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うちの子ちょっと小さいかも・・・。小学生の平均的な身長・体重って?病気の可能性も?

      2019/01/31

小学生にもなるとお友だちが家に遊びに来る機会が増えますね。また、参観日などで集団の中にいる自分の子供を見たとき、ふとお友だちとの成長の差に気が付くことがあります。「うちの子、ほかの子と比べてなんだか小さい?」「痩せすぎているかも」などと成長の差を感じることもあるのではないでしょうか。

親としては、わが子の身長・体重が平均値以内におさまっていれば安心ですよね。もっと小さかった乳児期は、母子手帳を見れば成長曲線をすぐに見ることができました。しかし小学生ともなると、学期ごとに行われる身体測定の結果のみで判断しなければなりません。

そこでまずは小学生の平均身長・体重をみて、自分の子供が平均値と比べて大きいのか小さいのかを知っておきましょう。


小学生の平均的な身長・体重ってどのくらい?

では、学年ごとの平均的な身長・体重ってどのくらいなのでしょうか。下の数値は文部科学省が発表した平成30年度の統計です。男女別にまとめましたので、まずは自分の子供の学年の平均値を知っておきましょう。

学年別の平均身長・体重

小学1年生 平均身長/体重 男子 116.5cm/21.4kg  女子 115.6cm/20.9kg

小学2年生 平均身長/体重 男子 122.5cm/24.1kg  女子 121.5cm/23.5kg

小学3年生 平均身長/体重 男子 128.1cm/27.2kg  女子 127.3cm/26.4kg

小学4年生 平均身長/体重 男子 133.7cm/30.7kg  女子 133.4cm/30.0kg

小学5年生 平均身長/体重 男子 138.8cm/34.1kg  女子 140.1cm/34.1kg

小学6年生 平均身長/体重 男子 145.2cm/38.4kg  女子 146.8cm/39.1kg

引用: 文部科学省

お子様の身長・体重は平均値と比べていかがでしたか?今自分の子供は平均より大きいのか小さいのか、もしくは平均値以内の数値におさまっているのかが分かったと思います。ですがこの数値で分かることはあくまで「平均値」です。

それぞれ子供によって身長の高さはさまざま。次に「身長にたいして体重は十分であるか」を調べてみましょう。つまり「痩せ」ているのか「太っている」のかを求めます。

子供のBMIを計算してみましょう

BMIを計算することによって、身長に対して体重の値が低いのか高いのか、つまり痩せているのか太っているのかがわかります。ダイエットなどで参考にするためにBMI値を求めたことがある方も多いのではないでしょうか?

BMIとは?[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値。肥満や低体重(やせ)の判定に用いる。引用元:e-ヘルスネット

しかし上記の計算式でもとめられる数値は、大人向けのものなんです。小学生にはローレル指数というもので表していきます。

ローレル指数(ローレルしすう、Rohrer index)は児童・生徒の肥満の程度を表す体格指数。Fritz Rohrer(1888-1926,生理学,スイス)によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる[1]。 日本では、学童期小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため年齢、性別によって標準値が変動するという欠点がある[1]。小学校低学年では120~140、高学年では110~135ぐらいを呈する[1]引用:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

計算式はこちらです。

ローレル指数=[体重(kg)÷身長(cm)の3乗]×10の7乗

ローレル指数が100未満であれば痩せ160以上であれば肥満です。

いかがでしょうか?この数値が「痩せ」に当てはまった方は少し心配になってしまうかもしれません。子供の成長には個人差がありますが、親としてはその成長を少しでも助けたいと思いますよね。毎日の生活から原因を探り、改善できるところがあれば見直してみましょう。

毎日の食事に原因があるかも・・・

子どもの成長を助ける栄養素5つ

子供の成長を助けるために欠かせないもののひとつは毎日の食事です。様々な栄養素のなかから特に子供の成長に効果のある栄養素を5つご紹介します。

1.タンパク質

はたらき:筋肉、骨、血をつくる

含まれる食べ物:牛肉、牛乳などの乳製品、納豆、ほうれん草、ブロッコリーなど

2.炭水化物

はたらき:筋肉をつくる

含まれる食べ物:ごはん、パン、うどんなどの麺類、じゃがいもなど

3.カルシウム・マグネシウム

はたらき:ともに骨と歯を丈夫にする

含まれる食べ物:カルシウム…チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、しらすや小松菜など

マグネシウム…ほうれん草、納豆など

4.亜鉛

はたらき:体の細胞を合成する

含まれる食べ物:牡蠣、レバー、牛肉など

5.アルギニン

はたらき:成長ホルモンを分泌させる

含まれる食べ物:大豆、卵黄、高野豆腐など

アルギニンとは?

アルギニンはアミノ酸の一つです。
体内でも合成されるため、非必須アミノ酸に分類されます。

しかし、乳幼児や成長期の子供、大きなケガや手術後など体力消耗が激しいときは十分に合成できないことがあります。

また、年齢を重ねると共に体内での合成量が減るため、大人でも十分摂ることがすすめられています。

どんな効果・効能なのだろう?

  • 成長ホルモンの合成を促進=脂肪の代謝を促して筋肉組織を強化したり、身長の伸びにつながります。
    大人ではアルギニンは十分量作られ、成長ホルモンは成長期の10代で最も多く分泌され、加齢とともに減少し40代では約半分まで低下すると言われています。引用元:官公需適格組合 協同組合 藤沢薬業協会

子供の成長を助ける栄養素5つを紹介しました。聞きなれた栄養素はいくつかありますが、ここで注目したいのは「アルギニン」です。こちらは成長ホルモンの分泌を助けるはたらきがあるということで、積極的に取り入れたいですね。

睡眠が足りていない?

