思います。
大切な人から妊娠したかもと告げられたとき、奥さんのことはもちろん大切に想っていても、父親になるということに対して不安や戸惑いを覚える方は少なくないことでしょう。
この本は赤ちゃんが産まれるまでの「旅」を父親見習いがどうサポートすればよいのか、父親になるにあたっての心構えを産科医の視点からわかりやすく解説してあります。
大切な人から妊娠を告げられたとき、ぜひご一読いただきたいおすすめの1冊です。
7.【妊娠後期におすすめ】マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK
『マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK』著者:フクチ・マミ
知っていると知らないでは全然違う。
妊娠発覚から子が1歳になるまでに準備すること、必要なものすべて。
お金・書類などのややこしい話から、病院選びのポイントやオススメ育児グッズまで、これ1冊でぜーんぶわかる。
妊娠・出産の基礎知識から、出産時にかかるお金のこと、本当に役立った育児アイテムのことを漫画でわかりやすく解説。
そういった事務的な知識だけではなく、著者の実体験をもとに育児のリアルを教えてくれるエッセイが特におすすめ。
たとえば「3時間おきに授乳をする」ということはどんな育児本にも載っていますが、それ以外の時間のお世話はどうするの?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際の赤ちゃんは常に3時間ぴったりで起きるわけではありません。
むしろ授乳と授乳の間の時間寝てくれれば良い方で、泣き止まずにずっと抱っこをしたまま次の授乳に突入する・・・なんてことも日常茶飯事になるかもしれません。
そんなイレギュラー続きの育児のリアルをわかりやすく伝えてくれる本書は出産前にぜひ読んでいただきたい一冊です。
定番の妊娠・出産本ではおさえることの出来ない、些細なツボ、感じ方がいっぱい詰まっています。
じつは、妊婦にとって、もっとも知りたいことが、この些細なツボだったりする。
大変度合い、不安具合、おススメ解決法、妊婦の気持ち、日々変わっていく状態にぴったりと寄り添って書かれている心の友的な本です。
壁にぶち当たる事柄が笑えるように描かれているので、ツライ・・・と思える子育てが楽しくこなせそう。感謝の一冊です!
8.【妊娠後期におすすめ】知って得する! 国・自治体からこんなに! もらえるお金大全
『知って得する! 国・自治体からこんなに! もらえるお金大全』著者:TAC出版編集部
届け出だけで数百万円「もらえたり」、「戻ってくる」公的制度について、どれだけご存知ですか?
(中略)
たとえば・・・
・出産手当金・育児休業給付金→→→1年間で300万円超のケースもあり!
・住宅ローン減税→→→10年間で最大500万円!
・起業家支援補助金→→→最大1000万円の補助金を交付する自治体も!
・再就職手当→→→早めに決まれば100万円以上の場合も!などなど情報満載!
本書は、進学、新築・リフォーム、妊娠・出産・子育て、病気・ケガ、失業・転職など
国・自治体からもらえる公的給付金・助成金などについてオールカラーで図表を交えてわかりやすく解説。
また、子育てしやすい街、公共料金が安い街など住んで得する街ランキングも掲載。
意外な街ランキングは雑学として楽しめ、一読の価値ありです!
日常生活で損をしないために、まずは、知ることから始めてください!
こちらの本は妊娠・出産だけではなく、人生のあらゆる節目で国や自治体からもらえる補助金などの膨大な制度を一冊にまとめています。
現在働いている方は出産を機に産休・育休を取得するのか、それとも一度退職して再就職をするのか、はたまた専業主婦になるのかで請求できる補助金が変わってきます。
また、この機会に家を改築・購入したり引っ越しをしたり、子どもを持つ上で環境や給与を考慮して転職を考える旦那さんもいらっしゃるかもしれません。
妊娠・出産をはじめとした人生の転機に、あなたをサポートしてくれる制度が存在しているとしたら、知って損することはないタメになる一冊です。
人生の中で、誰でも経験するイベント(結婚、出産、葬式)などで、
知っていれば補助金などがもらえる制度が自分の住んでいる自治体や務めている会社などであるかもしれない?と思った事はありませんか?
そんな疑問をわかりやすく解消してくれるのが本書です。
(中略)
実際には住んでいる自治体などに確認は必要ですが、こんな事でも補助金が適用されるなんて知識が無いと申請すらしないですからね。
例えば子供のメガネを購入する際には保険が適用できるなど、読んでおいて損は無いと思います。
9.【妊娠後期におすすめ】はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ!
『はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ!』監修:五十嵐 隆
人気育児誌『Baby-mo』編集部ならではのノウハウ、読者の声が満載!オールカラーでわかりやすく、0~3才育児の「基本」を網羅。
おっぱい足りてる?乳腺炎になっちゃったらどうしよう?思うように体重が増えない(増えすぎ)。
離乳食って、いつ、どうやって始めるの? 熱性けいれんで救急車を呼んだ……。
はじめての育児にとまどい乗り越えてきた現役ママ編集者チームが、人気育児誌『Baby-mo』読者の疑問や悩みの声を集めて、
日々成長する赤ちゃんの育児に知りたいことを網羅した1冊をつくりました。
赤ちゃんが生まれると一息つく間もなく始まる育児。
何もかもが初めてづくしの新米ママにとって、わが子が人並みにちゃんと成長しているのか不安になるものです。
本書では標準的な赤ちゃんの成長の様子を月齢ごとに見開き4ページのフルカラーで、実際の赤ちゃんの写真をたくさん使いながら解説しています。
妊娠中の方は赤ちゃんと過ごす1年間を具体的にイメージすることができ、出産後はこの本とわが子を見比べて成長の度合いを知ることができます。
また、沐浴やおむつ替えのやり方、ミルクのあげ方、一般的な病気やケガの解説と対処法など、育児に役立つ情報はすべてこの一冊に凝縮されています。
生まれる直前に買いました。
その名の通り、初めての育児にぴったりです。
新生児って目も合わないし、急にビクってなるし、ものすごくうめいたりして、『大丈夫なの?』って思うことがたくさん…。
でもこの本で、月齢に応じた赤ちゃんの様子を知ることで『あぁ、こういうものなのね』と不安なく育児をすすめられました。
7ヶ月ですが、この本がなければきっともっともっと不安だらけの育児だったと思うので、すでにこの本に感謝です。
ネットでなんでも調べられる時代ですが、手元に一冊あると安心感が違いますし、こちらもブレずに済みます。
夫婦で知識を共有しやすいのも、本ならではです。
結局、その後、離乳食・病気の本も購入しました。
10.【妊娠後期におすすめ】フィーリング・バース―心と体で感じるお産
『フィーリング・バース―心と体で感じるお産』著者:矢島 床子
著者、矢島床子さんの出産介助にとどまらないその活動は助産婦としては型破りと言われながら、
「子どもを産み育てることを生涯かけて応援したい」と、「ファミリーサロン」や「ウイメンズサロン」を開き、
産んだ後のからだのケア、授乳、子育てのアドバイスなど、女性たちが孤立しないようサポート。
そうしたこと全部が繋がりあって地域における存在感を確かなものにしてきた矢島助産院の全貌もこの本には詰まっている。
立ち上がるのもやっとなほど大きくなったお腹。夜中に激しく動く胎動で目が覚めることや、おっぱいのハリを感じることも出てくるこの時期。
いよいよ赤ちゃんとの対面までカウントダウンをする日々、楽しみな反面出産の痛みが怖くなってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
著者で助産師の矢島床子さんは「産むことをコントロールするのではなく、産む女性が自分の身体の感覚を十分に感じてほしい」というフィーリング・バースという想いを広げていきたいと考えています。
出産は確かに痛みを伴います。でも、この世にひとりの人間を誕生させるということは女性にしかできない尊い行いなのです。
「怖がらなくて大丈夫、あなたにはきっとできるよ」とやさしく背中を押してくれるような言葉の数々に、出産を控えた妊婦さんは励まされることと思います。
病院での医療主導ではない、母と赤ちゃんに寄り添った、こんなにあたたかな助産院でのお産がここにある。
妊娠したばかりの人、子供を持ちたいと考えているカップルに是非読んでいただきたい本です。
お産に本当に必要なものって何か、考えさせられます。自然分娩至上主義のような、押しつけの堅苦しさもありません。
著者のベテラン助産婦である矢島さんご本人が、育児で悩んだ方。だから女性の心に沿ったケアができるのだと思いました。
(抜粋)
まとめ
妊娠中の10ヵ月は体調や心に波がありますが、それでも出産後の目が回るような育児の忙しさから比べるとゆったりとした時間を過ごすことができる貴重な期間です。
不安になったときは本を開いて心を落ち着かせ、来るべき戦い(=育児)に備え、充実した妊婦ライフを送っていただければと思います。