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子供がいじめられたら子供の心のケアは?学校への相談はどうする?相手の子の親へクレームはNG?学校はずっと休ませる?

      2018/11/22

小学校に通っているお子さんの表情が最近暗いので、理由を尋ねたところ「小学校でいじめられている」と言われたママ。大切なお子さんがいじめられているなんて、とても心配ですよね。親としては「何とかしてあげたい」という気持ちがとても強くなります。

ですが、親が対策を取ることでお子さんが余計にいじめられてしまうという悲しい結果になるおそれもあります。かといってこのまま見過ごすこともできないですよね。そこで、お子さんがいじめられてしまっている場合、親としてはどうしたらいいのかを今日は一緒に考えていきましょう。

「お子さん本人への対応」「学校への対応」「相手側への対応」について、分けてご紹介します。また、「学校へ行きたくない」と言うお子さんに、学校へ行く以外の選択肢も提示してあげられるよう、ご紹介していきます。


子供がいじめられたら、子供の心のケア方法は?

まずは何よりもお子さんの心のケアを優先しましょう。いじめられてとても傷ついており、絶望していることが多いです。ママとしては「どんな風にいじめられているのか」「誰にいじめられているのか」「先生は知っているのか」など、詳しく聞きたい気持ちになっていることでしょう。

ですが、今一番大事なのは「いじめの詳細を知ること」ではありません。傷ついたお子さんの心に寄り添い、「ママやパパはあなたの味方だよ」と伝えてあげることです。「何があっても安心していられる場所=自分の家」であるということを、お子さんに改めて認識してもらうことで、お子さんの心のよりどころができます。お子さんには以下のような言葉をかけてあげましょう。

1.「よく話してくれたね、ありがとう」

いじめられている子の中には、いじめられていることが恥ずかしく、「ママやパパには知られたくない」と考える子もいます。そういった子がママやパパにじめられていることを打ち明けてくれたのは、とても勇気がいることです。まずはその勇気を受け入れ、褒めてあげて下さい。

2.「つらかったね」「ずっと我慢してたんだね、えらかったね」

学校に行くのもつらかっただろうに、毎日1人で我慢して通い続けていたお子さんはとても立派です。そのがんばりを褒めてあげましょう。

3.「もう我慢しなくていいんだよ」「ママやパパはあなたの味方だからね」

1人で我慢するのはもうおしまい、これからはママやパパが一緒にいて助けるということをきちんと伝えてあげましょう。いじめられて「自分は1人ぼっちだ」と悲しんでいるお子さんに、1人じゃないということを思い出してもらいましょう。ママやパパが味方でいてくれるということは、これから生きていく上で何度でもお子さんの力になります。

子供がいじめられたら、学校に言う?

画像出典元:https://houjyousyo.exblog.jp/8694666/

お子さんの気持ちにしっかりと寄り添い、お子さんが落ち着いてきたらいじめについて少しずつ話を聞いていきます。お子さんがいじめについて話せるようになるまでは、何日もかかる可能性もあります。焦らずにお子さんが自分から話せるようになるまで待ってあげて下さい。

話ができるようになり、いじめの詳細についてわかってきたら「今後どうしたいか」を親子で一緒に考えましょう。ママやパパが一番良いと考える方法は、「学校に相談する」ということでしょう。ですが、お子さん自身が「先生に言うと余計にいじめられる」と恐れて、学校に相談することを嫌がることがあります。

ですが、このまま何もしないままでもいじめはひどくなる一方です。「いじめっ子を学校に言いつけにいく」のではなく、「子供に親の自分は何をしてあげられるか」というスタンスで学校に相談しに行きましょう。以下で学校へ相談しに行くときの注意点を挙げてみました。

1.まずは担任の先生に相談

いきなり担任を飛ばして学年主任・校長など上の先生に相談に行くと、担任の先生を敵に回してしまうことがあります。最初は担任の先生に相談します。何回か学校に出向くことになりますので、担任の先生だけでなく上の先生にも相談が必要だと感じたら、学年主任の先生などの同席をお願いしましょう。

相談のアポイントを取るタイミングは?

朝は先生も忙しい場合がありますので、朝は「欠席します」とだけ伝え、放課後に再度電話してアポイントをとりましょう。

相談する場所、時間は?

相談のアポイント当日、学校で相談するのか自宅に先生に来てもらって相談するのかどちらが良いでしょうか?おすすめは「自宅で相談」です。先生にいじめのことを話すことで、ママはかなり緊張してしまうことが考えられます。いつもの自宅でなら落ち着いて話せる可能性があります。ですが、先生の都合もありますので、先生と相談して相談する場所を決めましょう。

相談の時間帯はゆっくりと話せる放課後がおすすめです。

お子さんは同席させる?

