【月齢別】赤ちゃんの便秘解消!離乳食レシピ7選!
離乳食が始まると、それまでは毎日快便だったのに急に便秘になってしまう赤ちゃんが多くいます。
母乳やミルクだけで育ってきた赤ちゃんの腸内細菌はほとんどがビフィズス菌ですが、食べ物を口にしたときから少しずつ、悪玉菌も増えてくるので便秘をしやすくなってしまいます。
赤ちゃんが便秘だと苦しそうでとっても心配。便秘解消におすすめの離乳食を紹介します。
このページの目次
【5~6ヶ月】便秘解消おすすめレシピ
「ごっくん期」とも呼ばれる、生後5~6ヶ月はまだ、よく食べる赤ちゃんでも小さじ12杯程度しか食べられません。
従い、食物繊維を摂ることでうんちのかさを増やして便秘を治すことはまだ難しいのです。そこでこの頃の便秘解消は、腸内環境を良くすることを第一に取り組んでいきましょう。
プレーンヨーグルトフルーツ添え
材料:プレーンヨーグルト小さじ2、りんご果汁小さじ1
作り方:りんご果汁は電子レンジ500wで10秒あたためたものをプレーンヨーグルトにかける。
効果:ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境をととのえ、りんご果汁の甘味で食べやすくなります。
【7~8ヶ月】便秘解消おすすめレシピ2選
たんぱく質の摂取量が増えてくるこの頃は、消化に時間がかかり便秘になりがち。食べる量は、1食のトータルで100グラムほどに増えてきます。
水分を多くとり、繊維質のものも少しずつ与えていきましょう。
1.納豆かゆ
材料:7倍かゆ80グラム、納豆40グラム
作り方:納豆はタレなどを使わずよくかき混ぜる。7倍かゆに納豆を乗せる。
効果:納豆には食物繊維が豊富。また、納豆菌もおなかの調子を整えるのに役立ちます。大人でも、納豆を食べると便秘が治るという人も。
たんぱく質をしっかり摂ることができ、消化にも良いので安心して与えることができます。
2.プルーンヨーグルト
材料:ドライプルーン2粒、プレーンヨーグルト50グラム
作り方:ドライプルーンは柔らかくなるまでお湯につけておき、すり鉢でペースト状にする。プルーンをプレーンヨーグルトにトッピングする。
効果:プルーンに含まれる食物繊維がうんちを出しやすくします。この月齢からはドライフルーツも与えられるようになるので、便秘の時は積極的に活用してみましょう。
ただしそのままでは硬くて食べにくいので、必ずお湯で柔らかくもどしてからすりつぶしたり、みじん切りにしたりして与えてあげましょう。
【9~11ヶ月】便秘解消おすすめレシピ2選
この頃になるともぐもぐと口を動かし、柔らかいものをかみくだきながら離乳食を食べることができます。
食べる量が増え、うんちが固まってくるので以前よりもうんちを出しにくくなり便秘してしまう赤ちゃんも。
1.くだものスープ
材料:すいか果汁50ミリリットル、バナナ1/2本
作り方:すいか果汁は電子レンジで500w20秒チンする。みじん切りにしたバナナをすいか果汁に浮かべる。
効果:バナナに含まれる食物繊維とオリゴ糖が、腸内環境と動きを改善します。果汁でおいしく水分を摂れるのもポイント。
2.さつまいもスティック
材料:さつまいも30グラム、オリゴ糖小さじ1
作り方:さつまいもはスティック状に切り、柔らかくゆでる。ゆであがったら周りにオリゴ糖を振りかける。
効果:さつまいもの食物繊維と、腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖を一緒にとることでうんちを出しやすくなります。
オリゴ糖は、安いものはほとんど砂糖でできていることも多いので、必ず成分を確認して購入するようにしましょう。
【1歳~1歳6ヶ月】便秘解消おすすめレシピ2選
離乳の完了期で、大人の取り分けですむようになる赤ちゃんも多くいます。
でも、まだ消化吸収機能は未熟。大人と同じものを食べていると、消化に時間がかかり便秘してしまうことも。
便秘してしまった場合は、少し消化にいいものを食べさせてあげるようにしましょう。
1.わかめのおうどん
材料:ゆでうどん50グラム、戻したわかめ小さじ2、だし汁3/4カップ、その他赤ちゃんが好きな野菜のみじん切り適量
作り方:煮立たせただし汁にゆでうどんを加え1分煮込む。戻したわかめは細かく刻んでトッピングする。
効果:わかめに含まれる食物繊維が水を含んでゲル状になり、腸の内容物を押し出してくれます。
2.牛乳寒天
材料:粉寒天少々、牛乳20ミリリットル、水大さじ1、オリゴ糖小さじ1
作り方:粉寒天と水を火にかけ、粉寒天を溶かす。粉寒天が溶けたら牛乳を加え、ココットなどの容器に流しいれる。容器にオリゴ糖を加えて混ぜる。
効果:粉寒天に含まれる食物繊維がうんちのかさを増やして出しやすくします。オリゴ糖が善玉菌のエサとなり腸内環境を改善します。
オリゴ糖は、乳酸菌と異なり熱を加えても働きが鈍くなるわけではないので熱いうちに混ぜても問題ありません。
まとめ
赤ちゃんが便秘になると不機嫌になることもあり、離乳食の食べも悪くなってしまいます。
食べやすくおなかに良いレシピを選んで与え、早めに便秘を解消してあげましょう。