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立ち会い出産、事前準備や陣痛から出産までのパパの役割を紹介

      2018/09/19

妊婦さんにとって出産はいよいよ赤ちゃんと会えるという嬉しさがある半面、陣痛や出産時の痛みやつらさもすさまじいものです。そんなときそばにパートナーである夫がいてくれると心強いのではないかと考える人もいますよね。

私は一人目を立ち会い出産でしたが、やはり一人目で不安だったということもあり夫がいてくれてよかったと今では思います。

そこで、立ち会い出産のために準備すべきことや、実際に立ち会い出産をした体験を紹介します。



立ち会い出産の準備

立ち会い出産と聞くと、出産時に分娩室についていけばいいんでしょ?と思う人もいるかもしれませんが、何も準備をしていないと焦ることがあります。

それどころか、最悪の場合立ち会いが許可されないということもあるので、しっかりと準備をしましょう。

妊娠8ヶ月ごろまでに

まず妊娠8ヶ月ごろまでには済ませておきたい準備があります。これは妊婦であるママだけでなく、夫であるパパがしなくてはいけないことも多いので夫婦でしっかりと準備について確認しましょう。

かかりつけの産婦人科での準備

助産院は立ち会い出産ができないということは少ないですが、個人病院や総合病院は病院によっては立ち会い出産や陣痛室への付き添いも禁止している病院があります。その場合は病院の方針に従わなければいけないので、まず最初に立ち会い出産が可能かを確認しておきましょう。

立ち会い出産が可能でも、事前に申告していないと当日分娩室に入れない病産院もあります。妊娠8ヶ月ごろまでには必ずかかりつけの産婦人科に、「立ち会い出産希望」だということを伝えましょう。

また、立ち会い出産をする場合、後期母親(両親)学級への夫婦での参加が必須だという病産院もあるので、かかりつけの産婦人科での確認をしましょう。

両親学級への参加が必須ではなくても、出産の流れや危険性を理解するためにも、できればパパも参加すると望ましいです。

職場への報告

妊娠8ヶ月ごろになったら、パパの職場への報告をしましょう。出産はいつ始まるかわかりません。予定日はおおよその目安というだけで、その日に出産する人のほうが少ないくらいです。

なので、立ち会い出産を希望する場合は、予定日付近の仕事の日程調整をし急遽仕事を休むことになるかもしれないということを職場の上司はもちろん、同僚にも了解をとっておきましょう

臨月になったら

臨月になったらいつ出産になってもおかしくありません。立ち会い出産を希望するときは、パパはすぐに連絡がとれるように携帯電話を手元に置いておきましょう。仕事で携帯電話の頻繁なチェックが無理な場合も、休憩時間などにこまめに携帯電話をチェックするようにすると安心です。

また、飲み会などの付き合いもできる限りは控えていざというときいに備えましょう。家での飲酒もママと一緒に病産院に向かう際に困ることになりかねないので、できる限りは控えたほうがいいです。

立ち会い出産の持ち物

出産や入院に必要なものは事前にママが準備していますが、陣痛や分娩時にパパが持っていると便利なものを紹介します。下にあげるものは特に病産院の許可は必要ないものばかりですが、もし持ち込んで良いか心配な場合は一言病産院側に確認しておくと安心です。

  • テニスボールやゴルフボール
  • ストローつきのペットボトル
  • うちわ
  • カイロ

テニスボールやゴルフボール

陣痛がくるとママはいきみたくなりますが、子宮口が全開になるまではいきんではいけません。そんなときに肛門あたりを押さえると我慢ができるのですが、テニスボールやゴルフボールは押さえるのに役立ちます。

また、腰が痛くなるので腰をマッサージするのにも便利です。

ストローつきのペットボトル

陣痛のときも分娩のときも呼吸が速くなったり声を出したりするので、喉が乾きやすいです。そんなときに飲み物があれば助かりますが、寝ている体勢でも飲めるようにストローつきのものを用意しましょう。

飲み物はジュースや炭酸飲料は避け、水やお茶がいいでしょう。

うちわ

季節に関係なく陣痛で痛みが強くなったり、分娩時に体力を使ったりするのでママはとても暑くなります。ママが扇いでほしいようなら扇いであげましょう。

カイロ

陣痛のときに使います。陣痛のときに腰やお腹を温めると痛みが和らぎます。腰をさすって温めるのもいいですが、さする場所や力加減が違うとデリケートな陣痛中のママは不快に思うこともあるので、念のために用意しておきましょう。

意外と忘れがちなパパの準備

おしるしや陣痛、破水があり慌てて病産院にかけつけると、意外と忘れがちなのがパパの食事です。

陣痛から出産まで初産婦さんだと短くても数時間はかかります。例えば夕方5時に病産院へ駆けつけて、陣痛で苦しんでいるママの横についているとしたら、パパは何も食べられずに夜を過ごすことになります。

大きな総合病院などは食堂やコンビニがありますが、個人病院や助産院はないところが多いです。入院した時間によってはママの食事は出ることがありますが、当然パパの分はありません。

軽くつまめるもの(おにぎりやパンなど)を用意できるときは用意して持っていきましょう。もし用意できなかった場合は、医師や助産師に「まだ時間がかかりそうか」を聞いて、ママの許可が出たら近くのコンビニやスーパーに買いにいきましょう。買いにいく場合もなるべく30分以内には戻るようにしてくださいね。

陣痛から出産まで

陣痛が始まると、いよいよ赤ちゃんと会えるのもあと少しです。陣痛や出産の痛みやつらさ、不安と戦うのはママ本人ですが、立ち会い出産の場合はそんなママをパパが支えることができます。

