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赤ちゃんの手足が冷たい原因と対処法・発熱時に手足が冷たくなる理由を解説

      2019/02/12

赤ちゃんの手足が冷たいことにびっくりした経験があるママもいるのではないでしょうか。手足が冷たいと、寒いのではないか・洋服や肌着を着せる枚数が足りないのではないかと、不安な気持ちになりますよね。大切な赤ちゃんの健康状態が気になってしまうことでしょう。

私も二人の子供を育てている母親ですが、子供が小さい頃は少しの体調の変化にも敏感になり、乳児検診や母親教室で聞くことでアドバイスをもらい、不安を解消していました。

ここでは、赤ちゃんの手足が冷たい原因についてお伝えします。赤ちゃんの体のことについて知って、不安のない子育てができるようにしてくださいね。また、手足が冷たいときの対処法についてもご紹介します。赤ちゃんの体温をうまく調整してあげましょう。実際に乳児検診・母親教室で学んだこと、自分なりに勉強したことを参考にしてお伝えします。

「参考:白クマ先生の子ども診療所・花王」


赤ちゃんの手足が冷たいけど大丈夫?

赤ちゃんはまだ上手に体温を調整することができません。手足が冷たいとびっくりしてしまいますが、赤ちゃんの手足は冷たいことが多いのです。これは、赤ちゃんが手足で体温の調節をしているからで、ごく普通のことでもあります。ですから、赤ちゃんの手足が冷たくなっていてもママは慌てずにいることが大切なのです。

皮下脂肪が少ないから熱が逃げやすい

赤ちゃんは大人と比べると皮下脂肪が少ないため、熱が体の外に逃げやすくなっています。まだ体も発達していないため、気温の変化に柔軟に対応することが難しく、手足を冷やすことで体温の調整をしています。

手足を冷やすと毛細血管が縮みます。そのことで体の中に熱をため込み、赤ちゃんの体全体を使って体の外に熱を逃がさないようにしてうまく体温を調節しているのです。

赤ちゃんの手足が紫色になっている時

赤ちゃんの手足が冷たくなっている時、肌の色が紫色になっていることもあります。赤ちゃんの可愛い手足が紫色になっていたら不安になるママもいるでしょうが、あまり心配しすぎる必要はありません。

赤ちゃんの手足が紫色になっているのは、血液がしっかりと手足の先まで送られていないからです。手足が冷たいうえに紫色に変色していたら、病気や体調不良を考えてしまうことでしょうが、赤ちゃんが元気に過ごしているようであれば心配しすぎる必要はありません。

 

赤ちゃんの手足が冷たいときは温めたほうがいい?

赤ちゃんの手足が冷たくなっていると、赤ちゃんが寒いのではないかと思って手足を温めてあげたくなりますが、厚手の靴下を履かせたり、布団の中に寝かせている時に靴下を履かせるようなことをすると、上手に体温調節ができなくなってしまう可能性があります。

上記でもお伝えしましたが、赤ちゃんはうまく温度調節ができないため、手足を冷やすことで体温の調節をしています。寒いのではないかと考えて靴下を考えると、毛細血管が緩んで熱が体の外に逃げてしまうことになり、体温が上がりすぎたときには熱が逃げていかず、体の中にこもってしまうことになります。

夏暑いときには体温が上がらないように熱エネルギーを外に出そうとし、皮膚に流れている毛細血管を拡張して熱を外に出そうとします。暑いとき顔や手足が赤くなっているのはそのためです。

引用元:白クマ先生の子ども診療所

赤ちゃんは、まだ未熟な体の機能の中で上手に体温の調整をしようと頑張っていますが、その時に靴下を履かせてしまうとその機能がうまく使えなくなることもあるのです。

赤ちゃんが裸足で過ごすことのメリット

赤ちゃんが裸足で過ごすことには色々なメリットがあります。大人と同じ感覚で靴下を履かせると、そのメリットを生かすことができなくなることも考えられます。

裸足で過ごすメリット

  • ハイハイをするときに足が滑らない
  • つかまり立ちをしたときに足の裏で立つ感覚をつかめる
  • 歩くときにバランスがとりやすい
  • 歩くときに滑りにくい
  • 裸足で色々なものに触れることで自律神経が養われる

上記のようなメリットを考えてみても、赤ちゃんが裸足で過ごすほうが赤ちゃんの成長に良い影響を及ぼします。

赤ちゃんの体温調節の方法

では、一体どのような方法で赤ちゃんの体温を調節すればいいのでしょうか。赤ちゃんが過ごしやすい環境を知って、正しい体温調節をしましょう。

エアコンの温度設定

  • 夏・・・エアコンの設定温度を26度~28度にして赤ちゃんに直接冷たい風が当たらないようにする
  • 冬・・・暖房を18度~20度に設定し、部屋の空気が乾燥しないように気を付ける

夏はエアコンを上手に使って涼しく過ごさせましょう。室温は26~28度に設定し、冷気が直接赤ちゃんに当たらないようにします。冬の暖房は、設定温度を18~20度にして、空気が乾燥しないように気をつけましょう。

引用元:花王

赤ちゃんが過ごす部屋でエアコンを使用するときは、設定温度や風向き・部屋の乾燥に注意するようにしましょう。

衣類での体温調節

赤ちゃんの手足が冷たいときは、赤ちゃんの背中やおなかに手を当てて体温を調べてみましょう。手足が冷たいときでもおなかや背中が温かい場合は特に衣類を着せる枚数を増やす必要はありません。

反対に、おなかや背中がひんやりしているようなら、肌着を一枚多く着せて体温調節をしましょう。

発熱時に手足が冷たいことについて

赤ちゃんが熱を出したときは手足が冷たいことがあります。これは、赤ちゃんの脳が体内に侵入したウイルスを、体温をあげることで撃退しようとするからです。

赤ちゃんの脳は、体内にウイルスが侵入したときに体温を上げるように指示を出します。この時、熱が外に出てしまわないように毛細血管を細くします。寒いときは身体が震えるものですが、これと同じ原理で筋肉を震わせ、熱を作り出して赤ちゃんの体内に侵入したウイルスを退治しようとします。

体温が脳の出した指示の高さまで上がると、熱を作る必要がなくなるため手足も温かくなります。

脳は体の中に熱エネルギーをためるように指示します。それは気温が寒いときの体の反応と同じです。手足が冷たく感じ、ぶるぶる震えるのです。

引用元:白クマ先生の子ども診療所

まとめ

赤ちゃんは体温調節をする機能が未熟です。体の皮下脂肪も少ないことから、体の中から熱が逃げやすくなっています。このため、手足を冷たくすることで赤ちゃんの毛細血管を収縮させ、体のなかから熱が逃げないように対処をしています。

手足が冷たいからといって靴下を履かせたりすると、体温調節が上手にできなくなってしまいます。おなかや背中が冷えていないのであれば、そのまま過ごさせてあげましょう。

また、熱があるのに手足が冷たい原因は、ウイルスを撃退するために身体を震わせて熱を出すための反応で、熱が上がりきったころには手足も温かくなります。

赤ちゃんの手足が冷たいと心配になりますが、赤ちゃんが元気に過ごしているようであれば問題はありません。室温などに気を付けて見守ってあげましょう。

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