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赤ちゃんの頭が大きいのは病気?赤ちゃんの頭囲の平均と頭が大きい原因を解説

      2019/05/30

赤ちゃんの頭が大きいと、頭部や脳に何か異常や問題があるのではないかと、赤ちゃんのことを心配してしまいますよね。赤ちゃんは言葉を話すことができませんので、どこか体調が悪くても自分の言葉で伝えることはできません。

自分の子供と周囲の子供を比べてはいけないと思っても、不安なことがあるとついほかの赤ちゃんと比べてしまうもの。正しい知識を知って、不安を取り除くようにしましょう。

ここでは、赤ちゃんの頭囲の平均や頭が大きいことで考えられる原因についてお伝えします。医療機関のホームページや厚生労働省の発表を参考にご紹介しますので、どんなことが原因になっているのかを知ることで、解決方法をさがしてくださいね。大切な赤ちゃんの健やかな成長を願って、元気に育てましょう。


うちの赤ちゃんの頭は大きい?平均の頭囲

周囲の同じ月例の赤ちゃんと比べて自分の子供の頭が大きく感じてしまうと、何か病気が原因ではないかと不安な気持ちになりますよね。赤ちゃんの平均の頭囲は一体どのくらいなのでしょうか。出生時~1歳までの赤ちゃんの頭囲の平均を、月例・男女別に見てみましょう。

月例別の頭囲の平均~男の子の場合

  • 出生時・・・33.5㎝
  • 生後30日・・・36.7㎝
  • 生後1ヶ月以上2ヶ月未満 ・・・38.0㎝
  • 生後2ヶ月以上3ヶ月未満 ・・・39.9㎝
  • 生後3ヶ月以上4ヶ月未満 ・・・41.4㎝
  • 生後4ヶ月以上5ヶ月未満 ・・・42.3㎝
  • 生後5か月以上6ヶ月未満 ・・・43.0㎝
  • 生後6ヶ月以上7ヶ月未満 ・・・43.6㎝
  • 生後7ヶ月以上8ヶ月未満 ・・・44.2㎝
  • 生後8ヶ月以上9ヶ月未満 ・・・44.6㎝
  • 生後9ヶ月以上10ヶ月未満・・・45.1㎝
  • 生後10ヶ月以上11ヶ月未満・・・45.5㎝
  • 生後11ヶ月以上12ヶ月未満・・・45.9㎝

出典:厚生労働省 一般調査及び病院調査による頭囲の身体発育値

月例別の頭囲の平均~女の子の場合

  • 出生時・・・33.0㎝
  • 生後30日・・・35.9㎝
  • 生後1ヶ月以上2ヶ月未満 ・・・37.0㎝
  • 生後2ヶ月以上3ヶ月未満 ・・・38.9㎝
  • 生後3ヶ月以上4ヶ月未満 ・・・40.2㎝
  • 生後4ヶ月以上5ヶ月未満 ・・・41.2㎝
  • 生後5か月以上6ヶ月未満 ・・・41.9㎝
  • 生後6ヶ月以上7ヶ月未満 ・・・42.4㎝
  • 生後7ヶ月以上8ヶ月未満 ・・・43.0㎝
  • 生後8ヶ月以上9ヶ月未満 ・・・43.5㎝
  • 生後9ヶ月以上10ヶ月未満・・・43.9㎝
  • 生後10ヶ月以上11ヶ月未満・・・44.3㎝
  • 生後11ヶ月以上12ヶ月未満・・・44.7㎝

出典:厚生労働省 一般調査及び病院調査による頭囲の身体発育値

上記で頭囲の平均をご紹介しましたが、これはあくまでも平均の頭囲です。

赤ちゃんの頭が大きい原因は病気?

