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赤ちゃんと大人のものを分けて洗濯した方が良い?何歳まで分ける?

      2019/03/09

赤ちゃんが生まれると洗濯物の量はぐんと増えます。「おむつ替えの途中でおしっこやうんちをされて、下着や服まで漏れた」「おっぱいやミルクの吐き戻しで服が汚れた」「よだれかけがよだれでびしょびしょ」「顔をぬぐうのに何枚もガーゼを使った」などです。

毎日洗濯しなければ追いつきませんし、1日に何回も洗濯機を回すこともあります。そのときにママが気にしているのが、「赤ちゃんのものと大人のもの、一緒に洗っていいの?」ということです。

赤ちゃんは大人よりも肌の機能が未熟なので、一般の合成洗剤を使うと肌荒れしてしまうこともあります。ですので、「赤ちゃんのものと大人のものを分けて洗濯する」という選択をするママが多いです。

ですが、毎日何回もやる洗濯で、毎回毎回分けるのは大変です。分けて洗濯するメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか?また分けて洗濯するのは一体いつまで続ければよいのでしょうか?

かかりつけの小児科や皮膚科の先生から診察中に教えてもらったりしたことや、病院のパンフレット、ママ友・私自身の経験を参考にしてまとめてみました。


大人の洗濯物と赤ちゃんの洗濯物を分けて洗うメリットは?

大人と赤ちゃんの洗濯物を分けて洗うメリットには以下のようなことが考えられます。

1.大人の服に付着している菌・汚れが赤ちゃんの服に再付着するのを防ぐ

「大人の靴下が真っ黒だった」「パパの仕事着がドロドロだった」などという経験はありませんか?洗い・すすぎをしっかりとしていても、汚れが落ちきれずに一緒に洗っていた他の洗濯物に付いてしまうということがあり得ます。

菌に弱い赤ちゃんを守るためにも、汚れが赤ちゃんの服に再付着するのは避けたいですね。

2.赤ちゃんと大人の洗剤を変えることで、赤ちゃんの肌を守ることができる

一般の洗濯洗剤の多くには、「合成界面活性剤」というものが含まれています。合成界面活性剤は、皮膚の機能を壊して肌荒れの原因となることがあります。赤ちゃんは肌の機能が大人に比べて未熟です。

界面活性剤が残存すると皮膚のバリア障害につながる可能性がある(界面活性剤を含まない洗濯石鹸の使用、あるいは石鹸を使わない体の洗浄が推奨されます)

引用元:咲くらクリニック「先日のアレルギー学会/総合アレルギー講習会より。今日から使える知識。」

一般の洗濯洗剤を使って大人が肌荒れしなくても、赤ちゃんは肌荒れしてしまうということもあります。

タンパク質が変性して角質層に残り,角質層の水分保持力が失われて「肌あれ」を引き起こすことが予備条件となり,刺激,発赤,紅斑,水泡,乾燥,表皮剥離,やがて湿疹なども誘発する可能性もある

引用元:「合成洗剤の生化学的問題(II)」

大人は一般の洗濯洗剤、赤ちゃんには合成界面活性剤が入っていない「赤ちゃん用の洗濯洗剤」を使うことで、赤ちゃんの肌トラブルを防ぐことができます。

大人の洗濯物と赤ちゃんの洗濯物を分けて洗うデメリット3つ!

大人と赤ちゃんのものを分けて洗うデメリットは3つあります。

デメリット

  1. 洗濯時間が長くなる
  2. 使う水や洗剤の量が増える
  3. 洗剤代が余計にかかる

それぞれ詳しくご説明します。

1.洗濯時間が長くなる

通常なら1回で済む場合でも、1回目は赤ちゃんのもの、2回目は大人のものというように、回数が増えて時間がかかります。ママは洗濯だけをすればいいわけではありません。赤ちゃんのおむつ替えや授乳、料理や掃除などのその他の家事など、洗濯以外にもやるべきことはたくさんあります。

2.使う水や洗剤の量が増える

洗濯の回数が増えることで、使う水や洗剤の量が増えます「赤ちゃんが産まれてから水道代がかかるようになった」「洗剤がすぐになくなる」というママ友が私の周りではたくさんいます。

3.洗剤代が余計にかかる

大人と赤ちゃんとで使う洗剤を変えている場合、2種類の洗剤を揃えなくてはならないので洗剤にかけるお金もかかるようになります。赤ちゃん用の無添加の洗剤などは、一般の合成洗剤に比べて価格は高めです。

赤ちゃんの洗濯物を大人のものと分けるのはいつまで?

分けて洗濯するメリットだけではなくデメリットもいくつかご紹介させて頂きました。やはり赤ちゃんは肌を守るためにも「大人と赤ちゃんの洗濯物は分ける」「大人と赤ちゃんの洗剤を変える」ということをしてあげたいですね。

ですが、時間もお金もかかりなかなか大変です。いつまで分けて洗濯すればいいのでしょうか。日本アレルギー学会では、皮膚が弱い1歳までは分けて洗濯することが推奨されています。

アレルギー学会では1歳以下が最も皮膚が弱いとしているので、1歳を過ぎるまでは赤ちゃん用の洗剤を使うことをお勧めします。

引用元:マイナビニュース「小児科医に聞いてみた!赤ちゃんの洗濯物、いつまで分けた方がいい?」

先輩ママは赤ちゃんと大人の衣類をいつまで分けて洗濯していた?