陣痛や出産のときにパパができることを紹介します。

病産院に行く前に

パパが仕事場から病産院へ駆けつける場合やアウトドアを楽しんだ後の場合、最低限服だけは清潔なものに着替えましょう。汗にまみれていたり、泥だらけの服では衛生上良くないですし、生まれたばかりの赤ちゃんを不潔な服に近づけたくないですよね。タバコを吸う人もタバコの匂いがしない清潔な服に着替えてくださいね

また、普段カツカツと歩くときに音がする靴を履いている人は、運動靴などなるべく静かな靴に履き替えましょう。私の経験ですが、夜中の授乳を終えてやっと寝ようというときに、病室の外からドスドスカツカツと足音が聞こえて更に大きな声で話していて寝られないということがありました。

病産院にいるのは自分たちだけはありません。他の妊産婦さんにも迷惑がかからないような服装を心がけましょう。

陣痛のときにパパができること

陣痛は出産の前段階で、短い人は数時間、長い人は数日かかる場合もあります。陣痛ははじめは「いたたた・・・」くらいのお腹の痛み、徐々にその痛みの間隔が短くなり強くもなっていき、子宮口が全開になるころにはママにとってはつらい痛みが3~4分に1回はやってきます。

陣痛が軽いとき

陣痛が軽いうちは、まだママには会話をしたり笑ったりする余裕があります。楽しいことを話したり、好きな音楽を聞かせてリラックスさせてあげましょう。

痛みが強くなってきたら

徐々に痛みが強くなってきたら、腰や背中をマッサージして痛みを和らげてあげましょう。マッサージといってもわからないという場合は、さすってあげるだけでも大丈夫ですよ。

ただ、陣痛中はママはとてもデリケートになっているのでマッサージされている場所や力に違和感を感じると「もういい!」と言われてしまう場合もあるでしょう。

そういうときもママの気持ちを最優先して「うまくできないけど、そばにいるからね」という気持ちをママに伝えてあげましょう。うまくマッサージをすることより、そばにパートナーがいることの安心感のほうが大切です。

分娩直前

陣痛がもっと強くなり、もうすぐ子宮口が全開というときになったら陣痛の痛みは最高になります。その痛みからママの体は熱くなり、汗をかいたり喉がかわいたりします。

用意したうちわで扇いだり、ペットボトルの飲み物を飲ませてあげましょう。飲み物は、ペットボトルを持つのも辛いという人もいるので、パパが持って飲ませてあげてくださいね。

分娩のときにパパができること

分娩のときにパパができることは、医師や助産師の邪魔にならないようにママの頭側に立って見守ることです。足側は赤ちゃんが生まれてくる様子が見えますが、助産師や医師が分娩の手伝いをしていますので、許可されない限りは頭側にいましょう。

ママへの声かけは?

ママへの声かけとしては、

  • もうすぐ赤ちゃんに会えるね
  • 何をしてほしい?

こういった前向きになれる言葉や気遣う言葉をかけましょう。間違っても「疲れた、眠い、俺だって休みたい」などという言葉は言わないように。

また、無事に出産が終わったら「頑張ったね、ありがとう」とママをいたわる言葉をかけてあげてくださいね。

注意すべきこと

立ち会い出産の際に注意すべきことは、まず分娩の邪魔にならないように配慮すること。そして頑張っているママや赤ちゃんを最優先に考えてあげることです。

出産は何があるかわかりません。例えば私は第二子を出産したとき、へその緒のトラブルで医師も助産師も総出で赤ちゃんをいち早くお腹の外へ出そうと尽力してくださいました。後から医師に聞いた話ですと、このような場合は立ち会いは遠慮してもらうとのことです。

万が一トラブルがあった場合、分娩室から出るように言われることもありますが、その場合は速やかに指示に従いましょう。

ビデオやカメラは持ち込んでもいい?

出産の様子をビデオや写真に収めたいという場合、それらの持ち込みを禁止していないかかかりつけの産婦人科に確認しましょう。許可している場合でも、頭側からのみ撮ってもいい、足側はNGという場合もありますのでルールをしっかりと確認しておいてください。

また、その上でビデオや写真を撮られたくないというママもいます。その場合はママの気持ちを最優先にしてください。ビデオ撮影をする場合も、撮影ばかりに夢中になりすぎず飲み物を飲ませてあげるなどママのサポートもしてあげられるようにしましょう

立ち会い出産の体験

前述のとおり、私は一人目を出産したとき立ち会い出産でした。そのときはやはり初めての出産ということもあり、夫が傍にいて声かけをしてくれたり飲み物をくれたりすると心強かったのを覚えています。今考えると陣痛から出産まで約20時間、よく耐えてくれたなとも思います。

立ち会い出産をして一番よかったところは、一番に子供の顔を見せてあげられた点だと私は思っています。出産の様子と子供の顔を見ることによって、妊娠時はあまり父親としての自覚がなかったように思う夫も、一気にパパになるのだと思えたということです。

また、生まれて数分の我が子の写真が残っているのも、とても良い点です。今でもその写真はよく見返しています。

注意すべき点は、やはり分娩時の立ち位置。助産師さんに「旦那さんあっち行って!」と何度か怒られていました。夫は仕事の都合で両親学級には参加できませんでしたが、やはり慌てないためにも二人で参加すべきだったと思います。

まとめ

立ち会い出産は初産婦さんにとっては、パートナーがそばにいてくれるというだけで心強いものです。赤ちゃんはママだけの赤ちゃんではなく夫婦の赤ちゃんですので、出産は女性の仕事、男には関係ないということはありません。

立ち会い出産に決めたときには、パパも出産について流れや危険性、自分ができることを十分に学んで出産を頑張るママを支えてあげましょう。

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