頭が大きいことの原因が全て病気であるとは限りませんが、何らかの病気が原因で赤ちゃんの頭が大きいことを「巨頭症」と言います。巨頭症の赤ちゃんは、生まれたときは頭囲に特に問題が見られず、ほかの赤ちゃんと比べても頭が大きいと感じることはありません。

ですが、赤ちゃんの成長とともに、何らかの病気が原因になり、後天的に発症することが多いです。巨頭症の赤ちゃんの中には、頭囲が大きくなること以外にも、知能や運動機能の発達が遅くなるなどの影響が出る赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの頭が大きい「巨頭症」の原因

赤ちゃんの頭が巨頭症で大きいの場合はその原因となる病気があります。では、一体どんな病気が原因になっているのでしょうか。巨頭症の原因となる病気について以下で見てみましょう。

水頭症

水頭症には、ママのおなかの中で風疹に感染したことや遺伝が原因となる、生まれつき頭が大きい先天性の水頭症と、生まれてからケガなどで頭蓋内出血や脳腫瘍・脳炎が原因で起きる後天性の水頭症があります。

脳の中に髄液や水が溜まることが原因となり、後天性の水頭症の場合は年齢を問わず発症することがあります。知的・歩行に障害が起きてしまう可能性もあるため、治療を行う必要があります。

水頭症とは脳室(脳の中の水がたまる部屋でそれぞれ側脳室・第3脳室・第4脳室などと名前の付いた部屋があります。)などに異常に大量の髄液(脳や脊髄の周りを循環している透明の水)が貯留し、脳室などが拡大した状態を言います。

引用元:独立行政法人 国立病院機構大阪医療センター 

硬膜下血腫

頭を強くぶつけたあとに、脳の表面に血液が溜まってしまう病気です。症状はすぐに出るのではなく、1日程度経過してから症状が出ることもあります。硬膜下血腫の場合は、以下のような症状が出ることがあります。

硬膜下血腫が疑われる障害

  • 何度も嘔吐する
  • 意識障害があり痙攣がおきる
  • 息をしていない
  • 顔色が青い
  • 呼吸が止まっている

頭をぶつけたあとに上記のような症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

特に気をつけなくてはならないのは首の座る前の乳児です。このころは、頭が体と比べて大きく、頭を打った時の手足の防御反応も十分ではありません。さらに、成長が著しい時期であるため、脳の発達と頭蓋骨の発達がアンバランスとなって、頭蓋骨と脳との間に隙間ができて、頭蓋内出血を起こしやすくなります。

引用元:東京女子医科大学東医療センター脳神経外科

硬膜下水腫

細菌感染または頭部に外傷を負って数時間~数日後に症状が出ることが多く、脳の表面にあるくも膜が破れてそこに髄液や血液が溜まってしまうことで発症します。症状がみられたときは、頭部をぶつけるなどしてはいないか確認してみましょう。

2歳未満のお子さんでは、転倒などにより軽く頭を打っただけなのに後になって頭の中に血のかたまり(血腫)ができて症状を表し、手術などが必要になる場合が稀にあります。

引用元:新世紀脳神経外科

くも膜のう胞

くも膜に髄液が溜まることが原因です。赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかいことで頭部が膨らんでしまいます。脳が圧迫されてしまうことがあり、小児の時期に発症することが多いです。

遺伝や体質で頭が大きい赤ちゃんもいる

パパやママも赤ちゃんの頃に頭の大きな子供だった場合、遺伝が原因で頭が大きくなる赤ちゃんもいます。また、もともと頭が大きな体質の赤ちゃんもいますので、頭が大きいからと言って「病気なのではないか?」と心配しすぎないようにすることが大切です。

それまでは普通だったのに赤ちゃんの頭が急激に大きくなったなど、明らかになおかしいと思うときは、小児科などを受診して医師の診断を仰ぎましょう。

頭の大きさが成長曲線に収まっていれば問題がないことが多い

赤ちゃんの頭が大きくて不安に感じても、赤ちゃんの頭囲が成長曲線の中に収まっているのであれば特に心配することはありません。

周りの人に頭が大きいことを指摘されたり、大切な赤ちゃんの健康が気になって心配になることもあるでしょう。ですが、頭囲が成長曲線から出ていないのであればそれが赤ちゃんの個性なのだと考え、健やかな成長の様子を見守ってあげるようにしましょう。

赤ちゃんの頭が大きく感じるときは、水頭症などの病気が原因で頭が多いこともあります。ですが、遺伝や体質で頭が大きい赤ちゃんもいますので、必ずしも病気が原因で頭が大きいとは限りません。

ですが、頭をぶつけた・嘔吐がある・急に頭が大きくなったなどの異変がみられる場合は、ケガや病気が原因になっていることもあります。その場合はかかりつけの小児科を受診し、医師に適切な診断を仰ぎましょう。

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