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嫁姑問題で離婚するには夫の対応が鍵!姑への慰謝料請求と実際にあった嫁姑問題エピソード

   

嫁姑問題は、いつの時代も解決することが難しい問題の一つでもあります。特に姑と同居をしている場合は、毎日顔を合わせたり同じ家の中で生活しているため、一緒に過ごす時間も多くなってしまいます。

愛する男性とその家族と一緒に自分も幸せを築こうと考えてもその気持ちが空回りしてしまったら・・・。お姑さんから嫌がらせを受けていたら・・・。離婚を考えることもあるでしょう。

では、嫁姑問題で離婚を考えたとき、それを理由に離婚をすることはできるのでしょうか。慰謝料を請求することはできる?

今回は、嫁姑問題で離婚をすることと慰謝料について、実際に離婚を決意したエピソードについてお伝えします。



嫁姑問題で離婚をすることはできる?

夫の両親と同居をしていると、夫との関係にはそれほど問題が無くても、お姑さんとの関係が悪くて離婚を考える人もいますよね。姑と良好な関係を築けない時は、それが離婚の原因になるのでしょうか。

離婚の条件について

協議離婚や調停離婚では話がまとまらなかった場合、裁判を起こして離婚請求をすることになりますが、裁判で離婚をするには一定の条件があります。夫婦の離婚が成り立つには、離婚をするにあたって法律上で必要な条件を満たす必要があります。このことは民法770条第1項にも定められています。

離婚の条件

  • 不貞行為
  • 悪意の遺棄
  • 3年以上の生死不明
  • 回復の見込みのない重度の精神病
  • 婚姻を継続しがたい重大な事由

嫁姑問題で離婚をしたいと考えたとき、上記5つの条件に当てはまるものがありません。ですが、5番目の「婚姻を継続しがたい重大な事由」については、場合によっては当てはまることもあります。

姑との関係が離婚したい理由の場合は夫の対応がポイント

姑との関係が悪くて離婚を考えたとき、そのことだけを理由にして離婚をすることはできません。これは、上記の離婚をするにあたっての法律上の条件を満たしていないことが原因になりますが、「婚姻を継続しがたい重大な事由」として嫁姑問題が当てはまる場合には、離婚ができる可能性もあります。

ここでポイントとなってくるのが、嫁姑問題に対する夫の対応です。

姑からの酷い態度や仕打ちに対して夫が適切な対応を行ってこなかった場合、それによって妻のストレスや精神的な負担が増えてしまうと、そのことを離婚の理由として申し立てることができます。

離婚は夫婦間の問題です。そのため『姑の言動』を直接、離婚事由にすることはできません。

離婚を認めてもらうためには、姑の嫁いびりに対し夫の対応が悪く、その結果『婚姻関係の継続が難しい』と証明することが必要です。

引用元:離婚弁護士ナビ

姑との確執で離婚が認められる可能性がある夫の対応

  • 妻の話に真剣に耳を傾けない
  • 姑の肩ばかり持つ
  • 姑の嫌がらせや暴言をそのままにする
  • 妻をのけ者にして姑と家庭のことを決める
  • 妻がストレスに感じているのに問題の解決をしようとしない
  • 嫁姑問題に無関心
  • マザコン

上記のような場合は、嫁姑問題であっても裁判で離婚が成り立可能性があります。

嫁姑問題で離婚した場合の慰謝料について

姑からの嫌がらせや酷い仕打ちによって離婚を考えるようになった場合、姑に慰謝料を請求したいと考える人もいるでしょう。

ですが、離婚は基本的には夫婦間の問題です。姑のことが離婚の理由になっても、離婚の裁判を申し立てた時に、一緒に姑に慰謝料を請求することは難しいことになります。

もし本当に姑に慰謝料を請求したいと考えるのであれば、離婚の裁判とは別に、姑に対して慰謝料を請求する裁判を起こす必要があります。

離婚裁判はあくまで夫婦間の裁判になります。この裁判で姑に対し、慰謝料を請求することができません。

直接姑に慰謝料請求したい場合、離婚裁判とは別に、慰謝料請求訴訟を起こす必要があります。

引用元:離婚弁護士ナビ

姑に対して慰謝料請求の裁判を起こした時、長い期間ずっと姑からの暴言やいじめに合っていたり、そのことが原因で離婚をすることが認められた場合は、慰謝料請求が認められることもあります。過去には、実際に姑への慰謝料請求が認められたという事例もあります。

