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母乳が出た!妊娠してないないのに母乳が出ることもあるの?母乳が出る色々な理由を解説

      2018/11/24

妊娠して出産をしたわけではないのに母乳が出ていたら、何か病気ではないかと心配になってしまいますよね。妊娠経験がないのに母乳が出ているというときは、母乳が出る原因がわからずに不安な気持ちを抱えて過ごすことでしょう。

妊娠をしていないのに母乳が出るのは、一体どうしてなのでしょうか。そもそも妊娠しなくても母乳は出るの?

そこで今回は、妊娠しているわけではないのに母乳が出る理由について調べてみました。原因を知って、適切な対処をしましょう。妊娠をしていないのに母乳が出る原因についてお伝えしていきます。


妊娠していなくても母乳が出ることってあるの?

妊娠経験がないのに母乳や母乳のようなものが出てくることはあります。これは母乳ではなく乳頭から出てくる分泌物で、乳房の中にある乳管から分泌されているものの場合があります。

妊娠をしていないのにも関わらず、乳頭から母乳のようなものが出てくると、どこか悪いのではないか・病気なのではないかと心配になることもあるでしょう。

ですが、妊娠や出産経験がない女性や授乳中でない女性の乳頭からも、このような分泌物が出てくることがあるのです。

正常な分泌物であれば、透明に近い色・もしくは白っぽい色をしていて、時にはこの分泌物が緑や黄色・茶色っぽい色をしていることもあります。

乳頭から出る分泌物が異常なものである時は、乳頭が窪んだり赤く腫れる・ただれるなどの異常を伴うことがあり、乳房を刺激したわけではないのにどちらか片方の乳頭から分泌物が出る場合は、何か異常が起きている可能性もあるため、婦人科を受診して正しい診断を仰ぎましょう。

母乳のような分泌物については、以下で詳しく説明していきますので、参考にしてくださいね。

妊娠していないのに母乳が出るのはなぜ?

妊娠していなくても母乳や母乳のような分泌物が出るのは一体どんな時なのでしょうか?妊娠していなくても母乳が出る原因と、母乳ではなく分泌が出る原因を見てみましょう。

乳頭を刺激した

特に妊娠を経験したことがある女性に多いのですが、乳頭を刺激することによって母乳が生成され、そのことが原因となって母乳が分泌されることがあります。一次的なケースが多いため、心配する必要はありません。あまり心配し過ぎずに様子を見るようにしましょう。

身近な人が出産をした・赤ちゃんを抱っこした

自分の身近な人が出産をしたときや、赤ちゃんを見たり抱っこしたりすることによって、母乳が分泌されることもあるようです。まだはっきりとした原因は解明されていませんが、母性本能が働くことによって母乳が分泌されるのではないかと考えられています。女性の身体は不思議ですね。

乳管が炎症を起こしている

乳管が炎症を起こすことによって、緑色や黒っぽい色の分泌物が出ることがあります。40代~50代の女性に見られることが多く、治療の必要があります。分泌物の色が緑色であったり黒っぽい色の場合は、婦人科を受診して適切な治療をしましょう。

乳腺症

乳房に触れると硬くなって痛みを感じます。透明や黄色、黄緑色の分泌物が出ることがあり、約半数の女性が乳腺症になる可能性があります。

薬の副作用

薬の服用が原因となって母乳の分泌を促されることがあります。抗うつ剤や精神安定剤、胃薬、ピルなどを服用している副作用で母乳が出ることがあります。また、これが原因で母乳が分泌されることは、女性に限らず男性でも起こりうることです。

妊娠していないのに母乳が出るのは高プロラクチン血症かも

妊娠や出産をしていないのにも関わらず、プロラクチンが過剰分泌されてしまう病気です。プロラクチンは妊娠中に乳腺の発達を促し、出産してから母乳の分泌を促進するホルモンで、このプロラクチンが何かの原因で過剰に分泌されてしまうことが原因で妊娠していないのに母乳が分泌されるようになります。

プロラクチンとは脳の下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺の発達を促進し、乳汁を分泌させる働きを持っています。

引用元:みむろウィメンズクリニック

プロラクチンが増える原因

  • ストレス
  • 甲状腺機能の低下
  • 薬の内服による副作用
  • 下垂体腺腫(下垂体に出来るほとんどの場合が良性の腫瘍)

下垂体腺腫はホルモン産生つまり内分泌に関わる下垂体と呼ばれる器官のなかで、その前葉と呼ばれる部分から発生する腫瘍です。成人(20~50歳)に多く、3番目に多い脳腫瘍です。殆どが良性であり、悪性のものはごく稀です。

引用元:秋田県立脳血管研究センター

 

このほかにも、流産や中絶が原因となって高プロラクチン血症になる事もあります。

高プロラクチン血症が不妊の原因になる事も

高プロラクチン血症が原因で不妊になってしまう人もいます。高プロラクチン血症が不妊の原因となっている場合は、治療を行うことで妊娠できる可能性も高くなります。排卵が起こらない原因の2割前後が高プロラクチン血症が原因になってると考えられています。

授乳期間中でもないのに血中のプロラクチン濃度が高値を示す場合、そのことを高プロラクチン血症といいます。高プロラクチン血症になると、授乳中と同じような卵巣への抑制が働く事により、不妊(排卵障害・無月経)に結びつくといわれております。

引用元:みむろウィメンズクリニック

高プロラクチン血症はどうすればわかるの?

母乳が出る原因が高プロラクチン血症かどうかを調べるには、婦人科を受診して血液検査をすることになります。

血液中のプロラクチン濃度が約15mg/ml以下であれば正常な数値になり、それよりも数値が高い場合は高プロラクチン血症と診断されることになります。

プロラクチンの血中濃度が高い場合でも、薬を服用して治療を行うことで血液中の血中濃度を下げることができますから、しっかりと治療しましょう。

下垂体腺腫が原因の高プロラクチン血症の場合、ドパミン作用薬を使用した薬物治、療腫瘍が大きい場合は手術での治療を行うことになります。

最低でも1年の治療期間が必要になり、3年間の治療後数値が正常化して腫瘍のサイズが小さくなった場合は、治療の中止や減量を行うことになります。

薬の副作用での高プロラクチン血症の治療は、原因となった薬の服用を中止するかどうか、主治医と相談して治療方針を決めましょう。

 

まとめ

妊娠をしていない人でも、乳頭を刺激したり乳管が炎症を起こすなど、色々な理由で母乳や分泌物が出ることがあります。

母乳が分泌されるのは妊娠や出産をした女性だけだと思っていた人は、思い当たらないのに母乳が出ることを不安に思うかもしれませんね。今回ご紹介した内容を参考に、自分の症状と照らし合わせてみてください。

何か異常を感じる場合は、婦人科を受診して適切な診断を仰いでくださいね。

また、母乳の分泌が高プロラクチン血症が原因の場合、この病気が原因となって不妊になってしまうこともあります。妊娠を望んでいる場合は治療をすることで改善することができますので、婦人科を受診して治療をするようにしましょう。

高プロラクチン血症はストレスが原因になる事もあります。女性の体はデリケートですから、ストレスを溜め込まないようにして過ごすようにしましょう。

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