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就学時健康診断の検査内容とは?知能検査は何をやるの?異常が見つかった場合はどうすればいい?

      2018/11/21

来年小学1年生になるお子さんには、入学の前の年に大事な行事があります。「就学時健康診断」です。来年小学1年生になる子供達が、通う予定の小学校に行って健康診断を受けます。身体面だけではなく、言葉・知能の発達などもチェックしてもらい、入学してからスムーズに小学校生活になじめるようにするための大事な健康診断です。

今まで6ヶ月健診や1歳半健診、3歳健診などの乳幼児健診で「何も異常なし」と言われてきたお子さんなら大丈夫!と感じているママが多いですが、乳幼児健診で何回か「体の成長の遅れ」「言葉の遅れ」などを指摘されたママは、就学時健康診断も不安なことでしょう。実際のところ、就学時健康診断では何をチェックされるのでしょうか?

就学時健康診断の「検査内容」「知能検査」「異常ありといわれた場合」などについて、詳しくご紹介します。


就学時健康診断の検査はなぜ必要なの?

画像出典元:http://www.kamisu.ed.jp/ikisu/12223.html

就学時健康診断では、小学校に入学する前に検査することで体や言語などの発達の成長に異常がないかをチェックします。もし異常が見つかったり、異常のおそれありと判断されたりした場合は、「病院での診察・治療を受ける」「専門科に詳しく見てもらい、適切な療育を受ける」「入学してからも学校側と保護者が連携して、本人の学校生活をフォローする」などをして、お子さん本人が入学してからの学校生活を不安なく過ごせるようにします。

就学時健康診断の検査内容は?

画像出典元:http://weblog.city.hamamatsu-szo.ed.jp/mikkabihigashi-e/index.php?e=700

学校によって住まいの自治体や私立学校によって検査項目が違うことがありますが、多くの学校では以下のような検査を行っています。これら全ての検査をやらずに省略されるものもあります。

1.内科

お医者さんによって行われます。皮膚の色・状態などから「栄養状態」を見たり、「背骨が曲がっていないか」「心臓や消化器官に異常はないか」をチェックしたりします。

2.眼科

視力検査を行います。また、「目の病気にかかっていないか」「目に異常がないか」も眼科のお医者さんにチェックしてもらいます。

3.耳鼻咽喉科

オージオメータという機械を使って、聴力検査を行います。

4.歯科

歯医者さんに虫歯・歯並びのチェックをしてもらいます。

5.知能検査

学校の先生とマンツーマンか少人数で行います。問題文を先生が読んで、それに答えていくというものです。内容については次で詳しく説明します。

6.親子面談

普段の生活・心配なことについて、先生と個別にお話できます。

知能検査ではどんなことをするの?

画像出典元:https://blog.goo.ne.jp/miyau461/e/4388f76fde4713fe9f37259ed66fd6eb

問題用紙を手渡され、それを見ながら書いたり答えたりします。問題文は先生が読んでくれるので、文字が読めなくても大丈夫です。具体的な検査内容は以下の通りです。

知能検査の内容は?

  1. 自分の名前を書く(書けない場合は先生が書いてくれる)
  2. 「この絵の中で仲間はずれはどれ?○をつけましょう」「同じもの同士を線で結びましょう」などの問題が6,7問。終わったら自分で丸付けをする
  3. 自己紹介(「こんにちは、○○です」など。幼稚園・保育園の名前やクラスをきかれることもある)
  4. 絵を見せられて「この絵は何かな?かいてあるものの名前を言ってね」という質問に対して答える

問題に答えられなくても大丈夫です。緊張してしまっていつもの力が出せないという子もいるからです。問題文を理解しているかどうかよりも、「問題を解いている時間、落ち着いて座っていられるか」「舌足らずで話す言葉が間違っていたり(「やきゅう」を「やちゅう」と言うなど)、吃音(「こ、こんにちは」など)や言葉の遅れがないか」ということを見られています。

就学時健康診断で「異常あり」と言われてしまったら?

視力や聴力、内科の検査などの身体面での検査で異常が見つかったり異常のおそれがあると判断されたりした場合は、専門医の診察に行くように指示されることが多いです。例えば視力検査で異常有りと判断された場合には、眼科受診を勧められます。

知能検査での異常とは、「舌足らず」「吃音」「落ち着きのなさ」などです。これらがお子さんに見られた場合、以下のような流れで進められていくことが多いです。

知能検査で引っかかったその後の流れとは?

  1. 「再検査」の通知が来る(特にどこが悪かったという指摘は書いていないことが多い)
  2. 再検査を受ける

知能検査で引っかかった=「うちの子は発達障害」と不安になる親御さんが多いですが、必ずしも発達障害ではありませんので、心配しすぎることのないようにしましょう。再検査を受けて、「何も問題ありません」と言われることも多いです。ですが、中には再検査を受けた後さらに相談先を紹介されることもあります。

再検査後の紹介先ってどんなところ?

  • 「舌足らず」「吃音」言葉の遅れ」などは、自治体が行っている「言葉の教室」:話し方の練習をする
  • 「落ち着きのなさ」など発達障害などのおそれありと判断された場合には、さらに詳しい検査をするために、保健センターなどの相談窓口、自動発達支援センターなどの療育機関、小児科医:発達検査を受ける、親と面談する

相談をして教室に通う・検査を受けるなどして、相談先が「普通級ではなく、支援学校や支援級が適当」と判断する場合があります。この場合、ママやパパは夫婦でよく話し合って子供の進学先を決める必要があります。

「普通級に入れないなんて・・・」とママやパパがショックを受けてしまうこともあります。ですが、無理して普通級に入って適切なサポートを受けられずに、学校に行くのが苦痛になってしまうお子さんもいるのです。支援学校や支援級なら、少人数制で先生がお子さんをじっくりと見てくれます。お子さんに合ったサポートを受けることが可能です。

就学時健康診断の時期はいつ?

画像出典元:https://ai-kazoku.com/syugakujikensin

学校によって違いはありますが、多くは入学の前年の10月~11月に行われることが多いです。時間帯も学校によってばらつきはありますが、大体13時~15時の間に開催されます。人数が多く、混み合うことが予想されます。検査は大体2~3時間かかると思っておいて下さい。

申し込み方法は?

就学時健康診断を申し込むのに特別な申し込みなどは必要ありません。住民登録さえきちんとしていれば、お住まいの自治体から就学時健康診断の案内通知が郵送されてきます。「○○小学校に通う人は、○月△日××時~」などときちんと記載されていますので、それに従って行くようにしましょう

まとめ

まとめると、就学時健康診断には、

  • 体・言語などの発達において、異常を早期に発見
  • 「病院での診察」「専門科からのアドバイス」「学校側との連携」などをして、お子さんが入学してからの学校生活をスムーズに過ごせるようにする

という目的があることがわかりました。検査内容は

  • 身体面(内科、耳鼻科、眼科、歯科の観点からチェック)
  • 知能検査

知能検査では、問題文をどれぐらい理解しているかよりも、「落ち着いて座っていられるか」「話すときに吃音などがないか」などをチェックされています。

などです。知能検査では、

  • ○をつけたり線で結んだりする
  • 自己紹介をさせたり、質問に答えさせたりする

といった検査が行われ、「検査の最中、落ち着いて座っていられるか」「言葉の言い間違い、どもりがないか」などの確認が行われています。

就学時健康診断でもし異常を指摘されたら、再検査を受けたり、専門医による診察を受けたりする必要があります。お子さんがスムーズに学校生活をスタートできるように就学時健康診断を受けて準備をしましょう。

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