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妊娠中期の下痢の原因と対処法3つ!赤ちゃんへの影響は?お腹の張り・破水・流産は大丈夫?

   

妊娠中期にさしかかると、たびたび下痢に悩まされる妊婦さんもいます。妊娠中の体調の変化は妊婦さんを悩ませ、中でも下痢は特につらくて、精神的にも不安になってしまいます。

やっとつわりが治まる時期でもあり、安定期と呼ばれるこの時期の下痢には一体どんな原因が隠されているのでしょうか?!

下痢のもたらす母体や赤ちゃんへの影響、その対処法や予防法なども徹底的に解明していきます!

妊娠中期に下痢になってしまう3つの原因

下痢 トイレ

妊娠中期に起こる下痢の原因にはさまざまなものがあります。妊婦特有のホルモンから現われるものや、外部からの要因のもの、それぞれの注意したい点、原因をまとめてみましょう。

1.体の冷え

妊娠中は妊婦さんの体温が常に上昇している為に、冷たい飲み物が特に美味しく感じてしまいます。水分の摂り過ぎや、冷たいものの摂りすぎによって体を冷やしてしまう為に下痢になってしまう場合があります。

2.食べ過ぎ

妊娠中期に入るとつわりもおさまり、妊婦さんの食欲も出てくる時期です。ですが、妊婦さんの胃腸が弱くなっている時期でもあります。

この頃に気を付けたいのが過食と、どんな食物を摂取するかです。特に以下のような食べ物には注意をして、適度に摂取する様に心がけましょう。

特に注意が必要な物

  • 刺激の強い食べ物
  • カフェインを多く含む食べ物
  • 脂分の多い食べ物

3.ホルモンバランスの乱れ

妊娠中に起こるといわれているホルモンバランスの変化は避けて通れないものです。プロゲステロンという黄体ホルモンが多く分泌される為に起こる症状が下痢の原因へと繋がっています。

黄体ホルモンの影響

  • 子宮の収縮を抑え、腸の働きを抑える為に腸内が不安定な状態になる
  • 排泄機能をコントロールする自律神経が乱れる
  • 便秘を引き起こしやすくし、その反動から下痢が起こる

下痢+嘔吐・腹痛・胃痛・発熱がある場合の原因と病院受診の目安

ドクター

妊娠中は通常よりも免疫力が低下している為に、下痢はよくある症状として知られています。しかし、下痢だけではなく他の症状も伴う場合は注意が必要となります。病院での受診が必要になる事もあるのでしっかりとチェックしましょう。

下痢と嘔吐が伴う場合

下痢に嘔吐が伴う場合は、食あたりの可能性も考えられます。体内に侵入したウイルスなどを体外に出そうとする自然な反応が嘔吐となって現われる事があります。また脱水症状を引き起こす可能性もあるので、嘔吐の回数や頻度によっては病院での受診が必要となります。

下痢と腹痛が伴う場合

下痢と腹痛は同時に起こる事が多いですが、規則的に起こる痛みお腹の張りも伴う場合には要注意です。子宮収縮によって痛みが起きている可能性もあるので早めの受診が必要となります。

下痢と胃痛が伴う場合

胃痛は妊娠中にはよく起こる症状で、主に後期つわりによるものやホルモンの乱れによる胃酸過多が原因などにありますが、下痢を伴う胃痛には胃腸炎が原因の可能性が考えられます。特に生ものなどを食べたりした際に細菌から感染する場合もあるので、痛みが続く場合や食欲がない場合は早めの受診が必要です。

下痢と発熱が伴う場合

発熱を伴う下痢の場合にはインフルエンザ感染症の疑いがあります。特に発熱が続くとお母さんの体の水分がうばわれ、赤ちゃんへの栄養も行き届かなくなってしまいます。免疫力の低下する妊娠中は、一度体調が崩れるとなかなか治りにくいので早めの受診が必要です。

妊娠中期の下痢で破水・早産・流産の可能性はある?

妊婦 トイレ

妊娠中に起こる下痢は肉体的に辛いだけではなく、精神的にも妊婦さんに不安を与えます。

基本的には下痢が直接的な破水、早産、流産の原因にはならないとされていますが、注意が必要な場合もあります。

それではどんな場合に注意が必要なのかをまとめてみましょう。

こんな下痢の症状は要注意?!

トイレ

激しい下痢が続く

激しい下痢がいつまでも続くと、子宮収縮を引き起こし、流産や早産の原因となる可能性が出てきます。

お腹の張りが強い

お腹の張りが通常よりも強く感じたりする場合は、子宮口が開いてきてしまう可能性があります。

子宮口が開く早産の可能性も高まります。

水下痢、規則的な痛みが続く

水下痢や継続的な痛みが続く場合は、腸が活発化し過ぎ子宮口が開きやすくなる事がありますので、十分な注意が必要です。

以上のような下痢の症状がある場合は、早産切迫早産を引き起こす可能性も考えられるので、早めの受診が必要です。

たとえ些細な症状の変化でも、注意深く見ていきましょう。

妊娠中期の下痢が赤ちゃんへ与える3つの影響

イラスト 赤ちゃん

一番の心配は赤ちゃんへの影響です。実際に下痢によってどの様な影響がもたらされるのでしょうか。

妊娠中の下痢は主にホルモンバランスの変化によってもたらされるもので、赤ちゃんへの影響は殆ど無いとされていますが、最も懸念される3つの影響をご紹介します。

下痢による赤ちゃんへの影響とは?