実際にあった嫁姑問題エピソード

嫁姑問題は実際にどのようなことが問題になるのでしょうか。実際にあったエピソードを見てみましょう。

孫は嫁に渡さない姑が原因で離婚・A子さん(36歳)のエピソード

姑にとっては初孫となる男の子を出産したときの話です。出産をして自宅に帰ったとたん、産まれたばかりの息子を私の腕から奪い取った姑。いい気持ちにはなりませんでしたが、初孫だしかわいいのだろうと思って、最初のころはあまり気にしていませんでした。

ですが、その行動が日を追うごとにどんどんエスカレートしていったのです。

ある日、息子が泣いている姿を見て姑が私に言いました。「こんなに泣くなんて母乳の出が悪いのではないか?」と。母乳とミルクの混合育児だったので、そんなことはないと姑に訴えましたが、姑は全く話を聞いてくれませんでした。

姑は私が息子に授乳をしている姿を見るようになりました。そして、「やっぱり母乳の量が足りていない」とか、「乳首の形が悪いから出ないんだ」と言い出すように…。嫌悪感しかありませんでした。

そのストレスからか、どんどん母乳がでなくなり、母乳で育児をすることを諦めました。

その後も姑の子育てへの干渉は続き、夫に訴えても何の解決にもならなかったため、私は離婚を決意しました。今ではシングルマザーとして、息子と一緒に幸せに生活しています。

夫への愛が私よりも強かった姑・B子さん(37歳)のエピソード

姑は若いころに義父に先立たれ、女手一つで夫を育てたからか、夫のことを心から愛していたと思います。私が作る料理は栄養のバランスや塩分・油が多いと言い、姑の分と夫の分の食事は姑が用意していました。

夫婦の寝室の掃除も勝手にしないでほしいと何度もお願いしているのに、私がいない隙に掃除をしていて、夫婦のプライバシーも考えてもらえませんでした。

私の物を勝手に処分したり、私がフルタイムで働いていたため、職場で浮気をしているのではないかとずっと疑われていました。

姑の勝手な妄想を理由に、夫のことはほとんど姑が世話をし、まるで私はいらないもののうような毎日。夫にも辛い気持ちを話しましたが、どちらの味方もできないと言われ、子供ができる前にと思い離婚を決意しました。今思えば、私は姑にとって夫を奪ったよその女だったのではないかと感じてしまいます。

離婚をする前に後悔しないか考えて

姑のとの関係が悪く、毎日の生活が辛くてたまらないと思っても、離婚届を出す前にもう一度考えてみてください。結婚は姑としたのではなく、好きになった夫としたのだということを。

姑からの嫌がらせなどで結婚生活が耐えられないと思ったときは、自分は誰と結婚したのか、夫に対して愛情は感じないのかなど、夫婦の状態をもう一度考えてみる事が大切です。

離婚をすると、姑は嬉しいと感じるでしょう。でも、あなたは離婚を後悔するかもしれません。なぜなら、あなたは愛する人と結婚したはずなのですから。

嫁姑問題で夫への愛情がなくなってしまったのなら、離婚という選択肢を取るのも良いでしょう。でも、姑から離れたいという理由で離婚をするのであれば、後から後悔する可能性もあります。

離婚をする前に、これらのことを考えてから最終的な決断をするようにしましょう。

まとめ

嫁姑問題は離婚を考えてしまうほど深刻な問題です。離婚は夫婦間のことですから、姑との関係が悪いだけでは離婚をすることができません。

夫が姑との関係に無関心であったり、夫婦間でこのことについて相談できない・妻の場闇を聞かずに問題解決に非協力的な場合は、裁判で離婚を申し出ても認められる可能性があります。

嫁姑問題は、当事者にとってはとても辛い問題です。ですが、姑との関係が悪いことだけを理由に離婚をしてしまうと、後で後悔することもあります。

しっかりと問題と向き合いながら、離婚について考えるようにしましょう。大切なのは、自分の人生を後悔しないように生きることです。幸せな未来に向かって進めるようにしてくださいね。

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