相談のときお子さんは同席させる方が良いのでしょうか?こちらについては、まずはお子さんの意思を確認し、尊重してあげて下さい。お子さんが同席することでいじめの詳細をより詳しく知り、今後の対応策を練ることが可能です。ですが、「お子さんがいじめのことを思い出してつらくなってしまう」「担任の先生に上手く伝わらなくて、対応に失望してしまう」などの恐れもあります。

ママとしては、同席するメリット・デメリットをお子さんに説明し、お子さんの意思にゆだねて下さい。

2.自分の子供から聞いた話を伝え、学校での様子を尋ねる

「自分のお子さんを100%信じる」「自分の子供は正しい」とママやパパが感じるのは最もです。ですが、それを学校側・いじめている側にそのまま伝えてしまうと、相手がかたくなになっていじめが悪化してしまうということもあります。「子供の話だけを鵜呑みにしている」と相手に感じさせないよう、先生から見てどういう状態なのか先生の意見を聞きましょう。

3.相手側の話も担任の先生に聞いてもらう

クラス全体で話をすると、いじめている側の子が逆恨みする可能性があるので、先生と相手の子だけになって個別に聞いてもらうようにしましょう。

4.他のクラスメイトにも担任の先生からクラスの様子を聞いてもらう

第三者から見てどういう状態なのかを確認しましょう。学級委員や子供と仲の良い子などに尋ねてもらいます。「親が自分の子供の話だけを鵜呑みにしている」と先生に感じさせないためにも、客観的に見てどういう状態なのかを確認してもらいます。

5.担任の先生としてどういう対応を取ってもらえるのか確認する

いじめをなくすために、先生にどのように対応してもらえるかをきちんと確認しましょう。そして、やはり相手の子からの謝罪は欠かせません。お子さんはいじめられて傷ついています。謝罪されることでその傷がなくなるわけではありませんが、「もういじめられない」とお子さんに安心してもらえるためにも、相手側からの謝罪はお願いしておきましょう。

ママやパパが担任の先生に伝えるべきことは、「子供がいじめられてとても傷ついている」「今のままでは絶対に学校へは行かせられない」「先生に言うことでいじめがひどくなることを恐れている」ということです。お子さんがこれ以上いじめられないように、きちんと伝えるようにしましょう。

相手の子の親に直接言うのはNG?

画像出典元:https://papimami.jp/47333/

大切な我が子がいじめられたら、相手の子やその親に怒りをぶつけたい気持ちはよくわかります。「うちの子に何てことをしてくれたんだ!」「謝って!」と言いたくなってしまうことでしょう。ですが、相手側と直接連絡を取って話をするのは避けましょう。

あなたにとってお子さんがかけがえのない存在であると同じく、いじめている子もその親にとって大事な子です。「自分の子がいじめなんてするはずがない」と取り合ってもらえないことがあります。そして、あなたやお子さんを「失礼な人たちだ」と思い、攻撃してくることもあり得ます。

当事者同士だけで話をすると、お互いに頭に血が上って冷静に話し合いができないことが多いです。必ずまずは学校を通して話を進めるようにして下さい。

学校は休ませていい?

いじめられていることで学校に行きたがらないお子さん。でも「このままずっと学校に行かなかったらどうしよう」「無理に行くことはないけれど、学力が遅れてしまうのが心配」など、ママの心配は尽きません。ですが、ここはまずはお子さんの気持ちを最優先に考えましょう。

行きたくないのに無理して行かせることは、お子さんにとっては非常に負担になります。「誰も助けてくれない」と絶望した気持ちにになり、心身の体調を崩したり思い詰めてしまったりすることもあります。

お子さんを追い詰めないように思い切って学校は休ませましょう。学校が人生の全てではありません。学力が遅れてしまうこと・他人とのコミュニケーション不足などが心配なママは、次項で「学校以外で勉強できる場所」についてご紹介しますので、検討してみて下さい。

親は「休ませよう」と思っていてもお子さんが「負けたくないから行く」「心配かけたくないから行く」と考えていることもあります。この場合、お子さんはがんばりすぎている状態です。「ちょっと今日はお休みしよう」と、お子さんに休んで良いことを伝えてあげて下さい。

学校以外の選択肢って?

ずっと学校を休ませていると、学業の遅れが心配になってくる親御さんもいます。「いじめられるなら学校は休ませたい」「だけど、勉強が遅れていくのは将来のためにも避けたい」と葛藤する人が多いです。また、学校を休んで外に出ないことで、引きこもりになることを恐れている親御さんもいます。

学業を続けたり家族以外の人とコミュニケーションを取ったりする方法として、以下のような手段があります。ですが、先ほども述べたように、まず優先すべきはお子さんの気持ちです。お子さんの心のケアに重点を置き、無理に「勉強しよう」と勧めないようにしましょう。

学校以外でお子さんが勉強できる場は?

  • 塾に通う
  • 家庭教師をつける
  • フリースクール

フリースクールは不登校児の受け皿として最近注目をされています。フリースクールの特色はそれぞれ違っていて、「勉強に重点を置く」「学校復帰を目指す」「子供の居場所を作る」など色々あります。フリースクールに通うことで、社会とのつながりを断ち切ることなく、他のお子さんや先生とコミュニケーションを取ることができます。

自治体によってはフリースクールでの出席が、小学校の出席としてカウントされるところもあります。自治体・フリースクールに確認してみましょう。

まとめ

まとめると、子供がいじめられているときにまずすべきことは、「子供の心に寄り添う」ということです。

  • 「話してくれてありがとう」
  • 「よく我慢してきたね」
  • 「もうがんばらなくていいよ、ママやパパはあなたの味方だよ」

ということを、お子さんにしっかりと伝えてあげましょう。学校に相談しにいくときは、

  • いじめられて子供が傷ついている
  • 今のままでは学校に行けない
  • 先生に言うことで、いじめがひどくなることを恐れている

ということを伝え、今後の対応策を担任の先生としっかりと相談していきましょう。子供が望むまま、学校をお休みさせて構いません。

いじめている側の子やその親に直接連絡を取って話をすると、騒ぎが大きくなって解決しなくなってしまうことがあります。相手側に連絡するのはやめておきましょう。

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