1.母体の水分不足からなる胎児への水分・栄養不足

下痢が続くと脱水症状を引き起こしてしまう事があります。その際に注意したいのが、母体のへの水分補給です。

赤ちゃんは常に母体から水分や栄養を吸収している為、お母さんの身体に起こる症状がそのまま赤ちゃんに影響してしまう可能性があります。

2.ウイルスや細菌の感染

下痢の原因がウイルス性からくるのものであったり、感染症の場合は細菌が胎児に悪影響を与える事もあります。

3.赤ちゃんへのストレス

妊娠中特有でもある、自律神経の乱れからくるストレスが原因の下痢の場合、お母さんのストレスがお腹の赤ちゃんのストレスに直接つながってしまいます。ストレスの多いお母さんからは、アレルギーなどの疾患をもって産まれてくる赤ちゃんも多くみられるといわれています。

妊娠中期に下痢になってしまったら?3つの対処法

ベイビー 聴診器

妊娠中期になってしまった下痢を間違った対処で長引かせない為にも、是非知っておきたい正しい3つの対処方法をご紹介します。くれぐれもお医者さんの診断なしで市販薬の使用は避けましょう。

1.水分をこまめに補給する

お母さんの脱水症状を防ぐ為にも、水分をこまめに取るようにしましょう。その際には身体を冷やさない様に、冷たい飲み物は避け、常温水を飲む様に心がけましょう。

2.食生活の注意

消化の良いものを食べる様にしましょう。おかゆやうどんなどを少しずつ食べたり、ビタミンの豊富なだいこんやニンジンなどの野菜を摂る事がおすすめです。その際にもまた、身体を冷やさない様に生野菜は避けましょう。

3.病院へ行く

自己診断をするのは一番危険です。様子をみて、治らない様であれば、医師の診断のもと薬を処方してもらいましょう。下痢の原因を突き止める事も大切です。

下痢の症状によってそれぞれ対処法は異なります。どの場合も無理をぜずに身体を温め、正しく対処しましょう。

妊娠中期の下痢の予防法5つ

Caution

妊娠中の下痢はホルモンバランスの乱れや食事を含めた生活習慣など様々な理由によって起こります。普段の生活の中でどの様な事に注意をしていけば下痢を予防できるのでしょうか?

日頃のささいな事から注意できる点を5つをまとめてみました。

1.衛生管理を常に心がける

衛生面を管理する事は感染症の予防にもつながる大切なポイントです。常に身の回りを清潔にする事を心がけ、手洗い、うがいなどもこまめに行いましょう。

2.暴飲暴食・冷たいものを控える

妊娠中期はつわりがおさまる頃でもあり、ついつい食べ過ぎてしまったりする事が多くみられます。

食べ過ぎや冷たいものの飲み過ぎは、免疫力の低下している妊婦さんにはすぐに影響が出てしまいます。身体に優しい食事を常に心がけて、また身体を冷やさない工夫をしましょう。

3.腸を丈夫にする食品を積極的に摂る

腸を丈夫にする為には、乳酸品ビタミンなどの腸内バランスの乱れを防ぐ効果のある食品や、整腸作用のある食品などを積極的に摂る事が大切です。ではどの様な食品が好ましいのでしょうか。

腸を丈夫にする食品

  • ヨーグルト
  • りんご
  • 納豆
  • キャベツ

4.健康に気をくばる

妊娠中期は赤ちゃんの胎動が激しかったり、頻尿などで睡眠不足になりがちですが、できるだけ規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠を取るようにしましょう。毎日決まった時間帯にトイレに座る事も、体内時計を合わせる為には重要です。

5.ストレスを溜めない

妊婦さんにとって一番大切なのは、リラックスした気持ちで毎日の生活を過ごす事です。ホルモンの乱れからくる心の不安定さや、イライラ、ちょっとした体調の変化などで、ストレスが溜まりやすくなっています。

そんな時には自分なりのストレス解消法を探して、どんどん発散していきましょう。

散歩・ウォーキング

ストレス発散以外でも、妊婦さんの身体にとてもいいエクササイズです。無理をしない限り外に出て、ゆっくり深呼吸してみましょう。また、身体を動かす事によって脳の緊張がほぐれ気分も変わります。

 趣味などに没頭する

自分の好きな事ならなんでも良いので、読書やお料理、友達とのおしゃべりなど、楽しいと感じられる事を思いっきりやってみましょう。

ママになると自分ひとりの時間が持ちずらくなります。唯一の自分自身の時間をたっぷりと楽しみましょう。

思いっきり泣く!

涙を流したり、大声で泣く事によって脳内ホルモンのひとつ、エンドルフィンが活性化します。このエンドルフィンには強い鎮静作用がある為、ストレス解消にはとても良いのです。

まとめ

妊娠中期の下痢は様々な原因から起こります。ホルモンバランスの乱れなど、母体の内的要因や、ウイルスや細菌などから起こる外的要因など、常に注意しなければならない事がたくさんあります。

お母さんの身体はもちろんのこと、赤ちゃんへの負担がかからない様にする為にも下痢の原因、対処法、予防策など前もって知っておく事がとても重要です。

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