大人用は節約の意味もあり、ごく一般的な安い洗濯洗剤を使用しているので、子供が小学生になるまで分けて洗濯をしていました。洗剤も赤ちゃん専用のをずっと使い続けていました。(40代ママ)
「生後半年までは赤ちゃん用のarauという洗剤を使用していましたが半年をすぎてからは大人の衣類と一緒に洗うようになりました。特に赤ちゃんの肌があれたりすることもなかったです」(20代ママ)
「赤ちゃんの衣類は、肌着等絞れるものは赤ちゃん用洗剤で別に洗い、それ以外の衣服は赤ちゃん用洗剤を使って2、3日に1回洗濯機で大人との衣服と別にして洗ってました。生後3ヶ月以降は赤ちゃん洗剤で大人の衣類も一緒に洗ってましたが、食べ物や漏れたりして汚れた物は大人の衣類とは別にして、手洗いで洗ってました。赤ちゃん用洗剤は、1歳くらいまで使用しましたし、ハイターは使用してましたが、柔軟剤は使用しませんでした。」(27歳)
「第1子の時は1歳になるまで分けて洗濯していました。第2子は生後半年ぐらいから分けずに洗濯をしていました。下の子は少し雑になってしまいましたが、上の子と比べ肌も強いように感じます。」(30代ママ)

ここからは私の経験談をご紹介させて頂きます。

我が家の洗濯事情

長男(5歳)、次男(2歳)の二人兄弟です。

長男が赤ちゃんのときの洗濯の仕方

  • 大人と長男のものを分けて洗濯
  • 長男には液体石鹸を使用、大人は合成洗剤
  • 生後8ヶ月くらいから長男がよく動くようになった。目が離せず、時間の短縮を図りたいと考えて長男のものも一緒に大人が使っている合成洗剤を使用した
  • 肌トラブルは特になかった

次男が赤ちゃんのときの洗濯の仕方

  • 乳児湿疹、乾燥、おむつかぶれが新生児のときからひどかった
  • 次男の肌のために肌に優しく、液体石鹸よりはコスパの良い粉石鹸(ミヨシ「そよ風」)を使用
  • 次男が生まれたときは、長男は3歳でまだまだ手がかかる
  • 洗濯時間を短縮するため、大人・長男・次男のもの全て一緒に粉石鹸で洗濯(汚れがひどいものは別にして洗う)

現在も湿疹やおむつかぶれはたまに出ますので、上記の洗濯方法を採用しています。今現在使用している粉石鹸(ミヨシ「そよ風」)は以下のような商品です。

ミヨシ 「そよ風」

石鹸で有名なミヨシの粉石鹸です。

特徴

  • 成分は、「純石けん分(60%脂肪酸ナトリウム)、アルカリ剤(炭酸塩)、金属イオン封鎖剤」のみ
  • 天然油脂が主原料なので、肌にも環境にも優しい

大人のものと赤ちゃんのものを一緒に洗濯するときの注意2つ!

大人のものと赤ちゃんのものを一緒に洗濯する場合でも以下のことには注意しましょう。

1.柔軟剤は使わないか赤ちゃん用のものを使う

衣類をふんわりとさせるために柔軟剤を使用することがありますが、この柔軟剤にも合成界面活性剤が含まれています。

陽イオン系の界面活性剤を主成分とし、製品によって、仕上がりをさらに良くするための性能向上剤、安定した性能を保つための安定化剤などが配合されています。

引用元:花王株式会社「Q.柔軟仕上げ剤の成分と働きは?」

陽イオン系の界面活性剤を衣類に残すことで、衣類がふんわりと仕上がります。この衣類に残された界面活性剤が、赤ちゃんの肌荒れを引き起こすことがあります。また、柔軟剤に含まれている香料自体もアレルギーを引き起こすことがあるので、柔軟剤の使用は避けるか、赤ちゃん用の柔軟剤を使用するようにしましょう。赤ちゃん用の柔軟剤は、赤ちゃんの肌に優しい成分が使われています。

2.「ホルムアルデヒド」を避けるため、大人の新品のものとは一緒に洗わない

新品の繊維用品にはホルムアルデヒドが使用されています。ホルムアルデヒドを使用して加工することで、繊維用品が縮んだりしわになったりするのを防ぐことができます。しかし、高濃度のホルムアルデヒドに触れることで、ひび割れ、肌荒れなどの肌トラブルが起きることがあります。赤ちゃんは大人より皮膚が弱いです。

このため、厚生労働省の「有害物規制法」により生後24ヶ月以内の繊維用品に含まれるホルムアルデヒドの量が厳しく規制されています。

新品の赤ちゃんの衣類に含まれるホルムアルデヒドが少なくても、新品の大人の衣類と一緒に洗濯してしまうと、大人の衣類に含まれるホルムアルデヒドが赤ちゃんの衣類に付着してしまいます。大人の新品の衣類を洗濯する際には、赤ちゃんの衣類を一緒に洗わないようにしましょう。

まとめ

まとめると、赤ちゃんの洗濯物と大人の洗濯物を分けるメリットとしては、

  • 大人の服に付着している菌・汚れが赤ちゃんの服に再付着するのを防ぐ
  • 赤ちゃんと大人の洗剤を変えることで、赤ちゃんの肌を守ることができる

ということです。デメリットは「洗濯にかかる時間」「使う水の量や洗剤の量」「洗剤代」の増加です。肌機能が未熟な1歳頃までは分けて洗濯することが、アレルギー学会で推奨されています。赤ちゃんの肌の様子・ママの時間などを考えつつ、ご家庭に合った洗濯方法を探していきましょう。

参考:厚生労働省「ホルムアルデヒド、1,3-ブタジエン及び硫酸ジエチルに係る健康障害防止対策について」横須賀市「赤ちゃんの衣類とホルムアルデヒド」

 

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