寝る子は育つは本当?

昔から「寝る子は育つ」といわれていますが、これは本当です。「育つ」というのも、単に体の成長だけではありません。睡眠を十分にとれている子供とそうでない子供には学力にも差が出ると言われており、成長期の子供にとって「睡眠」がどれだけ大切なのかがわかります。

小学生の理想の睡眠時間はどれくらい?

それでは小学生に必要な睡眠時間とはいったいどのくらいなのでしょうか?理想の睡眠時間は1~3年生の低学年と4~6年生の高学年では少し差があります。

理想の睡眠時間

・低学年(1~3年生)…10時間~10時間半

・高学年(4~6年生)…9時間~9時間半

学校の登校時間を考えると毎朝7時までには起きてもらいたいところです。ですから低学年の場合夜9時高学年でも夜10時までには寝ている必要がありますね。

成長ホルモンは寝ている間につくられる

睡眠にはレム睡眠ノンレム睡眠があります。レム睡眠は体が眠っている状態、ノンレム睡眠は脳が眠っている状態です。人は寝ている間、このレム・ノンレム睡眠を1.5~2時間おきに繰り返しています。そのうち、成長ホルモンが多く分泌されるのはノンレム睡眠の時なのです。

体の成長に関してより重要とされるのが、成長ホルモンが分泌される時間帯の「ノンレム睡眠」です。~中略~

眠りの深い睡眠をとれているかどうかは、成長のための大きなポイントになります。 睡眠の「時間」だけではなく眠りの「質」にも注意し、ぐっすりと深く眠ることが、成長のためには不可欠と言えます。引用元:高光製薬株式会社

この成長ホルモンが一番多く分泌されるのは夜10時~午前2時ごろまで。ですから理想の睡眠時間と照らして考えると、やはり夜の9時までには布団に入っていることが理想ですね。

また寝る前にはスマホやテレビなどはできるだけ見ず、質のよい眠りにできるようにしましょう。

子供の身長は親からの遺伝?

遺伝だからしょうがない?

子供の成長、とくに身長の伸びには遺伝が関係しているといわれています。身長の遺伝の確率については諸説ありますが、背の低い親から背の高い子供は絶対に生まれない、というわけではありません。

・生活習慣で改善が可能!

たとえば背の高い両親から生まれた子供は、両親と同じように高身長になる確率は高いです。これは遺伝的要因。しかしながら、成長期の大事な時期に偏った食事をして成長ホルモンの分泌が盛んな時間にきちんと睡眠をとらなかったとしたら、どうでしょうか。必要な栄養を体に取り込めず、成長ホルモンの分泌も十分にされませんね。これが後天的要因です。

つまり親の身長が低くても、栄養たっぷりのご飯や十分な睡眠をとることで、子供の成長を助けてあげることができる=体を大きく、強くすることができるということです。

病気の可能性も…

また、生活習慣や遺伝のほかに、病気が原因の場合がまれにあります。学年があがっても身長の伸びが著しく遅かったり、今までは平均値の中にいたのにどんどん背の順が前のほうになっていったり。そんな場合は、体が成長ホルモンの分泌をうまくできていないのかもしれません。

子供の成長を妨げる要因となる病気はいくつかありますが、代表的なものは成長ホルモン不全性低身長症です。

成長ホルモン不全性低身長症

下垂体から成長ホルモンの分泌が十分にされず、成長のスピード極端に遅くなってしまう病気です。原因はいくつかあり、器質性(脳腫瘍や髄膜炎、外傷によるもの)、遺伝性によるもの、あとは原因不明の突発性によるものです。成長ホルモン不全性低身長の原因の多くはこの突発性によるものです。その割合は90%以上にものぼり、原因は詳しくはわかっていません。

90%以上が「特発性成長ホルモン分泌不全性低身長症」

成長ホルモン分泌不全性低身長症では、その90%以上が原因が分からない特発性のものです。出生時はほぼ平均身長で、1歳前後から身長が低めとなり、年を経るごとに平均身長との差が大きくなるのが特徴です。
現在考えられることは、出産時からすでに脳下垂体に異常があって、これが原因で成長ホルモンが不足していると推定されていますが、これについてもいまだ原因がわかっていません。

引用元:身長を伸ばす方法

 

せいちょうほるもんぶんぴつふぜんせいていしんちょうしょう

成長ホルモン分泌不全性低身長症

成長ホルモン分泌不全性低身長症とは、身長の伸びに重要なホルモンである「成長ホルモン」が不足することから身長が低くなる病態を指します。原因は多岐にわたり、周産期の異常がきっかけになることもあれば、頭蓋咽頭腫などの脳腫瘍を原因として発症することもあります。また、原因を特定できない、特発性成長ホルモン分泌不全性低身が多いことも知られています。

引用元:メディカルノート

早めの治療が大事!

成長ホルモン不全性低身長症のほかにも、臓器の異常や甲状性ホルモンの異常など、さまざまな原因が隠れていることがあります。小児内分泌科には成長ホルモン不全性低身長症の専門医がいます。あきらかに成長が遅いと感じたときには、お近くの病院を検索されてみることをお勧めします。

子供たちが健やかに育つために

昔のように家の柱で背の高さに印をつけて、自分の成長を実感するような機会も減ってしまいましたが、今も昔も同じように子供の成長は親にとって大きな喜びです。小学校の6年間は体も心も大きく変化していく時期です。これからの子供の成長のため、できるところから生活の改善を始めてみてはいかがでしょうか。

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