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授乳中の気になる「しこり」の原因と4つの対処法

      2017/04/15

授乳しようとおっぱいを触ったら「しこり」が…!しかも痛い!どうしたらいいの?

赤ちゃんにおっぱいを飲ませようとして「しこり」に気付いたママはいませんか?母乳育児を行っているママだったら、多くの人が謎の「しこり」に悩まされていることと思います。

まして初めての母乳育児だったら、胸にしこりができるなんて思いもよらないことで心配になりますよね。

授乳中の「しこり」の原因と、その対処法について知っておくと安心です。

しこりができる原因は?

images (5)では、授乳中のママのおっぱいに「しこり」ができてしまう原因は何なのでしょうか。

しこりができる原因

授乳中に発生するしこりのほとんどは「乳瘤」(にゅうりゅう)といって、赤ちゃんが飲み残したり、搾乳しきれなかったりした母乳が乳腺に溜まって発生するものです。

乳腺炎とは違うの?

母乳が溜まっているしこりを放置すると、乳腺炎に発展してしまいます。悪化を防ぐためにも、小さなしこりに気付いたらすぐに対処するようにしましょう。

もしかして乳がんかも?乳がんとの見分け方

乳がんの発症は、30代後半くらいの年代から急に増加します。授乳中のママも、30代以降の人は「もしかして乳がんかも?」と不安になりますよね。

乳瘤と乳がんとの見分け方

母乳の詰まりによる乳瘤は、手で触ったり押したりすれば動くことが多いものです。

また弾力性もあり、板のように固くなってしまっている箇所や、それほど固くなっていない箇所もあるなど、しこりの固さに変化があるなどの特徴があります。

それに対して乳がんのしこりは、触ったり押したりしても動かず、石のようにごつごつとしています。もう一つ大きな特徴は、母乳の詰まりと異なり、乳がんのしこりは痛みがないことが多いのです。

 乳瘤が乳腺炎になって悪化すると、乳がんとの区別がつきにくくなりますので、いずれにしても早めの判断と対処が必要です。

どんな症状が出るの?

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乳腺の詰まりによる「しこり」ができると、どんな症状が出てくるのでしょうか。

しこりができて、痛む

しこりができていることに気付いた時には、痛みが出ていることが多いと思います。とにかく胸のしこり部分がズキズキと痛み、触るとさらに痛んでしまい、改善されません。 

しこりができて痛み、熱が出る。頭痛が出る人も。

しこりの痛みに耐えていると、今度は発熱することがあります。しこり自体が腫れて熱をもってくるものですが、それが全身に広がります。

また気分が悪くなったり、吐き気・頭痛を伴う人もいます。

痛くないから放置していいの?

胸にしこりができても、痛みがないという人もいるかもしれません。もちろん痛みや症状には個人差がありますので一概には言えませんが、しこりのまま放置しておくのは止めたほうがいいでしょう。

先にも書いたように、しこりは、放置すれば乳腺炎に発展します。乳腺炎になると、ママも辛いだけでなく、赤ちゃんも新鮮なおいしい母乳が飲めなくなってしまうのです。

しこりを発見したら、まず自分でできる対処法を試してみてください。

しこりができたら試してみよう!すぐにしこりが改善される4つの対処法

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しこりを発見したら、まず自分でできる対処法を試してみてください。

しこり部分を冷やす

熱をもっているので冷やすと気持ちがいいのですが、氷で急激に冷やしてはいけません。

じゃがいもをすり下ろしたものや、キャベツの葉を貼り付けるなどしてやさしい冷却を心がけてください。

じゃがいも湿布の作り方

じゃがいもの皮をむいてすり下ろし、小麦粉を加えて耳たぶくらいの硬さになるまで練ります。

できあがったものをガーゼに包み、しこり部分に直接当ててください。乾燥してきたら交換しますが、一度にたくさん作って冷蔵庫で保管しておくといいでしょう。(2~3日保存可能)

キャベツの葉の使い方

キャベツを適当な大きさにちぎって、直接しこりにあてがいます。温くなったら交換してください。

水分摂取を控える

母乳育児中に水分摂取は欠かせませんが、つまりが発生した時には水分摂取を控えめにしてみましょう。水分によって母乳過多になっていた状態が落ち着くと、しこりが改善される場合があります。

赤ちゃんに吸ってもらう

しこりができてしまうと、自分で搾乳するのはかなり難しいと思います。無理に絞ると不要な力が加わって乳腺を傷つけてしまうこともあります。そこで、赤ちゃんの出番です。抱き方を変えたり方向を変えたりして、辛い部分をよく吸ってもらいましょう。

牛蒡子を煎じて飲む

乳腺炎やしこりに悩むママにとてもおすすめなのが、牛蒡子(ごぼうし)です。漢方薬局さんや通信販売などで入手できます。牛蒡の種子を煎じてできたものを飲むので、慣れないとかなり苦く感じますが、効果はてきめんですよ。

しこりができる前にできる4つの対策

乳腺の詰まりによるしこりは、残念ながら授乳中何度でも繰り返し発症する可能性があります。授乳中にしこりができてしまったママの多くは、しこりができた時にどんな状況だったかを把握して、対策をしています。

そんな先輩ママたちの対策をまとめてみましたので、参考にしてください。

おっぱいが詰まる食材を避ける

個人差はありますが、糖分・油脂が多く含まれるものや、お餅などの炭水化物をたくさん食べた後に「しこり」ができてりまうことが多いようです。

赤ちゃんに色んな方向からおっぱいを吸ってもらう

授乳に慣れていないと、どうしても一方向に赤ちゃんを固定してしまいがちですが、それだと、赤ちゃんに飲んでもらえないままの母乳が残ります。

角度を変えて、いろんな方向からおっぱいを吸わせましょう。

赤ちゃんがあまりおっぱいを飲まなかったら、搾乳しておく

授乳中にうとうとして眠ってしまう赤ちゃんは多いもの。いつもより赤ちゃんが吸っていないと感じたら、乳腺に残っている母乳を搾乳しておきましょう。

飲み残しの母乳は、乳腺の詰まりの大きな原因の一つです。

日常的にごぼう茶や牛蒡子を飲んでおく

対処法でご紹介しましたが、あたたかいごぼう茶や煎じた牛蒡子は、乳腺の詰まりに大いに効果があります。

特に授乳中は水分をたくさん摂る必要がありますから、いつもの飲み物の代わりに「ごぼう茶」を飲み、煎じた牛蒡子を一日一回飲んでみてください。

乳腺炎になりそうな時に水分を摂りすぎると、母乳が多く作られ過ぎてしまいますが、ごぼう茶は安心な飲み物といえます。

こんな時はすぐ病院へ!

ダウンロード自分でいろいろな対処法を試したけれど、しこりが改善されない…。こんな症状が出たら、自己流で薬を服用したりせずに、迷わず病院へ行ってくださいね。

病院で受診すべき症状3つ

  • 熱が下がらない
  • しこりが熱を持ち、なくならない
  • 悪寒がする

 - 育児